元宮あかね>(共もつけず、一人ふらりと糺の森までいつの間にか歩いてくる。 連理の榊へと向かってゆっくりとあたりを見回しながら)
静かだな・・。
森村天真>(『糺の森』。 彼岸近く夜の訪れは遅くなったが、さすがにこの時刻では森の闇は深く。 今日も京のあちらこちらを歩き回った帰り道、この森を通り抜けようと足を踏み入れる。 ふと、視界の脇を横切った明るい色彩に、視線を向け…思わず息を呑む)
……あかね…? (それは、共にこの世界へ召喚され、今は≪竜神の神子≫とも呼ばれている少女の姿で)
元宮あかね>(闇も深くなった夜の風が気持ちよくて、木々の間を抜ける少し冷えた風に額を撫でられてゆっくりと瞳を閉じる。連理の榊の前で、耳慣れた声が自分を呼ぶのを聞いて、小さく)
あ・・(と、声を漏らしてゆっくりと振り返り) 天真君・・?
森村天真>(萌え出でたばかりの緑を幾分乱暴な足取りで踏みつけながら、のんびりと名を呼ぶ相手へ近づく)…何してんだ、こんなところで。(怒りを堪えた低い声で尋ね) まさか、ひとり…ってことはないよな?(ゆっくりと背後の闇へ視線を凝らしながら)
元宮あかね>(やっぱり思ったとおりの人であったことが、近づいてくる姿でわかり)・・えっと・・。散歩かな。(声に怒りが混じっている事に気づいて、肩をすくめながら苦笑を漏らし)・・ひとり・・(小さな声で所在なさそうにいいながら、視線を彷徨わせ)
森村天真>(心配のあまり、思い切り怒鳴りつけたい衝動を必死で押さえ、一度大きく息を吐くとなるべく平常に聴こえる声音で)…散歩かな、じゃねぇっての。 おまえ、また館の連中を撒いたんだな?
(…ったく頼久のヤツ何やってやがる、とぼそりと付け足して) ひとりでこんな所までふらふら歩いて来やがって…無事だったのは、奇跡だと思えよ?
元宮あかね>ごめんなさい。(小さくなりながら、少し上目遣いに様子を伺いながら謝り)・・一人で少し考えたいことがあったから、頼久さんやみんなが悪いわけじゃないの。ここにくれば、少しは考えがまとまるかなって思って…
(奇跡だと思えといわれて、ますます小さくなり) …大丈夫だよ。ちょっとだけだから。
ね?
森村天真>しかも…。 (言いながら、申し訳なさそうに見上げてくる相手へと無造作に腕を伸ばし、手の甲で軽くその柔らかな頬へ触れて)
やっぱり冷えてやがる。 いったいどれくらい、外にいたんだ…ったく。 (腕を引き、いつも適当に腰に巻きつけてしまう自分の衣を取ると、その細い肩へかけてやり
)…悩み事、ね。 言う気があるなら聞いてやるけど? (身を縮めるあかねに、軽くからかうような調子で告げ)
元宮あかね>(手を伸ばされるとぎゅっと眼を瞑り)・・(頬に手の甲で軽く触れられて、少しほっとしながら瞳を開く)・・夕方からだと思う・・。
(腕を引かれて天真を真っ直ぐ見つめて、もう一度ごめんねと微笑みかけ) ・・あ、ありがとう。
(布を肩にかけられると、ふわりと相手の香りがして少しだけ顔が赤くなるのを感じるが夜目では見えない程度で)
・・私、神子なのに天真君やみんなに心配かけてるね。 大丈夫だよ。 (からかうような調子に少し力を抜いていつものように笑いかけ)
森村天真>夕方からって…おい、それのどこが「ちょっとだけ」なんだよ。 (腰に両手の拳を当てながら、少し屈むようにして視線の高さを合わせ。
その瞳を覗きこむようにして) …ああ、心配かけてるぜ? 目一杯な。 これ以上心配させたくないと思うのなら…その悩みってヤツ、言ってみな。
