<座談会> 人権と平和と社会を語る 

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<31>
出席者:秋谷会長、森田理事長、原田東京総合長、藤原関西長、高柳婦人部長、杉山男子部長

原田 最近、本山の客殿で日顕が使うイスが、本格的な丸椅子にかわったようだ。
 そういう情報が宗内から入ってきた。
杉山 日顕のやつは最近、丑寅勤行でも、ずっとイスを使っているようじゃないか。
藤原 なんだ、しょっちゅう丑寅をサボっているくせに(笑)。
秋谷 正座も満足にできなくなったのか。 もうろくしてきた(笑)。
森田 丑寅は、法主の務めじゃないか。それが満足にできないということは、法主の務めができない、ということだ(大笑)。
杉山 宗内の坊主たちも「これは『早く辞めろ』ってことだよ」とゲラゲラ笑っているようだ(大笑)。
原田 そういえば、宗門の老僧が言っていた。
 「日顕は、意地を張って法主の座にしがみついているが、もう中身は何もない。
 日顕は今ごろ『創価学会が正しかった。創価学会が、うらやましい。本当に懺悔しても、懺悔しきれない』という気持ちだよ、あいつは」と、せせら笑っていたな(笑)。
森田 別の坊主からは「まあ、オレたちは、言われるままに学会員をいじめ、苦しめてきたけども、日顕ほどのウソつきは、いない。
 人間の皮をかぶった畜生だよ。あの目を見ろよ」(爆笑)。
 そういう声が、多くあった。
藤原 関西のほうにも何やかやと本山の噂が聞こえてくるよ。
秋谷 どうせ跡目狙いの争いだろう。
藤原 そう。「日顕が法主を辞めたら、『暴力とケンカの早瀬』か、あの日顕の子どもの『愚劣信彰、最低信彰』か。この二人のうちだ、と専らの評判だ。
 どっちにしろ、もう宗門は、お先真っ暗だ」とね(笑)。
杉山 また、他の坊主が、こうも言っていた。
 「信徒も増えないし、末寺は布施も入らない。 宗門は檀家や信徒から完全にバカにされ、世間からも見離されている。
 学会は太陽が昇るがごとく、旭日の勢いである。世界広宣流布に悠然と進んでいる。
 オレたちは先が見えなかったな。バカだったな。完敗だったな」と悔しがっていたよ。
原田 宗内には、こんな声もある。
 「それにしても山崎正友と日顕が陰険な策略をめぐらし、週刊誌を使ったり、陰謀をやったけども、学会は微動だにしなかった。
 かえって世間からも、日顕と山崎の『焼きもち』の陰謀だったと見破られてしまった。全部、分かっちゃった。
 宗門は、もうダメだ。滅亡だ。昔の惨めで、わびしい宗門に戻ったな」(大笑)。
秋谷 これが、たしかに宗門の現状だ。日顕一人が、いくら喚いたって、もう完全に「死に体」だ(大笑)。

藤原 ところで、その日顕は、自分の相承問題が、気になって気になって仕方がないようだな。
森田 日顕宗の機関紙でも躍起になって騒いでいる(笑)。
杉山 そりゃ、そうだよ。
 日顕宗は今年に入って3回も最高裁で断罪された。それもすべて、日顕の相承問題が「最大の敗因」だ(笑)。
原田 その通りだ。日顕宗は、離脱した僧侶に寺の明け渡しを求めて裁判を起こした。
 その裁判で改革僧侶は「日顕は相承のない『ニセ法主』だ。住職を罷免する権利などない」と主張したんだ。
高柳 つまり日顕は「正式な法主」ではない。
 だから当然、住職を罷免処分する権限はないと、裁判で主張したわけですね。
森田 その結果、日顕宗は、最高裁で3回も負けたんだ。
 「相承詐称」疑惑が原因で敗訴する。これこそ「ニセ法主」である何よりの証拠じゃないか(大笑)。
藤原 もう登座して23年だろう。本当に、みっともないやつだ。
原田 この相承問題で、いよいよ追い詰められた日顕は、よっぽど言い訳に困っているようだな。
杉山 なんでも、「あれは内付(ないふ)だった」なんて、また言っているようだ(笑)。
森田 バカバカしい。そう言うと思ったよ(爆笑)。
秋谷 その通りだ。そういう、ごまかしを必ずやるんだ、日顕というやつは(大笑)。
杉山 どうも日顕は、「相承の儀式はなかったが、内々に相承があった」と言いたいようだ(大笑)。
秋谷 だったら、その「内付」とやらを裏付ける証拠があるのか。これまた日顕一人が勝手に喚いているだけじゃないか(笑)。
森田 内付だろうが何だろうが、「あった」というのなら、必ず証拠があるだろう? 日顕よ、お前は、どこにもないじゃないか。
藤原 あの正信会が「日顕はニセ法主だ」と訴えた時も、「いつ」「何時何分か」「どこで」 − 皆が納得する客観的証拠は何一つ、出せなかったじゃないか(笑)。
原田 だから今でも、最高裁で3回も完敗しているんじゃないか(大笑)。
杉山 こんなインチキ言ってるから、ますます宗内からも疑われるんだよ。
 どんどん墓穴が深くなるんだよ(笑)。
秋谷 その通りだ。これこそ「負け日犬の遠吠え」だ(爆笑)。
藤原 まったくだ。
 ウソの辻つま合わせをやればやるほど、どんどん「ニセ法主」の正体がバレていく(大笑)。
森田 もう、何をやったって「地獄」だよ、日顕のバカは(爆笑)。

