<1>
出席者:秋谷会長、森田理事長、藤原関西長、松村弁護士、築地弁護士、高柳婦人部長、迫本青年部長
藤原 いよいよ「青年の月」7月! 全国各地とも、かつてない広布の上げ潮だ。
森田 本当に素晴らしいことだ。この暗い社会で、学会は明るく、ますます発展。「拡大」の勢いは止まらない。
迫本 北は北海道、東北から南は九州、沖縄まで、過去最高の世帯を達成した地域が、どんどん出てきています。
高柳 そうですね。不思議なぐらいの上げ潮ですね。
秋谷 ともかく日蓮大聖人の仰せ通りに「広宣流布」を進めているのは、学会しかない。大聖人直結の信心と実践があるがゆえに、学会は正義であり、功徳は大きい。
森田 池田先生は常々、「本当に、すごいことだ。学会員が偉いんだ。学会員を大切にしなくてはならない」と、私どもに厳しく指導してくださっている。幹部は心していかねばならない。
藤原 幹部は会員のためにあることを絶対に忘れてはならない。会員にご奉公すべきだ。
高柳 まったく、その通りです。
藤原 ともあれ、本当に、すごい時代に入った。新時代の到来を強く実感するのは、私一人ではないと思う。
森田 今こそ極悪と徹底して戦う時だ。御聖訓にも「悪を滅するを功」と仰せじゃないか。
秋谷 そうだ。戦えば戦った分だけ、魔は正体を現す。これが仏法の方程式だ。この広布拡大と時を同じくして、悪党どもの悪辣な姿も、一段と、あぶり出されているじゃないか。
藤原 そういえば『週刊新潮』の陰湿なデマ記事が、また裁判で断罪されたな。
森田 当たり前だよ。
築地 そうですね。6月27日、東京高裁で判決が下った。デマ記事を掲載した新潮社と編集人兼発行人(当時)の松田宏に損害賠償金400万円の支払いと謝罪広告の掲載。そしてまた、この記事に事実無根のコメントを出した乙骨に100万円の支払いが命じられた。
秋谷 当然の判決だ。『週刊新潮』といえば、火も煙もないデッチ上げ記事ばかりで有名じゃないか。特に、今回の記事は、「捏造記事」の最たるものだった。
松村 しかも今回は一審の東京地裁と同様、「謝罪広告の掲載」が命令された。それほど『週刊新潮』の記事が、根も葉もないデマだったということだ。
迫本 その通りです。『週刊新潮』は平成11年7月、ろくろく取材もせずに、“学会が東京の北新宿でダミー会社を使って地上げしている”“学会は婦人部の「地上げ部隊」を送り込んでいる”などと、事実無根のデマ記事で騒いだ。しかも2週連続して、だ。
秋谷 気が知れないな(笑)。
森田 頭が、おかしいんじゃないか? 書いた記者の顔が見たいよ(大笑)。
築地 しかも記事には、乙骨までしゃしゃり出てきて、デタラメなコメントを載せていた。
藤原 あんなやつのコメントなんか載せたら、裁判で負けるのは当たり前だよ(笑)。
迫本 まったく『週刊新潮』も、もう少し、まともな人間を使えないのかね(笑)。
藤原 だいたい何だ? “学会は婦人部の「地上げ部隊」を送り込んでいる”なんて(笑)。空想マンガの読みすぎじゃないのか?(大笑)
松村 当然、この荒唐無稽なデマは、一審の東京地裁の裁判でも厳しく断罪された。例えば『週刊新潮』は“地上げ部隊とは具体的に誰のことか”と問い詰められた。そこで新潮側が特定してきた人物が誰かといえば、なんと当時79歳の老婦人。
築地 普段から歩くのも大変で、当時は座骨神経痛の痛みがひどくて、外出するのも難しい、という女性だった。
迫本 もちろん、この女性は「地上げ」など関係あるはずがない。この女性の家族も『週刊新潮』の記者の取材に対して「地上げなんかしていない」とキッパリ答えていたんだ。
藤原 それで、どうしてデタラメな記事を書いたんだ? 完全に「虚報」じゃないか。
高柳 ひどい話ですね! お年寄りをいじめて、言ってもいないウソを捏造したんですか。
築地 結局、一審の東京地裁は「被告新潮社の記者らによる前記取材が極めて不十分」と厳しく断罪。昨年12月、『週刊新潮』に400万円という高額の賠償金を命じた上に、謝罪広告まで命令したんだ。
藤原 その厳しい判決が、今回、二審の交際でも支持されたわけだな。
築地 それだけじゃない。今回の二審は、一審より一段と踏み込んで、新潮を断罪している。
松村 その通りだ。例えば問題の記事には、匿名人物のコメントがゾロゾロ出てくる。
築地 法廷では“そのコメントの主が、いったい誰なのか”が問題になった。ところが新潮社は身元を一切、明らかにできなかった。
藤原 どうして身元を明かせないんだ? 無責任じゃないか。
森田 いや、本当は、いないんじゃないか? 「匿名」だったら、いくらでも記者が作れるし、逃げられるからね(笑)。
松村 結局、判決では「(新潮の言い分は)迫真性、真実性に欠けるといわざるを得ない」とバッサリ叩き斬られてしまった(笑)。
森田 当たり前だよ(爆笑)。
築地 その上、匿名コメントを出した人物についても“実在するとは認められない”と明確に認定している。
藤原 いや驚いたな。裁判所が“匿名コメントは新潮社の捏造だった”と断定したも同然じゃないか。
秋谷 その通りだ。裁判所が、これほど明確に認定したんだ。これは、大変な事実認定だ。まさに前代未聞だ。
藤原 『週刊新潮』は今や、「裁判所公認の捏造雑誌」になった、ということだな(笑)。
森田 そうだよ。まったく、そうだよ。
藤原 だいたい『週刊新潮』の記事というのは、昔から裏付けの取れない「匿名コメント」だらけで有名じゃないか。誰も確認できまいとタカをくくって、勝手放題に書き散らす。もう何十年となく、同じ手口を使ってきた。
森田 もう誰も、まともに信用なんかしていないなあ(笑)。
藤原 まさに「言論のテロ」「言論の暴力」だ。
迫本 多くのマスコミの研究者たちも「『週刊新潮』のコメントは怪しい」と言ってきた。それが今回、とうとう法廷で断罪されたんだ。
森田 『週刊新潮』は裁判所から「マスコミ失格」という烙印を押されたも同然だ。この事実は、日本の裁判史上に厳然と残っていくだろう。
高柳 本当に、そうですね。
(2002年7月1日付 聖教新聞より)
<2>
出席者:秋谷会長、森田理事長、藤原関西長、松村弁護士、築地弁護士、高柳婦人部長、迫本青年部長
藤原 『週刊新潮』が、学会に対する事実無根のデマ記事で、東京高裁から400万円の損害賠償と謝罪広告を命じられた。こんな「マスコミ失格」の『週刊新潮』の片棒をかついだ乙骨というやつも、得体の知れない男なんだろ?
