酒の肴

今朝、1尾3千円のサバにおめにかかる。関サバというブランド品のばかばかしい値段ならありそうな金額であるが、そのサバは三陸からいらっしゃたと言う。高い。
けれど、見事な魚体である。言うまでもなく、魚の値段は相場で決まる。「こういう日もあるさ。」と言いきかせるが、近頃、言い聞かせる朝が多い。漁が少ない。原因はなにか。色々ある。妄想かもしれぬが増えつつある鯨が魚群をパックリと食い尽くしているからか?。  えいっ、とばかりに3千円のそのサバを買った。わたくしの、心意気を、見栄を、やけを、味わってやって下さい。
 
 「ばさら流シメサバの作り方」
 3枚におろす。よく水気をふきとって、両面に塩をふる。塩のりょうは霧雨ていどでよい。ザルにのせ24時間ラップせずに冷蔵庫のなかにほって置く。翌日、あらかじめ、冷蔵庫の中で冷やしておいたお酢を、サバにたっぷり注ぎこむ。漬けること30分、これで、美しいシメサバにありつけるはずである。
 安いサバはさけましょう。

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