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■地震発生!!
5月26日(月)午後6時24分ごろ、東北地方を中心に強い地震があった。
宮城、岩手両県で震度6弱、仙台は、震度5弱であった。隣の青森、山形でも大きく揺れ、北海道から近畿地方まで広く揺れの観測がされたという。
今回の地震は、78年に発生した宮城県沖地震の再発かと思われたが、別のプレートから発生したとのことであった。しかし、宮城県沖地震と無関係では無いそうで、注意して生活する必要がありそうである。
■家内が心配!!
地震が発生したとき、私は、会社で仕事をしていた。地震が来たと思ったら、暫く横揺れが続き、段々に、ドンドンと突き上げるような揺れになり、時間をかけて静まった。一時、机の下に避難しようと思った程で、最近に無い揺れを経験した。
地震が来て、一番最初に思ったことは、家内がどうしているかという心配であった。
高層マンションに住んで4年になった。今まで、何回か地震を経験しているが、建設地の地震特性を考慮した耐震設計法による建築物ということで、安全性は、すこぶる高いということから、地震が来ても、「あぁ、地震がきた。」という感覚でしかなかったが、今回は、今まで経験したことの無い揺れでもあったことから、さぞかし驚いているだろうなと思った。即、電話をしたが、案の定、一般電話も携帯電話もかかりにくい状況になっていて、なかなか連絡が取れなかった。地震発生から約30分後であっただろうか、ようやく、家内と連絡が取れた。
■ミッピィ(猫)が行方不明!!
その時、家内は、相当、慌てふためいていた。こちらの心配をよそに、最初に家内から発声された言葉は、「ミッピィが、どこに行ったのか家の中にいない!!どうしょう!!!」という話であった。ミッピィとは、去年の3月に息子から預かって、我が家の一員として飼っている猫の名前である。家内の第一声に、こちらとしても、家内の心配は吹っ飛んで、猫が、何処に行ってしまったのかと、それだけが気が気でなかった。
■地震の発生時!!
地震当時の様子を聞いてみた。地震が発生したとき、家内は、夕飯の準備をしていたらしい。最初にとった家内の行動は、ガスコンロの火を消したそうだ。その後、玄関のドアを開け、逃げ道を作ったという。その間、リビングとベランダの間にあるガラス戸が、行ったり来たりと開閉を頻繁にしていたらしい。結構、重いガラス戸である。その間、ミッピィは、家中を死に物狂いで走り回っていたらしい。家内は、ベランダのガラス戸を閉める余裕すらなかったらしい。その後、揺れが落ち着いた後に、ミッピィがいなくなったことに気がついたようだ。
こちらとしては、マンションで飼ってはならない動物を内緒で飼っていることから、「直ぐ、探せ!!隣の家のベランダに逃げているかもしれない!!あるいは、窓を開けてしまったので、マンションの下に落ちてしまったのかもしれない!!」と言いながら電話を切った。電話を切った後は、「余計な心配をさせて!!」と家内を恨めしく思ったのが正直なところであった。
■マンションから落下?!
早速、家内は、猫の捜索を始めたようだ。あまり大きな部屋でもないので、隅から隅までくまなく探したらしい。それでも見つからず、同じ階のマンションの住民に一軒一軒、ベランダに猫が紛れ込んでいないか探して欲しいとお願いにあがったようだ。結局、それでも見つからなかったらしい。とうとう、マンションから落ちてしまったのかと思い、歩いて階下まで探しに行ったそうだ。当時は、4基ある全てのエレベーターが止まってしまい、歩いて下まで降りていくのは、時間もかかるし、大変なことであったようだ。探し回った挙句、下に落ちてはいないということになり、その足で、直ぐ、自分の家まで歩いて階段を昇ったそうだ。火事場の馬鹿力ではないが、相当の体力が必要と思った。
■無事、ミッピィを発見!!
結果、玄関の戸を開けたら、いつものように、ミッピィが「ニャォーン」と泣きながら出迎えてくれたらしい。家内は、安堵から一気に疲れが出てしまったそうだ。未だに、猫は、何処に隠れていたのかと不思議でならないと言っている。猫の名前を呼び、猫の欲しがる音と餌で探したのに、どうして、出てきてくれなかったのかと思っていたようだ。
■マンションで猫を飼うときの注意事項!!
猫を飼った当時は、マンションのベランダから、何回か、隣の家に逃げていたこともあり、ベランダに出るガラス戸の鍵は、必ずかけておくようにと注意をしていた。それに、マンションで飼っている猫は、ベランダから落下してしまうこともあると、『猫の飼い方と健康管理』の本に書いていたこともあり、細心の注意をしていたところであった。我が家の猫に対する安全管理が行き届いていなかったわけである。
最近、地震の再発生する確率が高いということから、家内と話をして、猫を持ち運ぶ籠を手元に置くことにした。先ず、地震が発生したときは、猫を籠に入れ、その後、自分たちの逃げ道を作るために玄関のドアを開けようと決めた。そのことを友人に話したら、友人は、「人間よりも猫の方が一番だね。」と笑われてしまった。
■25年前の宮城県沖地震被害
幸いなことに、今回の大きな地震は、79人のけがをした人がいたものの、亡くなった人は、いなかった。25年前に発生したときの宮城県沖地震では、亡くなった人は、28人もいたと言う。
■笑い話ではないが・・・
家内と話をした。「このまま、ミッピィが、マンションから逃げて、下まで落ちて死んでしまっていたら、『飼い猫一匹死亡』と新聞を賑わしていたかもしれない。それも、『飼ってはならないマンションで』と…。笑い話にならない記事が掲載されていたかもしれない…と。
■我が家の地震対策
今回の地震で、家内は、友達から情報を得てきた。
あるお宅では、倒れてきてけがをするようなことが一切ない部屋を一つ確保し、そこに家族全員が寝るという。そこまで、徹底した地震対策を講じている人もいると凄く感心をした。
早速、我が家でも、部屋の見直しを図ることとした。更に、最低、取り揃えておくべき非常時の品々を再点検することとした。最後に、お互いに離れ離れになったときは、必ず、この住んでいる地域の避難集合場所に行き、そこで会おうと…。
災害は、忘れた頃にやってくる。
用意周到。日頃からの心構えが大事であると思った。
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