マ ツ ム シ
飼育しているマツムシは、全て自家採集したものです。     
累代飼育(ブリード)は、難しい部類に入るかもしれませんが、一度孵化に成功すれば簡単で、毎年良い声で鳴いてくれます。                                                                
飼育方法と言うほどのものではありませんが、中〜大ケースに赤玉土を1/3程入れ、水分を霧吹きにて与えて成虫を入れます。(あまりたくさん入れると、脱皮の際に共食いが見られるので注意)
ポイントは、
薄い木の板やススキ(根が付いているもの),ササの茎を多数土に刺してやる事です。
この板や茎で脱皮がうまく行き、又、隠れ家となる様でムシ達が落ち着きます。
産卵は、ススキの茎や根の部分、ササの茎に産卵しますので、是非、土に刺して下さい。 

餌は、ナスやキュウリとカツオ節,金魚のフレーク状の餌,市販のスズムシの餌をあげています。

湿度は、成虫の飼育では、土の表面が軽く濡れている程度〜乾燥気味が良く、週一回程度、霧吹きで、軽めに水をあげて下さい。
    
待望のマツムシの幼虫が、2003年6月1日に孵化しました。
体長は約3mmです(左上の写真)    
例年通りにクツワムシ等より、約1ヶ月〜遅れで誕生です。      
マツムシには吸盤があり、ケースをよじ登って来るので、フタとケースの間に網戸のネットを挟んで逃げ出さない様にして飼育します。       
左は、6月17日のマツムシです。 
体長は約8mm程  
どんどん大きくなります。  
あと1ヶ月で♂♀の判別可能になるでしょう。
  
7月2日撮影  マツムシの脱皮の様子
です。体長は約2cm近くになりました。
この辺りから♂♀の判別が可能になります。この個体は♂でした。 
生後1ヶ月目のマツムシの様子です。
順調に育っています。            
ほとんどがススキやササの茎の先端
近くにいます。        
8月8日撮影  昨日♂が成虫になり
ました(左は♀の終令幼虫)  
孵化から約2ヶ月で成虫になる様です。
鳴き出しは
8.13でした。     
マツムシの飼育について       
見難いですが、交尾のシーンです。 
後述のカンタンと同様に鳴いている♂
の胸部に♀が入り込みます。     
8.30撮影             
 
上の写真2枚はマツムシがササの茎に産卵をしているシーンです。                  
左側は土に差し込んであるササの茎をかじって穴を開けて、その穴に産卵管を挿入している場面です。       
右側は倒れているササの茎に上記と同じく穴を開けて、その穴に産卵管を挿入しています。       
ササは枯れていても全く問題ありません。                                  
成虫が死んでもササやススキなどケースに入れてある産卵床の植物は、汚くなっても捨てられません。

撮影2003.9.4
下の写真は2004年5月16日に孵化した待望のマツムシです。      
毎年、孵化すると今後の成長が楽しみです。  去年より約2週間早い誕生です。 
                
孵化一ヶ月後の子供達です。
体長は約7o程です。   
毎年の事ですが、成長が
楽しみで毎日ケース内を 
見てしまいます。      
今年は孵化率が良い様子
でたくさん子供が誕生しました。
撮影2004.6.12      
孵化後、約2ヶ月(2004.7.7)様子です。      
今年も順調に大きくなっています。     
マツムシはもう1つケースを増やさないとダメな位に今年はたくさん孵化しました。              
あと1ヶ月もすれば成虫になるはずです。          
     
とにかく餌のナスと削り節を良く食べます。餌をあげると一斉に群がって来ます。 
体長は大きいので1.5p程です。                    
終令のマツムシです。 
撮影:2004.7.22 
                                    

あと1週間程すれば成虫の姿も見られるかも
・・・楽しみです。      
     
2004.8に成虫になりました。     

現在はまだ、終令と成虫が混ざっています。            
すでにチンチロリンと鳴いています。            
羽化は8月初でした。
 
             
2005.5.30に孵化しました・・・毎年6月1日前後に孵化しています。          
左上の写真はおそらく1時間以内に孵化したマツムシの幼虫と思われます。
身体が白く、動きもありません。            
右上の写真は前日の5.30に孵化した幼虫です。           
すでに、身体がしっかりとして動きも敏捷です。 
以上撮影:2005.5.31
         
上の写真はマツムシが産卵したススキの根元と茎の様子です。       
左は産卵した痕が中央の茎に見られます。           
右は根元で、この写真ではわかりませんが、土の中に卵が見られました。    
又、見難いですが、右上に幼虫が1匹写っています。         
繁殖は以上の様にススキの根元の部分をケースに根っこごと埋めて、
土の中と茎の部分に産卵させます。 
                  
撮影:2005.6.29のマツムシの様子です。       
孵化後約1ヶ月経ち、体長も5o程に成長しました。      
ケース内では、現在も孵化が続いている状態です。       
過去のデータより、約1ヶ月ちょっとで成虫になる予定です。  

マツムシは順調に育っています。  
2005年のマツムシは11月上旬まで鳴いていました。          
孵化数が少なかったのですが、採集が順調で、又、新たな採集場所も開拓できましたので、来年の2006年度は孵化数も伸びると思っています。     
今年の余品数は非常に少なく、メールを下さった方々にはご迷惑をお掛け致しました。             
来年は私自身の体調管理も万全にし、HPもより充実した内容にと、頑張って行きます。           
よろしくお願い致します。             
2006年5月20日孵化しました。      
通年より、約10日早く孵化しました。               
去年から今年の4月位まで寒い日が多かったので、孵化日もいつもよりは遅れると思っていたのですが、早めに孵化しました。               
写真の中央部の裂けた茎の上に乗っています・・・見難くて申し訳ありません。
左側の茎には、3箇所産卵痕があります。又、中央部の裂けた茎はススキですが、この根本部にも産卵していました。                       
今年は、孵化数が伸びそうな予感がします。                    
余品も発生しそうですので、その時はご報告致します。 
    
          
左の写真は、孵化後約1ヶ月半のマツムシの様子です。 
毎年と同じく、元気で順調に育っています。         
まだ、雌雄の判別は不可能ですが、1〜2回脱皮をするとはっきり雌雄
が判別できると思います。               
撮影:2006年7月3日     
          
2006年7月29日に♂が羽化しました            
やはり通年通り、孵化後2ヶ月での羽化でした。               
鳴き出しはいつになるか・・・過去のデータからは、5日後ですが。。。  

左は8月4日撮影の♂の成虫への脱皮後の状態です。          
7月29日に脱皮した♂は、8月2日よりコオロギの様なリーリーと     
鳴き出しましたが、8月4日よりチンチロリンと鳴き出しました。        
羽化後、6日目で本来の鳴き声を出してくれました。             

2007年以降も累代飼育は引き続き行っております。      
飼育状況に於いて特記事項が発生した場合、当ページにて紹介して参ります。 
マツムシの累代飼育は一回でも繁殖が成功すれば比較的に簡単です。   
是非、当ページを御参考になさって、充実した飼育が続けられる事を願っております。