迫本 そのようです。もうとっくに学会を脱会した両親も、以前は共産党の幹部だったという前歴がある。
高柳 そうでしたね。有名でしたね。
松村 今回の『週刊新潮』のデマ記事で、唯一、実名でしゃしゃり出てきたのが、乙骨だった。記事の一番最後に登場して“学会が学会だけの「新しい村」を作ろうとしている”なんて、バカげたデマを撒き散らしていた(笑)。
森田 まったくバカバカしい。いっぺん、診てもらったほうがいいんじゃないのか(笑)。
藤原 そもそも乙骨が、元恐喝犯の山崎正友の「子分」だということは有名じゃないか。
築地 山崎は日顕に宛てた手紙の中でも、“乙骨を行かせるから、全国の坊主に協力させてほしい”なんて、さも乙骨を見下して書いていたな。
迫本 平成8年、他の宗教団体に学会攻撃を煽った手紙の中でも、山崎は“乙骨を使うから”と書いていた。
森田 だいたい「土地の買い占め」だの「乗っ取り」だの、そういうバカげた妄想自体が、山崎の入れ知恵じゃないのか(笑)。
高柳 ああ、「学会の乗っ取り」に失敗した山崎が、「学会が日本の乗っ取りを狙っている」と騒いできたのは有名ですからね(笑)。
藤原 子分の乙骨も、親分の口真似をしているんだろうよ(爆笑)。
築地 この乙骨についても、当然、一審の判決は、厳しく糾弾した。「乙骨は取材経過について詳細な内容を全く聞かなかった」「被告乙骨の故意または過失は否定されない」とバッサリ断罪された。
秋谷 つまり裁判所からも「まともな取材すらできない男」と認定されたわけだ(笑)。
松村 その上で、一審でも、乙骨は100万円の損害賠償の支払いを命令されている。
森田 当たり前だよ。
迫本 だいたい、学会のことを書きたいのなら、まず学会に取材しろ。社会の常識も礼儀も知らない「コメント屋」が(大笑)。
森田 ところが、あの男は臆病だから、きちんと取材に来たことがない(笑)。
迫本 そんな能なしだから、まともなマスコミには、まったく相手にしてもらえない(大笑)。
松村 しかも、書いている内容といえば、山崎の口真似、受け売りのデマばかり(大笑)。
高柳 文章もヘタ。書くのはデマ記事ばかり。そのくせ、自己顕示欲だけは山崎と同様、人一倍ですか(笑)。
松村 今までも悪質なデマ記事で、世界中から厳重抗議を受けている。これは有名な話だよ。
高柳 ああ、そうでしたね(笑)。
松村 以前もアメリカの有名紙「ロサンゼルス・タイムズ」の記者のコメントを捏造して、この記者本人から厳重注意を受けている。
迫本 スペインでも、著名な文化団体の美術局長の談話を実名入りで捏造し、厳重抗議をされていた。
藤原 名前だけ借りて、コメントは全部、デッチ上げ。それで原稿料を稼ぐ。それじゃあ詐欺じゃないか。
迫本 その程度のやつだから、親分の山崎正友からは、いまだに使い勝手のいい「便利屋」扱いだ。さんざんアゴで使われてきたし、使われているんだよ。
高柳 へぇーっ、情けない男ですね(笑)。
藤原 なるほど。要するに、乙骨っていうのは、山崎の「使いっ走り」「使い奴(やっこ)」なんだな(爆笑)。
森田 結局、どこまでいっても親分の山崎の物真似だ。それで、あちこちに出入りして、金をせっせと稼いでいる「小僧」にすぎないということだ(笑)。
秋谷 その山崎も、乙骨も、今や裁判で完全に正体が暴露されてしまった。一般社会では、まともに相手にする人間なんか、誰もいない(笑)。いまだに騙されて、利用されているのは、日顕ぐらいなものだ(笑)。
(2002年7月2日付 聖教新聞より)
<3>
出席者:秋谷会長、森田理事長、藤原関西長、松村弁護士、築地弁護士、高柳婦人部長、迫本青年部長
迫本 デマによる学会への名誉毀損で、東京高裁から損害賠償の支払命令を受けた乙骨。その「親分」の山崎正友といえば先日、夕刊紙に記事が出ていたな。
高柳 ああ、そうでしたね。
森田 “あの元恐喝犯の山崎正友が、実は恐喝だけではなく、巨額の詐欺事件を起こしていた”という記事だ。
藤原 かつて山崎の“共犯者”だった人物が本を出して暴露したんだってね。
築地 その通りです。山崎は3億円の恐喝事件を起こして、懲役3年の実刑になった。ところが“それ以外にも山崎は、シーホースという会社をやっていた時、40億円もの詐欺を働いていた”と告発したんだ。
松村 そう、そう。その手口も、手当たり次第に手形を乱発するという悪質な「手形詐欺」のやり口だった、というんだよ。
高柳 へぇーっ、40億円の手形詐欺ですか! 重大犯罪じゃありませんか。
築地 そうなんです。しかも今回、山崎が、そのシーホースを計画的に倒産させようと仕組んでいた疑惑も発覚してしまった。
藤原 山崎といえば、「元恐喝犯」で有名だったが、それだけの話じゃなかった。「40億円の手形詐欺を働いた元恐喝犯」だったわけだ(大笑)。
高柳 そうですね。よく分かります。
秋谷 友人の、ある新聞社の幹部も、その話を聞いて「山崎が単なる恐喝犯ではなく、金融詐欺まで働いていたとは驚いた」と呆れ果てていた。
森田 そうでしたね。私も、よく知っています。自民党の国会議員も「山崎というのは、本当にひどい男だ」と早速、電話をかけてきた。
松村 閣僚を経験した代議士も「とんでもないやつだ! かりにも弁護士だった男が、こんなことをやるなんて絶対に許されない」と怒りをぶつけながら憤慨していた。
秋谷 当然だ。誰が見ても凶悪な犯罪者だもの。
高柳 いったい、山崎という男は、簡単に言うと、どんな男になりますか?
