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< 2003 Demonstration & Exhibtion >
展覧会：「KA TA MA RI GLASS SANDBOX」
ジョゼ・マリョア美術館 カルダス ダ ラィーナ，ポルトガル
２００３年５月１６日ー６月２９日
展覧会：「KA TA MA RI GLASS SANDBOX」ジョゼ・マリョア美術館 カルダス ダ ラィーナ，ポルトガル
２００３年５月１６日ー６月２９日
４６０年前、vidro＝びいどろ＝ガラスはポルトガル人によって日本に紹介され、
その後、日本でのガラスの新時代が切り開かれました。その日本のガラスの歴史と深いつながりのある、ポルトガル、
ジョゼ・マリョア美術館での展覧会は、一連の幸運な出会いの結果、
開催することができました。
２００２年の５月、Sandboxは、Glass Art Societyという
アメリカを基盤とした組織に招待され、
アムステルダムでサンドキャスト技法のデモンストレーションおよび、
展覧会を開催しました。
アムステルダムで、それを見た
ポルトガルの電気炉会社Barracha Ldaの社長Jorge Barracha氏が、
Sandboxがポルトガルに新しいガラスを紹介する可能性を見いだし、
即座に私たちををワークショップおよび展覧会のために
ポルトガルのナザレに招待してくれました。
ポルトガルには、フュージング技法やステンドグラスのガラス工房、
ガラス工場が 沢山のありますが、
サンドキャスト技法は、まだ知られておらず、
技法の可能性、技法を使っての我々の作品を驚きをもって受け止めてくれました。
そんな中、ワークショ
ップの生徒の一人であった、現代アズレージョ（装飾タイル）作家、Ferrier de Silva氏が
ジョゼ・マリョア美術館のディレクター・Matilde Tomaz do Couto氏を
紹介して下さり、２００３年、ポルトガルでのカタマリガラス展が実現しました。
今回、ポルトガルを再び訪れる機会を与えられたことを感謝しています。
Sandboxメンバーは、 ジョゼマリョア美術館のある美しい公園を楽しみ、
展覧会のセットアップを親身になって手伝ってくれ、
美味しいレストランに連れて行ってくれたスタッフのおかげで、
笑いの絶えない搬入を無事終える事ができました。
５月１６日晴天の中、オープニングレセプションは、主賓として、Instituto Portugues de Museus
（ポルトガルの国公立美術館・博物館の総括機関）のディレクターを迎え、
盛況におこなわれました。
また、「KA TA MA RI GLASS SANDBOX」が
ポルトガルの美術館で開催された
最初のガラス彫刻の展覧会であるに違いないと言っている人もいました。
今回、カタマリガラス展を開催するにあたり、
私たちをジョゼ・マリョア美術館に紹介して下さり、
この展覧会のポスター、カタログのデザインを手がけて下さった
Ferrier de Silva氏、
様々なことにご尽力下さいました、
美術館のディレクター・Matilde Tomaz do Couto氏と秘書のCarlos Coutinho氏、
Barracha Lda社長・Jorge Barracha氏、
また様々に形で私たちを手伝って下さった方々
助成を受けた、花王芸術科学財団に、お礼申し上げます。
２００３年５月
Sandbox