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September 2003
<9月分日記 11-20>
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11日(木)
熱帯夜とおぼしき夜
久方ぶりに寝苦しくて目を覚ましてしまった。
あまりの暑さに、である。
昼間が30度を越えてはいたが、夕方はそこそこ風があったので大丈夫だと思ったのだが、丑の刻をまわる頃、目が覚めた。
暑い。
むわっとしている。
部屋入口の暖簾や、カーテンの裾も微動だにせず、風が全くないのが一目瞭然である。
涼を求めて布団から這い出る。
冷たい、飲み物〜。
冷蔵庫に這い寄る。
うーむ、牛乳くらいしか見あたらないなぁ。
仕方ないので、それを取り出す。
ごきゅ、ごきゅっと風呂上がり宜しく牛乳を飲み干す。
ぷはぁ、生き返るねぇ。
次に、冷凍庫からアイスノン(小)を取り出す。
これだよこれ、暑くて寝苦しい夜は。
首の後ろに当てるとヒンヤリして生き返る心地である。
机の端に差し込んである、団扇を取り出す。
部屋の空気を少しでもかき回すために、サーキュレーターを回す。
そして布団に転がり込む。
ああ、夏の夜だねえ。
いつまでも、こののんきな平和が続きますように。
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12日(金)
驚愕、喚起・動揺、疑惑
思いもかけぬ事に遭遇したとき、人は上記のような心理推移をする――というのを久しぶりに体験した。
そういば最近、hotmailの方のメールチェックしてないなぁ。
不意に、思い出した。
プロバイダー支給のmailboxはチェックしていたのだが、hotmailの方にブラウザ直接ではなく、メーラーOutlookのmailboxに落とそうとすると必ず接続が切れた状態になり、そしてそれ以降のIE使用が(回線が極端に)遅くなるの(NNでは問題ないのに)で、ここしばらくチェックしていなかったのである。
どうせまた、「hotmailからのお知らせ」だけだろうな、と思い繋ぐ。
「3通のメールが届いています」
開けてみると、2通は予想通り「hotmailからのお知らせ」であった。
残り1通は見覚えのないアドレスからである。
なんだろう。
未承諾広告の類ではなさそうだし・・・。
開封し、読み進めていくと「はじめまして」の後に、「HP見ました」の文字が。
公開電子空間上に上げている以上、色々な人の目の前を通り過ぎていくのは当然である。
そしてその中には掲示板やメールにて反応を残して行ってくれる人が存在するのも当たり前だ。
これらの多くは、見も知らぬ人同士から派生していく。
・・・などと冷静に並べ立ててみたが、その内心非常に驚いた。
HPの存在自体、殆ど知人に知らせていない上、公開電子空間上で全く広報活動していないのに、見てくれる人はいるんだなぁ、と。
掲示板にすら全く面識無い人の足跡が残っていた事が無い(広報活動のみで書き込みなされていたものは除く)のに、メールですよ?