森田 まず@元恐喝犯。そしてA自称「ムショ帰りの前科一犯」でB各種の裁判の判決文で合計100回以上も「ウソつき」と断罪された大ウソつきだ。
藤原 それにC女性を騙して2000万円を騙し取った男。D最近も、その主人から訴えられて、300万円の支払いを命令された男だ。
森田 そしてE日顕と同じで素性が分からない未生怨(みしょうおん)。Fかつて悪質な「土地転がし」で4億5000万円もの裏金を稼いだ薄汚い悪党だ。
迫本 それに今回、G40億円の手形詐欺犯で、H「計画倒産」の犯罪を企てていたことも発覚した。
秋谷 まったく、あの男の悪事を数え上げたら、キリがない。日顕は、こんな悪党と結託して陰謀を巡らしたんだ。日顕も山崎に劣らぬ悪党中の大悪党だ。
迫本 皆が明確に分かってきましたね。一般社会の心ある人たちも、分かってきたようですね。皆、驚いて、呆れている。「学会があくまでも正しかった」ということを、皆、よく言っていますね。
松村 だいたい手形詐欺の事件について、今まで山崎が何と言ってきたか。日顕宗の機関紙で“オレが手形詐欺をやったという話だが、そんな事実はない”と、抜け抜けと言い放っていたじゃないか。
築地 それが全部、大ウソだったと、他の誰でもない、かつての“共犯者”の口から暴かれたんだ。
藤原 山崎にしてみれば、手形詐欺の一件は「とっくの昔に逃げ切った」とタカをくくっていたんだろう。それが、すべての真相を知る人物から暴露されるとはな。やっぱり悪いことはできないな(爆笑)。
迫本 今回、山崎の悪事を告発した人の話によると、当時、山崎が詐欺に使った手形がどれくらいあったか、あまりにも多くて見当もつかないそうだ(大笑)。
築地 そうなんだ。彼が警察で聞いたところによると「枚数にして、四、五百枚。金額にして40億近くにのぼる」というんだな(笑)。
森田 さっきも話が出たが、手形詐欺は重大な犯罪行為だ。もし、山崎の悪事が明るみに出ていたら、「懲役3年」どころの話じゃなかったはずだよ。
迫本 その通りです。だから、この人物も言っている。「山崎というと、3億円を恐喝した話ばかりが有名だが、真相を知る私に言わせれば、あんなものは氷山の一角にすぎない」と断言している。
秋谷 あの凶悪な3億円恐喝事件ですら「氷山の一角」か。この調子じゃ、どこまで「余罪」があるか分からない。まったく底知れない悪党だ。
(2002年7月3日付 聖教新聞より)
<4>
出席者:秋谷会長、森田理事長、藤原関西長、松村弁護士、築地弁護士、高柳婦人部長、迫本青年部長
藤原 6月30日に、京都府宮津市、兵庫県加古川市で市議選があったが、我々が支持する公明党は見事、「全員当選」「完全勝利」だった。
迫本 どちらも、前回より1議席増やしての勝利だ。
森田 すごい勢いだね!
秋谷 これも、すべて支持者が懸命に支持してくださったおかげだ。公明党の全議員は、このご恩を絶対に忘れてはならない。
森田 本当に、そうだ。
迫本 それに同じ6月30日には、東大阪の市長選があったが、ここでも公明党が推薦する候補が見事、当選した。
秋谷 公明、保守、民主の3党などが推薦する候補だったね。
藤原 そうです。結果は、共産党の現職市長が落選。自民党、自由党推薦の候補は最下位だった。
迫本 落選した市長は、共産党が「共産党員の市長だ」と、さんざん自慢してきた市長だ(笑)。それが前回よりも3万4000票も減らして大惨敗(大笑)。
松村 当たり前だよ。口を開けば他党の悪口、批判ばっかり。共産党が騒げば騒ぐほど、どんどん票が逃げていく(笑)。
森田 そんなことも分からない(笑)。もう党執行部は総入れ替えしたほうがいいんじゃないか(大笑)。
高柳 しかし、自民党の候補も最下位ですか。昨年の、あの「小泉人気」は、どこへ行っちゃったんですかね?
森田 自民党も情けないな。
迫本 ところで前回、山崎正友の悪行について話が出た。だいたい山崎という男が、どれほど凶悪な恐喝事件を犯したか。あの3億円恐喝事件の裁判の判決文でも厳然と断罪されている通りだ。
築地 判決文には「(山崎が)学会首脳を脅迫し、金員を喝取した行為は、道義的に強い非難を免れない」と明確にある。
松村 その通りだ。昭和55年4月21日の夜11時ごろだ。山崎が突然、福島弁護士の自宅に電話をかけてきた。「会社が倒産して、3億円以上の整理資金が必要だ」「オレは戦いを始めた。金を出さないと、学会にミサイルを2、3発、ブチ込む」などと、一気にまくし立てた。
藤原 やっぱり正気の沙汰じゃないな(大笑)。
松村 その電話で福島弁護士が、「それじゃ、まるで恐喝じゃないか」と言うと、山崎が、どう答えたか。「恐喝だって何だっていいんだ。オレはブタ箱に入ったっていいんだ」と、ふてぶてしく言い放った。これが、山崎という悪党の本性だよ。
築地 山崎は弁護士の肩書を悪事のネタに使っていたが、その弁護士の資格も、この事件で失った。恐喝事件の刑事裁判が始まる直前の昭和56年4月、自分から退会届を出して、弁護士登録を抹消したんだ。
森田 弁護士が恐喝事件を起こして退会届を出すなんて、前代未聞だね(笑)。
迫本 あいつは、そうした自分のドス黒い正体を隠すために、週刊誌を使って、ウソ八百の記事を書き殴ったんだ。
藤原 その通りだな。今から見れば、すべては明瞭だ。ハッキリと筋書きが見えたな。
秋谷 そういう山崎の邪悪な本性を、池田先生は、すべて、いち早く見抜いておられた。
森田 その通りです。以前も、先生は、静岡研修道場で、山崎を厳しく指導されている。
秋谷 よく知っている。あの時、先生は、山崎に「家にも帰らず、生活が、だらしなくなっている。それでは悪党になるぞ。しっかり題目をあげて、立派な学会員としての人生を歩め」と厳しく指導された。
森田 そうでしたね。大勢いるところでしたね。そして「勝手に動いて何やかやと必ず事件や問題を起こしてばかりいる。いったい、何をやっているんだ。みんなが迷惑している。尊い、清潔な学会が、何やかやと誤解されてしまっているではないか。言われたことを、きちんとやれ。それが弁護士じゃないか」と叱責された。
秋谷 これは当時、何人もの最高幹部が同席していたことだ。みな、「その通りだ」と言って、厳しい目つきだった。
森田 しかし山崎は、そのころには、もう完全に堕落しきっていた。先生の慈愛の指導にも、まったく聞く耳をもたず、かえって逆恨みする始末だったんだ。あの男は。
秋谷 そして素人商売に勝手に手を出し、45億円もの莫大な借金を抱えてクビが回らなくなった。
藤原 本当にバカなやつだ(大笑)。
松村 その転落した山崎が行き着いた果てが、昭和55年の「3億円恐喝事件」だった。
高柳 そうですね(笑)。
築地 ところが、「ブタ箱」に行きたくない一心の山崎は、当時、進んでいた「月刊ペン」事件の裁判に目をつけた。この裁判を撹乱して、自分の恐喝事件を有利な立場に持ち込もうと狙ったんだ。
松村 その通りだ。あいつは、あわよくば、学会側と取り引きして、恐喝事件の告訴を取り下げてもらおうという魂胆だったんだよ。
迫本 そして週刊誌を利用してウソ八百を狂ったように書き散らしていった。週刊誌を自分の悪事の道具にしたんだ。
秋谷 その通りだ。
藤原 どこまで、あくどいやつか!
