とうふのようでとうふでない!?『もちもちとうふ』!!
(
2003.9.6
)
先日、古川市のハンドメイドマルショウに行ってきた。
ハンドメイドという店の名前を見て、手作りのオリジナルの製品を販売している店と思いながら行った。
確かに、手作りの菓子類を中心にいろいろと手がけているような感じであった。ところが、店には、菓子類の販売だけでなく、菓子類の食材、例えば、大豆や小麦粉、それに、菓子を包む紙類、袋類までいろいろな品物を所狭しと陳列していた。
今回は、ハンドメイドマルショウで新製品として開発した夢のデザート"ドリームプリン"を買うために行ったが、たまたま、レジの近くのクールボックスに目をやり、"もちもちとうふ"というネーミングの聞きなれない製品をみつけた。
よく見てみるとゲキカラ、ピリカラ、チョコ、チーズ、ゴマ、くるみなど6種類の品があった。
これが、豆腐料理なの!?という感じがして、店の方に、この"もちもちとうふ"なるものを聞いてみた。
”もちもちとうふ”の材料から種類、美味しい食べ方まで懇切丁寧に説明してくれた。
この店のオーナーの奥様ではないかと思ったが、笑顔があり、爽やかで、歯切れの良い好感度抜群の説明であった。
その後、試食が一番ということで、くるみとチーズ、ピリカラの3種類を小皿にとって食べさせてくれた。くるみには、わさび醤油を、チーズには、トッピングソースをかけ、ピリカラは、そのまま食べた。"もちもちとうふ"そのもので食べるよりも、トッピングソースやわさび醤油、又は、しょうが醤油やだし醤油などをかけて食べると美味しいと言っていた。また、奥様は、会席料理のデザートにも良く似合いますよと言っていた。確かに、”もちもちとうふ”を小さめに真四角に切り、品の良い小鉢に入れてトッピングソースをかけ、会席料理に添えると上品な一品ができるような気がした。
この"もちもちとうふ"を新発売した時のエピソードを教えてくれた。
ある冬の季節。鍋料理の美味しい時期に、お客様が、ピリカラの"もちもちとうふ"を沢山買っていった。そして、お客様は、辛口の"もちもちとうふ"なので、キムチ鍋に入れると美味しいのではないかと思い、鍋料理のトウフとして入れたそうだ。ところが、どうしたわけか、その"もちもちとうふ"は、跡形も無く、無くなってしまったという。どうして、辛口の"もちもちとうふ"が無くなったのかと心配になったそうだ。お客様から、早速、電話がかかってきて、その説明を受けたそうだ。何のことは無い。それは、原料が、本葛であり、水に入れると跡形も無く解けてしまう代物だったということである。
奥様は、お客様にきちんと説明しなかったため・・・・と深く反省していたが、"もちもちとうふ"と言えば、とうふなるがゆえに、誰もが、鍋に入れて食べてみたいと思うに違いない。まして、辛口なぞは、いかにもキムチ鍋にあいそうである。説明を受けないと誤解するのかも知れないと思った。しかし、菓子類の一種であるはずなのに、キムチ鍋に入れたお客様の発想も素晴らしいと深く感心した。
笑うに笑えないオチのある話を聞いて店を後にした。
道すがら、奥様から聞いた話を思い出し、キムチ鍋にいれたお客様の驚きを想像しては、思いっきり笑ってしまった。
その後の店の改善策であろうか、私が、"もちもちとうふ"や"ドリームプリン"を購入した時には、新製品の効能や美味しい食べ方などを掲載した手作りチラシを渡してくれた。
手作りチラシの暖かさが伝わってきて嬉しかった。
「お菓子のようでお菓子でない。でもお菓子のようだ!?」”もちもちとうふ”を改めて感じた一日だった。
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