一人、小躍りしてました。
正気に戻ってから差し出し日を見ると、半月も前の日付だったので、慌てて返信しましたが。
どうやら差出人の彼女、教育実習について探していたようで、そこで辿り着いたようだ。
俺の場合母校名は書かないようにしていたので、メールでくれたのだろう。
同窓生である彼女の心遣いに感謝。
・・・というか、あの一連の教育実習裏日誌の書かれ方で、校名伏せていても母校だと分かるのか。
一応、「校名出してなかったよなぁ」と思ってもう一度読み返してみた。
うむ、地名や校名等、それと即座に断定できる要素は無い。
母校特有の用語や行事等あわせていけばそれと推測することは可能だが。
分かる人には分かるんだねぇ♪
思いもかけぬ出来事が起こると、それに対して「夢幻ではないだろうか」「狐に化かされたのでは・・・」と疑心暗鬼になるのが人の常。
何せ、いくら(日本語表記故)日本に限定するとはいえ、インターネット上には他の限定なしに様々なものが満ちあふれているのに、よくまぁこんなサイトに引っかかってくれたな(感謝)、と。
まさか、どこかでさらしものにされているんじゃぁ・・・。
そこでまたもや実験。
多種検索サイトで「教育実習」「日誌」の2単語で検索してみよう。
(当初は、「教育実習」のみで行ったのだが、余りの多さに単語を追加した。)
数種類の検索サイトで検索した結果、"google"及び"exsite"にて引っかかった。
150番目辺りである。
うーむ、こんなに後ろの方のなんか、殆ど誰も見ないだろうなぁ。
そう思い、ページ内タイトル名の「教育実習裏話」を分割し、「教育実習」「裏話」で再度検索。
お、当たり。
どの検索サイトでも引っかかった。
それもほぼトップに。
なるほどなぁ、これなら納得。
・・・このまま、他の客も転がり込んできたりしないかな(他力本願)。
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13日(土)
素麺
昼間の気温が33度にまでいっていたらしい。
台風の影響による、フェーン現象。
台風自体はこの夏〜秋にかけてずっと日本を横断している前線の上方を流れていったため、関東地方に直接の影響はなかったのだが、その余波が酷かった。
真夏でもあるまいに、夜中も暑い。
そのために夜中ゆっくり眠れなかった(いや、それだけが原因ではないのだが)。
おかげで昼下がりに起こされた際、寝起きという要素を除いてもぐったりしていた。
まともに食べる気もしないが、何か食べないといけない。
水物じゃ腹は膨れんしなぁ。
そうだ、素麺にしよう。
最近食べていなかった素麺。
ゆで時間3分弱、素早く冷える細さ、目にも涼しい白さ。
めんつゆを入れたガラスの器に、刻んだ小ネギと三個ばかりの氷を落とす。
いただきます。
喉をつるりと麺が滑り落ちていく。
素朴な味だが、これが美味い。
自分で茹でるならやはり、暑いときは素麺だ。
さっぱりとした食感と冷たさにしばし癒された。
・・・本当にしばし、だったけどな。
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14日(日)
オン会 with 大富豪
一週間ほど前、某掲掲示板にて、まっさんより呼びかけがあった。
今週末にでも大富豪しませんか、と。
ほほう、おもしろそうだ。
前にもやったらしく、以前掲示板のログに結果等残っていたなぁ。
週末暇だから参加してみよう。
13日(土)23時からスタート・・・のはずであったが、俺が遅れること1時間後の0時頃に某chat入りしてみると、なにやらごたごたしている。
なんか問題発生したのか?
この大富豪、ネットで繋いで出来るのは当たり前なのだが、誰かが親サーバーとなり、それに参加者が繋いで行うというものである。
つまり、誰かが必然的に親サーバーにならなければならないのだが、誰もなれないようだ。
環境的に。
親サーバーとして立てたとしても、他の人がそれにつなげない=親サーバーとして機能できない。
うーむ、それは大問題だ。
俺もやってみたが、同様に駄目であった。
今回の大富豪参加者として掲示板に書き込んでいたのは、あわ、つるる、まっさん、流樹、ワタル(以下同様に敬称略)である。
あわは色々と奔走してどうにかサーバーとして立てられないかと奮戦していたが、結局は駄目だったようだ。
流樹がが色々画策(?)し、妹の蒼樹を引き込んできた。
流樹は店からネットをしつつ、別のところにいる蒼樹を操り、親サーバーとして仕立て上げる(笑)。
おお、繋げた。
ありがとう、蒼樹。
だが君の受難はまだまだこれからだ(親サーバーはルールの設定とかいろいろ面倒くさいらしい)。
ルールを色々と整えていきながら、ゲームは進む。
・・・まっさんめちゃめちゃ強いし。
一人ざくざくと独走していく。
途中、革命2連続で出すワタルの行為も恐ろしかったが、ずんずん下に加算していく流樹もすごかった。
大富豪しながらchatもできるといソフトだったので、俺は存分にそのchat機能を使わせてもらっていたのだが、静かだなぁ、と思っていたあわやワタル、主に某chatの方で話していたんだね。
器用だなぁ。
ゲームを進めていく内に、異変が起きた。
「あ、飛ばされた」
パスボタン押していないのに飛ばされた人が出たのである。
「なんでだろう」
「割り箸の呪いだ。」
うーむ、そうか。
その後も、色々な人が肝心な所で飛ばされたりと、呪いは続いた。
(後日、「これはきっと、ルールル設定の『5飛び(=出した次の人が飛ばされる)』にチェックが入っていたからだ」ということが原因ではないか、と蒼樹により解析された)
10回目に、そろそろ落ちるとワタルが抜けた。
この時点の成績。
この次の回に、あわとまっさんの両名が一気に抜けた。
この時点の成績。
まっさん、勝ち逃げかい。
4人に減ってからも細々と続けられてる大富豪。
そこで起こった出来事を書き記しておこう。
『大いなる割り箸の呪い〜つるるの受難〜』
あわ・まっさん・ワタルの3名が落ちた後、細々と続けられていたゲームだったが、第21回戦開催時に異変が起きた。
転落防止の2位維持をしながら、着々と点を上げてきたつるる。
不意にその姿を消した。
おや??
