酒井先生が講座で紹介された参考作品 【クリックで拡大】
2011年9月18日 北海道の講座で披露された新シナリオです。重なりのあるダイナミックな大玉ころがしが100%の成功率でかけます。運動服ではないカラフルな服バージョンです。芸術は写真ではありません、運動服をカラフルな服にして面白い作品を楽しみましょう。
材料 茶色画用紙 鉛筆
用具 絵の具セット 太いサインペン 鉛筆
たての構図の作品例と、横の構図の作品例をみせる。
たてか横かを選んで、紙を置きなさい。
大玉を鉛筆で薄くかきます。横向きの人は次のようにします。
(酒井先生の参考作品より) (酒井先生参考作品より) (酒井先生参考作品より)
たて向きの人は次のようにします。
大きさをチェックする。酒井先生は講座で時間をかけて全員をチェックされていた。
ノートなど別の紙に人の書き方を練習させる。板書しながらかき方を教える。
「500円玉くらいの顔をかきます。」
「体は頭にまっすぐにならないようにするのがコツです。」「手と足をかいて、つなぎます。」
動きをつけるには、手を足を思いきってはなすんです。
「顔と帽子をかきます。何を着せるかなんて考えません。」
たての構図の子どもたちを集めて演示する。その後よこの構図の子どもたちを集めて同じように演示する。
頭を500円くらいの大きさでかきます。体を首とまげてかきます。
手をかきます。ころがしているなら手を玉にあてます。手はおもいきって大きめにかきます。もう1つの手は、どこでもいい。にぎっていてもいいです。
足をおもいきって、離してかきます。短足はダメです。紙の端ぎりぎりまで離します。こんなに離して大丈夫?というくらいです。くつは後。はだしでかきます。
ぼうし、顔、耳をかきます。目は大きめにかきます。女の子は髪をなびかせるとよいです。
服は袖からかいていきます。くつをはかせるようにかきます。
子どもたちを集めてやってみせる。最初に白からぬる。色をややドロドロに作る。
目をぬりつぶす。(後でサインペンで黒目をかく) その他白いところを全部ぬってしまう。これは細い面相筆などでやるとよい。
その他の色も必ず白を入れなさい。
絵の具に白を混ぜると不透明水彩になって、下の色を消すことができる。必ず白を入れる。(黒以外)以下も教師がやって手本を見せる。
【赤+白で頬や唇をぬる】
【黄土色+白で指や手の線を消す】
アクセントとして、肌にも少しぬっておくと不自然でなくなる。
【目がかわいたら、マジックで目を入れる】
目を入れると俄然表情がでる。ペンの細い線でつめをかいて白を入れてもよい。
子どもたちは重なりを恐れる。必ず、集めて演示してみせる。
もう1人をかきます。重なってかきますが、かきかたは全く同じです。
500円玉くらいの顔をかく。違うほうを見ていてもいい。
体をかく。頭に対して曲げるとよい。
手と足をかく。このときに重ねるとよい。つなぐときに注意する。顔と帽子もかく。
もう1人をぬります。やり方は全く同じです。
大玉をきっぱりきめて、サインペンでかきます。
多少大きさを変えてもいい。かいた後は鉛筆の線をけしごむでけす。
大筆でドカーンとぬります。
これも演示する。小筆でこちょこちょかかない。赤(白)をダプンと出す。これが少ないとだめ。大筆でドーンとぬる。手のそばは小筆で細かくぬるが、大筆でドンとぬるのを教えることも大切。
少し黄色を後からぬると「色気がでる」
白線は動きをつけるためにかく。ななめにするとよい。自信がなければえんぴつでうすくかいてもよい。
手前や奥に空きがある場合は、カラーコーンや応援する人を配するとよい。
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