原田 だいたい「ニセ法主」の日顕がいる本山にも最近、さっぱり人が寄りつかないじゃないか(笑)。
森田 「30万登山」とか言っているが、一人で3回も4回も行っている(大笑)。
杉山 いや、本人は登山せずに「供養だけの登山」というのも、多いようだ(大笑)。
秋谷 じゃあ、来年は100万人、やったらどうだ?(爆笑)
藤原 親戚≠フ身延は今年、「100万人講」とやらをやっているよ(大笑)。
森田 自分で身延に行って、身延の法主に相談したらどうなんだ? どうすれば100万人集められるか、聞いてみたらいいじゃないか(爆笑)。
杉山 その通りだな。今ごろ日顕のやつは、「相承捏造」のウソの辻つま合わせで、大慌てで山崎正友に「ご指南」を仰いでいるんだろう(笑)。
 身延にも、頭を下げて、「ご指南」を仰いだらどうなんだ(大笑)。

(2002年8月15日付 聖教新聞より)

 

<32>
出席者:秋谷会長、森田理事長、原田東京総合長、藤原関西長、高柳婦人部長、杉山男子部長

藤原 前回、話の出た身延といえば、日顕宗の坊主どもが最近、また身延の寺に行ったようだ(笑)。
高柳 またですか、バカですねえ(笑)。毎年、行ってるんでしょ。
原田 そうなんだ。坊主連中が、「研修」と称して白昼堂々、身延の総本山・久遠寺などを拝みにいった。
森田 大謗法(ほうぼう)じゃないか。
 日興上人は「檀那(だんな)の社参物詣(しゃさんものもうで)を禁ず可(べ)し、何(いか)に況(いわん)や其(そ)の器にして一見と称(しょう)して謗法を致(いた)せる悪鬼乱入(あっきらんにゅう)の寺社に詣(もう)ず可(べ)けんや」と厳しく禁じられているじゃないか。
高柳 その通りですよ。
 それで、いつ身延に行ったんですか、宗門の坊主どもは。
杉山 今月の7日の朝に、約25人で大石寺を出発。
 はじめに西山本門寺に行った後、2時間にわたって久遠寺を参詣した。
 午後には、岩本実相寺、北山本門寺を参詣していた。
森田 完全に「身延ツアー」だ(笑)。
原田 久遠寺で連中は、最初に宝物館を見学した。
 しかも撮影禁止の館内を、コッソリ「隠し撮り」する坊主もいたという話だ(笑)。
藤原 その後、久遠寺の祖師道(そしどう)とやらを参拝。
 正座して合掌し、頭をペコペコ下げていた(大笑)。
森田 呆れた話だ。まったく「バカ宗門」「気違い宗門」になっちゃった。

