私は 顧客満足主義

最近の 姉妹サイト・水中写真館では,
ダイビングサービスの経営内容に 関する記述が 少なくないが,
それは 私自身の経験が 大きく影響している。

実は,2008年度の 私の仕事は バスガイド だ。


どう考えても 必要価値のない大型公共事業の宣伝業務であるが,
1日当たり 5〜30台の観光バスが 事業用地に やって来るので
そのうちの 1〜4回,観光バスに乗り込んで,
事業用地を 1時間以上かけて 1周して,
その必要性を 宣伝する仕事だ。
信義に反するので,これは かなりのストレスで,
最後は メンタル寸前まで 追い込まれた。

それでも 話術が豊富な私が 添乗するバスは
1時間を 爆笑の渦に 浸たらせ,
リピーターさえも 生じる人気ぶりだった。
バスガイドから

ウチの 会社に 来ない?

と 言われたこともある。


なんの脈絡もないんだが ウチの Momo だ。

おかしなもので,
やりがいのない 仕事であっても,
なんとか,お客さま全員に 心底 満足して帰っていただきたい。
いつのころからか そう 思うように なった。

ただ,事業の完成が間近になった 2009年の1〜3月は
バス数が 増加する一方で,
完成に備えた仕事も忙しくなってきて,
バスの受け入れも 難しくなってきた。

質を 落としたくないので,
受け入れるバスの数を制限しよう。


と 提案した現場の私たちに対して
本社の 指示は

質は 落としてもいいから
数は 最大限に こなせ。


仕事の質を 落としたからこそ
全国的に有名になった 初歩的な不祥事が 生じたんだろう?

と 反論したんだが,
本社の意向には 逆らえねえ。
とにかく,クビになったら 海外ダイビングに 行けなくなる。

こんな 経過があるからこそ 思うんだ。
ゲストを 不満足なままで 帰すくらいなら
受け入れない方が 良い と思う。
客数を こなすだけの ダイビングサービスは,
これからの時代は 流行らない。

つまりのところ,前述した理由は そんなところだ。