パルの気まぐれ日誌     base-tri1home.gif
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   僕、パルといいます。バセンジーという種類の犬です。良い友達になろうという意味で、僕のご主人が「パル(Pal)」と名付けてくれたんです。ここは僕の仲間であるバセンジー犬の情報や僕とご主人の気まぐれな日常を紹介するページです。だんだんと充実した内容にしていきたいと思っていますのでどうぞよろしく!

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南アルプス早春
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3月24日に満開!
2002年3月  お彼岸に桜満開!

 今年の冬は暖かだった。去年の12月がいやに寒いなあと感じたけど、年が明けてからは厳しい寒さというのがなかったような気がする。僕のおやじは「おかげで朝の散歩が楽だった」と言っている。僕はと言えば、雪の中で遊べなかったのはちょっと残念だったけど、やっぱり暖かいのに越したことはない。それに去年の初冬の頃からフアフアした冬毛が生えてきたおかげで、散歩で震えることもなかった。僕のおやじは「それを適者生存survival of the fittestと言うんだよ。」と教えてくれた。そんな訳で、この春の桜は例年と較べて一週間から十日ぐらい早く満開を迎えている。いよいよ僕たちバセンジーの季節だ。
 左のもう一枚の写真は、僕のおやじが出張のとき撮ったもので、JR中央線から遠望した南アルプスの早春だ。手前の甲府盆地ももうすぐ桃の花で春真っ盛りとなるはずだ。

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おおはしゃぎ
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みんなすましてーっ
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小春日和
            2001年11月 真田温泉訪問

 11月23日、長野に帰る途中、真田のデニー君を訪ねた。須坂に帰省していたジュリアちゃんも合流し、穏やかな小春日和の午後真田温泉近くや信綱寺を散歩した。信綱寺の緑地公園では思いっきり三人でドッグランした。デニー君の住んでいる真田はすごく環境が良くてうらやましい。冬はとても寒いみたいだけど、四季を通じて自然がいっぱいで自由に遊べるところも多いみたい。デニー君、また来まーす。親切にしてくれてホントに有難うございました。

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インディーや仲間たち
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兄弟バロン君
                    スーパードッグカーニバル

  11月3日、西武ドームで開かれたスーパードッグカーニバルに参加した。Basenji-Worldのみんなも集まって楽しいひと時を過ごした。僕のほんとの兄弟であるバロン君と再会した。再会といっても小さいときは憶えていないから初対面みたいなものだ。僕もバロン君も割かし冷静に挨拶した。おやじたちのほうが興奮していたみたいだ。周りでは「躾け教室」みたいなイベントが開かれていたけど、僕たちバセンジー仲間は余り「躾け、躾け」とうるさいことを言われるのが大嫌いだ。僕たちの飼い主もその辺は良くわかっているみたいで、そんなイベントには参加しなくてほんとにめいっぱい走り回った。またみんなに会いたいなあ。

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長野 夏 翔大君と
                        2001年8月  長野、夏

 僕は小さな子が大好きだ。もちろん大人の人にも、近くにいるとすぐに寄って行って頭をなでてもらうけど、小さな子は僕と同じくらいの背丈だし、なんと言っても良くかまってくれて最高の遊び相手だ、と僕は思っている。でもたまに、その子のママなんかと一緒だと、僕たちを警戒して遠ざけてしまうんだ。僕は遊びたいだけなのにネ。 今年のお盆も長野のおばあちゃんの家に行った。ちょうど青森から翔大君も来ていたのでお庭でたくさん遊んでもらった。翔大君も最初はおっかなびっくりだったけど、だんだん慣れてきて、ボールを投げたり、かくれんぼみたいにしてくれて、大いに走り回った。楽しかった。

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「りんごの花とはなみずき」

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りんごの花

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はなみずき(手前)

2001年5月  長野、春爛漫!


 ゴールデンウィーク、長野へロングドライブ。自動車旅行は嫌いじゃないけど、車の中は落ち着かない。高速を走っているときは横になって休んでいられるんだけど、一般道ではブレーキがかかったり左右に曲がったりと足を踏ん張るのが大変なんだ。それに出掛かるときはごはんも食べさせてもらえない。ドライブ中の唯一の楽しみはパーキングエリアで休憩を取るときだ。ミニ散歩をするんだけど、いろんなワンちゃんに会える。彼らもまた家族と一緒に車の旅をしているんだ。おやじはいつも「ほかのワンちゃんを見習いなさい!車の中でもすごくお行儀がいいよ。」と僕をお説教する。気が滅入ってしまう。でも信州は気持ちよかった。この時期の信州はりんご、桃、杏、それからつつじやもくれん、ハナスオウ、はなみずきなど一斉に咲き乱れて本当にきれいで気持ちが和んでくる。こういうのを「百花繚乱」と言うんだとおやじが偉そうに教えてくれた。


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「バセンジー得意のポーズ」

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PHOTO「広いなあ!!」

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桜は満開
2001年4月  思いっきり広場!