秋谷 まったくだ。そもそも身延の寺に詣でるなど、大謗法の中の大謗法だ。
 日興上人は、大聖人に違背した五老僧とは「堅(かた)く以(もっ)て義絶(ぎぜつ)し畢(おわ)んぬ」と断じておられる。
 つまり、身延とは「永久に関係を断ち切った」ということだ。
杉山 「謗法と同座(どうざ)す可(べ)からず与同罪(よどうざい)を恐(おそ)る可き事」とも厳命しておられる。
 日顕こそ、大聖人、日興上人の仰せに、真っ向から背く大天魔だ。
森田 その通りだ。そんなに身延に行きたいのなら、日顕が行って久遠寺の法主と法論してこい!(爆笑)
藤原 その度胸もない、臆病者めが(笑)。
原田 今回、久遠寺の坊主は、こう言っていたようだ。
 今日は大石寺が来ているよ。大石寺は、もう独立したから、オレたちも自由に大石寺に行くよ≠チてね。
森田 もうメチャクチャだな(笑)。
 それもこれも、日顕が嫉妬に狂って学会を切ったから、こんなことになったんだ。
秋谷 学会の外護があったからこそ、大聖人の「謗法厳誡(ほうぼうげんかい)」の御精神は守られていたんだ。
 宗門なんか、学会がなければ「身延の手下」だ(笑)。
 今回の「身延詣で」こそ、その厳然たる証拠だ。
森田 身延から見ても、学会のいない大石寺なんか、何にも怖くない(笑)。
 日顕のやつなんか、さぞバカにされ、笑われているだろうよ(笑)。
藤原 それにしても、坊主どもは、「富士の清流」なんて、偉そうに威張っていたが、全部インチキだったな。
森田 学会がいなければ、宗門なんか「おしまい」だよ(笑)。
 堀日亨(にちこう)上人が今の宗門から創価学会を取ったら、何が残るか。何も残らないではないか≠ニ言っていた通り、今や宗門は完全に「濁流」「汚流」だ(大笑)。

杉山 今、思えば、あの陰険な「C作戦」を始めた後、日顕は、どんどん身延に接近していったな。
原田 そうだ。平成6年11月には、身延の坊主8人が大石寺を参詣した。本格的に交流が始まったのは、そのころからだ。
杉山 平成7年6月6日には、池上本門寺の当時の貫主(かんず)が大石寺に行っている。
 この時は能化(のうけ)の高野日海が、袈裟衣(けさころも)の正装で手厚く案内し、大石寺の迎賓館≠ナある蓮葉庵(れんようあん)で接待した。
森田 これも日顕がやらせたんだろ。あいつは身延が怖いんだよ(笑)。
藤原 同じ年の8月には、法華講の柳沢(連合会委員長)、そしてまた日顕の息子・阿部信彰の寺の法華講員が、「身延詣で」をしている。
杉山 平成9年9月にも、宗門は約30人もの身延僧を大石寺で歓迎している。
原田 まだまだある。平成12年8月には、日顕宗の所化約30人が身延派の岩本実相寺や北山本門寺を訪問。
 本堂で金ピカの仏像まで拝んでいた。
藤原 平成12年9月28日には、身延山大学の学生が、白昼堂々、大石寺に参拝。
原田 さらに平成12年12月6日、身延の坊主ら17人が大石寺に来て、客殿や御影堂(みえいどう)などを見学している。
高柳 完全に日興上人に背く大謗法じゃないですか。
 これこそ「相承のないニセ法主」の証拠ですよ(大笑)。
原田 この「身延との接近」も、山崎正友が日顕にやらせたんだよ。
森田 そうだろう。何しろ日顕の「師匠」は山崎だからな(笑)。
藤原 その一つの証拠に、池上本門寺の貫主が大石寺に来た同じ日に、実は山崎は日顕と大石寺で密談していた。
杉山 そうだ。山崎本人が宗教団体の集まりで「6月6日に日顕に会って懇談した」と、得意満面で全部バラしていたじゃないか(笑)。
森田 有名な話だ(笑)。
藤原 しかも、その一方で山崎は、あっちこっち身延の坊主のところを回っては、大石寺を締め上げろ∞大御本尊偽作論も本腰を入れて掘り下げろ≠ニ焚きつけていた(笑)。
秋谷 山崎のことだ。「日顕はオレの言いなりだ。だから身延もオレを信用しろ」と画策したんだよ。
 山崎の「いつもの手口」だ(大笑)。
森田 日顕のやつは、その山崎のペテンに、まんまと乗せられたわけだ(笑)。
原田 ほとほとバカな男だ。間抜けも間抜け、底が知れないよ(爆笑)。
藤原 嫉妬に狂った日顕は、山崎に乗せられ、言いなりになった。身延の軍門にも下った。
原田 結局、坊主どもは、金ばっかりもって、教学も信心も何もかもなくしてしまった。金以外、何も見えなくなってしまった。
杉山 だから、山崎みたいなペテン師に、いいように利用されるんだよ(笑)。
秋谷 もう宗門は滅亡だ。「信心の滅亡」だ。仏罰(ぶつばち)は厳しい。

(2002年8月16日付 聖教新聞より)

 

