ここで紹介するのは私が学生の頃から社会人2年目にかけてハマっていたSEGAのアーケードゲーム、「電脳戦機バーチャロン」です。

　地元のゲーセンに登場したのが1996年ごろだったかな。それ以前から雑誌でゲーム内容についての

　記事は見ていました｡どんなゲームだったかというと人型の戦闘ロボット「バーチャロイド(通称ＶＲ）」を2本のレバーで操作し

　勝ち抜いていくゲームです｡普通にCOM相手に戦う以外に人との対戦もできました｡

　ワンパターンなCOM相手より、やはりいろんな人との対戦が一番面白くその結果に一喜一憂していました。

　

　このゲーム、シリーズ化しており最もやりこんだのが第2作の「電脳戦機バーチャロン　オラトリオタングラム」と

　その調整版の「電脳戦機バーチャロン　オラトリオタングラム　version5.4」です。前者が出る数ヶ月前くらいからネット環境が

　整い、このゲームに関する情報を得る為セガの公式掲示板や様々なHPを巡ってました。

　またSEGA主催の全国大会の山口予選に出たりもしました(笑)。

　結構お金をつぎ込んでやっていたので地元では割と強い方でした｡と言っても他にやってるのはごく少数で、

　対戦で高校生相手に10人抜きとかやってました(汗)｡

　そんなことしているうちに東京に行く機会があり、そこでネットを通じて知り合ったバーチャロン仲間２人と会うことになりました｡

　初めて会ったはずなのになぜかそんな気がしない｡普通に共通の趣味を持つ知人友人として遊んでいられる。

　これがインターネットのすごさなのか、と感じました｡

　その後社会人になった後も東京のバーチャロンOFF会に参加したり、出張で東京に行ったとき

　わざわざ集まってもらって遊んだりしてました｡

　今回（2002.12.16）の更新で「LINK」に追加したHPの管理人、ＤＥＶＩＬさんとは最初に会ったネットの知人友人の一人です｡

　ここ２年、地元のゲーセンにバーチャロンのゲームが入荷しないこともあり、全く手をつけていません｡

　

　しかし改めて考えてみるとこの「バーチャロン｣は私にとって単なる趣味・娯楽と言うだけでなく、

　どんなに離れた所でも知人友人を作ってしまうインターネットの奥の深さを教えてくれた、非常に重要な存在だったと言えます｡





　下の画像は私が持っているバーチャロイドの立体物の中でほぼ完全な形で現存するＷＡＶＥ（という模型メーカー）製のソフト

　ビニールキット「1/72　MBV-04G　テムジン」です。このテムジンこそバーチャロンの主役級バーチャロイドで、

　これは初代のテムジンになります。

　各シリーズで外見は変わっていますが、名前は共通です｡私が使っていたのは子のテムジンではなく、初代においては「バイパー２」、

　「オラトリオタングラム」においては「サイファー」という、細身でスピードのありそうなVRを使っていました｡

　今度、プレイステーション2用ソフトでこのバーチャロンの最新作が出るそうです｡買ってみようかな････｡





                       

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「1/72　MBV-04G　TEMJIN」