「絆」 〜☆それも大切な想い出☆〜



師走に入ると、急にあわただしく時が過ぎてゆく。
年賀状の用意もまだ。アドレス帳を開いて、喪中のハガキなど
チェックする。
何年も前のハガキも残っていたりして、そろそろきちんと整理しないとな。
その中の一枚に、ものすごく懐かしいハガキを見つけた。

美羽が生まれた時の写真付きのハガキ。誕生日が12月24日なので、
当然、その年に作る年賀状には間に合わなかったのだが。

ベビースタイをつけて、ベッドで寝ている美羽。カメラを向けられて
ちょっとびっくりしたような顔をしている。
かわいかったなぁ・・・。毎日に追われてたいへんな頃だったけど、
それも幸せな想い出だ。

「ママー、何見てるの?」

美羽がやってきた。

「美羽が生まれました、っていうお知らせのハガキだよ。見たことあるでしょ?」
「えー?これだったっけ?なんでもっとかわいくとってくれなかったの?
 お洋服もかわいいの着て写りたかったよー」

相変わらず、お洋服にはうるさい美羽である。(-_-;)

美羽が小学校に上がって、今年はもう3年生。少しずつ帰る時間も遅くなって、
お友達と外で遊ぶことも多くなった。
当然私は一人になる時間が増え、時々ふと振り返ってみたり、将来を思うことも
増えた。

少しずつ手が離れて行く美羽。でも育児は終わるわけではない。
何かで読んだけど、兄弟がいないから前例がなく、一人っ子の親はいつだって
新米なのだ。

「ママ、これもらっていい?」

美羽は自分が写ってるハガキを指差して言った。

「いいけど?似たような写真、お部屋に飾ってあるじゃない」
「いいの。ほしいの!!」

そう言ってハガキを握り締め、廊下を走って行った。

美羽はどんな女の子になっていくんだろう。
心の優しい人と出逢って、恋に落ちて、幸せになってもらいたいなぁ。

太陽が傾き、部屋に伸びる影が長くなった。ちょっと肌寒くなってきたな。
そろそろ夕ご飯のしたくしなくちゃ。

よっこらしょと言ってしまう自分も、年を感じて嫌なんだけど、
同時にひざや腰がちょっと痛くて、いよいよCMでやってるようなサプリを飲む
年齢に達してきたかなぁ?と思う今日この頃・・・。(^^ゞ

ちょっと早いけど・・・

Happy Birthday to Miu & Merry Christmas☆






BGM : aiko 「瞳」