(「いつもの笑顔」を「作る」あかねに、ほれ、と片目をつぶり、ニヤリと笑って見せ)
元宮あかね>じゃ、ちょっとだけのつもり。 (視線を合わせながら言う相手ににこっと笑いかけて)
う・・。 (気心の知れた相手らしく、すっぱりといわれて言葉につまり) ・・
(すこしだけふうと空気を吸い込んで、じっと瞳を見つめて) ・・・・・・ (少しして瞳を反らして)
なんでもないから・・。 ごめんね、帰ろっか・・。 (その場から逃げるように、一歩踏み出して)
森村天真>つもり、ね………。 (覗き込んでいた視線をふっと逸らされ、無言のまま姿勢を元へ戻し。腰へ当てた手の片方でがりがりと頭を掻く。
すれ違うように脇を通り過ぎようと一歩踏み出すあかねの、細い二の腕を反対の手で咄嗟に掴み)
…俺にも言えないようなことなのか…。 (尋ねる、というよりも、確認するように低い声で呟き)
元宮あかね>(すっと隣を通り抜けようとすると、腕を掴まれて) ・・違う。 その・・
(なんといって言いか困って、いつものように真っ直ぐ相手を見ることが出来ずに視線を彷徨わせて)・・(ぎゅっと瞳を閉じて、大きく息を吸い込み)
・・心配かけてごめんね。 でも・・大丈夫だから・・本当に。
森村天真>(咄嗟に掴んだ右腕を離さないまま、あかねが視線を泳がせるのを見て本気で心配が募り。
掴んでいた手を離し、改めて相手の肩に両手をかけて此方を向かせ) そんな顔の神子に「大丈夫」とか言われて、信じる八葉がいると思うか?
元宮あかね>(腕を持っていた手を離されて、ほっとしたのもつかの間に両肩に手をかけられて)・・(そのまま相手のほうに向けさせられて、困った顔のまま顔が赤くなるのが抑えられず)・・・・・・(ぐっと赤い顔を抑えて、顔をゆっくりと上げて視線をあわせ)
大丈夫だってば。 ここの怨霊もちゃんと封印できたし、少しずつ怨霊を開放できてると思ってる。
だから・・大丈夫。
森村天真>心配しろ…って思い切り言ってるぞ、その顔は。 でなきゃ、八葉として信頼されてない、と思うか…どっちかだが―――。
(やっと顔を上げた相手と視線が合い、軽く安堵の息を吐き。 宵闇の中でも紅い顔に気がつき、ゆっくりと瞬きをして)
……おまえはよくやってるよ。 なし崩しに押し付けられた≪龍神の神子≫ なんてモノを、よくも投げ出さずにさ。
けど…弱音まで吐くな、なんて誰も言ってないぜ?
元宮あかね>言ってないし、信頼してないなんてことないよ。 天真君は、友だちだし・・いつも頼りにしてるもん。 (にこっと笑いかけ、少し力を抜いてからすうっと息を胸に吸い込み) ・・怨霊はとても怖かったけど、天真君や頼久さんやみんなが助けてくれたから、頑張ってこれたの。 四神を解放できたら、ちゃんと私たちの世界に帰れると思う。 ・・でも、ね・。ちゃんと私に出来てるかな・・って思う。 闘いたくない・・って・・やっぱり思うの。 話し合ったり・・できないのかなって。
森村天真>…ま、そういうことにしておいてやってもいいけどな。 (心配ぐらいまともにさせろ、と言いたいのを堪えながら、それでも笑いかけてくるあかねに呆れたような表情で。
考えながら話し始める、ゆっくりした言葉の連なりを辛抱強く聞き) …言ってわかる相手なら、話し合いもいいけどな。
ヤツらアクラムの術で頭湧いてるからな。 問答無用でかかってくる相手は、叩き潰すしかねぇだろ。
(少女らしい温和な言葉に、きっぱりと言いきり) せめておまえの手で封印して、正しく使ってやるのがヤツらにとっても…救いなんだと思うぞ?
