IRON MAIDEN−SOMEWHERE BACK IN TIME WORLD TOUR'08
(2008/02/16 幕張メッセ No.3ホール)
アイアンメイデンの歴史を振り返るワールド・ツアーの第2弾“Somewhere Back in Time World Tour 2008”行ってきました。"Early Days Of Tour 05"(初期4作からの楽曲のみを演奏したツアー)は、残念ながら来日せずに終わったが、今回のツアーは1〜7作からセットリストが組まれることになっている。かれこれメイデンライブは7度目の出陣である!初のメイデンライブは87年のSomewhere In Time Tourだった。Aces Highでメイデンを知り、Live After DeathのHallowed Be Thy Nameを聴いた瞬間、私のHMに対する情熱が一気にスパークした。今回のツアーは私にとっても集大成的なライブであると思い、同胞の”まぐろくん”を引き連れて(っていっても、その呼び名で呼んだ事ないけど・・・)幕張へ向かった。幕張メッセの駐車場に到着すると札幌ナンバーや神戸ナンバー等全国からメイデンファンが集結している。開場時刻に出向くとライブ会場はbRホールだが、入場はbQホールから整理番号順に会場入りだ。(bQは入場整列&グッズコーナー)主催者側には申し訳ないが、要領が悪い!今回はオールスタンディングなので各自のポジションを探す。私達はPA後方に陣取った。見やすいとは言えないが、前方はやばいと分かっているので、このくらいで良かろう。ホールのサイドもリアも何時の間にか埋まっていた。何人ぐらいだ?3000人いるのかな?
おなじみのライブ開始前の合図となったDoctor Doctorが流れ出す!(この時、前方のオーディエンスはとんでもないことになったらしい。後からファンサイトのHPで知ったんだが、将棋倒しになり何人か踏み倒されたとか・・・原因は外人がモッシュ・ピットを起こした為とか。)怒涛の盛り上がりだ!歓声から手拍子へと変わり、さらにメイデンコールが沸き起こる!Doctor Doctorが終わりホールの照明が全暗へ・・・。そしてスピットファイアのエンジン音が鳴り響き、青のライティングになった!Churchills Speechだ!(この瞬間!この瞬間を体感したくてここまで来たんだ!)"WE SHALL NEVER SURRENDER!!"そしてここに来た大半のオーディエンスはこの曲の為にやってきたと思うであろうAces Highだ!キタ━━━━(゜∀゜)━━━━ッ!! 青と白のライティングがフラッシュする!カッコよすぎるこのイントロで涙があふれ出す!イントロ部分はオリジナル音源が使用されてメインリフからライブ音源となる。Live After Deathで聴くとその替わり際がはっきりと分かるが、今回はそれがまったく違和感なしに流れるように入った!見事である!ブルースの声量もLive After Deathの時とは段違いだ!(でも、かなり辛そうだったけど・・・)まったくもってすご過ぎるAces Highに圧倒された。(もうチョイ音がでがい方がよかったが・・・基本的にメイデンは音小さめだと思いません??)※ファンサイトHPに幕張ライブ動画みれるよ!要チェック!!
鉄壁の流れの2Minutes To MidnightをへてRevelationsへ。これがまた実にカッコ良い!中間部から疾走するギターパートがいい!あと何気ないギターのハモリも!この曲自体聴くのが久々なのか「こんないい曲だったっけ!?」って思った。
Wasted Yearsは87年の Somewhere In TimeTourの時以来だ。その時はテンポが速すぎで思わず笑ってしまった事を思いだしたが、今回は通常の速さだった(笑い)この曲好きなんだけどライブ向きでは無い様に思える。その逆がCan I Play with Madnessだ。キャッチー過ぎでメイデンらしくないこの曲なんだが、Dance Of Desth Tourの時に実にライブ向きな曲だと思った。
ライブは中盤に差し掛かる!Rime of the Anicent Marinerだ!俺的に今回のハイライトはこの曲だ!(オープニングを除いてね!)思わずメインリフに合わせて頭を振ってしまう!中間部のSEが流れスティーブのベースから疾走する悶絶ギターパートは凄い良かった!今現在の演奏技術とPAシステムをもってすれば、全てのメイデンの曲はライブで可能であろう!今回のセットリストを見てRime of the Anicent Marinerでは一休みだなって思った自分が恥ずかしく思う。ごめんなさい。きょーれつにカッコ良かった!(みなさんもこの曲聴きかえしてみて!)
Heaven Can Waitではファンの中から選ばれた?ラッキーな人達がオ・オ・オー!の大合唱に参加!スティーブが埋もれて隠れいたのには笑った。
Run to the Hillsを経て、今回のセットリストは外されると思ったFear of the Dark!個人的にはここはSeventh Son of a Seventh Son にしてほしいかったが、言うまでも無く大合唱!Iron Maiden、Hallowed Be Thy Nameともに絶対外せないナンバーなのだろう。
Iron Maidenが始まるとバックドロップはSomewhere In Timeのジャケットになりエディーサイボーグが登場!87年の時と同じだ!使い回しなのかな?なんかでかく感じた。3メートル以上あったかな?
アンコールではデイブのアコギからMoonchildへ。今回のセットリストの中で予想できなかった曲目だ!ラストはA Matter Of Life Death Tour同様Hallowed Be Thy Name!いかなる場合でもこの曲は本気モードだ!頭を振りながらよろめいてしまう。気持ちと身体がついていかないのだ!例えて言うなら、子供の運動会で気持ちだけ先走りこけてしまうお父さん状態。そんなこんなでライブ終了!ホールを後に、やはり今回はAces Highにつきる!もうライブでは聴けないのかな?そして、往復800km以上一人で運転してくれた、まぐろくんに感謝!おかげで美味しいビールが飲めました!(金さん)
Set List
01. Intro - Churchill's Speech
02. Aces High
03. 2 Minutes to Midnight
04. Revelations
05. The Trooper
06. Wasted Years
07. The Number of the Beast
08. Can I Play With Madness?
09. Rime of the Ancient Mariner
10. Powerslave
11. Heaven Can Wait
12. Run to the Hills
13. Fear of the Dark
14. Iron Maiden
15. Moonchild
16. The Clairvoyant
17. Hallowed Be Thy Name