こちら3人からはつるるが落ちただけに見えたのだが、本人側からはサーバーが停まったように見えたようだ。
しばらくして戻ってくるつるる。
勿論、再度ログインということで点数はゼロ。
再会されるゲーム。
第22回目は難なくつるるが大富豪を制し、終了。
そして第23回目に再び異変は起こった。
小さな割り箸の呪いがつるるに降りかかった。
[つるる] ・・・さっき、飛んでた
[蒼樹] ぱたぱた(何
★つるる さんがログアウトしました。
[蒼樹] おおお?
[流樹] あ、つるるー
[秋葉流] 今も、飛んだな・・・
[蒼樹] 私がぱたぱた言ったから!?
★つるる さんがログインしました。
本人的には笑い事では無かっただろう。
こちらとしては大いに笑わせてもらったが。
こうして、順調にいけば首位を走って行くはずであったが、2度ものプログラムの反乱により、辛酸を舐めることを余儀なくされたつるるであった。
(完)
以下、最終成績。
25回戦(04:07)
秋葉流:139
つるる:25
蒼樹 :-109
流樹 :-573
10 回戦(02:40)リタイヤ
ワタル:-240
11 回戦(02:51)リタイヤ
まっさん:519
あわ:202
以上のような結果となりましたとさ。
4時間にも渡る壮絶な戦い(笑)を終え、蒼樹を除く3人は某chatの方へ移行。
まったりとした会話を繰り広げてました。
一時間ほどそこにいたのかな。
久しぶりにchatしたーって気分を味わえた。
いや、ゲーム自体も満喫しましたけどね(でも成績が宜しくなかったからねぇ)。
次回はより(打つ)腕を磨いて、臨むぞ!
・・・この日、起きたのは15時過ぎ。
昨日同様の暑さにだるくなりながら居間に足を踏み入れると、足下には屍累々。
一家全員死滅か。
まぁ、よく見れば目は開いていたが(それでも死んだ魚の目のように生気がなかった)。
暑いもんなぁ。
そして俺は昨日同様、昼食として素麺麺を食べたとさ。
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15日(月)
一周年
サイトのTopページを見て、気が付く。
あ。
今日でサイト設立一周年だ。
・・・とはいったものの、何かやろう、とか、そういったものは考えていない。
何せ今気が付いたのだから。
だんだんと溜まっていく文章(勿論日記含む)。
HP総量1.87MB。
多いのか少ないのか判断基準が無いからわからないのだが、まぁ、頑張っているのだろう。
自分の趣味とはいえ、来てくれる人がいるから書く楽しみがある。
反応があるから、存在の実感が湧く。
人の往訪を大切にしなければ。
これからも少しずつだが、色々と書き続けていこう。
塵も積もれば山となる。
・・・そろそろバックアップ取っておくか。
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16日(火)
いっとう好きな季節
天高く、秋刀魚美味し秋。
芋も美味い。
これでどこか遠出が出来れば言うことないんだがなぁ。
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17日(水)
見間違え
壮大な、見間違え。
精肉業界に改革が起きたのかと思った。
帰り道に、いつもの通りに頼まれた買い物をしていた。
ふらふらと某大型スーパーの地下食品階を回っていく。
特に何もないなぁ。
鮮魚のところを通り過ぎる。
肉、頼まれてたっけ。
精肉売場の方へそのまま流れる。
ぼぉっとしたまま、
「豚の何肉(部位)だったかなぁ」
そう思って、色々並んでいる棚を見る。
切り落とし、細切れ等種類がある。
そこで目を疑うものがあった。
「豚肉スライス(チチ)」
・・・は?