 4月の桜が満開の土曜日、車で10分ほどの「紀長伸銅」という会社の広場に連れて行ってもらった。ここはものすごっく広くて、リードなしで思いっきり走れるところで友達のナイル君もよく遊びに来ている。ところが今日はちょうどお昼頃だったんだけど、不思議なことに誰一人、いや一匹遊んでいないんだ。ちょっと拍子抜け。近くに桜の名所で有名な「あけぼの山公園」があって、みんなそこにお花見に行っているんじゃないかなあと僕のおやじは言っていた。でも春の日差しをいっぱいに浴びて走り回った。本当に気持ちのいい春の一日だった。


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雪の朝、公園で
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2001年1月〜3月  雪の朝

 1月、生れて初めて雪の上を走り回った。厳しく冷え込んだその日の早朝、一面真っ白な世界にうれしくなってしまって、寒さも忘れて思い切り走り回った。今年の冬は全国的にも雪が多い。僕の住んでいるこの辺に雪が積もるのは久しぶりだとか。アフリカ生れの祖先を持つ僕たちにとって、雪の上でずっと生活するというのは無理だけど、こうして散歩のときに雪の中で遊ぶのはやみつきになってしまいそうだ。


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バセンジーは草原が似合う

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2000年12月  草原が似合う

近くの公園で仲間たちと遊べなくなって寂しい思いをしていたら、僕のおやじが土日の休みの朝に、少し離れたところにあるただっぴろい野原に連れて行ってくれるようになった。朝早いと霜なんかが降りていてちょっと寒いけど、そこでボール遊びなんかしているとだんだん身体も暖まってきて、遠くアフリカの草原で狩猟犬として活躍していたバセンジーの祖先の血が騒ぎ出すみたいで、思わずぴょんぴょん跳ね回ってしまうんだ。「やっぱりバセンジーは草原が似合うなあ。」とおやじが言った。ところで12月20日は僕の誕生日だ。この一年ホントにいろいろなことがあった。僕のおやじは取り立ててお祝いなんかしてくれそうにないけど、でも毎日欠かさず散歩に連れていってくれるし、何てったて面倒見がいいからうれしくなってしまう。だから誕生日祝いなくても許してやる。

2000年10月  初秋

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Photo ぼろは着てても・・・・

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ストーブ

 あっという間に夏が過ぎて秋がやってきた。今年の夏はいつもと比べてすごく暑くて長かったと僕のおやじ(僕のご主人は「パルのおやじ」って言う通称らしいので、これからこう呼んじゃおう)が話していた。だから秋の深まるのもはやいいんだって・・朝夕もすっかり冷え込むことが多くて、暑いのが大得意だった僕もちょっとつらいんだ。先日も散歩から帰ってきてふるえてしまった。僕のおやじは早速温風ストーブをだしてきてスィッチを入れてくれた。それからお母さんの古着を切ってポンチョみたいのをこしらえてくれた。結構暖かいんだこれが・・・・・夜寝るときはこれが手放せなくなってしまいそうだ。 そういえば、このごろ公園でお友達に会うことが少なくなってしまった。なんでも公園で沢山の僕たち犬が集まるとうるさいという苦情がでて、散歩禁止の張り紙が出たらしい。僕たちのところをかまってくれる人たちばかりと思っていたら、犬が嫌いという人もいることが分かった。世の中うまくいかないなあと僕のおやじさんは嘆いている。

  2000年8月〜9月  夏休み旅行
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青森から来ていた翔大君(1歳7ヶ月)と。


 夏休み、僕達は長野へ行った。お盆の帰省ピークでものすごく渋滞した。7時間もかかってやっと僕のご主人の実家についた。和尚様が来て、ご主人のお父さんの仏壇でお経を上げてくれた。僕はといえば、縁側と庭を行ったり来たりできるのですごくうれしくなってしまった。風通しのいい芝生の上で寝るのもとても気持ちがいい。これならずーっと長野にいてもいいと思った。おばあちゃんもやさしかった。

