ANGRA & BLIND GURDIAN (2/6 ZEPP NAGOYA) レポート:修ちゃん

名古屋講演のオープニングはブラガから。
初来日以来のブラガは、バックドロップもステージセットも全くない、楽器とスピーカーだけのステージでした。これは少し寂しかったかな。
選曲については、この数年ブラガから少し遠ざかっていたので、私にとってはなじみの薄い曲もあったけれど、充分に満足できました。いつまでも昔の曲にしがみつかれるのは、バンドにとっては必ずしも全面歓迎はしてもらえないかも知れないけれど、やっぱり
Welcome to dyingは特別でした。NewアルバムからのFlyもやってくれて満足。この曲はかなり好きだけど、生にはきつそうな曲なので心配していましたが、予想どおりフェイク満載のボーカルで、贔屓目に見ても(聴いても)厳しい状況でした。たぶん次のアルバムのツアーではもうやらないかも・・・と思うと、それだけに遭遇できたのはラッキーと考えることにします。全般的には、大好きバンドのライブなだけに満足できました。ただ、ANGRA目当ての人たちにどう映ったかは、ブラガファンとしてはやや心配。今回はブラガファン100%のライブでなかったせいもあってか、ファンの歌声もかなり控え目でした。私が歌心を強くそそられたのも、Welcome〜とImagination〜、Bard song(どれも古いね・・・)ぐらいでした。初来日の時には、ほとんど歌いっぱなし(叫びっぱなし)で、自分の情熱をぶつけていた時間だったことを思うと、今回はバンドが提供してくれたものを受け止めた時間だったように思います。20代の自分と40代目前の自分の違いだとは思いつつも、ブラガ様自身も、ステージパフォーマンスをもう少し磨かないといけないのでは?と余計なお世話のおっさんモードにもなりました。なんだか、FAIR WARNINGを見た後と一緒の心境・・・。
でも、ブラガはやっぱり大好きなので、これからも私のお気に入りリスト上位をキープすることでしょう。

続いては
ANGRA。腰痛を抱える私は、ブラガ終了時にひと休みしたところで疲れがどっと出てしまい、後半戦を前に不安いっぱいでした。おまけに、1stと最新アルバム、その前のコンセプトアルバム以外はあまり聞き込んでいない私としては、ついていけるかもちょっぴり心配でした。でも・・・。
いきなりオープニングに
Carry on。これは私にとってOZZYがいきなりParanoidを、MAIDENAces high(遭遇したことないけど・・・)をやるようなものです。最高の反則!
本日のメインということでセットもちゃんとあって・・・なんてことはどうでもいいぐらい、カッコいい立ち上がり!
その後も立て続けに魅せ続けてくれました。二人のギタリストが看板の
ANGRAですが、ベースのお兄ちゃん(名前は知りません)もかっこよかったです。髪の毛を何度も何度もかきあげる仕草があまりにも金八先生的だった歌い手も大健闘でした。
でも、やっぱり二人のギタリストですよ。このバンドは。とにかく魅せまくってくれました。
It’s a HEAVYMETAL
みんなで太鼓を叩いての演奏も、初めての自分には新鮮で好印象。終盤、ラファエル以外のみんながパートを変更してのショータイムも拍手拍手!
「次も
ANGRAは見に行こう」帰りは満足いっぱいの気持ちになれました。インフルエンザの息子を妻に預け、学生の補講授業も延期にして行った甲斐のあった3時間でした。

おまけ:
添付の写真は
ANGRA15周年記念のツアーシャツです。さすがブラジル人。サッカーのゲームシャツ仕様だなんて100%私のためですね!早く暑い季節にならないかと楽しみにしながら部屋に飾っています。