(2002年7月4日付 聖教新聞より)
<5>
出席者:秋谷会長、森田理事長、藤原関西長、松村弁護士、築地弁護士、高柳婦人部長、迫本青年部長
松村 前回、話に出た「月刊ペン」事件というのは、昭和51年に、ゴロツキ雑誌の『月刊ペン』が、池田先生への根も葉もないデマ記事を掲載したことから始まった。これに対して、学会側が昭和51年4月、編集長の隈部大蔵を名誉毀損で刑事告訴したものだ。
築地 隈部は逮捕され、25日間、身柄を拘束された。裁判では、最終的に「罰金20万円」の有罪判決が下された。
迫本 しかも、まったくデタラメな記事を書いて困り果てた隈部は、何と金を使って偽証を計画していたことまで発覚した。
藤原 毎日新聞にも出ていたな。よく覚えている。
森田 そうだったね。
松村 われわれ弁護士の目から見ても、こういう事件で筆者が逮捕されるというのは、めずらしいことだ。
秋谷 そうだろうな。
築地 それに罰金の「20万円」というのは、当時の名誉毀損罪で最高額の罰金だ。「ペン」のデマ記事が、いかに悪質な犯罪だったか。この一点だけでも明白だ。
秋谷 この「月刊ペン」事件というのは、デマの悪質さといい、山崎が裏で仕掛けた謀略といい、まさに山崎という男の手口が全部、表れている事件だった。
森田 私はよく知っているが、そもそも、この「月刊ペン」のデマ記事が、まったくの事実無根だということは、当の山崎本人が認めていたことだ(笑)。「月刊ペンに書いてあることはデマだから、名誉毀損で訴えるべきだ」とイの一番に騒いでいたのは、あの男だったよ。
秋谷 その通りだ。山崎は、『月刊ペン』の記事が出た直後、51年3月9日付で自分で報告書を書いて、学会首脳に出した。その中で山崎は、『月刊ペン』の記事は「事実無根の中傷」であり「問題なく名誉毀損が成り立つ」と断言していた。
森田 その上で「今回の記事内容は、非常に悪質であり放置しておくと今後よくありません。以後、かかる種類の中傷を断つため断固たる処置をとるべきだと考えます」「基本的には名誉、信用毀損罪で告訴するとともに、謝罪広告、損害賠償を求める民事訴訟をおこす方針で、のぞみたいと考えます」と書いていた。
築地 ところが、その山崎は、自分の恐喝事件で逮捕、起訴されるや、狂ったように「ペンの記事は事実」と騒いで、学会を中傷し始めた(笑)。
高柳 「記事はデマ」と言っていた人間が、突然、「記事は事実」と言い出す(笑)。誰が見ても、「裏のある大ウソ」と分かる話ですね(大笑)。
秋谷 そういうやつなんだ。ウソ八百を平気で言う男なんだ。それでみな騙されてきたんだ(笑)。
藤原 本当にバカなやつだ。どう見ても先天性の「ウソつき」という病気だな、病気だよ(笑)。
高柳 そうですね。その通りですね(笑)。
松村 当然、法廷での山崎の「作り話」も、どれもこれもインチキだらけ。最も肝心の「何年何月何日」「どこで」「誰がいたのか」が全部、あいまいで、いい加減。バカバカしいデマばかりで、あいつは赤っ恥をかくばっかりだった(笑)。
築地 そんなウソが、裁判で通用するはずがない。裁判では、一つ一つの事実的根拠が厳格に吟味される。「何があった」とか「見た」と言うのなら、それが「いつ」「どこで」「誰が証明できるのか」が徹底的に追及される。これは、裁判の「イロハのイ」だ。
松村 ところが、山崎のデマは、元々、真っ赤なウソだから、「いつ」「どこで」「誰が」がない。あっても、全部デタラメ。一発で「これはウソだ」と分かる。当然、「月刊ペン」の法廷でも、次々に破綻していった。
迫本 判決には、「山崎の言い分はウソ」という箇所が何と20ヵ所以上もあった(大笑)。
築地 当時、他の弁護士たちも「あれでも本当に弁護士だったのか」と、さんざんバカにしていたな(笑)。
高柳 日顕も、とんでもない疫病神を引き込んじゃったものですね(笑)。
松村 実は、山崎は弁護士時代にも、部下や後輩に仕事を押しつけるだけで、自分じゃ何一つ、やらなかった。とにかく仕事ができない(笑)。法廷でも、およそ弁護士とは思えない言動で裁判長から厳しく注意されていた(笑)。
築地 そういえば誰かが、「あれじゃあ、ペーパードライバーならぬペーパー弁護士だ」と笑っていたな(大笑)。
松村 「月刊ペン」の法廷でも、「それは、いつのことか」「どこであったことか」「誰がいたのか」と詰問され、山崎が立ち往生した場面は、数え切れない(笑)。
