IRON MAIDEN FESTIVAL (2004/02/07 大阪城ホール) | ||||||||||||
THE IRON MAIDEN FESTIVALin大阪城ホール!時が来た!!(byケロちゃん)日本で人気急上昇のSONATA ARCTICA
2002年度BURRN!年間ベストグループARCH
ENEMY、そして宇宙規模の崇高なる王者IRON MAIDEN!我が敬愛なる
3バンドが1度に観られるなんてまさに夢の様な瞬間である。しかしながら、城ホールは超満員とはならないのが今のHM
の現状であり、なんとも寂しい限りである。やはり周りを見渡すと我々と同世代(30代)が実に多いことに気が付く今の若者達はいったい何を聴いているのだろうとおもわず疑ってしまう!そんな事はともかくオープニングはソナタだ私とChubo君はTシャツ1枚になりはやくも全開モード!昨年の再来日同様Abandoned, Pleased,
Brainwashed, Exploitedではじまった。やはり周りは静かである。で〜もそんなんはお構い無しである!8th
Commandmentではヘドバンのウォーミングアップを通り越え本気モードなのだ!トニーの「サムイカーイ」の挨拶にはある意味”さむさ”を感じて笑えた。まぁ、オープニングアクトだからしょうがない部分もあるがもうちょい盛り上がってほしかった。
ラストのThe Cage終えたころにはほどよい盛り上がりだったので新たなファンを獲得したことだと思う。個人的にはFullMoonやWolf&Ravenをやってほしかった。 30分間をおいてARCH
ENEMYの登場だ!1昨年のライブはすばらしかったのだが肝心のアモット兄弟のギターの音が小さかったのが気がかりで今回はどうかな?と思ったがオープニングのSilent
Warsリフが飛び込んできたらそんな不安も吹っ飛んだ!ギターが前にでている!完璧である!ソナタの時はさぁ〜振るぞぉ〜だったが自然と振らされている!そして次のBurning
Angelのかっこよさといったら・・・鉄壁のリズムにアモット兄弟の華麗なるツインギターが加わり、最強の歌姫
アンジェラのデスボイスが襲い掛かる!前回より数段良いライブパフォーマンスである。アメリカサーキットを経験し一回りBIGになっている!特にアンジェラ!美しくてかっこよい!何より一生懸命さが伝わってくる!惚れちまったぜアンジェラねーさん!The
First Deadly Sinで狂喜乱舞し(Dr.のダニエルの足技凄すぎ)5thで1番好きなDead Eyes
SeNoFutureで〜らい・・・デッド・アイズね(笑い)ってデズ声で叫ばしてもらった〜!そしてまさかのBridge Of
Destinyが聴けるとは思いもよらんかった。ラストの超泣きツインリードは身震いがするほど美しいハーモニーだった。Snow
Boundで再び泣かされRavenousへと雪崩込んだそして間髪いれずドラムのダダダダッダダダダッ・・ラストはEnemy
Withinだ強力ナンバーでライブは幕を閉じた。「び〜すとおぶま〜ん!!」とchubo君が叫び続けるが2アクト目にしてはなかなかの曲数やってくれたし、6月ぐらいに単独公演も決定しているのでBEAST
OF MAN やSILVER WINGはその時までお預けだね!
