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はじまり
The education practice inside story
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はじまり
2002.05.31-06.13までの2週間、母校(高校)に教育実習に行った。
そこは電車から見ることができる小高い丘の上にある。
駅から徒歩5分であるが、なにぶん「丘」上になっているので「登る」と言った方が正しく感じる。
生徒もコンビニ等に買い物に行く際、「下山」という言葉を使っており、それは今でも変わらないようだ。
自分が高校の頃、この坂を平気で毎日登っていたのが嘘のようだ。着慣れないスーツ姿であることもあるのだろうが、坂中腹ぐらいで息が切れた。昔はこれに付け加え、駅2つ分計30分を歩いて登下校しても何ともなかったというのに。
高校隣にあった何処かの寮も、いつの間にかうちの高校のグラウンドになっている。
そういえば、俺の卒業後に高校裏手の方に新校舎が建築された筈だ。
どうなっているのだろうか。
それに、授業自体も90分授業が主体であるので、果たして口下手な俺がその間中話し続けることができるのだろうか。
様々な思いが胸中に渦巻く。

一口に「教育実習」と言っても、純粋に行った期間のみで終了、と言うわけでは当然ない。
実習の前には2度の打ち合わせがあり、そして実習終了後には総まとめの作文を書いて出さないと本当の終わりにはならない。
それらの思い出せる部分を、以下に書き残していこうと思う。


教育実習
とある4月の胸中



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