今年のウブドでのホテルは、ウブドの王家が経営するというザ・ロイヤル・ピタ・マハ。
 ビラの入口は2重のドアになっている。内側のドアに彫られたヒンズーの神様や花々が美しい。
 ベッドルームの前に広がるプライベートプール。絶えず、水が流れているのが、ヒーリング音楽のように聞こえる。 プールサイドのチェアーで寝そべってビンタンビールを飲んでいると近くまで小鳥が遊びに来る。パサッと音を立てて大きな葉っぱが舞い落ちる。
 水の音、鳥の声、葉っぱの音。ただ、それだけ。
 
銃の
 天井は高い茅葺風。その間に、ゲッコー(ヤモリ)が棲んでいるらしい。けたたましい声に目覚める。
 お休みタイムには、蚊帳をベッドに廻らせて。

 眠くなれば眠り、眠り足りて目覚めるという贅沢。ふと、深呼吸して、お腹の奥にまで息が通るのに驚いた。いつも浅い息しか出来ていないのだ。
 お風呂は驚くほど大きなハート型!入ったら体が浮いてしまって不安定になる。
 持ってきたゼラニウムの精油を5滴落として、半身浴。
 
 お風呂の傍にはローズ、チュンパカ、ペパーミントの3種類の石鹸と、フラワーバス用の花びらが。
 チュンパカの花は、黄がかった長く白い花弁。南国らしい甘い香りで、バリでは「チュンパカ派」と「フランジパニ派」に好みが分かれるとか?
 眼下に広がる谷には幾重にも緑が重なる。アルン川をラフティングのボートが歓声を上げながら下っていく。
 
 ホテルの一角では、女性がバナナや椰子の葉を使ってお供えの飾り作り。バリの女性は一日の1/3を神様へのお供え物を作っていると書いている本があった。良い神様にだけでなく、悪い神様にもお供えを欠かさない。