Top>>>Diary>>>
March 2004
<3月分日記 01-10>
<<< back  Diary menu  next >>>
1日(月)
屋内配線工事

引っ越してから初めての外出である。
単純に、今まで段ボールに囲まれていてその処理に全ての労力を費やしていたから、というだけなのだが。
それにしても今日は寒かった。
3月に入ったというのに、雪降ったしなぁ。

普通に職場に行って、帰りがけに大型電気店に寄ってモジュラーケーブル他足りないものを補充してくる。
帰宅後、電話が置いてある部屋から自室ADSL設置のためにケーブルを這わせていく。
うし、完了。
すでに回線自体は通っていたのだが、居間じゃ設置スペースが無いので使えなかったからなぁ。

今回は基地局からの距離がそんなに離れていないので回線速度も24Mで契約してみたのだが、如何ほどだろうか。
おお、下り3Mは出ている。
・・・それでも最大値の8分の1だがな。
まぁ1.5M契約で700Kしか出ていなかった時に比べれば、速度的にはマシなのだろうが。
試しに1.5M契約で使っていたときのモデムで繋いでみる(契約速度が変わったため、貸与していたモデムも変更となった)。
うーむ、やはり最大でも1.5Mまでしか速度でないか。
使えることを確認できただけで良しとしよう。
さぁてこれで漸く心ゆくまでネットが出来る・・・が、今日は眠いので寝るとしよう。


2日(火)
通勤経路に気を付けよう

場所が変われば経路も変わる。
行きはよいよい、帰りは怖い。

朝、職場に向かう時は遅刻したら困るので、最短経路で通っている。
しかし帰りは時間的拘束がないので、自由である。
幸い、というかなんというか、職場周辺には地下鉄の駅が多い。
駅自体も、そして走る電車自体の種類もあるのである。
だが、やはり一見便利に見える物でも裏がある。
乗り換え駅が自分にとって便利なところにないのである。

二十数分歩けばJR線使用が可能なのだが、そこに出るのが面倒くさい事もある(金額的にはその経路がもっとも安くなるのだが)。
すると使うは目の前の地下鉄。
何気なく乗り込む。
住居変更前にもこの路線、何回か乗ったなぁ。
かたんかたん、と電車は進んで行く。
何駅か過ぎた。
・・・ん?
乗り換えるべき駅にそろそろ着くはずなのだが、もう通り過ぎてしまったのだろうか。
電車内に張ってある路線図を見る。
そして気が付く。
地下鉄は地下鉄でも、今乗っているのは自分使う路線と違う(汗)。
そう、乗った駅も複数路線が交わっているところであったので、単純に乗り間違えたのである。

何食わぬ顔をして、次の駅で降りる。
近郊地下鉄路線図をじっくり見て、修正最短経路に乗り換える。
幸い、一駅戻るだけで済んだ。
慣れていない時は、挙動が怪しくなっても一挙一動に注意を払わなくてはならないという教訓かねぇ。


3日(水)
出したらしまう

3月3日はひな祭り。
2月の風にもあて、虫干しも終わった。
そして本日、それをしまう日でもある。
意気揚々と出した雛飾りだが、しまうのは骨が折れる。
気が乗らなければ特にである。

のろのろと収納箱を出し、ごそごそと詰めていく。
ああ、こんな所に傷がっ。
しかし明らかにこれは昔のものだ。
自分が昔につけたものか、それとも他の人がやったのか。
まぁ、遠目で見ればそう判るものでもないのだが(「古いから」の一言で済む位である)。

片づけている最中、面倒くさくなった。
放っておいてもう寝ようか。
そう思って部屋内を改めて見回したのだが、そこには押入内から引っ張り出した物・段ボール・雛人形等々が散乱していて、とてもじゃないが布団すらしけない状態である。
はぁ。
最後までやるしかあるまい。
のそのそと作業を再開する。

漸く全てを箱にしまい終え、そして押入にも詰め終える。
完了。
押入を閉める前に、空きスペースに目が止まる。
ここに部屋内に出ている段ボール類を詰めてしまおう。
・・・これがいけなかった。
あっちこっちと隙間を有効に使うべく、箱を縦に横に動かしたりする。
思ったよりも時間がかかってしまった。
くらっと眠気を感じて時計に目をやると、午前3時を回っていた。
今日は21時には布団に入っていようと思ったのに。
はよ寝ななあかんなぁ。


4日(木)
脚立

「脚立」:短いはしごのようなものを両方から合せ、上に板をとりつけた高い踏み台。足継台。 [広辞苑第五版より]
普段は倉庫部屋(つまり、俺の部屋)の角でホコリを被らんばかりに放置されていた。
使うといっても、屋外で使う物だと思っていた。
そんな、ぞんざいな扱いを受けていた脚立。
引っ越した今、彼は非常に重宝されている。

以前に比べて格段に天井が高くなったためだ。
椅子に乗れば事足りていたあの頃が懐かしい。
上方にある棚や押入の天袋に物を出し入れしようとすると、必ず脚立を使用しなければならなくなってしまった。
我が家のようなミニマム家族にとって、これは由々しき自体である。
真っ先に奥にしまわれる想定であった脚立。
今は、そしてこれからも最も手前の使い易い位置に鎮座することになるだろう。


5日(金)
何気ない日常

少し前の話になる。
電車に乗っていたときのことだ。
車内に「次の駅は○○駅です」と表示する電光表示板が設置されている。
何気なくそれを眺めていた。

車内放送が入る。
「次は××駅〜。××駅〜。」
電光表示は「△△駅」。
一駅分、電光表示の方が進んでいる。
そんな状態で3駅ほど過ぎた。
一体いつ頃ずれていることに気が付くんだろうなぁ。
そう思っていると、少しの間電光表示が消えた。
お?これはもしや修正中か。
期待しながら待ってみる。
再び表示がされるが、直ってはいない。

