久しぶりのプロレス観戦。いつもの「プロレス４バカ」で行ってきた。本来はもう1人いるのだが、「全日派」だったので全日の崩壊にショックを受けて、現在リハビリ中のようだ。早く復帰してねー。
地方興行は１０年以上ぶり、いわき市総合体育館で観た「全日」以来かなあ。懐かしい。あのころは今やＮＯＡＨのエース、三沢がタイガーマスクだったなあ。僕は今も昔も三沢は大嫌い！
ここ数年はドーム級の大きな会場でのみ観戦していた。「大仁田電流爆破」「長州復活」「小川ＶＳ橋本」「ムタＶＳニタ」等、いつもビッグカードがあった。
が、今回は地方なので話題になるようなカードはなし、全然気持ちが盛り上がらないまま会場入りした。
会場は、郡山の「ビッグパレットふくしま」といって、イベントをやるような展示場でとてもきれいな会場である。ただし、２階席がないので少し変な感じ。これも地方っぽくていいか。観客は満員だった。後ろの方では立ち見の人もいた。僕たちはもちろん「特別リングサイド」。４列目。ドームだと３００００円だが、さすがに地方、８０００円である。
上にあるのが、今回のチケット。係員、このちぎり方はないんじゃないの・・・
そうそう、今回はテレビ中継が入っていた。僕たちプロレスバカはテレビに映ることばかり考えていた。来週あたりやるのかなあ？チェックしてみよう。
会場の雰囲気はかなり良い。久しぶりに「地方のプロレス」の感覚を思い出してきた。地方の人にとってプロレスはお祭りのようなもの。郡山でも１年に１回程度しか来ないのでみんな楽しみに待っているようだ。
「こんど、プロレスくっぺ、いっでみっぺよ？」みたいなノリの人たちが来る。ヤジを飛ばしたり、イカサマが下手なところで喜んだり、プロレスを楽しんでいる。
ドーム級での独特の危なさは全くない。ドームで「イカサマ」なんて口にしたら危険である。半分ぐらいの客はプロレスは真剣勝負だと思っているから。
来るまではカードもカードだし、気持ちが盛り上がっていなかったが、１試合目が始まったとたん、一気に爆発した。地方興行、いいねえ！今日は地方プロレスを満喫してやるー！！郡山の観客もいいねえ。盛り上げ方を知っているし、マナーもいいし、さすがだね。このあたりが文化レベルの低いいわきと違うんだなあ。だからいわきにはプロレスはもちろん、コンサートとか、イベントが来なくなっちゃうんだよね。
あと、今回の会場、警備がないに等しかった。通常は警備員がいて、選手入場の際、自分の席から花道のほうへ動くことはけっこう難しいが、今回の警備員は弱気である。
言っているのかいないのか分からないぐらいの小さな声で「自分の席に戻ってもらえますか？」って。
だれも言うこと聞かないよ。でも、入場が終わるとすぐに自席に戻る郡山の人はマナーがいいなあ。ドームだとグダグダ戻らないから。
左の、「うおおぉぉぉーーー」とまぬけ顔の写真に写っているのは、我らプロレスバカ軍団です。一応、蝶野アニキといっしょに写っております。