(チチ)って何やねん。
心の中で即座に突っ込んだのは言うまでもない。
お菓子売場に生りんごが一個、ぽつんと置かれているのと同じ違和感を感じた。
よくよく近づいて見直してみると、(モモ)を見間違えただけであった。
ほっ。
なにやら安心する。
精肉業界は今日も変化は無いらしい。
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18日(木)
鼻水
鼻をかむ。
ずびー。
はぁ、すっきり。
・・・?
すっきりしたはずなのだが、なにやら違和感が・・・。
はっ、として慌てて再び鼻にティッシュをあてる。
じわーっと広がる嫌な感覚。
そろっとあてていたティッシュを離す。
白いティッシュが赤に染まっている。
鼻血である。
先程、チョコレートをどか食いしたのが良くなかったのか。
鼻の粘膜には自信があったというのに。
鼻にティッシュを詰めた状態で、作業を続ける。
全く、これが家で良かった。
しばらくして鼻血は止まったようだった。
次の日朝、鼻をかみたくなった。
いつものように鼻をかもうとして、思いとどまる。
このままいつものように鼻をかんで、再び鼻血が出たらどうしよう。
朝は余り時間がないから、鼻血が止まるまでじっとしているということは不可能である。
そうすると、鼻栓をしたまた出勤することになる。
躊躇した。
結局、そろりそろりと鼻をかむことにした。
ずーびー。
鼻血は出なかったようだ。
安心した。
それにしても、一体何が原因だったんだろうか。
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19日(金)
静か
午後、職場が結構静かだった。
最近仕事に忙殺されていた人々が出張に行っていたり、休みを取れるようになったりしていたからである。
他の人も会議があったりと、席を外している人もいる。
電話も殆どかかってこない。
静かだ。
ふと、課長席を見る。
課長がじっと皆の方を見渡していた。
?
しばらくして、コーヒーを注ぎに行ったりしている。
仕事が手すきらしい。
そういえば、
「今日は定時帰宅するぞ」
と宣言していたしなぁ。
あまりに静かすぎると不気味な気がしないでもないが、たまにはこういうのもいいのかもしれない。
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20日(土)
寝過ぎだと言われようが、俺は寝る
昨日、あまりの眠さに21時に寝た。
そして、起きた、否、起こされたのが12時過ぎ。
だが時刻を確認して再び寝る。
14時過ぎ、ぼんやりと目を覚ます。
しばらくそのまま横たわっている。
ぐらぐらっと勢いよく地面が揺れ出す。
地震だ。
とっさに近くにあったラジオを手に取り、スイッチを入れる。
少し後に地震速報が入る。
関東震度4。
結構大きかったからなぁ。
震源は千葉辺りだったようだが、津波の心配はないとのこと。
地震に後押しされるように、起きる。
だが、一刻後に再び布団に入る。
そして飯だと起こされる。
うーん、眠い。
何でこんなに眠いんだろうか。
母が言った。
「昨日と10度以上気温違うからね。外で走り回っているような元気な子どもならいざ知らず、殆ど動いていないと体が気温差についていけないし」
・・・つまり、今の俺は冬眠状態に入っているのだろうか。
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2003.September
どこか遠くへ行きたい、9月
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