June


このトレーニング計画は以下のレベルの選手を対象に作成されています
男子 200m 22"00 400m 48"00 女子 200m 25"00 400m 55"50


今月のねらい
★ 自分のレースの完成
★ インターハイ前に一度仕上げる


いよいよ、インターハイへの最終関門となる地区大会を迎えます。今まで積み上げてきたものをすべて出し切るようにしましょう。レースの組み立ても最終段階に入ります。インターハイに標準を合わせている選手も、この時期に一度仕上げておく必要があります。残念ながら地区大会に進めなかった選手のみなさんは、春のシーズンの締めくくりとして、自己ベストを目指してがんばってください。競技会前の具体的な調整方法は「競技前一週間の調整例」を参考にしてみてください。また、春のシーズンが早々に終わってしまって秋のシーズンに備えたい選手は、次の7月のトレーニング計画を参照してください。



6月のトレーニング
DAY ト レ ー ニ ン グ 種 目 要  素 回 復 標 準 強 化

ミニハードルドリル
スタートドリル
リレー練習
加速ドリル 60m+30m
プライオメトリック A(バウンディング 50m)
プライオメトリック C(ミニハードルジャンプ)
プライオメトリック E(ボックスジャンプ)
ウエイト
技術
技術
技術・スピード
技術・スピード
筋力
筋力
筋力
筋力

























スプリントドリル
スタートダッシュ 30m・50m
加速ドリル 150m+50m
テンポ走 300m
体幹補強
ウエイト
技術
最大加速力
加速+スピード
テンポ持続力
筋力
筋力

1・1





2・1





2・2





ミニハードルドリル
スタートドリル(コーナー)
リレー練習
テンポ走 450m
ウエイト
ハムストリング
ロングジョッグ 20 Min
技術
技術
技術・スピード
技術・スピード
筋力
筋力
持久力






















ウエイト
Active Rest(ストレッチ・マッサージ等)
筋力
回復







ミニハードルドリル
スタートドリル
リレー練習
加速ドリル 100m(10m加速付)
プライオメトリック A
プライオメトリック C
プライオメトリック E
ウエイト
技術
技術
技術・スピード
技術・スピード
筋力
筋力
筋力
筋力



×2×1







×2×2







×2×2






スプリントドリル
スタートダッシュ 30m・50m
リレー練習
テンポ走 200m・300m・400m
体幹補強
ウエイト
ハムストリング
ロングジョッグ 20 Min
技術
最大加速力
テンポ持続力
筋力
筋力
筋力
持久力

1・1

1・−・1





2・1

1・1・2





2・2

2・1・2





Active Rest(ストレッチ・マッサージ等)
回復





ウエイトトレーニング補足事項
種  目 ト レ ー ニ ン グ 部 位 負荷比率
(%)
回  数
(1セット)
実施日
Bench Press 大胸筋・上腕三頭筋 50 20
Upright Rowing 脊柱起立筋・三角筋・僧帽筋 50 20
Snatch 脊柱起立筋・広背筋 40 20
Clean 脊柱起立筋・広背筋 70 8
Dead Lift 脊柱起立筋・広背筋・大殿筋・ハムストリング 70 8
Twist 外腹斜筋 10kg 30
Sit up 腹直筋 50 30
Hyper Extension 脊柱起立筋・広背筋・大殿筋・ハムストリング 50 30
Arm Swing 上腕二頭筋・上腕三頭筋・三角筋 1.25kg(片腕) 50
Half Squat 大腿四頭筋・大殿筋 70 10
Bench Press 大腿四頭筋・大殿筋 15kg 20
Bench Stepping Jump 大腿四頭筋・大殿筋 20kg 20
Snatch & Clean は1セット目に スナッチ、2セット目にクリーンを行います。
筋力トレーニングは、筋の収縮スピードを重視して、筋に刺激を与える程度で行ってください。


走トレーニング補足事項
種  目 設定タイム
(BEST比率)
REST
1本 セット
ディセンディング 100m(10m加速付) 1セット目 -0.1 → -0.3 7 Min 12 Min
2セット目 -0.2 → -0.4
テンポ走 200m 男 200mx1.100 8 Min
女 100mx2.250 
300m 男 200mx1.600 10 Min
女 200mx1.700
400m 男 400mx1.060 13 Min
女 400mx1.070
450m 男 400mx1.500 15 Min
女 400mx1.600
前周期よりも加速ドリルやスタートダッシュの割合を増やし、短い距離での走りのキレを重視してあります。
ディセンディングは1本ごとにタイムを縮めていきます。微妙なコントロールができるようにします。