元宮あかね>(呆れた様な表情を見ながら、特には何も言わずに) そ・・そんなこと・・、分かってるけど・・分かりたくないの。
・・私、ちゃんと救いになってるかな?・・ (不意に、肩にかかったままの天真の右手にそっと触れて)
天真君も一杯怪我してるし・・ごめんね。
森村天真>…わかりたくない、か。 (その言葉を聞いて、ふっと唇に僅かな笑いが浮かぶ)
…ったく甘いよな。 おまえらしいといえばそうなんだが、結局傷つくのはおまえ自身だぞ?
(言って、口調と視線を緩めて見下ろし) 俺は…八葉の連中は、例えどんな理由であれおまえが傷つくのは許せないと思ってるハズだ。
今後とも熾烈なバトルが予想されるぜ? (くくっ、と頼りなげに見上げてくるあかねへ軽く言ってやり、肩に乗せた手に触れる、今だ少し冷えたままの指先に微かに眉を寄せ。
触れられた右の手のひらを返すようにして、その小さな手へ自分の体温を移すように包み込んで) あ? 俺の修行不足でついた怪我が、おまえに何の責任があるんだ?
元宮あかね>甘いかもしれないけど・・でも・・こうやって、皆傷ついてる。 私ももっと皆に守られるだけじゃなくて・・何かしたいって思ってる。
(きっぱりと言い切って、天真の瞳を見つめなおし)・・(自分の手に重ねられる自分よりも大きな手へと視線を移して)
修行不足って・・天真君は、私と友だちじゃなかったら、ここに八葉としてこなかったかもしれないし・・・それだけじゃないかも知れないけど・・現代の高校生だったのにって・・思う。詩紋君も・・。
森村天真>敵も味方も傷つけたくない、か。 おまえの気持ちはわかったよ。 贅沢な神子だな…ったく。
なるべくミコドノのご意思に沿うようにするさ。 (苦笑しながら言うが、ふと真剣な眼差しであかねを見つめ)
だがな…、理想主義もほどほどにしけよ? さっきも言ったが、それによっておまえが傷つくなら…俺は、誰が相手であれ容赦はしねェ。 これだけは言っておくぞ?
(なかなか温まらない小さな手に熱を移そうと、もう一方の手も取って両手で包み込み)
…詩紋はともかく…俺がここに来たのは、多分違う理由から、だろうさ。
元宮あかね>贅沢・・かな。 ・・天真君に神子殿何て言われたら・・やだな。 (少しだけ眉を寄せて苦笑を漏らし)・・(手を温めてくれているらしいのが分かって、素直にそれに従いながらだんだんと顔が俯いていき、会話とは裏腹に頬が赤らむ。
しかしそれは次の言葉で、元に戻って) ありがとう。 理想・・言ってもしょうがないよね。
(苦笑から、どこか悲しそうにも見える微笑に変えて) ・・分かってるよ。 蘭だよね。
ちゃんと現代に連れて帰ってあげようね。 私もあっちに帰ったらいろいろ教えてあげたいよ。
三年間を埋めるのを手伝いたい。
森村天真>贅沢神子、無謀無鉄砲神子、考え無し神子…それに… (イヤだと言われた言葉を、思い切り連呼しつつ最後にさらりと何気なく)
…鈍感神子、だな。 (紅くなる頬を見ながら付け加え。 自分の両手の中にすっぽりと納まる小さな白い両手に、少しだけ力が入れて。 妹の名を出されると僅かに眉を寄せるが、続く言葉に一瞬だけ息を止め。
肩を下げるようにその息を吐くとひとことだけ、サンキュ…と呟く)
元宮あかね>酷い天真君。 (少し拗ねたように頬を膨らませて天真を見上げ) ・・あ・・え?