2000年6月〜7月  交通事故・・・車にぶつかっちゃった

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Photo「療養中」

 車にぶつかってしまった。よく覚えていないんだけど、朝早くの散歩のときだった。前にも書いたけど、僕は動くものにものすごく敏感なんだ。カーブの向こうから自動車が走って来るのが見えた瞬間、僕はご主人様の手を離れて突進してしまったらしい。キャンキャキャーン、正面衝突だ。意識が朦朧としてその場にしゃがみこんでしまった。僕のご主人の話によると、僕はそれでもなんとか家まで歩いてきたんだそうだ。しばらく落ち着くのを待ってお医者さんに行った。「すぐに入院です。それなりの覚悟をしておいてください。」と先生が言っているのが聞こえた。僕のご主人の顔が青ざめていた。気持ちを静める注射をしたり、点滴を受けたり大変だった。二日間入院した。でも幸いにも、足に数箇所の切り傷を負っただけで、骨も内臓も異常なかった。僕のご主人とお母さんに心配をかけてしまった。ご免なさい。


2000年4月〜5月  初めての散歩

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Photo 「公園で」

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Photo 「日向ぼっこ」

 8種混合ワクチンという予防注射をした。二回目から10日ほどたった今日、僕は初めて散歩に行くことになった。僕のご主人もそわそわしている。玄関が開いた。そこに階段みたいのがあって、僕は怖くて思わずしり込みをした。そしたらご主人様はさっさと僕を抱き上げて表まで運んでくれた。そこは別世界だった。緑が多くて気持ちがいい。オシッコするのも簡単だ。アレ!ウンチ
もしたくなっちゃった。あっちこっちきょろきょろして、全く方向が定まらない。僕、歩き方下手だなあ。公園というところにやってきた。広々としていてわくわくする。僕の仲間達もきている。お兄ちゃんたちも、ボール投げや、ボール蹴りや、自転車で遊んでいる。僕は猟犬だから、動くものに敏感ですぐ追いかけてしまう。自転車を追いかけたら、僕のご主人にこっぴどく叱られた。でも体がぐに反応してしまうんだ。とても疲れたけど、初めての散歩は本当に楽しかった。


 2000年2月〜3月  シツケ、クンレン???

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Photo 「ボール遊び」

 「シツケとクンレンをきちっとしないとね」。これが僕のご主人の口癖だ。環境が変わって、僕もまだちょっと疲れているんだけど、ご主人は張り切っている。シツケ、クンレンってなに? いきなりご主人は立ち上がって、僕に何かしゃべりかけている。「スワレ!スワレ」と聞こえる。同時に僕のお尻を押さえつけるんだ。ああ、これがスワレか。その通り出来るとすごく誉めてくれる。とてもうれしかった。次は「マテ!」。僕はじっとしているのが苦手なんだ。これは難しくて誉められるまでには時間がかかりそうだ。 僕はオシッコやウンチは、そりゃ失敗もするけど、結構誉められることのほうが多いんだ。失敗すると僕のご主人は黙々と後始末をしてくれる。それをみていると今度は絶対上手くやって喜ばしてあげようと思ってしまうんだ。


きょうは日曜日

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Photo 「すまして」

 目が覚めた。まだ朝が早いみたいだ。すぐそばに笑っている僕のご主人がいた。今日はずーっといっしょにいられるといいな。抱っこをしてもらい家の中を案内してもらった。ご主人の机の上には僕たちワンちゃんに関する本が何冊か積み重なっている。いろいろ研究しているみたい。僕の気持ちがよくわかってくれるかなあ。きょうは日曜日といって、ご主人はお仕事が休みらしい。さっきからずーっとぼくをひざに抱いていてくれる。またまた眠くなっちゃうよ。


はじめまして

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Photo 「はじめまして

 2月19日、今日は二ヶ月目の誕生日の前日。お店にお迎えが来て、僕はご主人様の家に移り住むことになった。初めて自動車とか言うのに乗せられて、その上かごみたいのに入れられたものだから、なんだかよくわからないうちにおうちに到着した。家にはやさしい奥さん(お母さんと呼ぶのかな)がいた。ご主人様に抱かれてうとうとしてしまい、その夜は、鳴きもしないでぐっすりと眠ってしまった。ご主人様と奥さんは、僕のことを心配してくれて一晩中良く眠れなかったみたいだ


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