築地 結局、山崎一派のウソは、裁判で厳しく断罪された。判決文でも「具体性がない」「裏付けがない」「裏付けを取ろうとすると、かえって破綻をきたす」等々とあった通りだ。
(2002年7月5日付 聖教新聞より)
<6>
出席者:秋谷会長、森田理事長、藤原関西長、八尋副会長(弁護士)、松村副会長(弁護士)、高柳婦人部長、迫本青年部長
藤原 最近、日本の社会全体が、マスコミの人権侵害に対して厳しくなりはじめたな。
高柳 裁判でも、悪質なデマ記事に高額の賠償を命じたケースが増えてきましたね。
秋谷 当然の流れだ。今まで日本は人権に対して、あまりにも鈍感すぎた。こんな国も珍しいんじゃないか。
迫本 有名な建築家が『週刊文春』を訴えた裁判でも、昨年の10月、1000万円の損害賠償が命じられた。
森田 ああ、そうだったね。これも高額の賠償になったことで大変に話題になった。
高柳 それに昨年7月には、女優への名誉毀損で、光文社(『女性自身』)に500万円の支払いが命じられましたね。
松村 名誉毀損の賠償額は、ずっと「100万円」が相場だったが、昨年来、判決が一挙に厳しくなってきた。森喜朗前首相が訴えた裁判でも300万円(『噂の真相』)、自民党の野中広務元幹事長の訴訟では500万円(『日刊ゲンダイ』)の支払いが命じられている。
秋谷 大変、いい傾向だ。時代が変わった。
迫本 そのほか、プロ野球選手の訴えに600万円(『週刊現代』)、NHKの元幹部に550万円(『フォーカス』)、民法テレビ局のアナウンサーの訴えに770万円(『週刊現代』)等々、いずれも高額の賠償命令が下っている。
秋谷 社会が今のマスコミを、いかに厳しく見ているか。これらの判決は、その怒りの明確な表れだ。人権蹂躙のマスコミは、絶対に許してはならない。
高柳 そうですね。とにかく勝手放題、騒ぎ放題。あまりにもひどすぎる。
迫本 名誉毀損訴訟の専門家である弁護士も言っていた。「今のマスコミは、ウソ八百や、ひどい表現の記事ばかりで呆れ果てる」と激怒している。
秋谷 確かに各方面で、そういう声が多くなってきた。
森田 あの北海道の「ウソつき夫婦」が起こした『週刊新潮』のデマ記事も、ウソ八百の「作り話」の見本だったじゃないか。どうも『週刊新潮』が多いな。私の知人も、「昔から、おかしな記事が多かった」と言っていた。
高柳 そう思いますね。あまりにも、ひどすぎる。
八尋 あの「狂言訴訟」は、当然、法廷でも明確に断罪された。昨年6月、最高裁の最終判断が下り、「訴権の濫用」による却下の判決が確定した。
藤原 驚いたな。本当に日本の裁判史上に残る、一大デマ事件だったようですね。
秋谷 その通りだ。
松村 「訴権の濫用」で却下されたケースは、裁判史上わずか十数件。「100万件に1件」と言われるほどだ。この判決は、代表的な判例として法律家の教科書に残ることにもなった。
高柳 なるほど、そうですか。
秋谷 そればかりか、デマ記事を機関紙に掲載した自民党は、平成10年、当時の橋本総理大臣が池田先生と学会に2度、謝罪。当時の自民党の加藤紘一幹事長も2度、謝罪した。
森田 一国の総理大臣が謝罪したのは、池田先生だけじゃないのかなあ(大笑)。
秋谷 それほど悪質なデマだったということだ。
迫本 自民党機関誌も平成10年4月28日号で、「虚偽をあたかも容認することになった点は不適切であり、申しわけなかったと考え、遺憾の意を表します」と公式に謝罪した。
高柳 このことは一般紙でも「自民、創価学会に謝罪」「自民が遺憾表明」「首相、2度目の『お詫び』」等々と、大きく報道されましたね。
秋谷 その通りだ。時の総理が、一民間人に謝罪するなど、異例中の異例だ。しかも2度、謝った。世界中にも、こんな歴史は、ないだろう。
八尋 ところが、だ。この悪辣極まるデマで、さんざん騒いだ当の週刊誌は、どうだ。これほど明確な裁判の結果が出ても、一言の謝罪もしていないじゃないか。
迫本 デマを流すだけ流して、社会を撹乱しておいて、何一つ、責任を取らない。まさしく「言論の暴力」「言論のテロ」そのものだ。
藤原 とくに「作り話」を真っ先に載せた『週刊新潮』! まさに「A級戦犯」だ。
迫本 裁判所から、これほど明確に断罪されたんだ。『週刊新潮』は、いったい、どう責任を取るつもりなんだ?