エネミーの強烈なライブが終わりセットチェンジの為しばしの休憩に入る。トイレまで真っ直ぐ歩けない。身体がふあふあしている。ジャイアントスイングを30回転くらったダメージと同様(くらったことあんのかよ!)だ!メイデンを前に力尽くのか?いやいやたとえ花道でのタイガースープレックスをくらってでも力尽きるわけにはいかんのだ!(んなもんくらったら即死だけど・・・)次はメインのメイデンなのだから!水分補給をして席にもどる。そしてDOCTOR,DOCTORが大音響で流れ始めた!あきらかにこの曲が終わるとメイデン登場の合図だ!スラッシャー前田氏はドクタードクターに酔い痴れ満面の笑みを浮かべ納得の表情をしている。さぁ〜客電が消え場内総立ちだ!やはり前2バンドとはくらべものにならない盛り上がりだ!壮大なSEが流れライトがセットを映しだす!もちろんフルセットだ!おおおおぉぉぉっ!オープニングWildestDreamsだ!今まで大人しくライブ観戦していたまぐろくんもここぞとばかりに暴れだしている!もちろんホールは「あ〜いもんまぁ〜うぇ〜い」の大合唱だ!そしてWrathchildだ!縦ノリのこの曲はやはりライブには欠かせない!我々は大振りのヘドバンで応戦する!バックドロップがSEVENTH SONのエディーに変わった。Can I Play With Madness!メイデンにしてはあまりにもポップ過ぎて好きではないがやはりライブだと全然良い!そしてバックドロップがユニオンジャックを持ったエディーに変わった!数あるエディージャケットの中でも私は一番好きなジャケットだ!もちろんThe Trooper!怒涛の4連続プレイで死にそーになった!ここでちょっとしたハプニングが起きた!どうもドラムが壊れたらしい。メイデンのプロフェッショナルスタッフが修理に入る。どうやら数分かかるみたいだ。そこで時間をつなぐ間ブルースはマイクをニコに持たせ頬打ちウィリアム・テルを披露してくれた。価値ある余興も観れ、ライブは再開した。 ニューアルバムタイトルトラックのDance Of Deathだ!力強くしかもめっちゃ上手く歌い上げるブルース、完璧な演奏、ミュージカルを観ているみたいなライブパフォーマンス、涙がでてきた・・・素晴らし過ぎる。Dance Of Deathを終えると稲妻&雨音の効果音でRainmakerが始まる気持ちいほどのデイヴのギターが炸裂する!しゅうちゃんお気に入りナンバーだ!ギターメロディーを歌いまくっている!彼は10数年ぶり のメイデンライブなだけに感極まっている事だろう。静から動へと劇的に展開するBrave New
Worldが次の曲だ!スティーブがおなじみの飛び跳ねながらベースを弾いている。ここ最近のスティーブはおとなしめの印象がある。かつてのような最前列のオーディエンスの首をかっ斬る程のスティーブのウルトラショット”髪の毛打ち”はもう見れないのかな?ライブは中盤にさしかかる。銃撃戦の戦闘シーン効果音がホールに響きわたる!ふとメタリカのONEのイントロを思い出す。バックドロップはパッシェンデールの戦いで戦死した兵士が映し出され、クリアトーンのギターが響きわたる。Paschendaleだ!そしてギター、ベース、ドラムが交差する時のライティングはまさに銃撃戦の如く演出されている。演奏もさることながらブルースのボーカリングの説得力と言ったら・・・あ〜参りました。数日前の北米ツアーでステージ上で転倒し肋骨を折った人とはおもえましぇーん!あなたはHM界の霊長類最強の男だ!Lord
Of The Fliesで一休みし(どう考えてもここはThe Evil That Man Doではないでしょうか?)No
More
Liesへと移り再び雄たけびを上げる!そして、そして、私とまぐろくんはお祈りポーズをメイデンに捧げた次がマイフェイバリット1ソングHallowed
Be Thy
Nameだからだ!笑いたければ笑えばいい、古館一郎の言葉をかりるなら”いかなる情熱な言葉もこの二人の中には入り込めない”状態なのだ!命懸けである。しかしまだ燃え尽きるわけにはいがない。ブルースに一点のライトがあたる!”ふぃあ!・・・おぶ・ざ・・・・だーく”と言って吹き消すとライトは消えステージは闇と化した!Fear
Of The
Darkがはじまった。イントロからすでに”オーオーオオオーオオー”の大合唱が沸き起こる!メイデンの全てを凝縮した超名曲だ!そして、”すくりーむふぉみーおおさか!”じ・あいやん、めいでーん”最後の力を振り絞れ!Iron
Maidenだ!鎌を持った巨大なエディーが登場しショーはクライマックスへ・・・
アンコールはJourneymanではじまった。3人のアコギが美しい音色をかもし出す。数少ないメイデンバラードに酔い痴れ
The Number Of The
Beastでもう一度奮い立たせる!エディーが再登場しヤニックと格闘する!最後はデイヴの笑顔にやられたみたいだ。そいでもってあいかわらずクールにエイドリアンはギターを弾いてるしー。ラストは
Run To The
Hills で締めくくった。メイデンコール!拍手喝采とともにライブは終了?で〜も、chuboとりあえず言っとけや〜”ランニングフリ〜っ!!”chuboの雄たけびで、ライブは終了!(定番化しとる)。いいじゃん、ブルースが言ってたよ「メイデンはこのツアーで終わりだなんてくだらねぇことほざいてる奴がいるが俺たちはまた戻って来るぜ!」って。まだまだメイデンには頑張ってもらわないとな!俺も聴き続けるし行き続けるし振り続けるぞ!・・・最後の言葉はやっぱりサンキュー、スティーブ!! (金さん)
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