<33>
出席者:秋谷会長、青木副理事長、原田東京総合長、藤原関西長、高柳婦人部長、杉山男子部長

杉山 今、迫本青年部長を団長に青年部代表が中国を訪問しています。
原田 今年の国交正常化30周年に当たって、中華全国青年連合会(全青連)からの招聘で行っているんだね。
杉山 迫本青年部長から毎日のように、電話が入ってきています。
 報告によれば、行く先々で「池田先生の国交正常化提言≠ヘ、よく知っています。周恩来総理が病気をおしてまで池田先生と会見されたことも知っています」
 「池田先生は中日友好の先達の方です」等々、中国の指導者の方々が、異口同音に話しておられるそうだ。
秋谷 池田先生は、周総理、ケ小平(とうしょうへい)氏、江沢民(こうたくみん)主席、胡錦涛(こきんとう)副主席ら各世代の国家指導者と会われている。みな先生の業績を高く評価している。そんな日本人は誰もいない。だから妬まれるし、焼き餅を焼かれるんだ。
青木 情けない「島国・日本」だ。

杉山 私の中学時代の恩師も語っていた。
 「池田名誉会長は、日中国交正常化提言をはじめ、一代で、あれほどの世界的な偉業を成し遂げた。
 平和、文化、教育の、あの類のない、偉大な行動と貢献。世界から1500もの顕彰。見事なものだ。
 日本はおろか、世界にもいないだろう。誰だって、妬むに決まっている。迫害を受けるに決まっている。
 古今東西、迫害を受けずして、歴史に名を残した人物は、ただ一人としていない。
 日本人は、この厳然たる事実を銘記すべきだ」と語っていた。
原田 そう思うよ。その通りだ。
 偉大な人物は必ず迫害される − これは「歴史の方程式」だ。
高柳 あのソクラテスも迫害。司馬遷(しばせん)も迫害。
藤原 ユゴーは亡命生活19年。インドのガンジーも迫害の連続。ネルーも9年間の投獄。
 世界的な大偉人は、必ず迫害を受けている。
杉山 ガンジーは「改革者は、命にかかわる迫害の他に、何ものも期待すべきではない」と言っていたな。
 この決心がなければ、歴史を変える偉業は、断じて成し得ない。
高柳 女性でも、ジャンヌ・ダルクは処刑。
 それに先日もNHKテレビで放送していましたが、フランス革命の闘士、ロラン夫人。
 断頭台を前に「自由よ、汝の名の下に、なんと多くの罪が犯されていることか!」という名言を残したという逸話は、あまりにも有名です。
原田 世界的な宗教者を見ても、モーゼ、キリスト、マホメット、ルターと、みな迫害、弾圧、追放、投獄だ。

杉山 釈尊も「九横(くおう)の大難」と呼ばれる大難の連続だった。
青木 まして仏法は、迫害こそ「正義の証」だ。日蓮大聖人御自身が、身命に及ぶ大難の連続であられた。
 「山に山をかさね波に波をたたみ難に難を加へ非に非をますべし」「日日・月月・年年に難かさなる」と仰せ通りの御生涯であられた。
秋谷 我が創価学会にあっては、初代会長・牧口先生、2代会長・戸田先生も、軍部権力によって弾圧、投獄。
 牧口先生は、獄死なされた。
青木 しかし、獄中にあっても牧口先生は「大聖人の大難を思えば九牛(きゅうぎゅう)の一毛(いちもう)にすぎない」と悠然と語られた。
秋谷 牧口先生は「愚人に憎まれたるは第一の栄光なり」とも言われていた。
青木 第3代会長の池田先生も、まったくの無実の罪で入獄されている。
 仏法の方程式通りの正義の大道を進まれている。
 だからこそ、これほど世界中から信頼され、尊敬を集め、賞讃を受けておられる。
藤原 私の卒業した大学の、尊敬する恩師も言っていた。
 「池田名誉会長こそ真の偉人だ。マスコミから、政治家から、これほどの陰湿な迫害、弾圧。これこそ『偉人』の証明ではないか」と、心から感嘆していた。
原田 フィリピン・マニラ市立大学のデラクルス元学長も言われていたじゃないか。
 偉大な人物を貶(おとし)め、迫害する権力は、いつの時代にも、どこの国にも存在します。
 池田先生は「正義の人」ゆえに迫害されるのです≠ニ。
高柳 モスクワ大学の元総長、ログノフ博士も、こう述べておられましたね。
 池田先生は、讒言(ざんげん)や迫害の嵐が吹き荒れた時も、敢然と我が身をなげうって戦ってこられた≠ニ賞讃しておられた。
秋谷 世界の知性の眼(まなこ)には、先生の真実の偉大さが、如実に映っている。
青木 著名な言論人である、岐阜県名誉県民の土屋斉(つちやひとし)氏も、聖教新聞で語っておられたね。
 池田会長は、世界で稀にみる指導者です。優れた指導者に限って、必ず陰険な反対者が現れてくるものです≠ニ。
原田 そして迫害があることこそ、名誉会長が偉大な人物である証拠です。
 それは私自身、長くマスコミの世界に関わってきて、多くの人物を見てきた結論です≠ニ言われていた。
藤原 それに私の知る宗教学者も言っていた。
 「迫害のないところに宗教はない。その意味で、今や日本に『生きた宗教』は、一つもない。ただ創価学会のみである。
 だからこそ権力は妬む。迫害する。これはもう、誰の目にも明白な、宗教弾圧の構図だ」と讃嘆していた。
秋谷 有名な佐渡御書にも賢人、聖人と言われる人は、世間から悪口罵詈(あっくめり)され、迫害を受けて試されてはじめて、その偉大さが分かる≠ニ説かれる通りだ。

