平成18年度事業報告について

概況

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 わが国の経済は、一部の業界では緩やかな回復が見られるものの依然として目まぐるしく変化し、多くの社会的不安要因を抱えている状況が続いております。
 このような中、当センターでは、就業機会創出員による周期的な企業訪問等による新規事業の開拓、シニアワークプログラム事業の各種講習会の開催、自転車整理班の就業年限制度の導入などを積極的に行い、事業実績や就業率の向上及び適正就業の推進に努めました。
 その結果、会員登録数は
2,873人で前年度に対し93人(3.3%)の増となり、契約金額は11億1千5百万円と、前年度に対し1億5千万円の増額、率にして15.6%増となり大幅な伸びとなりました。
 また、就業率も
74.8%となり、契約金額と同様に、過去最高の数字(昨年度72.1%)となりました。
 今後は、定年延長や継続雇用制度の導入など、雇用情勢が大きく変貌し、シルバー人材センターを取り巻く就業環境はますます多様化していくことが予想されますが、センターが自ら将来の指針として定めた「中・長期基本計画」並びに経営改善計画に沿って積極的に事業運営を推進してまいりますので、会員皆様の一層のお力添えをお願いいたします。
 以下、平成18年度の主要事業について報告いたします。

1. 自主・自立の確立
(1)会員の拡大
@ 市役所をはじめ関係行政機関との連携を強化し、多くの市民が利用している公共施設の窓口等に会員募集用リーフレットを配置し、新規会員の入会促進に努めました。
Aセンターの「ホームページ」にシルバーだより・事務局だよりや職群班活動などを掲載し、センター事業や会員活動を紹介するなど、新規会員の入会促進に努めました。
B 職群や就業グループにおいてリーダー会員を養成し、会員組織の強化・拡充に努めました。

(2)会員制度等の見直し
@ 財政基盤の強化による自主的事業運営を目指すため、会員会費の適正化や、会員制度(賛助会員・特別会員)について検討しました。
A 会員傷害保険における被保険者の範囲や適正な負担額、保険内容の充実を図るための調査・検討を行いました。
B 会員互助会制度について、他市センターの設置状況等の調査・検討を行いました。

2. 共働・共助の理念の浸透
(1)職群班会議や各種講習会を通じてセンターの基本理念である「共働・共助」についての理解
浸透を図りました。

(2)就業公平委員会を開催(平成19年3月)し、会員の就業機会の按分化や公平化、長期就業の是正などについて検討し、適正就業の推進に努めました。
(3)センター事業に対して、多くの会員が積極的に参加できるよう、自主的活動の推進、各種イベントへの参加促進を図り、会員相互の連帯意識の高揚に努めました。

3. 就業機会の拡大
(1)受注の拡大
@ 本年度も引き続き、「就業機会創出員
」(6人)を配置(平成18年6月から平成19年3月まで)し企業への訪問活動(963社)を積極的に行い、新たな受注開拓に努めました。
A センターの目的や事業の内容を周知するため、「就業機会創出員」が抽出した各分野の企業(
648社)に対し、事業概要パンフレットや受注開拓用リーフレットなどを送付しました。
B 一般家庭からの受注増を図るため、受注開拓用リーフレットを
11月に戸別配布を行いました。
C 乳幼児の世話や保育施設への送迎などの育児支援、就学児童に対する放課後・土日学習・生活指導等の高齢者子育て支援事業の推進に努めました。
D 行政や関係機関との連携を強化し、市民窓口等へ事業概要パンフレットや職種別チラシの配置、広報誌等へ事業案内の掲載を行い、就業開拓推進に努めました。
E 「千葉県シルバーの日(
6月8日)」や「全国シルバー人材センター普及啓発月間(10月1日から31日まで)」に合わせて、事務所のフェンス等を利用したPR用横断幕の掲出や役職員による街頭広報活動を行いました。
F 千葉県シルバー人材センター連合会が主催する「千葉県シルバーフェア」(
10月17日から22日まで)において、会員手工芸作品等の展示、職群班会員による襖張りの実演やパソコン名刺作成・販売などに参画し、市民への啓発に努めました。
G 千葉市を美しくする会が主催する「千葉の親子三代夏祭り」(
8月20日)に参加し、関係行政機関及び市民団体等との連携の下で役職員によるセンター啓発用リーフレット・ポケットティッシュ・花の種等の配布を行うなど、事業のPRに努めました。
H 新規受託事業の堀り起こしを図るため、本年度もセンター事業のガイド冊子を作成し、創出員の企業訪問資料として活用を図るなど、事業の啓発に努めました。