(鈍感に不思議そうに声を上げて瞬きを数度して)・・(サンキュには答えずに微笑を浮かべるだけで)
・・皆幸せになるために生まれてきたんだって・・・だから、贅沢でも皆幸せになって欲しいと思う。
勿論天真君もね。 (自分の手を包む傷などが増えて、現代にいた頃よりも逞しくなった手を見つめて)
天真君、逞しくなったね。カッコいいよ。 (にこっと見上げて心から笑いかけ)
森村天真>全部真実だから、別に何も酷くないだろ。 (拗ねたように見上げてくるあかねへあっさりと言うと、一度片手を離してその膨れた頬をつついてやり。 ぷふっ、と唇から小さく息が漏れるのを聞いて、くっくっと喉の奥で笑い)
…みんな幸せに、か。 (言いたい言葉はいくらでもあるが、柔らかな微笑みに毒気を抜かれて軽く肩を竦め)
カッコいいってのはどうでもいいが…逞しくなったのなら…嬉しいかもな。 傷は男の勲章って言うし?
元宮あかね>それでも酷いと思うんだけど・・ (頬を潰されて息が出るのを逃げるように首を動かして)
もう、からかってばっかり。 (少し起こった顔をして天真君を見上げて) ・あれ?
カッコいいって言われて嬉しくないの? (不思議そうに問い返して、二度瞬きをして)逞しくなったって思う。元々頼りにしてたけどね。
(ふふっと楽しそうに笑って、視線を上に上げて月を見上げて) ・・綺麗・
森村天真>まぁな、贅沢神子、無謀無鉄砲神子、考え無し神子、鈍感神子…全部の神子の相手をさせられてるんだ、このくらいの意趣返しは当然の権利だろ?
(怒ったように見上げるあかねへ、当然のように言い切って。 首を振る相手の髪が、さらりと指先に触れると唇に笑みを刷く)
…カッコなんかよくたって、目の前にいる大切なヤツを守れなきゃ意味がないだろ?
(さり気ない言葉を投げかけながら、月へと向けられた瞳を見下ろし)
元宮あかね> ・・(月を見詰めていた視線を下ろして、少しじっと怒った顔で見つめて)・・(小さな溜息とともに肩をすくめ)
無鉄砲なのは天真君だったのにな・・。 ちゃんと考えてるから・・もうこんなことしないから・・。ね?
(当然のように言い切られて段々と語尾が小さくなり) その台詞がカッコいい・・何だか・・天真君が大きくなったみたい。
ほんとにカッコいいよ。 (言いながらまた月を見上げて、言葉はやはり妹へのものだと勘違いしたままで、気づかれないように小さな溜息をついて空をもう一度見つめる)
森村天真>…わかってねぇな… (吐息をひとつ落として、僅かに睨み上げる視線を真直ぐに受け止め)
こんな手のかかる贅沢以下略神子の相手なんざ、俺以外の誰ができる? さっきから言ってるだろ。 悩むなって言ってるんじゃねぇ、話せって言ってるんだ。
(小さくなる語尾をすくうように告げて。 握り締めたあかねの両手を引いて、その身体を少し引き寄せると空へと向けられる視線を阻むように、その額へ自分の額を軽く当て。 月の逆光でその表情はあかねに見せないまま、低めた声だけが相手に届くように囁き)
…おまえは俺が守る。
元宮あかね>(じっと見たままで、言われている言葉に思考が止まって真っ白になり)・・天真君?・・
(不思議そうに聞き返し、空に向けたままだった視線のままで両手を引かれて身体を引き寄せられて倒れこみかけた状態になり)
・・(額に相手の額を軽く当てられて、思った以上に柔らかな髪が自分に降りかかるのを感じる。それとともに相手の気が自分の周りを包むように感じて、息を吸い込み)・・・・(息がかかるほどの近くで言われた言葉に瞬きをしながら一気に耳まで赤く染まって)・・・・・・・・・・・・・・・・・天真君・・・・・(名前を呼ぶのが精一杯で、身体は固まってしまったままで)・・・・