松村 その通りだ。「知らぬ存ぜぬ」は許されない。デマ記事で読者を欺いた責任をハッキリ取るべきだ。
(2002年7月6日付 聖教新聞より)
<7>
出席者:秋谷会長、森田理事長、藤原関西長、八尋副会長(弁護士)、松村副会長(弁護士)、高柳婦人部長、迫本青年部長
松村 とにかく、一部マスコミの人権侵害の実態が、どれほど悪辣か。「言論の暴力」への厳しい措置を望む声が、今や社会全体から沸き起こっている。
迫本 明治学院大学の川上和久教授も、こう警告している。「『仕方がない』と諦めて、このまま市民が放っておけば、来週も再来週も、同様の低俗報道は続いてしまう」「創価学会をめぐる中傷報道は、もはや創価学会だけの問題だけではなく、日本の問題なのです」と指摘している。
秋谷 まったく正論だ。今の日本は、その通りの「暗黒の社会」じゃないか。
藤原 琉球大学の保坂廣志教授も、「世界に信頼と友情を広げている宗教団体への低劣なデマ報道を続けることは、各国の人々から日本がますます信用されなくなることだろう」と語っておられた。
八尋 まったく正しい。人権を侵害する雑誌の存在は、日本の国際的な信用を落とすだけだ。
秋谷 その通りだ。人権蹂躙の、邪悪な「言論の暴力」は絶対に許してはならない。学会としても、断固とした処置をとる。裁判にも訴えていく。法廷の場で「ウソ」を暴き、「真実」を明らかにしていく。これらの方針、路線を、明確に敷きはじめている。
高柳 大賛成です! 絶対に、そうするべきです。そうでないと、社会は、いつになっても良くなりませんよ。
藤原 有名な、私の知る学者は、こうも指摘している。「悪文、悪書に対しては、不買運動も考えるべきじゃないか」と言っていた。
高柳 世界的にも、「不買運動」は、市民、消費者の正当な権利とされていますね。
迫本 マスコミだって商品だ。「欠陥商品」「粗悪品」を買う必要なんかない。これが先進国の成熟した市民の行動だよ。
秋谷 まったく、その通りだ。のさばりすぎている。
八尋 私が尊敬する高名な弁護士も言っていた。「人権侵害の雑誌は『読まない』『買わない』『騙されない』に限る。また、出版社の編集者、記者はもとより、社長の責任も追及して、訴えることを考えていくべきだ」と言っていたな。
秋谷 そうだろう。我々も当然、考えていこう。
藤原 それに悪質なデマを追放するには、「損害賠償額の高額化」をすべきだ。
松村 その通りだ。これは最高裁の判事も、判決文のなかで“賠償金の低さが言論の暴力の横行を許している”と指摘しているからな。
八尋 政治かも、この重大な人権と名誉を守る法律ならびに賠償金問題について、真剣に考えてもらいたい。
秋谷 公明党は率先してやってもらいたい。
藤原 ともかくアメリカやヨーロッパじゃあ、到底、考えられない低額の賠償金だものな。
八尋 昨年5月に冬柴幹事長が、参院で「損害賠償額を引き上げるべきだ」と質問したときも、森山法務大臣が“日本は損害賠償額が低すぎる”と断言していたじゃないか。
迫本 今年の2月にも、公明党の漆原議員が、アメリカの例を出して、「わが国でも法理論上は慰謝料の飛躍的な高額化が可能だ」と主張した。
秋谷 自民党、民主党にも、そういう声がある。各政党も、国民の権利を守るためにやるべきだ。
森田 大賛成だ。絶対にそうすべきだ。そうでないと日本は、いつまでたっても「デマの書き得」「デマ天国」とバカにされるだけだよ。
松村 法曹界でも「賠償額の高額化」を目指す動きが増えている。昨年9月には、東京地裁の損害賠償研究会が、高額賠償を認めるリポートを出した。
秋谷 本当に、いい研究会だ。どんどん実行に移してもらいたい。
迫本 ともかく、これが時代の声だよ。社会の声だよ。日本が本当に人権大国を目指そうというのなら、「活字の暴力」を野放しにしてはならない。賠償額も、飛躍的に高額化させるべきだ。
秋谷 ちょっと話は変わるが、あの日顕のやつは、今年の立宗750年にかこつけて、躍起になって法華講を登山にかり集めているらしいな。
森田 「30万登山」とかいうやつだ。
藤原 何が「30万」だ(笑)。実質3、4万人ぐらいしかいないくせに(大笑)。
森田 要するに、法華講を何回も登山させ、供養をふんだくるだけの「数合わせ登山」じゃないか(大笑)。
高柳 そこまでやっても、たった「30万人」ですか(笑)。身延なんか「100万人講」とかいうのをやっていますよ(大笑)。
秋谷 身延にも完全に負けているわけか。情けない、情けない(大笑)。
迫本 登山させられる法華講も、高齢者ばかりが目立つ。先日も山梨から強引に登山させられた高齢者が、本山で病気になり、富士宮の病院に担ぎ込まれた。「そういう事件が、いくつも続出している」という声が聞こえてくるな。
八尋 気の毒なことだ。哀れなことだ。
迫本 とにかく人は来ないわ、身延には負けるわ、事故は続出するわ(笑)。これが日顕宗の「立宗750年」の実態だよ(大笑)。
森田 ところで日顕は、相変わらず丑寅勤行をサボっているのかね?
藤原 そのようだ(笑)。あいつは法華講には「登山しろ」とさんざんハッパをかけておきながら、自分はコッソリ本山を抜け出しては、丑寅勤行をサボっている(笑)。
八尋 6月も8日間、丑寅をサボったそうだ(笑)。宗内から情報が入ってきたよ。
迫本 日顕のやつは、本山で法要がある日だけは仕方なく丑寅に出る。しかし、それ以外の日は、どっかに抜け出して、サボりっぱなしだ(笑)。
森田 丑寅勤行は「法主の専権事項」なんだろ? 宗規に定められた「特別法要」なんだろ? だったら、どうして毎日やらないんだ。
松村 だいたい、法主というのは大石寺の住職でもある。その住職が、大事な法要の期間中に寺にいないなんて、どういうことだ?