(2)就業率の向上
@ 事務局だより(年6回発行)に受注案内を掲載し、受注や就業に関する情報提供や共有化の推進に努めました。
A シニアワークプログラム事業(SP事業)
 ア 社団法人千葉県シルバー人材センター連合会が実施する高齢者の再就職促進を目的とした技能・介護講習会(「パソコン」
「測量補助実務」「住居内装」「マンション管理員」「フォークリフト運転技能」「警備業」「訪問介護員2級養成」「チャイルドヘルパー2級養成」)に積極的に協力するとともに、受講者にはセンター入会を促進し、受注体制の強化に努めました。
 イ 当センターが実施する各種講習会(「襖
障子張り」「植木剪定」「毛筆宛名書き賞状書き」「介助員養成」「調理」「パソコン」)を積極的に開催し、受注体制強化を図るとともに、就業率の向上に努めました。
B 長期未就業会員の解消を図るため、現況調査(
2月)や個別面談(11月3月)を実施し、未就業の理由や就業意向の把握、就業提供に努めました。
C 就業に関する問題や悩み、センターに対する要望等について、気軽に相談できるよう事務局内に事業担当職員による「相談窓口」を設け対応しました。
D 福祉・家事援助サービス事業の推進
 ア 多様化する発注者のニーズに対応するため、調理・介助
育児支援など各種の講習会を積極的に開催し、会員の知識・技能の向上を図るとともに、受注体制強化と就業率向上に努めました。
 イ 福祉・家事援助サービス班会議や経験交流会等を積極的に開催し、安全就業や就業上の問題点等について意見交換を行うなど、会員相互の親睦を図るとともに、福祉・家事援助サービス事業の推進に努めました。

4. 安全就業の徹底
(1)安全就業委員会を開催(
3回)し、事故発生状況の把握と分析を行うとともに、事故の未然防止対策について協議を行いました。
(2)安全就業委員会委員と安全就業推進員による安全パトロールを実施し、会員就業現場での安全チェックと指導を行いました。
(3)安全就業推進員と安全就業指導員(就業会員
10人)との会議を開催し、事故防止対策についての積極的な意見や情報の交換を行うとともに、安全対策の一環として安全就業指導員には就業する際に「安全チェックシート」を活用しての自己安全評価を実施するとともに、他就業会員への安全就業の呼びかけを強化するなど、安全就業の徹底に努めました。
(4)事務局だよりやシルバーだよりを通じて、会員傷害事故発生の件数や内容等状況を報告し、安全就業に関する意識の高揚や健康診断の受診奨励等を行いました。
(5)調理・食品関係従事会員に対し、検便実施の義務付けと呼びかけを行い、就業会員の健康管理と依頼先での食中毒防止に努めました。
(6)センターの仕組みや雇用関係でない働き方、事故発生の場合の補償等について理解し納得した上で入会・就業していただくとともに、就業上のトラブルや事故の防止を図るため、既存会員並びに新規会員に対し、就業承諾書の提出を求めました。
(7)会員入会説明会や職群班会議等において、安全就業の心構えの周知徹底を図りました。

5. 事業推進体制の強化
(1)職群班活動の推進
@ 各職群班会議を定期的に開催し、就業に関わる課題や問題等について協議検討を行い、会員相互の連帯意識や参加意識の高揚を図るなど、事業の充実に努めました。
A 会員の技能・技術の把握、作業効率の向上や未就業会員の早期就業を促進するための各種講習会や研修会を開催し、事業の拡充・推進を図りました。
B 「職群班長連絡協議会」を開催(
1月)し、班の自主運営化やPR活動など、職群班活動の充実・強化に関わる事項について協議を行いました。

(2)活動拠点の整備
@ 「弁天ワークプラザ」にて、会員の入会受付や仕事の受注を行うとともに、パソコン教室
安心電話・封入作業等の事業を展開しました。
A襖張り班の会員相互の連絡・調整強化や事業の作業効率向上を図るため、長洲作業所の設備の拡充を図りました。なお、これにより末広作業所を閉鎖し、閉鎖後は、各種会議や講習室として活用しました。
B 会員や市民の利便性・地域に密着した事業運営を図るための支所設置の必要性について、費用対効果等を含めた検討を行いました。

(3)事務局機能の強化
@ センターの「ホームページ」を更新し、広く市民に対しセンター事業の啓発や情報の提供を図りました。
A 事務局に、就業候補会員の検索や発注者との連絡調整等を行う事業推進員を配置し、受託事業における事務処理体制の充実・強化を図りました。
B更なる事業の推進・拡大に努めるため、職員を増員(
2人)配置し、事務局体制の強化を図りました。
C 事務局職員に対するOA研修や接遇研修等を行い、事務処理の迅速化及び業務の改善に努めました。

(4)福利厚生事業の充実
@ 会員相互の親睦・連帯意識の高揚を図るため、親睦旅行(石和温泉:
平成18年9月28日から29日の一泊二日)を実施しました。
A 趣味サークルの会(囲碁・将棋・カラオケ・社交ダンス・木彫り)については、一部の趣味サークルで定期的に活動されたものの、全体的に停滞ぎみでした。今後は、新たな趣味サークルの結成を奨励するなどの支援をしていきます。

事業実績

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会員の現況

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<参考資料>

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収支決算書

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正味財産増減計算書

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貸借対照表

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計算書類に対する注記

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財産目録

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