■ JBL Hartsfield
product 組立編
Hartsfield(finnish birch)
■ 千葉浦安 Kさん
製作済Hartsfieldを
試聴して頂き
「ばんCRAFT Hartsfield」
完成品の依頼を受け
開始!
使用材の検討
オリジナルは米松合板です。
設計仕様にはパイン(レッド)
厚みは19oが殆どでその他は13o
とあります。
既製作のHartsfield(ラワン合板)
経験
透明感があり
スピード感もあり
浸透力もあり
重心の低い
音を求め
比重もパインに近く(0.7〜0.8)
硬さ 響き 材質の均質性もある
フィンランドバーチ合板を
使うことにしました。
1、2,3,4
底板 バッフル板取付後
フロントホーン縦板と上板取付
この上板に
HL89のホーンとゴールドウィングが載ります。
X、Y方向垂直になる様に慎重に開始・・・
5,6、7
中心部縦板に垂直放射板上下2枚取付、
Hartsfieldのホーンロードは
水平方向には閉じながら
縦方向に広がる形で始まります。
8,9,10
ホーンロード中央部分進めております。
右側部分先行、左側部分は仮付け状態。
バッフル板からの最初の放射板共に組立
微調整しながら・・・中々難しいです。
以外とHartsは緩やかなカーブです。
11 バッフル板にウーハー取付用の
つめ付ナット 仕込み。
12 大分ホーンが形作られてきました。
13,14,15,16
中心部ホーンは殆ど形作られました。
色々な角度の組み合わせのパーツです
少し隙間が出来た所は
エポキシ樹脂充填剤で充填。
この後スロート(喉)部分パーツを取付。
このスロート部分は
Hartsで一番加工が難しい部分です。
17 中心部ホーン部を真上から見る。
18外側ホーン組立 上部蓋は仮付けです。
19 緩やかなカーブか形成されています。
20 スロート部分パーツは
未だ取付ていません。
21 バックチャンバー お鉢部分組立。
本体に取付用のツメ付ナットを仕込む為
この段階で製作します。
22 こんな具合に取り付けます。
大分ボリュームが出てきました。
23 ホーン反転内側R面板取付
24 流線形のホーン内側が形成されました。
25 現段階の姿を上から見る。
バックチャンバーお鉢を取り付ける
ボルトのナット(ツメ付)を仕込みました。
このナットはこの上に取り付ける
ホーン形成縦板で隠れます。
26 お鉢をこの様に六角レンチボルトで
締め付けられる様に細工。(計12本)
27 お鉢仮付けの姿。
28 本ロード反転折返し後
縦方向へ広がるパーツと縦板取付。
28 上から見たところ
30,31,32 図面ではイメージわきませんが
こんな具合になります。
33,34,35 今日は久しぶりにカットをしました。
ずっと懸案でしたスロート部分のパーツ
最終的に2ピースに分け加工しました。
本来1ピースのブロックですが
私の加工機械ではカットが難しいので
ちょっとして工夫をしました。
36 バックチャンバー取付用ツメ付ナット仕込。
(26画像同時参照。)
37 仕込ナットの上にホーンテーパーパーツ
が取り付きます。(上手く考えてあります)
38 この後
スロート部分と外側ホーン取付になります。
30 上下の三角窪みもバックチャンバーです。
21画像とこの窪みが
バックチャンバー容積になります。
初期型ハーツに比べると
かなり容量が増 えております。
41、42
ホーンスタート部分 4隅に出来る空間の
デッドニング用パーツ取付。
不整形三角形のパーツ、上下左右4か所。
42 デッドニングのパーツの上に
スロート部分のパーツを取り付けます。
上下2ケ所。隙間はエポキシ樹脂を充填。
43 スロート部分完成。
44 水平補強板取付。
45 外部最終ホーンパーツ取付
接着部分が少ないので
雇実加工にしました。
46、47
正面のホーン反転に当たるボックスを残し
フロントホーンの全体の雄姿です。
未だ上部蓋は仮付けです。
48 久しぶりにパーツカットしました。
組立の次の作業の準備です。
脚のパーツ等です。
49,50 脚部組立。
51,52 脚はかなりの重さが掛りますので
補強のコマと接合部はやとい実加工。
53 ホーン最終部分端部の補強です。
この外側に支柱が付きますが
設計図では独立した形になております
私は端部に接続する形にする予定です。
54 本体を逆立ちにして脚部を仮止。
55、56 脚部取付
前の一列と後ろは一点で
本体の重さを受けます。
未だビス止め状態です。
かなり迫力出てきました!