森村天真>(あかねの手のひらを捕らえて額を当てたまま、引き寄せたことでかかる体重を軽く受け止めて、至近距離で自分の名を呼ぶ声の変化を、じっと聴いている。
柔らかなあかねの匂いが、ふわりと鼻腔を擽ってゆき。 身体を固めた様子に小さく笑い声を立てて顔を離し、相手を見つめて)
人と話してる最中に、よそ見なんかしてんじゃねぇよ、阿呆。
元宮あかね>(体重がかかるのをそのままもたれた状態で固まっており、相手の笑い声とともに顔を離されて、真っ赤に染まった顔を相手へと見せる)
・・あ・・それは、月明かりが綺麗だなって思って・・その・・・。 (阿保に反応して、耳まで赤い顔のままで)天真君。阿保はないと思うけど・・。
・・あ、でもね。 ありがとう、さっきの言葉、とても嬉しかった。 ・・(何か言おうとするがうまく行かず、それだけを言うとまた地面へと視線を落としてしまう)
森村天真>(紅くなった顔を月明かりに晒す相手の、その照れたような困ったような表情に、微かに息を引く。 が、あかねにむけた視線は変わらないまま、言い訳のような言葉を聞き) 今度月明かりが見たくなったら、ちゃんと言え。 つれて来てやるから。(いいな? と念を押すように付け加え) 贅沢以下略に今更「阿呆」が増えたところで、痛くも痒くもないだろ? (例によってあっさりと相手の文句を却下しつつ) …さっきの言葉…。 どれのことだ? (俯く相手へ不思議そうに問いかけ)
元宮あかね>(耳まで赤いままで、すうはあと深く息を吸って元に戻ろうと努力しながら、相手の言葉にやっと顔を上げて微笑みかけ)
うん。 今度は天真君にお願いするね。 心配かけないようにする。 ・・だから、あんまりそんな言葉を一杯言わないで・・。
(贅沢以下略について、苦笑を浮かべて) ・・あのね・・さっきの言葉。 守ってくれるって、とっても嬉しかった。
・・いつも守ってもらってるけど。 (頬の赤みが収まりきらないままで、微笑んで天真に言って小首を傾げるようにし)
森村天真>(顔中を紅くしながらあからさまに深呼吸を繰り返すのに、思わず笑いを引き出され声を立てて笑い出し)
…ああ、そうしろ。 でないと、また異名が増えるだけだぞ? (笑いの残る声で言って、『さっきの言葉』への返答に、ああ、それか…と一つ頷き、笑いを収めるともう一度真直ぐに小首を傾げるあかねを見下ろし)
「おまえを守る」…八葉の奴らは、みんなそう思ってるはずだが…俺が守るのは『神子』じゃねぇぞ?
元宮あかね>異名・・、もう要らないよ。 (今度は本当の溜息をついて肩をすくめて見せる。声を立てて笑う相手を軽く睨み。
もうとまた膨れる。 続く言葉に、笑いを収められて、どきりと胸に走り) ・・神子じゃなくて?・・・
森村天真>ま、遠慮しなくても…おまえの場合、今後いくらでも異名は増えそうだから…俺は結構楽しみにしてるぜ?
そのたびに新しいおまえが見られるわけだろ? (膨れた頬を眺めながら、あながち冗談でもなく言ってのけ。 自分の言葉を復唱するようにして尋ねるあかねの両手を今だ離さないまま、月光を浴びる少女の上気した顔を見つめて僅かに目を細め、ゆっくりと口を開く)
…今、俺の目の前にいる、おまえを…あかね、という存在…その身体を、その心を…。
俺は、守りたいんだ…。
元宮あかね>遠慮してない。 もう要らないからね。 天真君もそんなことばっかり楽しみにしなくてもいいでしょう・・って・・
(続く言葉に言葉を詰まらせて、言葉の意味を図りかねて相手を見詰める)・・(未だに自分の両手は相手に握られたままで、その手から感じる気や暖かさに上がってしまっている自分を抑えようとするがうまく行かず)・・・・・・・・(自分を見つめながら、ゆっくりと告げられる言葉に時が止まったように感じて)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(すぐには何も言えず、ただ友達の顔とは違う顔に見える相手を見上げ続ける)・・・・・・・・・・(何か言おうと唇を動かすが小さく体が震えるだけで何も出来ず)
