其の五 (01,10,31)

お久しぶりです。
久々に勝手話を書こうかなって。(笑)
しかし出来上がってみたら今までの辛口トークから一変して
普通のお話になってしまいました。
ま、それも勝手と言うことで、どーでもいーよって方のみ読んでやってください。

 

<先頭を走ると言う事>



皆さんもすでにご存知の通り、私は一応、仮にも、おそらくリーダーである。
ツーリングの企画者でもあり、要するにこのまとまりの悪いチームをなんとか束ねなければいけない存在なのです。
以前の独り言でも書いた通り、なんてたってうちのチームは最悪。
ま、オフツーリングの時は皆きっちり仕事をこなしてくれてますけどね(笑)
まぁ愚痴はこのくらいにして・・・
そういうわけで、私はいつも先頭を走る。←どういうわけだ
先頭・・・・
その響きにかっこいいと思う人もいるかもしれない。

あまいね。

うちの面子を引っ張って走る時は別にいいだろう。
でもせっかく掲示板やHPを見てツーリングに参加してもらっている人がいるのに情けない走り方はできない。
まして台数が10台を超えたりした日にゃ道を間違えてユーターンするのですら大変な作業となる。
以前の三方五湖ツーリング・・・
seaとかseaとかseaとかが坂道のユーターンで立ちゴケ。
まぁうちのメンバーだからいいけどさ。

それがゲストの人で、改造にうん十万もかけてて、ましてやフロントとリアに菊の御紋なんかがついててシールドはもち真っ黒で
金属部分はばっちり金メッキなバイクだった日にゃ私の人生はそこで燃え尽きてしまうであろう。

いつも先頭を走る時に気をつけることは、山盛りあるが、
1けが人を出さない事
2道を間違えないこと
3一番キャリアが短い人に合わせること
4なるべく多くの休憩を取ること
5違反で取り締まられるようなことをしないこと
などがあげられる。

不特定多数の人間が集まるとき、腕にはやはり差が生まれる。
皆が自分と同じように走れると考えるのは言語道断横断歩道
ま、自分より上手い人間の方が多いがね。
大人数で走る時、その編隊によってやはり走りやすい場所、走りにくい場所がはっきり分かれる。
先頭から3台目くらいまでが、何とか楽に走ることができる。
それは、追い越しや車線変更の時にスムーズに移動できるから。
この場合、追い越しを例に挙げて話してみよう。

ま、あくまでも先頭が私の時の例ではありますが・・・

追い越しをする時に一番考える事は、やはり「いかにして後ろのバイクをスムーズに追い越しさせるか」である。
追い越しをする時はやはり見通しのいい直線を選ぶでしょ?みんな。
しかし直線はそんなに都合よく何台も追い越しできるほど続いてはくれない。
後ろのバイクを追い越しさせるには自分が直線に入ってから抜いていては後ろのバイクが追い越す時すでにカーブに迫っている。
ということは・・・
見通しのいい直線が前方にあり、なおかつそれが予め確認出来て、さらに、後ろを走る皆が追い越しをすることを確認でき、
小中排気量のバイクが混ざっている場合はそのバイクの加速度すらも計算に入れれて、道のアップダウンも把握できる。
その条件を満たして初めて円滑な追い越しが可能になる。
それでも一度に追い越し出来る数はせいぜい3台が限界。
車線変更もそれと同じで、なかなかひとかたまりで多数のバイクがまとまって車線変更できる環境は少ない。

そんな事があるので、ツーリング前の隊列の編成は非常に難しい。

後ろの状態を把握できるのは、せいぜい5台まで。
ミラーだけでは後ろ2台の顔色をうかがうまでにしか過ぎない。

なので、まず。
2番にはキャリアが短い人、初めて一緒に走る人、腕が劣る人(偉そうな事は言えませんが)、
立ちゴケしちゃいそうな人、タイプの女の子を置く。
3番にもそういう人を置く。
とりあえず、何かがあった時、すぐに駆けつけることが出来る位置に置く。
若しくは常にコンタクトを取れて、顔色を伺える位置、と言うことだ。
その後は順にキャリア等に応じて後ろに付けていくわけだが、
さっきも書いた通り、5台が対応できる限界なので、それを超える場合は
新幹線の車掌と同じように間にうちのチームの人間を置く。
車掌となった人間は当然道を覚えなければいけない。
もし信号とか渋滞とかではぐれた時に、予め決めた場所で集合できなくちゃ話にならない。
車掌を間に挟んだら、そこからまた順に並んでいく。
一番最後にはまたうちの面子を入れる。

しんがりを受け持つ人間は非常に大変である。
まず、ちょっと早い車の煽りを食らってしまう。
2スト車の煙を浴びる。
雨が降ると泥水を浴びる。
休憩所などから出発する時に車止めをさせられる。
信号はいつも赤になりかけ。
などなど・・・・

しかし、しんがりはもし先頭の目の届かないところで何かトラブルがあった時
それを円滑に先頭に知らせる事が出来ないといけない。
すなわち、一発の速さを秘めていなければいけないのだ。

しかも、先頭と息が合わないとばらばらになってしまう。
常に後ろから皆の状態をみて先頭に合図する。
料金所なんかで皆がグローブを外して金を払った後、出発段階に達しているかなどが例として挙げられる。

先頭としんがりがばっちりかみ合ってると、針路変更や、出発時の合流などが
気持ちいいほど上手くいく。


先頭は結構いろんな事を考えている。歩行者信号が点滅してるとハラハラするものだ。
ぶっ飛ばしたいような道に出くわしても、渋滞していても、一人で走る時と同じではいけない。
常に後ろを走ってる皆の状態を気にして、走行距離や天候、路面状況に応じて走行ペースや、休憩を取ったり、
だらだらペースで皆の集中力が落ちてきたなと思ったらペースを上げたり下げたりして集中させる。
とても自分が楽しめる余裕は無い。

じゃあなんでツーリングするの?って思うでしょ。
それは皆とのコミュニケーション。
ツーリングが終わって、掲示板に「楽しかった」とか書かれて日にゃ、うれしいったらありゃしない。
それと、無事ツーリングを終えて帰った時の充実感。一仕事終わったぜーって感じ。
あと、やっぱバイクが好きなのかな。


先頭を走ると言う事は、こういうことなのです。