「一周年記念祭」終了後の某実行委員の会話(その2)

院長挨拶

※思った以上に沢山の方に来て頂け

 たので、挨拶中も嬉しさを隠しき

れいない院長。       

         某実行委員談

健康クイズ

※予想以上にかなり暑っかったので、

お年寄りが倒れないかひやひやもの

でした。            

         某実行委員談

石黒:オレの挨拶の次は院長挨拶と「健康クイズ」やったな。

大崎:そうそう、イッシーはクイズどれぐらい答えれた?

石黒:君やっぱりアホやな〜。これでもいちよう医療従事者なん

   やで、全部わかってあたりまえやん。

大崎:えっ、うそやろ。そうじゃなかったらお前病気やで、多分

   熱あるのと違うか、先生に診てもらったほうがええぞ。

石黒:えらい言われようやな、それやったらオオチャンのほうは

   あのクイズどうやったんや、ちゃんと答られたんか?

大崎:もちろんや、オレは医療従事者じゃないけどな、ここの院

   長の「健康セミナー」に出てるから、だいたいのことはわ

   かるで、それにここの院長ねがまじめな人やから問題が素

   直すぎるし、おまけにマルバツクイズやろ、大体の人が答

   わかってまうで。

石黒:そう言えば、なかなか優勝者が決まらんかったな。

大崎:そうやろ、この熱いなかお年寄りが多かったから、倒れへ

   んか心配しっとったんや。

石黒:そんな事心配しとったんかいなアホやな、そんな事やった

   ら、この実行委員長様がちゃ〜んと考えてるって。

大崎:え〜っ、本間かいな。でっ、その実行委員長様はどんな手

   を打ってたんや。

石黒:別に何もせんでええんや。ここは病院やから倒れたら運べ

   ばいいだけや。まあ病院としては倒れてくれた方が良かっ

   たんやけどな。

大崎:君、いつもニコニコして優しそうな顔してるけど、えらい

   怖いこと考えてるんやな。

石黒:まあ長いこと病院づとめしてると、いろんな修羅場くぐり

   ぬけてきてるからなハッハッハッ。

大崎:これから君のこと石黒じゃなく、腹黒って呼ぶわ。

クイズ賞品群

※写真には影になって写ってません

が、後ろの部屋に賞品の山が…。

※優勝者がなかなか決まらず奮闘して

いる院長と実行委員長。    

石黒:この後、オークションとかビンゴゲームとか続くわけや

   けど、今考えてみたら「健康クイズ」「ビンゴゲーム」

   とかの賞品、えらい奮発してたよな。

大崎:そうやな、え〜っと確かクイズの1位には自転車、2位

   には小型の強力電気掃除機。そして、ビンゴのほうは、

   一番目の人にはデジタルカメラやったか?

石黒:あれ院長の自腹やで、本間ようやるよな。

大崎:そんだけもうけてるってことやな。やっぱり医者はいい

   よな。オレも医者目指しとけばよかったな。

石黒:君な、もっと己を知ったほうがええで、医者なんか目指

   してても君になれるわけないやん。それにや、このクリ

   ニックも開院してまだ1年やで、そんなにすぐもうかる

   ほど病院経営は甘くないんや!

大崎:え〜っ、そんな事ないやろ。患者さんもかなり増えてき

   てるし、やっぱりもうけてるんちゃうの?

石黒:確かに患者さんは増えてきてるけど、このクリニック、

   手術もするし病棟もってるやろ、それやから人件費とか

   かさむんよ。君は知らんやろうけど、看護婦さんなんて

   技術職やし重労働やし結構高給取りなんやで。

大崎:えっ、そうやったんや、それやったらオレ医者目指すよ

   り看護婦目指してたらよかったんやな。

石黒:いや、それはもっと無理やって……。