森村天真>(あかねの言葉にまた笑みを引き出されて小さく笑い、声を詰まらせるのをからかうように軽く眉を上げてみせ。
握ったままの小さな手が、やっと温まってきたのを自覚しながら、それを離せずに。 無言のまま見上げてくるあかねの唇が物言いたげに動くのを見て、その唇から言葉が紡がれるのを待とうとするが、相手の身体の震えを感じて、内心の恐れが勝り再び口を開く)……悪ぃ。
一方的に言いすぎたな、俺。 もちろんおまえが嫌なら、俺は無理強いする気はない。 …嫌なら…この手、さっさと抜いてくれ…。
(握った掌の力を緩めてそう告げ)
元宮あかね>(からかう様な視線に答えることも出来ずに、何とか言葉をなそうと頑張り)
・・あ・・・・。 嫌じゃない・・の。 その・・。 嬉しくて・・・・・(ぽろっと感極まったのか涙が一粒右の瞳から零れ、続いて左の瞳からも零れる。
それに気づかないままで嬉しそうにまぶしそうに天真へと微笑みかけ) 今日・・ここに来てくれたのが天真君でとても嬉しかったの。
・・天真君も私のことを神子としてしかみてないのかなって・・最近寂しかったし・・。
そうじゃないって分かって嬉しい。 (どちらとも取れそうな言葉で返して、涙をそのままにぎゅっと天真の手を握り返す)
森村天真>(言葉を探しながら一生懸命に応えようとする姿を、僅かに息を詰めて見守る。
その瞳から透明な雫が月の光をきらりと反射して零れ落ちると、無言のまま右手を離して親指の腹でそれを拭い。
続けざまに落ちる左目の涙を、今度は少し曲げた人差し指の第二関節で掬い取り。
そのままふわりと額へ掌を滑らせ、ゆっくりと柔らかな髪を二度梳き流し。 後頭部で止めた掌に、少しだけ力を入れて自分の胸へ、あかねの頭を引き寄せて抱きしめ)
…本当はな、呼び名なんてどうでもいいんだ。 おまえが、おまえでさえあれば…。
(握りかえす小さな手を、胸の中に抱き)
元宮あかね>(右手が離されて自分の目元に伸ばされるのを見つめ、涙をふき取られる事で自分が泣いているのだと気づいて)
あれ・・。 何でだろ・・涙がとまらな・・(左目の涙を人差し指で拭われ、額をなでられてゆっくりと瞼を閉じて雫を落とす。
髪を梳かれるのに合わせるかのように瞳を開いて、やはりまだ止まらぬ涙をそのままに微笑み)・・(後ろ頭に廻った掌で引き寄せられて抱きしめられ、素直にそれに従いながらも涙が止まらず、肩を振るわせる)
・・天真君・・・・ありがと・・・。 私も・・そのままの天真君でいて欲しい・・・・
(好きと言いかけて、言葉のもどかしさを感じながら、他の言葉を捜そうとして)・・・・・・・
森村天真>(気が緩んだのか、ぽろぽろと涙を零すあかねを胸の中に抱き締める。 いつもはどんなに苦しい場面でも決して涙を見せない少女が、そんな姿を自分に見せているのが嬉しくて)
…新しいおまえが、早速見られたな。 (自分のタンクトップの胸辺りに感じる、暖かく湿った感触に知らず微笑みを浮かべ。 頭へ当てた手を震える細い肩へ移し、宥めるように抱きながら嗚咽混じりの言葉を聞いて)
…慌てなくていいぜ。 言いたいことがあるなら、いつでも聞いてやる。 (さらさらと鳴る柔らかな髪を唇で押しのけ、その耳元へ低く囁き)
…いつでも、俺は…おまえの傍にいる。 おまえを、見てるから。
元宮あかね>新しい・・私? (不思議そうに聞き返しながら、涙が止まらないのを何とか止めようと頑張り、瞬きをするたびにタンクトップ越しに擽っている。
それは伝わるかどうかなわずかな動きで) ごめんね。 ・・服濡らしてる。 ・・