(2002年8月21日付 聖教新聞より)

 

<34>
出席者:秋谷会長、青木副理事長、原田東京総合長、藤原関西長、高柳婦人部長、杉山男子部長

原田 ところで宗門は、来年を「広布(こうふ)大願の年」なんて言っているそうだ(笑)。
杉山 そうそう、「院達(いんたつ)」まで出して、大騒ぎしていたな。
藤原 なんだ、なんだ。昨年は「誓願貫徹」とか言っていたじゃないか。あれは「貫徹」しなかったのか(大笑)。
青木 本当にバカだ(笑)。
秋谷 今ごろ、「大願、大願」なんて言うのは、要するに「貫徹しなかった」ということじゃないか(爆笑)。
青木 つまり「敗北宣言」というわけだな。
杉山 たしか、一昨年は「折伏実行」とか言っていたな(笑)。
藤原 その前は「出陣」だった(大笑)。
高柳 「出陣」したり、「実行」してみたり、「貫徹」してみたり、今度は「願って」みたり。行ったり来たりで、何が何だか、全然、分かりませんね(爆笑)。
藤原 だいたい何が「大願」だ。願うだけなら、誰だってできるよ(大笑)。
青木 実際、宗門は、信者が全然、増えてないじゃないか(笑)。
 その証拠に、登山だって、一人が何回も何回も行っているじゃないか(笑)。
藤原 ハッキリしているのは、宗門は、平成2年には公称1784万人だったのが、今では公称30万人そこそこに大激減したということだ(笑)。
青木 かつての「98%」も信者を減らして、その数字すら「水増し」じゃないか(爆笑)。
藤原 これじゃあ「大願」じゃなくて「大減」だな(爆笑)。
杉山 学会の男子部では、今年の上半期だけで、5万人もの新入会のメンバーが誕生したよ。
高柳 女子部も、2万世帯の御本尊流布ができましたよ(大笑)。
藤原 だいたい「大願」なんて言う前に、丑寅勤行をサボるな!(笑)
青木 日顕の大願は、「芸者大願」「料亭大願」だろ(爆笑)。
杉山 それに「供養大願」か。バカバカしい(大笑)。
藤原 根本の丑寅勤行すらサボっている「ニセ法主」のくせに、何が「大願」だ(笑)。
秋谷 そもそも、大聖人の「立宗宣言」こそが、「広布大願」じゃないか。門下は、それを実践していくものだ。
青木 それを、まるで「今日蓮」みたいに、何いってんだ。
藤原 これまた、日顕の「生き仏気取り」だよ(笑)。
青木 「おかしいな、おかしいな」と思っていたけど、さらに、おかしくなっちゃったな(大笑)。