57,58 バックチャンバー取付具合をチェック
59 部屋のコーナーにこの様に
配置しますので印象が又違います。
60 天板組立
61 サイド支柱組立
62 天板完成
63,64 書面ボックス組立中
65 取り敢えず仮付。
66 正面反転ボックス完成
67 仮付け、具合を調整
68 反転ボックスを背面より見る
69 ほぼ完成 この時点で微調整
70 バッフル、グリル桟組。
71 組立完成、微調整も済み
突き板練り付け塗装仕上げに入ります。
72 真横からの外観。
73 背面からの外観。
仕込みのボルトもバッチリ切りました。
74,75 仕上作業
オーク突き板練り付け作業
組立前に作業した方が
綺麗に貼れる箇所を
先行して進めています。
76 天板;オーク付板練り付け完成
77 正面ボックス 付板練り付け完了
この後本体へ取り付けます。
いよいよ、クライマックス!
78 正面ボックス、ボンド接着組立。
79、80
組立完成!
この後塗装仕上に入ります。
81 サランネット張り
82 取り敢えずサランネット嵌め込み
うまい具合です。
次は安心していよいよ塗装仕上げです。
83 今日はバックチャン所謂お鉢部分が
本体と当たる部分をエアータイトにと
ボムパッキンを取り付けました。
84.85 塗装仕上げ
少しアンティークj・レトロ調に
仕上げりました。
86、87 グラスウール
この形にしてバックチャンバーの
上下に入れます。
88 89 いよいよゴールド ウィング取付
とは言っても
調整の為の仮付け。
ウィングが光っております。
90 Emblem 取付ました。
シンボルが入りますと
全体が引き立ちます。
未だ細かい作業がありますが
気持ちがはやり付けちゃいました。
92 スピーカーターミナル端子取付。
93,94 バックチャンバー取付
仕込んだいたナットにピッタリ、感激!
95 ドライバー375とホーンを支える台座を!
96、97 ホーンを台座に載せ確認!
後はユニット150−4C 375 N500H
を取付て試聴をするのみ・・・
試聴は新年を迎えてからの予定!
98 150-4C取付
99 375 N500H 取付
100 ランデブー(日本版テネシーワルツ)
カサンドラ ウィルソン試聴しました。
101 一番楽しい瞬間です。
フロントロードホーン
フィンランドバーチ仕様
効果抜群!
大変抜けが良く
立ち上りの良い音です。
今回は取り敢えずモノラルでの試聴
この次はステレオ試聴を・・・・。
スピード感と
透明感のある音が期待できそうです。
102,103 試聴会
いつもの知人と
一緒に製作したパートナーが
試聴会に参加してくれました。
木造板の間空間でしたが
透明感等フィンランドバーチ仕様の効果
臨場感ある音を一緒に試聴・・・。
フィンランドバーチ仕様のHartsfield
世界で唯一の音出し会
幸せの一瞬でした。
いよいよ来週は搬入です。
104 搬入しました。
マンション2階にあるオーディオルーム
片方100k位になる重さ
搬入、各ユニット取付
音出し頃は少し疲れ気味
オーディオルームの状態に合せ
カットエンドトライの試聴中風景です。
少し低域が膨れ気味
次回防振マットを敷く事にしました。
105、106 防振マット製作しました。
浦安harts用
搬出時、東北関東大地震が発生
老朽化していた加工場でしたので
かなり揺れましたが大丈夫でした。
従って浦安hartsへの搬入はオアズケ
後日搬入試聴予定。
107,108 ようやく防振マット搬入
最終的な音出し確認しました。
深く立体的なハーツ特有の
音離れの良い低域と
その上に幾層にも並ぶ
厚みのある音が確認されました。
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組立編
今回製作にあたり
CADにて製作図更新しました。
約30年前ハーツフィールドの雄姿とその設計図に触れ
家具としても美しい緊張感のあるその機能美に悩殺され
16センチの丸のこ一丁で製図台で原寸図を起こしながら
十数年を掛け製作に勤しんだ時の気持ちが蘇ってきます。
今回は
いまだ聴いたことがない
世界でたった一つの
Hartsfield (made of Finnish birch)
のクラフトの開始です。
フィンランドバーチ合板18o 12o
オール フロントロードホーン
いよいよ組立開始!
カットは地道な作業ですが
組立は正に楽しい世界
こうご期待!
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