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雑記
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No.19 <ブラウザと表示容量限界> 2003.10.19
ある時、用事があって珍しく携帯電話のインターネット機能を用いて、通常のHPを開いた。
確か、電車の時刻を調べようと思ったのだ。
いつもは全く時刻表なぞ気にして動く自分ではないのだが、電車の本数と考えるとそのような悠長なことは言っていられなかった(特段、急ぎというわけでは無かったのだが)。

URLをクリックしてページを読み込む。
読み込みが早いなぁ。
通信状態が良いのだろうか。
読み込みの完了したページを、必要な部分が現れるまでスクロールしていく。
思ったよりも最下部は早く現れた。
「※ページの容量が大きいためこれ以降は読み込みができません」
そんな文言と共に。

無論、必要部分までは全く辿り着いていなかった。
携帯専用サイトを捜すのも面倒くさかったので、結局この場はそのまま放置した(因みに、電車についてはそのときにホームに入っていたもので事足りた)。

後日、Columnが".html(又は".htm")"ファイルの容量を超えたため、分割せざるを得ない状態になった。
そして、Column分割作業中、先の事件を思い出したのだ。

これは実験するしかあるまい。

用意(?)したのは、自サイト中、最も容量の大きいページ(文字のみ「27KB」。因みに、Diaryの2002年9月01日-10日分である)。
それと、これを表示するための携帯電話1台(DoCoMo P211i)。
いざ、実験開始。

携帯にURLを打ち込んで表示させる。
すると、恐れていたことが起きた。
「これ以降表示できません」
である。

さて、それではどこまで表示できたのであろうか。
文字のみだから、ほぼ正確なバイト数まで確認できた。
読み込まれていたのは、約10KBまでであった。

10KB。
これは多いようで少ない(自分にとっては)。
実際に、
「携帯電話でも問題なく見られます」
というのを謳い文句にするには、多くとも10KB内に収めなければならない、ということになる。
微妙だ。
少なくとも、本当に上記を実践しようすれば、Diaryをことごとく分割しなくてはならない。
なにせ、実験に使ったものだと、上から2日目の途中で切れていたのだから。
まともにそんなことをしようとしたら、下手すりゃ一日1ページというものも出てきてしまう。
いくら、整理体系を整えておきたいといっても、それはかなりイヤだ。

この実験によって明らかになった事は、今までマルチ対応を密かに試みていたのだが、その夢が破れたことだ。
色についても同様の制限をしていたのだが、もうその必要もないのかな・・・。


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No.19 意外に少なかった


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