原田 結局、日顕は、信心、人格、識見、業績等々、何をとっても、どうやっても、池田先生にかなわない。天地雲泥だ(笑)。だから、陰険な謀略をめぐらすんだ。
杉山 そもそも、陰湿、卑劣な嫉妬の輩が使う手口は決まっている。
 「デマで人を貶めようとする者は、まずスキャンダルを捏造する」といわれる通りだ。
藤原 その通りだ。あのナチスも、教会を弾圧するために、著名な聖職者のスキャンダルをデッチ上げて、大々的に宣伝した。有名な「宗教弾圧」の史実だ。
青木 釈尊も「スキャンダルのデマ」で中傷されたじゃないか。
高柳 有名な「旃遮女(せんしゃにょ)の謗(そし)り」と「孫陀利(そんだり)の謗り」ですね。
 釈尊の前で、旃遮女という女が、突然、「釈尊の子どもを身ごもった」とウソを言いふらした。
杉山 この旃遮女は、腹に鉢を隠し、何重にも布を巻いて現れた。公衆の面前で、釈尊を中傷しようという策謀だった。
原田 ところが、その時、強風が吹き、旃遮女の服の紐が切れた。すると、服の下に隠していた鉢が転げ落ちて、真っ赤なウソだと、バレてしまったんだ(笑)。
高柳 もう一つの「孫陀利の謗り」というのも、まったく同じデマでしたね。
藤原 しかし釈尊は、そうした難を、すべて乗り越え、勝ち越えて、出世の本懐である法華経を説かれた。
秋谷 そう。御年72歳。仏法を説かれてから、42年の節目だった。仏意仏勅(ぶついぶっちょく)の学会は、今年が創立72周年。第3代会長・池田先生の就任式から42年だ。
青木 大聖人も、ただ法華経を弘(ひろ)めようとすることを失(とが)とされて、「妻子を持たずして犯僧(女犯の僧)の名が国中に満ち」と仰せである。
 御本仏でさえ、否、御本仏だからこそ、まったく事実無根のスキャンダルの汚名を天下に流された。これが仏法の定理だ。
杉山 さらにまた、清廉潔白な人物ほど、卑劣なデマを流される。
 あの中国の周恩来総理も、そうだった。
原田 有名な話だ。今から8年前に「周総理に隠し子」云々とデマが流された。
 アメリカに住む女性が突然、「私は周総理の隠し子だ」と騒ぎ出したんだ。
杉山 ところが、これが、真っ赤なウソ。香港のマスコミが調査したところ、まったくのデタラメだった。
秋谷 まさしく、偉大な人物を攻撃する常套手段だ。「方程式」だ。

青木 あの元恐喝犯の山崎正友も、まったく同じ手口を使ってきたじゃないか。
杉山 山崎のやつが人を陥れる手口は、いつも同じだ。
 あの北海道のウソつき夫婦の狂言訴訟といい、「月刊ペン」事件のデマといい、みながみな、同じやり口、手口じゃないか。
青木 だが、あいつのデマは結局、すべてが裁判で打ち砕かれ、正義が証明されている。社会的にも「正」と「邪」、「善」と「悪」がハッキリした。
藤原 かえって山崎自身が、不倫相手の夫から訴えられて、完全敗訴。下劣な正体が、天下に知れ渡ってしまった(笑)。
青木 山崎と日顕の共同の謀略は、全部、大失敗。心の中で、「しまった」と思っているよ。まさしく「還著於本人(げんちゃくおほんにん)」そのものだ(大笑)。
秋谷 一方、学会は日本でもますます大発展。世界の183カ国・地域にも大仏法が広まっている。これは3000年の仏法史で初めての壮挙だ。この厳然たる事実がすべてを物語っている。

(2002年8月22日付 聖教新聞より)

 

<35>
出席者:秋谷会長、青木副理事長、原田東京総合長、藤原関西長、高柳婦人部長、杉山男子部長

原田 最近、日顕と、極悪ペテン師の山崎正友の陰謀を暴露した告発文書が出て、宗内に衝撃が走っているようだ。
青木 どんな話が流れたんだ?
杉山 実は日顕の愚劣息子の阿部信彰が、日顕の「相承問題」のことで山崎正友と「極秘会談」をしていた。
 先月28日、東京・新宿の京王プラザホテルで会っていたというんだ。
高柳 日顕の息子が山崎と、ですか。
杉山 信彰と山崎、それに山崎の子分の法華講員の3人が密談していた。
 そういう内部告発の文書が、今、宗内に出回っている。
原田 私のところにも、宗内から、そういう情報が入ってきた。
青木 何でも入ってきちゃうんだな(笑)。

高柳 信彰は何で今ごろ、山崎なんかと会ったんですかね?
原田 日顕が「相承問題」で追い詰められているからだよ(笑)。
杉山 その通りだ。その密談で信彰は山崎に相承問題で親父の日顕を助けてくれ≠ニ懇願した、というんだな。
高柳 へぇー。日顕の息子が、極悪ペテン師に頭を下げて頼んだんですか(笑)。
藤原 どうせこれも、日顕がやらせたんだろうよ(笑)。日顕のやつは、自分の「相承詐称」が気になって気になって、しかたがないようだからな(大笑)。
青木 何しろ最高裁でも、日顕の相承疑惑が原因で敗訴続きだからな。まったくの醜態続きじゃないか。
秋谷 宗門の機関紙でも、気でも狂ったように、日顕の「相承詐称」の言い訳を繰り返している(笑)。
高柳 本当にバカですね(笑)。
 そんな言い訳、すればするほど、「ニセ法主」の化けの皮が剥げるだけですよ(大笑)。
藤原 だけど、これで日顕と山崎の「極悪コンビ」は完全に裏付けられたな。
青木 歴史に残る「極悪コンビ」になったよ、あの二人は(笑)。

