今回の旅のメインはファームステイしながらの、乗馬のレッスンと外乗。

 第一馬場からは飯田の町と信州の山々が一望できる。
ファームの朝は早く、5時頃からファームの人たちは馬の世話を始める。朝、部屋のカーテンを開けると、馬場で放牧された2頭が、気持ち良さそうに駆歩していた。
 楽しみにしていた外乗へ。強い夏の日差しも山間に入ると、うそのように涼しい。小枝に引っかかりながら、細い急な山道をあがる。途中少し広い坂道は軽速歩で。

 湧き水がこんこんと、という表現がぴったりの様子で、流れ出ている。梢が揺れて鳥が高い声で叫びながら、飛び立つ。蝶がもつれ合いながら、谷へ降りていく。

 少し広い場所まで来たら、馬に少し草を食べさせて休憩。
人馬にまとわりつくアブだけが厄介。
 ファームの周りはりんご畑が広がる。冬になるとりんごの赤い実がさぞかし、綺麗だろう。初夏には、白いりんごの花が一面に広がって、素晴らしい光景なのだそうだ。
 食いしんぼうな馬が、りんごをもがないように用心しながら、りんご畑をカポカポと歩く。
 様々な野生の花が咲いている。
飯田で驚いたのは、水の美味しさ。水道の水は生暖かくてくさくて飲めないと思っていたが、飯田では違う。蛇口をひねると、冷たい水が流れて出て、口にすると美味しい。水が冷たいから、トイレのタンクに水滴がついている。