今回も、北海道のヒットランクを掲載しました。 アーティスト紹介は、マッシュマカーンとジェリー・ウォレスです。 |
1970年HITS 11月〜12月 |
曲 名 | アーティスト | 11/ 4 | 11/11 | 11/18 | 11/25 | 12/ 2 | 12/ 9 | 12/16 | 12/23 |
悲しき鉄道員 | ショッキング・ブルー | 1 | 1 | 2 | 4 | 5 | 7 | 9 | - |
夜明けのヒッチハイク | バニティー・フェア | 2 | 4 | 5 | 9 | - | - | - | - |
つばめのように | ジリオラ・チンクエッティ | 3 | 3 | 4 | 5 | 7 | - | - | - |
男の世界 | ジェリー・ウォーレンス | 4 | 2 | 1 | 1 | 2 | 2 | 2 | 3 |
長い夜 | シカゴ | 5 | 5 | 6 | 3 | 3 | 5 | 7 | 8 |
アイ | トム・ジョーンズ | 6 | 6 | 7 | - | - | - | - | - |
恋のテクニック | エジソン・ライトハウス | 7 | 7 | - | - | - | - | - | - |
悲しみの兵士 | シルビー・バルタン | 8 | 8 | 9 | - | - | - | - | - |
愛のフィナーレ | ミルバ | 9 | - | - | - | - | - | - | - |
ゴー・アウェイ | 1910フルーツガム・カンパニー | 10 | - | - | - | - | - | - | - |
霧の中の二人 | マッシュ・マカーン | - | 9 | 3 | 2 | 1 | 1 | 1 | 1 |
京都の恋 | ベンチャーズ | - | 10 | 8 | 7 | 8 | - | - | - |
あなたのとりこ | シルビー・バルタン | - | - | 10 | 6 | 4 | 3 | 3 | 6 |
ピノキオ | ダニエル・ビダル | - | - | - | 8 | 6 | 4 | 8 | 10 |
サークル・ゲーム | バフィー・セントメリー | - | - | - | 10 | - | - | - | - |
魔法 | ルー・クリスティー | - | - | - | - | 9 | 6 | 5 | 2 |
ミスター・ロンリー | レターメン | - | - | - | - | 10 | 8 | - | - |
雪が降る | アダモ | - | - | - | - | - | 9 | 4 | 5 |
悲しき初恋 | パートリッジ・ファミリー | - | - | - | - | - | 10 | 6 | 4 |
バイ・バイ・ラヴ | サイモン&ガーファンクル | - | - | - | - | - | - | 10 | 9 |
傷あと | ジャンニ・ナザーロ | - | - | - | - | - | - | - | 7 |
マッシュ・マカーン/霧の中の二人 |
ぶっきらぼうな野郎ハーモニーとたわいもない歌詞(「アイ・ラヴ・ユー」にもいろいろな意味があるいうことを歌ったもので、邦題の「霧の中の二人」とは一致しない)、おまけに下手な英語。 アメリカではそこそこのヒット(全米31位)だったが、日本ではニール・セダカの「恋の片道切符」(59年)に似たノリで小気味のいいリズムとマイナーな曲調が受けて大ヒットした。(71年1月11日付オリコン1位) キーボードを多用したソフトなアレンジも当時としては斬新だった。 メンバーはピエール・セネカル、ブライアン・エドワーズ、レイバーン・ブライク、ジェリー・マーサーでモントリオール出身の男性4人組。ここはフランス語圏なので英語が下手なのだ。 このヒットで、ゲス・フー、ライトハウスに続くカナディアン・ロックの雄となるかと思われたが、典型的な一発屋となってしまった。 |
ジェリー・ウォレス/男の世界 |
チャールズ・ブロンソンが出演した、マンダムの男性化粧品CMソング(日本のみ発売。100位以内32週、1位3週)。 このジェリー・ウォレスはもともとウエストコーストのカントリー&ウエスタン歌手で、この時まで2枚のアルバムを出していた。 ちなみに、オリコンチャートに入ったのはこの1曲のみで、それが1位という、まさに一発屋の代表といえる。 この日本での大ヒットに元気づけられたか本国アメリカでも息を吹き返し、70年代中期までカントリー・ヒットを飛ばし続けた。 マンダムは当時、丹頂株式会社から発売されていたが、この商品のヒットにより後に社名をマンダムに変えた。 |
4作目の洋楽NO1 男の世界/ジェリー・ウォレス 1970年10月19日付オリコンTOP10 1.男の世界/ジェリー・ウォレス 2.京都の恋/渚 ゆう子 3.手紙/由紀 さおり 4.走れコウタロー/ソルティー・シュガー 5.噂の女/内山田 洋とクール・ファイブ 6.命預けます/藤 圭子 7.銀座の女/森 進一 8.男と女のお話/日吉 ミミ 9.X+Y=LOVE/ちあき なおみ 10.私生活/辺見 マリ |
オリコンでの洋楽NO1は、最初がビージーズの「マサチューセッツ」で2曲目はサンモン&ガーファンクルの 「サウンド・オブ・サイレンス」、3曲目はメリー・ホプキンの「悲しき天使」である。 なお5曲目は、今回紹介したマッシュ・マカーンの「霧の中の二人」となっている。 1968年4月1日 オリコンTOP3 1.マサチューセッツ/ビージーズ 1週 2.恋のしずく/伊東ゆかり 3.ゆうべの秘密/小川知子 1968年9月9日 オリコンTOP3 1.サウンド・オブ・サイレンス/サンモン&ガーファンクル 2週 2.シー・シー・シー/ザ・タイガース 3.思案橋ブルース/高橋勝とコロラティーノ 1969年1月27日 オリコンTOP3 1.悲しき天使/メリー・ホプキン 1週 2.涙の季節/ピンキーとキラーズ 3.恋の季節/ピンキーとキラーズ |
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1997年9月21日作成 |