(笑おうとするように声は明るく。 頭から肩へと手が動くのを感じて大きく息を吸い込む)
・・・ありがとう・・・ (髪を唇で押しのける感触にぞくりとして、小さく鳥肌を立て)
・・・天真君・・ (相手の男を感じて、はっと息を飲んで握られた手の指が曲がる)
・・・・・・うん・・・・・・ずっと・・だよ。 ・・ずっと、だからね。・・
森村天真>…ああ、今まで俺が知らなかったおまえを、な。 笑うおまえ、怒るおまえ、膨れるおまえ、落ち込むおまえ…いろんなおまえを見てきたが、泣いてるおまえは…初めてだろ。
(珍しくからかう調子もなく言うが、詫びる言葉を口にされると苦笑して) んじゃ、ついでに俺の服を鼻水で濡らすおまえ…ってのも付け加えとくか。
(片手で纏めて握ったままだった相手の指先に力が入るのに気がついて、それをそっと緩めてやり。
耳元へ顔を寄せたままであかねの言葉を聞き、もういちど静かに…そして確実に届くように囁きを落とし)
…ああ。 ずっと、だ。 …おまえが望む限り、俺はおまえの傍で、おまえを守る。
元宮あかね>・・(またゆっくり瞬きをして、睫についた雫を零してタンクトップに染みを作る)・・泣いた事はなかったかな・・泣きたい事もなかったけど・・(うれしくて・・と小声で告げて、鼻水には少し怒ったフリをして)
もう、鼻水出してないよ。 天真君の服を濡らしてるのは悪いって思ってるけど・・・・
(きゅっと手を握り締めて、その暖かさに安心したかのように息を吸い込み。
相手の香りに早まっている鼓動がまたはねる。 耳元でまた囁かれる言葉を静かに聞いて、涙の最後の一滴を瞬きとともに落とし)
・・一緒に帰ろうね・・蘭も詩紋君も一緒に・・。 それから先も一緒にいようね。
・・天真君のことが・・・・ずっと・・・・ (好きだったからと小さな声で告げて)
・・・・・だから嬉しい・・・・・。 (うまく言葉が綴れていないことを分かりながらもうまく行かず、息を大きく吸って、また耳から首筋まで赤く染めながら、告げるつもりのなかった言葉を告げる)
・・・服・・濡らしてごめんね。 (言葉をうわずらせながら、照れもあって身体を離そうと動き、頭までくらりとくるほどの鼓動を感じている)
森村天真>泣くのは別に構わないぜ? ただし… (泣くなら俺の胸でだけにしろよ、と半ば本気で相手に告げて。
宥めるように相手の肩をさすりながらゆっくりと紡がれていく声を聞き) …ああ、帰ろう。
みんな一緒に、な。 (そして躊躇うように続けられた微かな言葉に一瞬息を呑み)
…あかね?… (同じように微かな声で名を呼び。 あかねの呼吸がひどく耳について、身体を離そうとするのを思わず顔をあげて見直し)
…あかね。 (華奢な身体を抱いたままで、もう一度ゆっくりと名を呼び)
元宮あかね>(告げられた言葉に顔を赤らめて、言葉にならない代わりに頷く。 背中をさすられてだんだんと落ち着き、何とか言葉を紡いで身体を離そうと身体を動かす)
・・あ。 ・・・ (名前を呼ばれて顔を上げることが出来ず、答えることもかなわずにまた固まってしまい)・・・(すうっと息を吸い込んでから)
・・天真君?・・
森村天真>(腕の中で頷いた頭に笑みを浮かべ、名を呼んだ途端にまた固まってしまった身体へ静かに触れ。
俯いたあかねが小さく呼吸して自分の名を呼ぶと、指先へ触れるようにそっと握った手をゆっくりと動かして顎へ当て、そのままあかねの顔を月光に晒すように上向かせ。
その顔を、何か新しいものでも見るかのようにじっと見つめ…やがて、ゆっくりと自分の顔を寄せてゆき)
元宮あかね>(固まったままの身体を呼吸をすることで解いて、相手の名前を呼び)・・(自分の手を握っていた手が離されて、その手の動きを瞳が追う。手が顎へと当てられ、顔を上向かされて赤い顔のままで相手を見つめ)・・・・・(見つめられる瞳から逃れる事も出来ずに濡れた瞳のままで相手を見つめる。
