プロレス観戦
2001年10月8日 東京ドーム
はい、いってまいりました。ドームではお正月以来の観戦です。
ちなみに左が今回のチケットです。オフィシャル・ファンクラブ専用チケットとやらで、ちょうど、写真のサービスサイズって感じです。バーコードなんてついていますが、ただ見せるだけ、読み取り機で「ピッ!」なんて想像してたから肩透かしでした。こんなんじゃ、パソコンで偽造できちゃうじゃん。おそらく、試験的なものだと思う。今後はこういうチケットになっていくんだろうなぁ。まあ、かっこいいし、記念になるからうれしいけどね。
今回の目玉は・・・よくわからん。健介復帰戦なのか?団体の垣根を越えたタッグマッチ、武藤、馳VS秋山、永田なのだろうか?いまいちドカーンという話題性はない大会だった。が、テレビ中継はゴールデン、6時半から、しかもK1と重なっているではないか。ということは、なにかあるのか???なんて期待もあった。残念ながら猪木師匠はK1のほうに行ってしまうとの事前情報があったので、気持ちの高ぶりはあまりなかったが、小川が乱入するらしいので、それに期待した。
さて、1試合目。田中稔、サムライ、ライガーVS AKIRA、邪道、外道の6人タッグ。あらら、盛り上がらない。1試合目というのは会場の雰囲気を作る、非常に重要な試合なのだが・・・ライガー、マッチメークしたんだろ、責任とって盛り上げろよ。まったく。
先が思いやられる空気の中、2試合目。ジャイアント・シルバ、ジャイアント・シンVS井上、棚橋、建三、吉江の2人対4人の変則マッチ。シルバとシン、めちゃくちゃでかい。2m30cmぐらいはあるのかなあ。まあ、お決まり通り、最後にはデカコンビが勝つのだが、なんだかなぁ。女子プロレスの小人プロレスじゃないんだからさあ、完全に見世物でした。哀れさを感じました。
3試合目、これは期待できるか?いや、ダメだった。ゲーリーグッドリッチVS小原。グッドリッジは本気でないように見えたが、小原のグラウンドの巧さは垣間見れたかな?小原、そっちの方向に進んだら。あー、3試合まで最悪。新日、こんなんで大丈夫かぁ?
しかーし、4試合目、ケンドー・カシンVS成瀬。やってくれるぜ、カシンは。カシン入場!が、そこには素顔の石沢が!!いつも面白いことしてくれるなあ。で、結果は石沢の秒殺。たしか、26秒。で、期待通り認定書を破り捨て、チャンピオンベルトを投げ捨てました。いいぞー。今回のチケット代3万円のうち、25,000円分はこの試合ですね。その後のインタビューでは、マスクを着けて登場。なんでも、カシンは寝坊したらしく、石沢がカシンにベルトをくれたそうです。最後まで面白いことするねぇ。満足満足。
5試合目は、あのファンクスが登場。大丈夫かいなぁ?って試合でしたが、ファンクスだもん、それだけでみんな満足だね。80歳ぐらいのおじいちゃんが観に来ていたけど、とても楽しそうでした。僕もじいちゃん連れてくれば良かったかな?(僕にプロレスバカ・ウイルスを注入したのはじいちゃんなのだー)ただ、新日は紙テープ投げ入れが禁止のため、テリーが紙テープにもぐっていく姿が見れなかったのが残念でした。
6試合目、長州の試合。特にコメントなし。でも、いまだにパワーホールがなると盛り上がるのね。いつまでも長州頼みじゃだめだよなぁ。
7試合目、中西VS安田。安田の動きが・・・ジャイアント馬場のようだ。あれで動きが速かったら期待できるのになぁ。今日の中西はバカポーズがあまりなかったので良かったです。今の中西は大嫌いですが、体格に恵まれているんだから、方向さえ変えてくれれば・・・小川(背後の猪木)とかにうまく引き出してもらいたいですね。
きました、8試合目。と、試合前に小川の乱入だぁ〜〜。
「1月4日、健介、藤田、安田、中西、永田、やってやる〜〜」と言って去っていきました。なんだったんだろう。今回は随分淡白なのねぇ。
でも、これで1・4が楽しみです。もちろん、チケットは購入済である。
そうそう、試合のほうですが、健介、ずいぶんキャラ変わっちゃって。いい試合してんじゃない。あらら、藤田が防戦一方だよ。と、最後には、相変わらずのつめの甘さでTKO負けでした。健介は負けたけど、今後期待できそうな方向です。藤田は体調が悪いのか?最近あの異常な強さがなくなってきているので心配です。あと、健介のへたっぴマイクアピールがなかったので興奮が冷めないままメインイベントに突入できました。
とうとうメインです。全日の馳、BATTの武藤、ノアの秋山、新日の永田。プロレス団体の垣根を越えた夢のタッグマッチです。僕には夢というほど魅力は感じませんけどね(正確には感じていなかった(過去形))。でもでも、武藤のアニキが見れるだけで大満足です。武藤はやはり魅せてくれるねぇ。馳先生も国会議員なのに筋肉パンパンで凄かった。議員って暇なのか?と、秋山は受ける美学っていうやつなのか?武藤みたいな選手と絡むと光るねぇ。今後もこういう試合を組んでほしいです。
試合は、やはりというか、永田、秋山組が勝ちました。でも、勝ち負けなんてどうでもいいね。久しぶりに「プロレス」を見ました。
あー、それと、馳先生入場の時、いつものようにコーナーポストからTシャツを観客席に投げ入れたんだけど、今回は僕たちの方向だった。しかし、飛んできたのはTシャツだけではなかった。飛んでくるTシャツを奪い合うんだけど、Tシャツがちょうど僕の近くに飛んできたもんだから、人間まで飛んできました。一人はうちのプロレスバカ・リーダー、もう一人、知らない人。残念ながら2人ともGET出来なかったけど、僕はおかげさまで、右肩ちょっぴり負傷中です。
というように、最初はどうなるか心配だった今回の興行も、終わってみれば、ドーム級では久しぶりにスッキリ気分でした。最近はグチャグチャでなんか引っかかるような終わり方が続いたから。次は1月4日です。今度はグチャグチャの予感。
◆おまけ
左:東京ドームの屋根
真ん中から上を見上げるとこんな感じです。普段はあまり見れないアングルでしょ。あと、周りの壁(フェンス)はやわらかい素材で覆われています。アリーナ席だと壁に触れるんだけど、触れるじゃないね、みんな壁に激突してみます。もちろん、僕も行く度にやってます。
中:リングの上に吊られているカメラマン
プロレス、コンサート等でいつも思うのですが、こういうスタッフはトイレに行きたくなった場合どうするのでしょうか?オムツかなぁ?5時間以上登りっぱなしです。
右:乙葉ちゃん
うまく撮れてなかったです。木村健吾のスケベ目線も気になる。最近、ドーム興行では乙葉ちゃんはレギュラーゲストです。実物はちっちゃいです。ほんとにバスト89cm?でも、実物のほうが写真より100倍カワイイです。ちなみにうちのプロレスバカ・リーダーは2回も握手してました。
と、坂口憲二もゲストにきてました。彼はなにを隠そう、新日本プロレス会長、坂口征二の息子です。けっこうかっこいいですね。プロレスバカ4号は坂口憲二と握手したそうです。とても腰の低い好青年だったとのこと。