藤原 そんな「遊び人根性」だから、法華講も愛想を尽かすんだよ(大笑)。
(2002年7月8日付 聖教新聞より)
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出席者:秋谷会長、森田理事長、藤原関西長、八尋副会長(弁護士)、松村副会長(弁護士)、高柳婦人部長、迫本青年部長
森田 それにしても最近の日顕宗は、海外でも凋落する一方のようだ(笑)。
迫本 海外に送り込まれた坊主連中も、あちこちの国で“追放”されている(笑)。
高柳 たとえばオーストリアにいた関快道。あの男も、追い出された悪坊主の一人ですね。
藤原 ああ、「C作戦」の首謀者だったクソ坊主だな。
秋谷 「C作戦」で学会のカットを企てた男が、10年たって、自分が海外の法華講からカットされたんだ(笑)。これほど、明快な因果はない。
森田 関というやつの本性が、どれほど下劣か。そもそも関が坊主になったのは“身延の行者の娘”に、ふられたからなんだよ(笑)。
高柳 まあ、失恋が出家の動機ですか? 最低ですね(大笑)。
秋谷 当時のことは、関の組織の先輩だった、イタリアのカネダ理事長が全部、知っている。それを、名誉会長が可哀相だからといって、皆で守ってあげたんだ。あの男は学会に、どれほど恩があるか。
森田 その通りだ。恩知らずの権化みたいなやつだ。その関が日顕と結託して、大恩ある学会を切った。あんな卑劣な「恩知らず」はいない。どれほど罪が重いか。この罪業は、永劫に消えないだろう。
松村 その証拠に、「C作戦」が大失敗に終わってからというもの、関は日顕からも完全に見捨てられた。「海外部主任」もクビになるわ、日顕が作った「富士学林大学科」とかいう私塾も教頭もクビになるわ(笑)。奈落の底へ真っ逆さまだ(大笑)。
迫本 日本で行くところがなくなった関は、4年前、やっとのことでオーストリア布教所の責任者に、ありついた。ところが、そこでも現地の檀徒から嫌われ抜いて「総スカン」。昨年、日本へ“強制送還”させられてしまった(大笑)。
森田 あいつは自分の容姿といい、失恋といい、もともとコンプレックスの固まりのようなやつだった。何とか世間を見返してやりたい、自分を大きく見せたい。その一心で坊主になったんだ。日顕に取り入って偉くなろうと策謀したのも、そのコンプレックスからなんだ。
秋谷 その通りだ。宗門事件が起きる前は、池田先生にペコペコ、ペコペコ頭を下げて、自分を守ってもらうように哀願する姿が、よくあった。
迫本 そんな卑しい性格のやつだから、オーストリアでも檀徒に対して、とにかく威張り散らしていた。特権階級気取りで檀徒をコキ使い、生活の面倒も檀徒たちに一切、見てもらっていたようだ。
松村 関も関なら、女房も女房。“私を奥様と呼べ”と命令しては、亭主に輪をかけて威張り腐っていた。
森田 「バカ夫婦」といって有名だよ(爆笑)。
藤原 そのくせ、金持ちの法華講には、よってたかって「おべっか」を使い、こずるく供養をせびっていたようだ。これじゃあ檀徒にソッポを向かれるのも当然だ(笑)。
迫本 しかも、だ。もともとオーストリアの法華講は、檀徒が独自に運営してきた。ところが独裁欲の強い関は全部、自分の命令通り、指示通りの組織に変えようと画策した。
高柳 全部、自分の言いなりにしようとしたわけね。「小さい人間ほど、権力を欲しがる」というのは、本当ですね。
森田 その通りだよ。
松村 これで現地の檀徒も、とうとう堪忍袋の緒が切れた。関と大ゲンカしたということだ。
迫本 それで突然、現地の法人の登録まで解消してしまったんだ(大笑)。
森田 それで、オーストリアにもいられなくなって、スゴスゴ日本に逃げ帰ってきたわけか(笑)。
八尋 関を追い出した檀徒たちは「もう坊主なんか、真っ平だ」と口を揃えて言っているようだ(大笑)。
秋谷 そうだろう。こういう坊主と我々は何十年も付き合ってきたから、よく分かる(笑)。
迫本 逃げ帰ってきた関は、今では大石寺で「飼い殺し」。くどくどグチを並べる毎日のようだ。
藤原 日顕についても「何も分かってくれない」とブツブツ不平、不満をぶつけているという話だ(笑)。
高柳 今さら何を泣き言を言っているんですかね。全部、自分がまいた種じゃないですか(笑)。
森田 それにしても仏法は厳しいものだ。まさに「還著於本人(げんちゃくおほんにん)」だ。
迫本 それにひきかえ、オーストリアSGIは、10年前は100人くらいだったのが、今では4倍の400人を大きく超えている。
秋谷 オーストリアでは、写真芸術の業績を高く評価して、池田先生にオーストリア芸術家協会が「在外会員証」を授与。また、オーストリアと日本の友好交流への貢献を讃えて、国家の学術・芸術最高勲位栄誉賞が贈られている。
森田 極悪坊主の策謀なんか完全に見下ろして、SGIは見事な大発展だ。本当に、すごいことだ。
(2002年7月9日付 聖教新聞より)
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出席者:秋谷会長、森田理事長、藤原関西長、八尋副会長(弁護士)、松村副会長(弁護士)、高柳婦人部長、迫本青年部長
藤原 「C作戦」の首謀者・関快道がオーストリアから日本に逃げ帰ってきた話があった。ヨーロッパから追放された坊主といえば、この5月にも、スペインから松阪とかいう坊主が逃げてきたな。
森田 そうそう、そうだったね。「またか」と言って、皆が笑っていたっけ(大笑)。
秋谷 この10年でスペインも完全に勝った。日顕が見栄で作った寺は、さびれる一方。寄りつく檀徒も激減している(笑)。
森田 それに比べてスペインSGIは、なんと12倍に拡大。史上最大の陣列に発展している。
高柳 婦人部も、先日の座談会に1000人ものメンバーが元気に集ったそうです。
迫本 先日も、カナリア・テネリフェ島で、スペイン初の「世界の少年少女絵画展」が行われた。開幕式典では、池田先生の「平和と民衆の相互理解への尽力」を讃え、共済のオロタバ市から特別顕彰の石像が贈られた。
森田 まさに「悪は多けれども一善にかつ事なし」だ。日蓮大聖人が、十方の仏菩薩が、SGIを最大に賛嘆し、厳然と守ってくださっている。そう強く実感する。
藤原 スペインといえば、あの日顕の「居眠り勤行」も世界に有名になったら(爆笑)。あの写真は、皆が見ながらゲラゲラ笑っていた。そういう姿が、世界中であったそうだ。
松村 平成5年、日顕のやつはマドリードまでノコノコ出かけていった。ところが勤行で、口をだらんと開けて居眠りしていた(笑)。
迫本 あの間抜けな寝顔に呆れて脱講した人もいたほどだ(大笑)。
森田 この「居眠り勤行」の時、スペインの住職だった山田とかいう坊主も、日顕に「ウリ二つ」の下劣坊主だったようだ。
