エルトン・ジョン |
来日公演の時のエントン・ジョン (1971年10月3日来日) |
エルトン・ジョン/イエス・イッツ・ミー |
1947年3月15日イギリスのミドルセックス州ピナーに生まれる。 4才でピアノを習いはじめ、12才の時にルイスリップ・ノースウッド音楽祭に出演、見事なピアノを披露して好評を得た。 その後、ロックンロールの影響を受け、ロックバンドを組むようになる。 1967年、新人作曲家の募集に応募し、詩人のバーニー・トービンと知り合い、以来コンビを組むようになる。 「Lady Samantha」という曲が、高い評価をうけてスリー・ドック・ナイトがとりあげ、以来、多くのアーティストが彼の作品をレパートリーに加えるようになった。 そして、アメリカでは、アレサ・フランクリンの歌った「人生の壁」の大ヒットによって、エルトン・ジョンの名は大きく注目されるようになった。 そのうちに、「Your Song」を自ら歌い、これが大ヒットとなり、シンガー=ソング・ライターとしてのエルトンの才能も高く評価されるようになる。 70年代のヒット曲数は、アメリカ27曲、イギリス25曲、日本10曲である。 初ヒットとなった曲は、アメリカでは4枚目の「人生の壁」(70年全米92位)、イギリスでは6枚目の「君の歌は僕の歌」(71年全英7位)、日本では4枚目の「フレンズ」(71年オリコン67位)。 最もヒットした曲は、アメリカ・イギリスではキキ・ディーとの「恋のデュエット」(それぞれ1位)、日本ではこの曲「イエス・イッツ・ミー」(13位)である。 この曲が日本での最大のヒットとなった理由は単純である。 英米で人気急上昇中だったエルトンが、71年10月に初来日をはたし、その記念盤として発売されたのがこの曲だった。 なお、この曲はイギリスではヒットせず、アメリカでは発売すらされていない、日本のみのヒット曲である。 |