杉山 だいたい山崎は、かつて「手続無視で誕生した現法主」「相伝をいつわって登座」「法主を僣称(せんしょう)」等々と、さんざん「日顕に相承はない」と言っていた男だよ。
藤原 それだけじゃない。山崎のやつは、手下を使って、さんざん「日顕に相承はない」と書き立てさせていたじゃないか(笑)。
原田 その山崎が、今ごろ「私は日顕の相承を認めます」なんて言ったところで、誰も信用しないよ(笑)。
秋谷 当たり前だ。そもそも恐喝事件を起こしたような悪党に、相承を認めてもらうこと自体が狂っている(笑)。
藤原 その通りだ。本当に相承があったのなら、山崎に頭を下げる必要なんか何一つない。頼む必要もない。
原田 頭を下げたこと自体が「相承がなかった」という何よりの証拠だ(大笑)。
青木 やっぱり相承は、なかったんだなあ。全部ハッキリしたな(笑)。

藤原 それにしても日顕は、よっぽど相承問題が、こたえているな。困り果てているんだな。
青木 夜も眠れなかったんじゃないか(笑)。
杉山 「日顕は徹夜で言い訳の文章を作った」という話もあるぐらいだ。
原田 それで腰を痛めたという噂もある(笑)。
青木 それを表向きは「若手の坊主が作った文書」ということにして出したというねえ。
原田 それほど日顕は困り果てているということだ(大笑)。
 特に、あの正信会の浜中和道が暴露した、衝撃的な証言。あの証言に日顕のやつは、相当のショックを受けたようだ。
杉山 浜中の「回想録」によれば、日顕が突然、学会を攻撃してきた直後の平成3年1月、山崎は浜中に、こう話したというんだ。
 日顕がオレに謝ってきたよ。「あんたはウソつきだと言って、申し訳なかった」ってね。
 今さらオレのすごさが分かったんだよ。あの男にもね。オレにひれ伏したんだよ≠ニ。
青木 あの時、もう日顕と山崎はグルになっていたんだな。連絡を取り合っていたんだ。本当に悪党だ、日顕のやつは。
原田 そして山崎は日顕が「オレが悪かった」ってオレに謝ったので許す気になった。
 そしたら日顕が「頼むから、オレに血脈相承があったと認めてくれ」って言ってきたんだ≠ニ言ったというんだな。
高柳 もう、これは有名な話ですよ。何しろ法主≠ェ自分の妬みの学会攻撃のために、ペテン師に頭を下げたんですから(笑)。
秋谷 そして日顕はワシに相承があったと認めてくれ≠ニ山崎にひれ伏したわけだ(笑)。
藤原 これこそ日顕が「ニセ法主」である「動かぬ証拠」だよ。

秋谷 何しろ浜中といえば、かつて山崎と、ずっと一緒に動いていた男だ。
 その「生き証人」が言ったことだ。これは決定的証言だ。
原田 その通りだよ。だから日顕としては、何が何でも、この決定的な浜中証言だけは潰したい。
藤原 それで、わざわざ息子の信彰を山崎に会わせて、否定させようとしたんだろう。見え透いているよ(笑)。
杉山 信彰は山崎に浜中が言うような事実はなかったと証言してもらいたい≠ニか何とか頼み込んだんだろうよ。
藤原 それほど浜中の証言が怖いんだよ、日顕のやつは。完全に追い込まれているんだよ(大笑)。
原田 今、宗内では「今回の告発文書の出所は、どこか」と犯人捜し≠ノ血眼になっているようだよ(大笑)。

(2002年8月28日付 聖教新聞より)

 

<36>
出席者:秋谷会長、青木副理事長、原田東京総合長、藤原関西長、高柳婦人部長、杉山男子部長

高柳 前回、日顕の息子の阿部信彰と、極悪ペテン師の山崎正友の「密談」が話題になりました。
藤原 「ニセ法主」の日顕は、また山崎にひれ伏したんだな(笑)。
原田 もう日顕も80歳になる。ところが今年、最高裁でも「ニセ法主」が原因で3回も敗訴(笑)。
青木 このまま「ニセ法主」のままでは、ずっと「生き地獄」だ。死んでも死にきれないんだよ(大笑)。
秋谷 みっともないやつだ。全部、仏罰じゃないか(笑)。
杉山 前回も言ったように、日顕が「相承」で山崎に泣きつくのは、今回が初めてじゃない。
 平成3年1月に1度、泣きついている。今度で2度目じゃないか(笑)。
青木 あんな極悪人に2度も頭を下げる法主なんか、仏教史上、前代未聞だ。
藤原 まさしく宗史に残る「ニセ法主」だよ(爆笑)。