さらに数駅過ぎる。
残念ながら自分が降りる駅が来てしまったので、そこで観察は終わってしまった。
電光表示がずれていることに気が付いたのか、否か。
気が付いたのならば、何時気が付いたのか。
気になるところである。


6日(土)
電波シャットダウン

家の中での電波状態が最悪である。
無論携帯電話の話であるが(それ以外は全て有線のため)。
周りに高い建物や電車の通る場所があるわけではないので、おそらく適当な場所に基地局が無いのだろう。
アンテナが3本立つ場所は、稀。
単純に窓の近くに行けばよいというわけでもなく、探す方が難しい。
上手いこと2本立っているなぁなどと油断していて、ほんの少し位置を横にずらしただけで「圏外」表示になることの方が多い。

「おかけになった電話番号は、現在電波の届かないところにいるか、電源が入っていない状態にあります」
そんなアナウンスが流れても、きっと俺は家の中にいます。


7日(日)
日記一気に書き上げて

「どーよ、俺。」
「まぁいいんじゃないか?」
そんな自問自答、自己採点。

それよりも「引っ越しました葉書(メール)」出さんとなぁ。
一年間は転送期間あるから良いが。


8日(月)
歩いた

自分の住んでいる付近は、JRと私鉄がほぼ平行に走っている。
ただ、
JR線 [間] 私鉄 [間] 家
というように、地図上では平行であるが視認出来るほど近い平行ではない。
普段は徒歩十数分の私鉄駅を利用している。
いつか、JR駅の方を使ってみようと思っていた。
何故ならその方が安く上がるから(死活問題)。

大まかな時間を計っていても、朝実行するのは恐ろしい。
やるならば、帰宅時だ。
本日何気なくJRを使っていた。
乗換駅でふと思い立ち、本来乗り換えるべき所をそのまま乗っていった。
いざ、本日決行也。

駅前で周辺地図を見る。
現在地及び大体の方向、周りにある物等を確認する。
方向、と言ったところで、単純にまっすぐ進んで少し右に折れる位なので如何様にも修正がきく。
むしろここの経路で迷う事は無いだろう。
時計は、19:50を指していた。

帰宅する流れに逆らってずんずん進んでいく。
流石に殆ど同じ方向に向かう人はいない。
駅から10分ほど歩くとそこはもう住宅街で、人影はない。
街灯が途切れない程度についているだけだ。
靴音だけが響いているような感じがする。
イヤホンから流れてくる音楽が、時間の経過を教える。

時折、小さな商店街や神社の前を通り過ぎる。
商店街の方は20時を回っているため、灯りがついていてもそれは店を閉めるためである。
後者は言わずもがなの侘びしげな雰囲気が漂っている。

適当にがつがつ歩いて行き、大通りを一本横切る。
更に歩く。
先ほどまでよりも、周囲に灯りが無くなる。
予定であればそろそろ私鉄線の高架にぶつかるはずなのだが、それらしきものが見当たらない。
うーむ、目測を誤ったのだろうか。

持ってきていた簡易地図を見る。
電柱に貼ってある住所を見て、大まかな位置を探す。
進路は合っている。
もう少しでぶつかるはずだ。
5分もしないうちに、高架に辿り着いた。
そこから少し右に折れて3分ほど。
最寄り駅に着く。
時計を見ると、20:30を回っていた。

JR駅 [徒歩約40分] 私鉄最寄り駅 [徒歩約12分] 自宅
計52分也。
・・・これは流石に、毎日行き帰りは出来まい。
あからさまに電車代が浮くとはいえ、かなり厳しいものがある。
久方ぶりに歩いたなぁ。


9日(火)
ベッド購入

日曜日に姉が買い物に行った時、注文しておいてもらったベッドが本日届いていた。
帰ってきて夕飯を食べた後、いそいそと組み立て始める。
シルバーつや消しのパイプ枠組みで青盤面。
腰掛けてちょうど位のローベッドである。

引っ越し前もベッド使用で、ここ1ヶ月ほどベッド無し生活を送っていたのだが、それだとどうにも収納がよろしくない。
新聞挟み込み広告にそこそこの値段でそこそこのものがあるよ、と聞き、且つ姉が買い物に行くと言うので注文をしといてもらった(自分何も動いてないし)。

いざ組み立てて行くも、なかなか大きい。
「身長が高い人でも楽々寝られるサイズです」という煽り文句は伊達では無かったらしい。
確かに、これだったら大抵の人が何も気にせずに寝られる。
事前に測ってスペースは確保してあったが、やはり実際に物が入ると感じ方が違う。
壁際に積まれていた荷物がベッドスペース下に収納され広くなったはずなのだが、布団とは違い高さが出来たせいか、どうにも狭くなった気がする。

さぁて、今日は心ゆくまで寝るぞ。


10日(水)
データ打ち込み作業

だこだこだこ。
数字を打ち込み、Enter。
上書き保存し、閉じる。
ファイルのコピー。
別フォルダに貼り付け。
名前を変更。
ファイルを開く。
削除・挿入し、形を整える。
上書き保存。

新たなファイルを開く。
だこだこだこ・・・・
以下エンドレス。

気が遠くなりそうだ。
必要な作業ではあるが、放り出したい(とはいえ、他の人にも手伝ってもらっているが)。
いつまでやれば終わるのだろうか。
全く同じ部分にしか手が動いていないため、指が変な感じだ。
今週中に終われば良いなぁ。


2004.March
いつ春の兆しが、3月

<<< back  Diary menu  next >>>