あの頃の一休へ・・・
 (宿主 一休)
↑タイムスリップクリック?

 

ようこそ!
時が止まってしまった様な空間

 
「ぼちぼちいこか増毛舘」ワールドへ!!

最近 「感動しなくなった」 あなた!
最近 「愚痴っぽくなった」 あなた!!
最近 「笑った事がない」 あなた!!!

**危険信号です**

ここらで、「ひと息」つきに来て見ませんか?

肩の力を抜いて、
子どもの時の様に「何にも考えないでも、楽しかった」
自然体になって、 いろんな事を、楽しみに来てみませんか?
お待ちしています!!

温泉三昧で「心の底から癒し系に入る」も良し!
自然の真っ只中に、飛び込んで遊んでみるも良し!
1日中何も考えないで、「の〜ん〜び〜り〜〜」とするも良し!
気の置けない人々と楽しく飲み語らうも良し!

今まで忘れかけてた、素直な「感動」や「笑顔」取り戻しに来て見て下さい!

ぼちぼちいこか 宿主 一休


宿主・・・平戸 一休
〜家族構成〜
妻・・・じゅんこ
@息子・・・こうのすけ
A息子・・・りんたろう
B娘・・・みお

大阪出身
昔3年5ヶ月かけて自転車で日本1周
(プラス台湾)をしましたが、
さすがの一休も歳には勝てない。
結婚してから体重が10キロ増!
はたして「一休」は本名なのか?!

 ぷち連載
「誰にでも
    人生の転機は訪れるだろう!?」

 

私が自転車で旅に出るきっかけになったのは、就職試験に落ちたからだった。

 というのも、試験に落ちて自分の無力さを嫌という程、思い知らされたからだ。

「自分はやる気になれば、やれる!」

 そんな自信が欲しく、子供の頃から憧れていた鉄道の運転手になる夢も捨てきれないまま

「来年また試験を受けて、今度こそ国鉄(現JR)に入るゾ!」

 と心に堅く誓ったのである・・・

そこで、1年間という、「有難い”時”の余裕」が出来たので、興味を持ち始めていた自転車で(自分で漕がないと進まない所がまたいい)日本一周完走する事によって自分に自信をつけようと旅に出たのである。


 旅先で出会う人々(旅人や地元の人達)の 暖かさや生き様に触れれば触れる程、私の心は解き放たれていった。

 機を待っていたかの様に、その次の年の試験は実施されずに1年の予定が2年3年と私の旅は続くのでした。

 そのうち、「運転手に成る事だけが全てではない」という事に気付き「今こうしてやっている旅が楽しい。将来こういう旅人を泊める宿屋さんをすれば一石二鳥でいいなぁ」と考える様になっていった・・・

 私が23歳で宿を始める事に成ったきっかけは3つある。まず最初は自転車の長旅を終え 某旅人宿に泊まった時の話。

 私はまず料理学校に入って、料理を勉強した後宿をやろうと思っていたら、私が求めていたものを習得するには、ぼちぼち(のんびり屋)の私なら早くて10年掛かると冗談交じりに言われた。

 それまでこの思いが続くかな?と考えていた時に、その宿のオーナーさんに相談したところ「まず宿を始めてから、料理の方はおいおい覚えていったら?」と

 ・・・あっさり言われて納得。

次ににそのオーナーさんから逆に、
「何処で宿やりたいの?」と聞かれ
「北海道なら増毛かな?」といったら「じゃぁ、
これから増毛に場所探しに行こう」ということになった。

このオーナーの行動の早さに、私は何の迷いも起きず、一緒に増毛に向かっていた。

とどめはその夜のことだった。

黒澤明監督の「生きる」という映画をテレビで見たのだが、 その主人公の生き様が、今を最大限大切に楽しく生きるという、それまでの私には衝撃的な内容だった。

見終えた時には「よし、すぐに宿を始めよう!!」という強い意志が固まっていたのである・・・


〜なまら蝦夷2号(1998年6月発行)より
(一部加筆、変更あり)

一休