人生一大事業・永住地の選択とマンションの購入
                       
(2003.2.8)        

 永住地の選択とマンションの購入を本格的に考え始めたのが今から4年ほど前である。
 当時、単身赴任生活をしていて子供が学校を卒業する機会にそろそろ単身赴任生活を解消しようと考えていた。 

 居住地の選択理由であるが私が学校を卒業後、最初の赴任地が宮城県の県北。その後初めての転勤と新婚生活を送ったのが、今、住んでいる仙台。更に、関東と東北との往復を重ね、何回か住んだことのある土地だった。若い頃、将来、永住する所と言えばこの土地が最適かなと思っていた。いろいろと思い出の多い土地でもあったのですんなりと決まったような気がする。 
  マンションと一戸建ての選択であるが、どちらを購入したら良いかいろいろと検討した。今まで社宅生活が長かったので、ここで一戸建てでも良いのかと思った。しかし、最終的にマンションを選択した。

 マンションを選択した理由は、子供達も外に出ていて、将来、一緒に住むようなことも考えられず、家内と二人だけの生活では、交通(電車、車)、買い物、病院、娯楽など毎日の生活にエンジョイできる便利なところが良いということで検討した。今、住んでいるところは、文句なしにその条件を全て兼ね備えており、何の迷いも無く決定した。

 高層マンションであり、階数が多かったことから住む広さや住む階をどうしょうかと考えた。先ず、二人きりの生活であることからそこそこの広さで良い。住む階は何処でも良かったが、何か選択する理由があっても良いのではないかと思った。人生一大事業のマンションの購入でもあることからこれぞという理由があると今後も愛着が湧くのではないかと思った。もちろん、購入価格も考えなくてはならなかったが、決定的な理由は家内と私が○○月××日の××日の数字が同じであり、一生を終えるまでその数値と付き合うことになるわけで、その数値の階ではどうかと考えた。

 住む部屋については、二人の意見を出し合い比較的玄関の広い感じのする部屋が良いとした。若い頃、一戸建てに住むときは玄関が広く、吹き抜けのある家に住みたいと思っていた。選択した部屋も末尾の数字が二人の誕生日と偶然にも合致した。 
 このマンションに住んで、もう4年目に入った。今、ここに住んで良かったと思っている。全てに満足している。

 前評判の高いマンションでもあり、内覧会が始まると沢山の人が見学にきていた。建設中からどうしても入居したいマンションであったので、抽選会の時は緊張した。私の所は、やはり、他の人もエントリーしていた。私に決まったときは、ほっと胸をなでおろした。購入前、このマンションを斡旋していた某支店の皆さんには、いろいろと相談にのっていただいた。大きな買い物であることから慎重にならざるを得なかった。今でも感謝している。

 マンションをあれこれ物色した当時がいろいろと思い出され思い入れの多かったマンションの購入であったような気がする。

 一生を終えるまで、このマンションにお世話になると思う。
 これからも、安らぎのある我が家として明るく楽しく元気に過ごしていきたいものである。
 
 人生一大事業の永住地の選択とマンションの購入は全てにおいてパーフェクトだったと思っている。
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