「僕とあたしの未来 67」


台所で洗い物をしていると、まさきがやってきて、冷蔵庫からペットボトルのミネラルウォーターを出し、
そのまんま飲んだ。

「ちょっと!あんただけのもんじゃないんだからね?コップで飲みなさいよ!それに冷蔵庫の中、
 あんたの飲みかけばっか入ってるじゃん!全部飲んでから次買いなさいよね!!わかった?!」
「ねーちゃん・・・・・太った??」

あんたはなんでそう質問と違う答えをする?!

「このところさ、なんだかんだで忙しかったでしょ?だからかー、ストレスで食って食って太っちゃったの?」
「は?」
「いや、ねーちゃんが太った理由」
「そんなのは分析しなくていい!」

あんたはなんでそう勝手な理論を口にする?!

「あ、やっべ、シャンプー買うの忘れてた!ねーちゃんの借りるね」
「誰がいいって言った?」
「あれさ、しょーちゃんの使ってんのとおんなじなんでしょ?そっか、しょーちゃんのにおいがすんだね☆」
「あんた、大丈夫?」
「え?なにが??」

あんたはなんでそう不安にさせる?!

「あれ?ねーちゃん、目充血してるよ?夜更かしもほどほどにしないと。ぴっちぴちのお肌が荒れたら、
 しょーちゃんがっかりしちゃうじゃん」

あんたはなんでそう・・・・・優しいんだ?!じわっときて、よけい目が赤くなるじゃんよ。

「つーかさ、最近しょーちゃんがぷっくりしてきたからって、ねーちゃん油断しすぎじゃないのぉ? 
 ねーちゃんのぷっくり加速度、しょーちゃんの何倍もあんだからね?」

前言撤回。(=_=)

「じゃ、今夜もしょーちゃんによろしくぅ!ほどほどにね・・・ひょっひょっひょっ(笑)♪」

意味がわからない・・・ことも多い。けど、あんたがかわいい弟であることだけは間違いない。






勝手にすぺしゃるさんくす : 相葉ちゃん☆

勝手にBGM : 「THE DIGITALIAN」より 「Disco Star」