おや、どこへ行く気だい?
12時の鐘でも聞こえたかな?

お探しの君の靴はここにあるのだがね。

フフ…君のそんな表情もまたとても魅力的だよ?

私はね、物語の王子のように
12時までのダンスと片方の靴で満足するような
優しい男ではないのだよ。

知らなかった、とは言わせないよ?
私をこんなに欲張りにしてしまったのは
君なのだから。
いや、君だけが私を
こんなに欲張りにさせるのだよ、可愛い人。

靴などなくても君を見つけ出すことはできるが、
私は君をもう一度、見つけ出す気はない。
絶対に手には入らないと思っていた桃源郷の月が
我が腕の中に舞い下りてきた瞬間に、決めたのだよ。
もう、決して、離さないとね。

さあ、おいで?
私だけの、愛しい姫君。

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     2002年のクリスマスの日。
        仕事で燃え尽きて帰宅したわたしを、迎えてくれたメールです。
        帰って早々、素敵な萌葱友雅さんに、腰が砕けました(笑)。

        このイラストを萌葱さまサイト『古の木漏れ日』さまに攫ってくださった際に
        『手に持つ靴が、何気に凄い妄想をさせてくれます』と、おっしゃっていらしたので
        ずうっと気になっていたんです。
        こんな素敵な妄想をなさってくださったのですねvvv

        慧神子の場合は、友雅さんにこんなことを言われたら
        速攻で戸口の内鍵を掛けて逃げ場を奪ったあげく
        友雅さんを壁際へとじりじりと追い詰めて…うふふふふ(笑)。
        

        イラストを描いていて、感想をいただけるのは本当に嬉しいのですが
        こんなふうに、言葉が浮かんだって言っていただけるのも、とても嬉しいです。
        拙いイラストですが、何か、伝わるものがあったんだなぁって、思わせていただけるので。

        萌葱さま、いつも本当にありがとうございます。
    
        ……にしても、2002年のクリスマス。
        わたしにとって、サンタさんは、本当に大盤振る舞いだったです(嬉)。









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word by  Moegi Kawatsuki

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