試しに切った紙のうち気に入ったものを1つ選ばせる。
「選んだものをはじにおきなさい。」
「これから作る顔に似合いそうな色のつや紙を選びなさい。」
「同じに折りなさい」
「参考にして同じように切りなさい。口や鼻は切っても切らなくてもいいです。」
ためしに作った顔の形で一番気に入ったものをもとにしながら、つや紙を同じようにゆっくりと切らせる。口は切っても切らなくてもよい。
ここからがポイントである。必ず作るのは目と口。ぎょろりと見開いた目からつくる。
すぐには貼らない。思いついた目の部品を作っては、あれこれと配置してみる。
次に口を作る。これも配置をいろいろ変えて、自分の気持ちにぴったりあったおばけの表情になるようじっくり試行錯誤させる。(口を切りとった場合は裏から紙をはる。)
後は作らなくてもいいのだが、じっと見ているうちに、眉毛などを思いつく。それもつくっては配置してみる。また、じっと見る。これを繰り返すのである。
こうすることで、苦手な子も次々とイメージをふくらませていくことができ、初めは思いつきもしなかったおもしろい形をつくることができる。
「必ずつくるのは目と口です。ぎょろりと見開いた目からつくります。どんな形のぎょろ目がにあうか考えます。数は2つでも3つでもかまいません。」
「じいっと見ます。どんな目がにあうかな?」
このHPは、ここの説明で、部品をドラッグできるようになっている。最初に目が3種類でてくる。マウスでいろいろ配置してみせる。次は口、眉毛、模様・・などと、いろいろ配置して見せる。
「こんな目はどうかな?」「こんなおもしろい顔にもなるね」
「すぐに貼りません。自分の気持ちにぴったりあった表情になるまであれこれ動かします。」
「次は口をつくります。これもあれこれと配置して、気に入った場所を決めます。まだ貼りません。」
「これで終わってもいいのだけれど・・・じっと見ます。するとつけてみたい模様が浮かんできます。たとえばマユ毛。」
配置をまた、いろいろ変えてみせる。これを繰り返していく。ここでの注意は2つ。飾りは左右対称にすること。飾りの面積が半分をこえないこと。
これも操作しながら説明する。
「すべての配置が決まったら、のりでしっかり貼り付けます。」
部品のふちまでしっかりのりをつけるように指導する。