11月25日 フタリノ夜 〜強敵(とも)との闘いの夜-前編-〜



好き嫌いの話




















姫「私は甘エビとかはあまり好きじゃないんだよねぇ・・・」









私「へー、美味いと思うがね」









姫「いや、別にエビが嫌いなわけじゃなくて」









私「まー、おっしゃりたいことはなんとなくわかるさ」



















姫「どっちかっていうとエビフライのイカの方が好きなのよね」


















私「エビフライのイカ!?



















・・・・・・・・・・・・・・・・


















どーも

片手にショットグラス

心に妄想

唇にウィスキー

背中に落書きを




投げっぱなしジャーマンが得意技で有名のミナミです



















元々土曜日は悪友かさぺとキュウで呑むはずだったんだが、かさぺが仕事の関係上ヒマがないってんで延期。ヒマになったおいらは激しい闘いの夜を求め、 強敵とかいて『とも』と呼ぶ彼・・・そう、Gとの決着を着けに・・・私は命をかけて単身・・・

まぁ要するにサシで呑んだ


















その日はどういうわけか親父と祖母と3人で昼食に寿司などを食いつつ日本酒をあおる

明るいうちからの日本酒は美味い









親父「17時から飲み会だからほどほどにしないとな」









といいつつ熱燗を追加するアホが1人いたせいでそれなりに酔った

そらそうだ

ほとんどすきっ腹で真昼間から1人2合も飲めば酔っ払うわ
















さぁそんな例外にもれず明るいうちから飲んでGの家に突入

今日のメニューはピェンロー

ピェンローを知らない人は早速やほー検索してみるとよい

ご丁寧に妹尾河童先生の解説付きで出て来るはず









腹も満ちたらモルト祭り

今日の手土産はキルフェボンの特選「丹波産大納言のタルト」

生粋の飲兵衛の私がケーキとな!?

ふふふ

そう思った輩は若輩ものよ

なんとこのケーキは生クリームにシングルモルトの雄「ザ・マッカラン」を使用しているのだ

ほんとこれ考えた人すげーバカ(最大限の褒め言葉です)

マッカラン、そして和三盆を加えた生クリームは秀逸

私が自分の金で野郎にケーキを買って行くなど恐らくこのケーキ以外はないだろう









もう一つの土産がグレンリベット21年アーカイブ

並行ものでディスカウントの店で買ってお値段8500円

いったいサシ飲みにいくら使うつもりだ

しかしこいつがまた美味い

通常の18年から3年置いただけでこんなに変わるかと言うくらい美味い

グルメ日記じゃないので詳細は省くが、Gと2人、まさに大満足のモルト
















アーカイブで気を良くしたのか・・・

まぁそれもあるが、強敵(とも)である私たちがサシで呑んだ時のペースは異常だ

ロングのカクテルを数杯

モルトを7杯・・・くらい?

そして・・・撃沈


















この物語は、泥酔の時代を駆け抜けた

熱き漢達の呑み会の記録である


















オチが考えつかずに長くなったので後編に続く・・・




















11月26日 ヒトリノ夜 〜強敵(とも)との闘いの夜-後編-〜



目が覚めた

思ったより二日酔いがひどくな・・・いわけがない

まぁしかし今日は単独でGの家に来てるわけだし

最悪夜まで回復してなくても構わない <ぉぃ









昼食は「なか卵」でうどんを食い、再びダウン

やばい

体温がまったく上がらない

カラダが完全に機能不全である

完全に動く気力がないのでもう少し寝ることにした









浦和レッズの試合を見ながらダラダラしてたら(試合もダラダラだった)少し回復の兆し

体温が上がってきた感じ



















「肝臓って16時くらいから働くらしいよねー」



















15時半に飲み始めました

どんだけ待ち切れないんだよ

もちろん翌日仕事だから適当に切り上げて帰るつもり



















「まぁGの家を20時半くらいに出れば帰れるかな・・・」



















この考えが間違いだった

なにせ強敵と書いて友と呼ぶおいら達ですから

20時半ってアンタ

オレらが5時間も飲んで無事なわけがないだろう









飲んでる時の記憶力は壊滅的に悪いので何を飲んだかは確かではないが、

ジンリッキー、ブルドック、アラスカ、マティーニ・・・そしてモルト・・・



















さぁ

なんだか記憶があちこちで飛んでるが、

とりあえず20時半になったので帰ることに(Gは既に記憶がありません)

じいは駅まで見送りにきてくたよ(Gは既に記憶がありません)

そしておいらは気がついたら・・・・・・


















・・・・・・・・・23時46分・・・・・・・・・・・・・・・・



















・・・・・・・・・・埼玉県小川町・・・・・・・・・・

(注:私は川越に住んでいる)


















11月の深夜の寒空

上り電車ナシ

駅前にはローソン1件のみ



この状況でどうしろと・・・

とりあえず家に電話



















私「迎えに来・・・」









母「おがわまちぃ!? 無理 わかんない 無理」









私「いやいや、東松山のほんのちょっと先だよ」









母「だから小川町なんてわっかんないから無理」









私「いやそこをほら、おしてお願いいたしてるわけですよ」









母「タクシーで帰ってきな」


















11月の深夜の寒空

上り電車ナシ

駅前にはローソン1件のみ



鬼がいました



















だからロンリーロンリーせつなくてー♪



















瞬間アタマに色々なモノがよぎりました

さて、どうしよう

ローソンで始発まで5時間とか無理です

財布を確認したら1万円あった

タクシーの運ちゃんに自宅まではいくらか聞いてみる


















「あー、2万はしないと思うけど?」



















助けてください

誰か助けてください



















『あの・・・カード使えます?』









「使えないねー」



















助けてください

誰か助けてください



















いよいよもってやばくなった

この近辺に住んでた仲の酔い友人たちはすでに皆引っ越していない

とりあえず東松山まで行ってみるか

何もない小川町の駅前にいるよりはマシか

東松山も何もないが高校時代に通っていたので知っている街だ

意を決しタクシーに乗る

駅前に何か出来てればもうけもの









タクシー代6000円

そして東松山駅

変わってない何も変わってないよ

オレの高校時代(10年前)から何も変わっちゃいない

ほんと変に変わったりしないでオレこの街大好きだよ(精一杯の皮肉)









さぁ

またどうしよう

始発は5時くらい

目の前の居酒屋は3時で終了

すでに二日酔いが始まり体力も気力もすでに限界が近い

何かないのか・・・何か・・・



















やみくもに動くのはあまりにも自殺行為

しかたなく最後の希望

国道407号バイパスまで出ればマンガ喫茶があったはずだ

いつも通り過ぎるだけ

クルマの中から風景として見ていたおぼろげな記憶

ほんとにあるだろうか・・・

しかしもう考え付く選択肢はない

行くしかない

片道徒歩で25分あるけど

















・・・・・・・・・・・・・25分後(AM1時過ぎ)・・・・・・・・・・・・・



















あった

あったよ

ようやく見付けた

なんだか入会金がどうとか言ってるがどうでもいい

早く案内してくれ

















幸せを感じた夜も一瞬

あっという間に朝

・・・帰らねば・・・







よろよろしながら起き、再び駅まで徒歩約25分

6時半・・・ようやく自宅に着く

7時・・・出勤のため出発

地獄のような長い1日だった



















最後に家に朝帰りした私を出迎えた母の言葉を



















「あら、朝までローソンにいたの?」



















そんなボケはいらないよ母さん