その顔がよってくるのを感じてゆっくりと瞳を伏せて)・・・・・・・
森村天真>(何の思考も意思もなく、ただ吸い込まれるように、まだ涙に濡れた瞳を見つめて顔を寄せ。
月に照らされたあかねの白い顔に、自分の影が落ち…その瞳が瞼に隠されるが、唇が触れる直前まで相手の顔を見つめたままで)
…あかね…。 (僅かに唇の先端に自分のそれを触れさせたままで名を呼ぶと、静かに唇を合わせて…離し)
元宮あかね>(瞼をゆっくりと閉じる時間がやけに長く感じて、自分の鼓動が耳を響かせるように感じる。
月光がつくる相手の影が、自分の顔を覆っていくのを感じて瞼を強く閉じて)・・(名を呼ばれるとぴくりと睫が震えて)・・(唇が静かに合わされて、ほんの数秒であるはずのそれにくらりと頭の中が揺らぎ、唇から足先まで熱が駆け抜けるように感じる)・・・。
森村天真>…っと、悪ぃ、思わず…っ。 (柔らかな唇に触れた、その感触が残ったままの自分の唇に、僅かに慌てたように口走り。
腕の中のあかねに、愛しいという感情が湧き上がるのを感じ、その想いの大きさに今更のように気が付いて。
相手を抱く腕に力を込めるが、いつもの調子に聞こえるようにと願いながら軽く言って) ……ちっと名残惜しいけどな、そろそろ帰らねぇとヤバイだろ。
元宮あかね>ぇ・・と。 ・・(なんと答えていいかわからずに俯いたままで頭を左右に振り、抱きしめられる腕の強さを感じて安心したような息をする)
・・そうだね。 帰ろうか・・頼久さんがきっとお庭でうろうろしてると思う。
(こちらも気恥ずかしくなりながら、顔を上げて微笑みかけ、いつもの調子で返そうと頑張り)
森村天真>まあ、頼久は…おまえを取り逃がした罰に、ちっと悩ませとけ。 (けらりと言って、少しだけ名残惜しげに腕を解き。
あかねの頭をぽんっ、と一度叩いてやって) んじゃ、行くぞ。 (先へと歩き出しながら、片手をさり気なくすくい上げて、その手へ指を絡め)
元宮あかね>悩ませて・・てたら、頼久さんがかわいそうだよ。 ちゃんと謝る・・。 (腕を解かれて、天真の顔をきちんと見て微笑みかけ)
・・うん。 (先に歩き出した相手を追いかける前に、片手を救い上げられて、絡められる指を感じてきゅっと握り返しながら歩き出す)
森村天真>(ゆっくりと歩き出す足元に、天上に燈る月がふたつの重なった影を作り。 春の夜、宵闇に沈む森のざわめきが、密やかにふたりの想いを確かめさせて。 相手の指先に燈る熱を自覚しながら、神子と八葉…もしくは気の合う友達から、少しだけ違う絆を結んだふたりは、森を抜け、京の街へと歩き去って行った)
元宮あかね>(月明かりに照らされながら、手を引かれながら歩き出す。一歩早めに歩く相手に追いついて隣を歩き始めて、森からもう静かになった今日の町へと歩き去っていく。手に伝わる暖かさを胸へとおきながら)
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さて、嬉し恥ずかし、天真×あかね のなりきりチャットのログです(笑)。
「K(ぎゃー、名前は秘密にしてー/本人談)」ちゃん、かわいい温和あかねちゃんをありがとう〜v
アホ天真は幸せでしたー………ので、サイトUPを目論んでいたのですが、
このたびめでたく「あかねちゃん」の了解が出たので、ちょっとお恥ずかしいのですが、載せてみました。
…ていうか、「高校生」のはずの天真まで、わたしが演るとセクハラおやぢ(大汗)。
読み返すと、いろいろ粗&矛盾は出てきますが、そこはソレ、その場限りのノリでイっちゃうナリ茶。
大目に見てやってくださいませ。
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