<沼津魚市場>

 沼津港では約350種の魚が年間6万トン水揚げされます。

 主なものは、サバ、アジ、マグロ、カツオ等の近海水産物です。
9〜5月に解禁になるトロール漁(底引き漁)では、手長エビ、ボタンエビをはじめとする10種類ものエビや深海魚が
水揚げされます。また全国的に有名なアジの干物は、国内生産高1位を誇っています。

 現在の沼津魚市場「イーノ」は、魚類の安全性と鮮度維持のための水産複合施設として、2008年に完成しました。
最新の機能、設備を備えた市場には、見学のための専用通路も設けられています。
 近隣の保育園や小学校からも子供達が見学に訪れます。職員に案内してもらうこともできますので、沼津にお泊り
の際は早起きして、ぜひ活気あるセリの様子を見に来てください!

< 沼津の干物は日本一!>
 

  沼津市はアジの干物の「生産量」が日本一!
 
  沼津で「アジの干物」が作られるようになったのは、江戸時代末期から明治初期と云われています。半農半漁の
暮らしをしていた人々が、仕事の合間に自家消費用として干物の加工をしたのがその始まりとか。
  
  その後この地域の、少ない雨量、強い西風、という干物に適した気象条件と、駿河湾で新鮮な魚が水揚げされた
ことから商品として「干物」が製造されるようになりました。
また、沼津という立地が首都圏から近いことも干物の加工が盛んになった理由のひとつとされています。

  沼津港周辺にはたくさんの干物屋さんがあり、その店自慢の干物が味を競い合っています。
ぶらぶら歩きながらお気に入りの味を見つけて下さい。
  
  
   
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