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バウンス書く語り記
<バウンス書く語り記 11>
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<doodoo拾い> 2004.06.06

今日も元気に放浪しているバウンスです。
放浪先の島にdoodooが散らばっていました。
ここのは拾っても大丈夫かな?

doodoo(以下、ddと略します)とは僕たちLivlyが出す宝石のことです。
この宝石はLivlyの世界ではお金として扱われます。
主に僕たちが住むための島を買ったり、餌を買ったりするために使います。
ddの種類は1dd(オレンジ色の小さな欠片)、5dd(緑色の欠片)、10dd(青色の少し大きな欠片)、50dd(赤く細長い六角形)、100dd(銀のダイヤモンドカットの形)、500dd(紫の大きな宝石)、1000dd(大きな結晶型のもの)の7種類あります。
このうち、500ddと1000ddは「宝石落とし」という技で出すほかに見ることは出来ません。

ddは葉流たち飼い主に世話してもらっているときには「トイレボタン」というのがあって、それを押してもらうことによってddを出します。
ddの量はいつも一定なわけではなく、微妙に増減しています。
誰かが「おみくじのようだ」と言っていました。
でも、一時間に最低1dd分は必ず出るようです。
つまり2時間我慢していれば2dd以上、10時間であれば10dd以上は確実だということです。
僕らがddを出さずに我慢できるのは24時間までで、それを超えると自分でddを出します。
これを「お漏らし」と言っています。

放浪していると極偶に、ddが落ちていることがあります。
これを拾うかどうかは個々人の判断によります。
葉流「バウンスの場合、まず島のプロフィールを見て、次にLivly自体のプロフィールを確認。」
書かれている内容に、『ddは取っていかないでください』というようなことが書かれていたら、僕は取らずに通り過ぎています。
葉流「それらを確認したら、今度はLivlyのBio-recordのストレス部分をチェック。」
先ほど、僕が「ddを出さずに我慢できる時間は24時間」と言いましたが、これが関係してくるんです。
つまり、ストレス部分が24%、48%など、「24の倍数」を指していればお漏らしの可能性が高いので、気兼ねなく持っていけるということです。
葉流「たまにストレスを減らす餌の「フサムシ」があげられていることもあるから、全部が全部それで計れるわけじゃないけどな」
そうですね。
また、めったに遭遇しないことかもしれませんが、「飼い主がLivlyにddを出させた直後」に僕がその島に放浪に現れた、ということもありうるので、ddを拾うまでに少し様子を見るようにしています。

葉流「バウンスってdd拾い結構慎重にやってるよなぁ」
当たり前ですよ。
例えばですけど、僕が餌を食べようとしたときに目の前で他のLivlyに餌を持っていかれたらすごく悲しいですから。
葉流「それもそうだな」
それに、葉流たちにとってはddはあまり大切な感じがしないかもしれませんが、僕たちLivlyにとっては重要なお金です。
ddが無かったら日々の餌も買えなくなってしまうんですよ?
切実な問題です。
だからこそ慎重にもなるんですよ。
葉流「dd絡みで色々問題もあるらしいしな」
そうです。
幸い僕はそれらの問題に巻き込まれたことはありませんが、Livlyの世界に深刻な波紋を招いたこともあったんですから。
葉流ももっと気をつけて扱ってください。
葉流「了解。」

結構まじめに次回に続く。


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