秋川渓谷(広徳寺周辺)【あきる野市】
広徳寺周辺にある秋川渓谷（あきがわけいこく）では､秋になると燃えるような美しい赤色に染まった紅葉を見ることができます｡ 秋川は多摩川の支流の中でも最大規模の川で、あきる野市から檜原村（ひのはらむら）にかけての全長約20kmほどを「秋川渓谷」と呼んでいます。広徳寺は映画「五日市物語」の舞台としても使われた寺で、この広徳寺の高台の下に位置している渓谷が秋川渓谷です。
秋川渓谷には複数の橋がありますが、特に人気の高いスポットは石舟橋（いしぶねばし）です。石舟橋では紅葉の美しさを引き立てる吊り橋を遠くから一望できることに加え、橋の上からの眺めも絶景。澄んだ川の流れや雄大な山々は、東京ではなかなか見ることのできない大自然の景色です。そして石舟橋を渡った先には温泉施設「瀬音（せおと）の湯」があり、無料の足湯も用意されています。
また、広徳寺での紅葉狩りもおすすめ。広徳寺の境内にはあきる野百景にも選ばれている二本の大銀杏がそびえ立っており、秋になるとたくさんの落ち葉が絨毯（じゅうたん）のように敷き詰められて鮮やかな黄金色の景色に包まれます。
秋川渓谷は秋の行楽シーズンにぜひおすすめしたい紅葉スポットのひとつです。
紅葉の見頃時期：11月中旬から12月上旬
場所：秋川渓谷
最寄駅：JR五日市線「武蔵五日市駅」徒歩24分