顔ができたら、今度はそれを凧に仕上げていく。
まずは尾をつける。1mの紙テープを5本ほど用意する。
「尾をつくります。5本の紙テープをたばねなさい。」
「ずらしなさい。」
「テープを巻きなさい。」
「凧の裏の一番下に貼りなさい。」
その後、表を向けて、上から4分の1のところにコンパスで穴をあける。その4分の1を割り出すのに紙テープを4つ折りにする方法を使う。
「上から4分の1の所に穴をあけます。定規がわりに紙テープを同じ長さに切りなさい。」
「4つに折ります。」
「コンパスで穴をあけなさい。」
表面から糸を入れて後ろの竹ひごに結びつけて、竹ひごをテープで固定する。テープの貼る位置は3箇所。
「2回以上しばりなさい。」
「上・下・穴の所と3箇所テープでとめなさい。」
「竹ひごが、はみ出している所を切り取りなさい。」
ストローを2cmくらいのところで、折り曲げておりまげる。指示通りの場所にテープで固定する。
次は「凧をふくらませる」作業である。ストローを重ねて、中心(竹ひごのところ)で、ストローを切る。
片方のストローを指でつぶしてさしこむと凧がふくらむ。
わからない子がいたら何回でも見せる。
「竹ひごのところで、ストローを切ります。」
「片方のストローの先をつぶしてさしこみます。」
「さしこんでいくと凧がふくらみます。」
これで完成。ストローはテープで固定しない。掲示したりしまっておく時は、はずして開くと作品が傷まない。
形により、バランスよく飛ばない場合は、穴の位置や尾の長さや数で調節させる。