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酒井式 「運動会 大玉ころがし」(服がカラフルバージョン)

TOSS空知大沼靖治
作成日2011年9月20日
更新日2011年9月24日

酒井先生が講座で紹介された参考作品 【クリックで拡大】

2011年9月18日 北海道の講座で披露された新シナリオです。重なりのあるダイナミックな大玉ころがしが100%の成功率でかけます。運動服ではないカラフルな服バージョンです。芸術は写真ではありません、運動服をカラフルな服にして面白い作品を楽しみましょう。

材料  茶色画用紙  鉛筆

     

用具  絵の具セット 太いサインペン 鉛筆  


講座参加者の作品展サイトはこちら

1 大玉の位置を決める。

たての構図の作品例と、横の構図の作品例をみせる。

たてか横かを選んで、紙を置きなさい。

大玉を鉛筆で薄くかきます。横向きの人は次のようにします。

          
(酒井先生の参考作品より)           (酒井先生参考作品より)                                        (酒井先生参考作品より)

たて向きの人は次のようにします。

      

 大きさをチェックする。酒井先生は講座で時間をかけて全員をチェックされていた。

2 人をかく練習をする 

ノートなど別の紙に人の書き方を練習させる。板書しながらかき方を教える。
「500円玉くらいの顔をかきます。」
「体は頭にまっすぐにならないようにするのがコツです。」「手と足をかいて、つなぎます。」

動きをつけるには、手を足を思いきってはなすんです。

「顔と帽子をかきます。何を着せるかなんて考えません。」

3 人をサインペンでかく

たての構図の子どもたちを集めて演示する。その後よこの構図の子どもたちを集めて同じように演示する。

頭を500円くらいの大きさでかきます。体を首とまげてかきます。

       

手をかきます。ころがしているなら手を玉にあてます。手はおもいきって大きめにかきます。もう1つの手は、どこでもいい。にぎっていてもいいです。

足をおもいきって、離してかきます。短足はダメです。紙の端ぎりぎりまで離します。こんなに離して大丈夫?というくらいです。くつは後。はだしでかきます。

        

ぼうし、顔、耳をかきます。目は大きめにかきます。女の子は髪をなびかせるとよいです。

   

服は袖からかいていきます。くつをはかせるようにかきます。

   

2 1人目の色をぬる

子どもたちを集めてやってみせる。最初に白からぬる。色をややドロドロに作る。

目をぬりつぶす。(後でサインペンで黒目をかく) その他白いところを全部ぬってしまう。これは細い面相筆などでやるとよい。

その他の色も必ず白を入れなさい。

絵の具に白を混ぜると不透明水彩になって、下の色を消すことができる。必ず白を入れる。(黒以外)以下も教師がやって手本を見せる。

【赤+白で頬や唇をぬる】

  

【黄土色+白で指や手の線を消す】

   

 アクセントとして、肌にも少しぬっておくと不自然でなくなる。

【目がかわいたら、マジックで目を入れる】
目を入れると俄然表情がでる。ペンの細い線でつめをかいて白を入れてもよい。
 

4 重なっているもう1人をかく 

子どもたちは重なりを恐れる。必ず、集めて演示してみせる。

もう1人をかきます。重なってかきますが、かきかたは全く同じです。

500円玉くらいの顔をかく。違うほうを見ていてもいい。
体をかく。頭に対して曲げるとよい。

   

手と足をかく。このときに重ねるとよい。つなぐときに注意する。顔と帽子もかく。

   

   

5 重なっているもう1人をぬる

もう1人をぬります。やり方は全く同じです。

 

6 大玉をかく

大玉をきっぱりきめて、サインペンでかきます。

多少大きさを変えてもいい。かいた後は鉛筆の線をけしごむでけす。

大筆でドカーンとぬります。

これも演示する。小筆でこちょこちょかかない。赤(白)をダプンと出す。これが少ないとだめ。大筆でドーンとぬる。手のそばは小筆で細かくぬるが、大筆でドンとぬるのを教えることも大切。

少し黄色を後からぬると「色気がでる」

7 白線 カラーコーン 応援する人をかく

白線は動きをつけるためにかく。ななめにするとよい。自信がなければえんぴつでうすくかいてもよい。

手前や奥に空きがある場合は、カラーコーンや応援する人を配するとよい。

 
応援する人(酒井先生見本作品より)
 

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