『千少庵茶室大図解』出版(2017年)
千家第二代を継承した千少庵(せんしょうあん)は、千利休の娘婿で、
義父の影に隠れがちだった、比較的マイナーな茶人なのですが、調べるほどに凄い茶人。
以下は、amazonサイトでの紹介文。
〜国宝茶室「待庵」は、本当に千利休の作なのか?〜
秘められた茶匠、千家第二代千少庵の茶室を一冊にまとめた初の単行本。
克明なペン挿画200図以上を駆使して、その全貌を詳細緻密に解析する。
少庵の「西芳寺湘南亭」「麟閣」の徹底図解を中心に、利休「待庵」、織部「燕庵」、
遠州「密庵」との比較検証を通して、不遇の天才茶人・千少庵の実像にせまる。
表紙やカラー頁は、ペンと透明水彩で描いています。
全200頁、図版と文章をたくみに対応させています。
写真は一切なく、いわば絵本感覚で読むことができます。