迫本 この山田は、イタリアのローマの高級ナイトクラブから、金髪女性と腕を組んで出てきた。そのまま、どこかへ消えていった。それを写真にまで撮られていた。結局、このハレンチな事件で山田のやつは、住職をクビになったんだ(笑)。
八尋 坊主も坊主だが、スペインの法華講の中心者である野口も、女性問題を起こして皆を苦しめた男だ。今も皆から嫌われ抜いて、さんざんバカにされ、呆れられている。
松村 この野口は寺に拾われて寺男になったが、山田と全然、ソリが合わなかった。山田と野口の女房同士も、ケンカばかりしていたようだ(笑)。今は、誰にも相手にされず、しょぼくれている聞いたよ。
藤原 「恩知らず」は、どこへ行っても問題を起こすな。それで、ますます転落し、必ず哀れな敗北者になっている(笑)。この野口なんか、最たる例だよ。
秋谷 その通りだ。仏法は厳しい。
松村 その後、山田の後釜には、松阪という坊主が納まったが、これまた極め付きの「能なし」だった(笑)。
八尋 その通りだ。スペインに行ったものの、スペイン語も、英語もできない。何にもできないから、寺にこもりっぱなし(笑)。
迫本 ずっと「なんで、こんなところに来なきゃいけないのか」「日本に帰りたい」とグチばかり言っていたというな(大笑)。
松村 そのくせ、檀徒にローテーションを組ませて、寺の雑用はおろか、息子の日本人学校の送り迎えまでやらせていたというんだ。こんな、ろくでなしの厄介者もいないよ(笑)。
迫本 この松阪と野口も仲が悪く、またもや内輪もめ(笑)。寺は内紛状態になった(笑)。
森田 まさに「自界反逆」だ(大笑)。
迫本 そんな状態だから、法華講の行事をやっても、参加者は「過去最低記録」を更新するばかり(笑)。そのゴタゴタのなかで、松阪は自分から「日本に帰る」と言い出したらしい(笑)。
松村 それだけじゃない。この松阪に取って代わってスペインに行ったのも、これまた中野という、札付きの「不良坊主」だった(笑)。
迫本 何しろ、高校時代から「素行不良」で下山処分。大阪の寺にいたときも、寺の供養をかすめ取っては、盛り場で豪遊。自分で「極道の道を極めた」と豪語していたというんだからな。
藤原 なんだ、なんだ。職業を間違えたんじゃないのか(大笑)。
松村 今、スペインの法華講は「悪坊主と悪講頭のケンカが、また始まるのか」と呆れ果てているようだ(笑)。
高柳 本当に、日顕宗の坊主というのは、「ろくでなし」ぞろいですね(笑)。日本の仏教界でも、こんなみすぼらしい根性の坊主は、いないんじゃないですか(爆笑)。
(2002年7月10日付 聖教新聞より)
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出席者:秋谷会長、森田理事長、藤原関西長、八尋副会長(弁護士)、松村副会長(弁護士)、高柳婦人部長、迫本青年部長
藤原 前回、前々回と、悪坊主が続々と海外から追い出されていることが話題になった。
秋谷 学会は、こんな坊主たちと離れて、本当によかった。その証明だ。日顕宗と離れてからというもの、世界広布の大道は洋々と広がっているじゃないか。
森田 まさに御仏智だ。そういう「時」だったんだよ。大聖人が、そうしてくださったんだよ。
迫本 その「時」を、正しく、鋭く見抜いた僧侶もいる。
藤原 宗門改革に立ち上がった「憂宗護法同盟」「日蓮正宗改革同盟」「青年僧侶改革同盟」の皆さんだ。
松村 皆、精力的に各地を駆け巡って、日顕宗の悪の実態を糾弾している。
高柳 「改革僧侶の話を聞いて脱講した」という人も、全国で、たくさんいますね。
八尋 日顕が突然「3月28日にも『立宗の日』の法要をやる」と言い出した邪義についても、憂宗護法同盟が「糾問の書」を、日蓮正宗改革同盟と青年僧侶改革同盟が「日顕の『立宗二回説』の邪義を破す」を即座に日顕に突きつけた。日顕の邪義を明快に論破した。
迫本 その糾弾の書によって、日顕が引用した文献に致命的な誤りがあることも発覚した。日顕は慌てたようだ(笑)。宗門の機関紙で訂正文を掲載するという大失態を演じたんだ(笑)。
森田 よりにもよって立宗750年に、とんでもない大恥、赤っ恥の歴史をつくったな、あいつは(大笑)。
秋谷 我々と一緒に「平成の宗教改革」に立ち上がられた、改革僧侶の方々こそ真の僧侶方だ。真実の「大聖人の門下」の皆さんとともに、極悪の「ニセ法主」に、いよいよ鉄槌を下していこうじゃないか。
森田 それにしてもヨーロッパだけじゃない。アジアでも日顕宗の実態は、ひどいよ。
迫本 まず、マレーシア。マレーシアには、岩城信統という坊主が平成11年に行ったが、翌年には当局からビザの更新が認められず、あえなく帰国した(笑)。
秋谷 マレーシアはイスラム教の国だ。いわんや妻帯した生臭坊主なんか「聖職者の恥」だ。
迫本 ところが昨年6月、岩城は、ビザもないのに、またコソコソとマレーシアに長期滞在。檀徒を大石寺に登山させようと躍起になって画策を始めた。
松村 それじゃ完全に「不法滞在」じゃないか。
迫本 そうなんだ。その結果、最近になって、当局から厳しく指摘され、今年の5月に、また日本に追い返されたんだ(笑)。
藤原 本当に悪いやつらだ。とんでもない連中だ。
高柳 違法行為と分かっていながら、平然と居座り続ける。そんなこと誰が命令しているんですかね。日顕は知っていたんですかね。
八尋 当然、日顕も知っていてやったことだろう(笑)。
藤原 しかし、こんな事件ばかりじゃ、檀徒の組織もメチャメチャだろうな。
迫本 もう四分五裂のようだ。最近も日顕宗に嫌気がさして、ペナン市周辺の檀徒がグループを作って、ゴッソリ脱講。何と、まるごと身延の寺についてしまった(笑)。
高柳 へえー、よりによって身延へ、ですか。
秋谷 身延のほうが、日顕宗よりマシというわけか(笑)。もうメチャクチャだな。
迫本 それに、マレーシアでは、インド系の檀徒グループも日顕宗に愛想を尽かして離れてしまった。
森田 当然だよ。だいたい、この岩城という坊主は、檀徒に生活の面倒をみさせたり、家から拠点まで毎晩、送り迎えさせたりと、やりたい放題だったというじゃないか。
迫本 それだけ世話をさせておきながら、口を開けば「登山しろ、登山しろ」とオウムのように繰り返すだけ。
高柳 檀徒が嫌になるのも当たり前ですね。
藤原 「登山」っていったって、近所の裏山に登るのとは訳が違うんだよ(笑)。マレーシアから日本に来るには、約7時間も飛行機に乗らなきゃいけない。旅費だって、1カ月分の給料と同じくらいかかるというじゃないか。
迫本 こんな調子だから、檀徒は減る一方。もともと800人いたと言われる檀徒は激減。今や日顕宗の拠点での朝晩の勤行には、10人くらいしか集まらないというよ(笑)。
(2002年7月12日付 聖教新聞より)