お茶の製造工程

茶の葉の摘採・搬入 蒸し 冷却 葉打ち
4月中旬〜下旬頃からお茶の生産が始まります。生茶葉は、手摘み、茶摘み機などで摘みとられ、荒茶工場へ運ばれます。 集められた茶の葉を蒸し機へ送り、綺麗にして茶の葉を蒸気で蒸します。 蒸された茶の葉の表面の水分を取り除きながら冷やします。冷却すると、葉緑素(緑色)が残ります。 葉を振るいながら、熱風で乾かします。
精揉(せいじゅう) 中揉(ちゅうじゅう) 揉念(じゅうねん) 粗揉(そじゅう)
熱を加え形を整えながら乾かします。 茶の葉を再びもみながら熱風で乾かします。 茶の葉に力を加えて水分の均一をはかりながら揉む。 揉みながら熱風で乾かします。
乾燥 市場・問屋へ 仕上げ総合機へ 乾燥(火入れ)
荒茶工場(製茶工場)での作業はここまで。「荒茶」と言う状態のお茶が出来上がります。これを市場で競りにかけられ、問屋さんにて緑茶に加工されます。
次は緑茶仕上げ工程です。
揉みあがった茶を調整しながら充分に乾かします。
その後、出来上がったお茶を全て混ぜ合わせ、30kgづつ袋(大海)、ダンボールに詰めていきます。
荒茶は、大小さまざまな形状で混じり合っているので、機械にてふるい分け、大きい物は切断して形を整えます。また、唐箕機にて粉などを取り除いたり、棒取り機にかけたりして綺麗な状態にします。 お茶を更に乾燥させると同時に、各店舗独特の香や味を引き出します。
※先にふるいい分けられた物を、別々に火入れしたり、混ぜてから火入れしたりと、店舗によって異なります。
皆様のご家庭へ 専門店へ 出荷
注文に応じて100g等の袋や缶に詰めていきます。
問屋さんから、通信販売している方は、ここから専門店を通さず直接みなさまのご家庭へ届きます。