高柳 それにしても山崎にしてみれば、宗門は、いい「金蔓(かねづる)」ですね。「金の成る木」ですね(笑)。
藤原 あの山崎のことだ。日顕の相承を認めてやる見返りに、今度は、どれだけふんだくるか − 今ごろソロバンを弾いているだろうよ(大笑)。
原田 その通りだな。あの手、この手で、日顕から金を引き出す段取りを考えているに違いない。
青木 いつまでたっても金のことだけだ、あいつの頭の中は(笑)。
高柳 結局、山崎は、日顕の弱みに完全に付け込んでいるわけですね。
秋谷 その通りだ。「ニセ法主」の日顕は、またまた山崎に、足元を見られ、まんまと手玉に取られているというわけだ(笑)。

藤原 しかし、「いい面の皮」なのは、宗門の連中だな。
青木 そうだな。宗門には今、教師になっても入る寺がない、いわゆる「無任所(むにんしょ)教師」というやつが、たくさんいる。
藤原 250人もいるそうじゃないか。驚いたよ。
原田 安月給で、みな完全に「飼い殺し」になって、不満が噴出しているという噂だな。
杉山 日顕が学会を切った平成3年には、この無任所教師は94人しかいなかった。
藤原 それが、この10年間で100人以上も増えて、膨れあがったわけだ。
秋谷 日顕は自分ばっかり贅沢三昧の生活をして、この12年間、国内に一つも寺を作ってこなかった。恐怖の独裁の結果が、このざまだ。
青木 完全に宗門は「暗黒時代」に入ったな。

藤原 末寺だって、今や「登山、登山」で「ノルマ地獄」だけ押しつけられて青息吐息(あおいきといき)。
 そういう話が各地から入ってくるな。
杉山 しかも肝心の供養は全部、日顕に搾り取られるだけ。
 末寺の坊主どもは、まったくの「骨折り損」だ。
原田 坊主連中は今回の「日顕・山崎の密約」を「いい加減にしろ」と冷たく見放しているようだ。
秋谷 当たり前だ。山崎の狙いが金だということは皆、知っている。
 知らぬは日顕だけだ(笑)。

原田 しかも最近、今回の日権、信彰、山崎の「裏取引」を裏付ける証拠まで出てきた。
 ほかでもない、宗門の若手坊主が出した公式文書でバレてしまった(笑)。
杉山 その通りだ。連中は日顕の「相承詐称」の言い訳を並べた文書の中で、わざわざ今回、山崎に面談して「日顕に相承はあった」と確認した≠ネんて書いている(笑)。
藤原 バカだな。山崎と会ったことを自分たちで白状しているのか(笑)。
杉山 それも表向きは宗門の若手坊主が山崎と会った≠ンたいに、ごまかしている(大笑)。
青木 何いってんだ。山崎と会ったのは若手坊主なんかじゃない。
 日顕の息子の信彰だと、全部、バレているじゃないか(大笑)。
杉山 当然、信彰も今回の密談の真相についてハッキリさせるべきだ。
 日時も、場所も、会った人間も全部、特定されているんだ。
 山崎と会ったのか。密談の内容は本当なのか。宗内に明確に説明するべきだ。

高柳 それにしても、今回の「内部告発」には、日顕も宗門も大慌てでしょうね(笑)。
秋谷 結局、日顕は、またまた大失敗だ(笑)。
 追い詰められて、自分の相承を認めてもらいたい一心で、必死に山崎と裏取引したんだ。ところが事実が全部、明らかになってしまった。
青木 日顕が、どう言い訳しようが、この大汚点は、もう永久に、絶対に消えないよ(大笑)。

(2002年8月29日付 聖教新聞より)

 

<37>
出席者:秋谷会長、青木副理事長、原田東京総合長、藤原関西長、高柳婦人部長、杉山男子部長

高柳 ところで日顕といえば以前、海外での日顕の悪行が話題になりました。シンガポールでも日顕宗は、ひどいようですね。

原田 その通りだ。
 というのも第2次宗門事件がはじまってから日顕は、シンガポールに寺を建てて、坊主が檀徒を直接、支配しようと策謀をめぐらせてきた。
杉山 そのために宗門は、坊主を中心者にした宗教法人の設立を目論んで、シンガポール当局に法人の申請をしたんだ。
原田 ところがシンガポールでは、シンガポール市民が中心者にならないと、法人として認められない。
 当然、日顕宗の申請は却下された(笑)。
藤原 本当に日顕というのは世間知らずの大バカ野郎だな。社会のことを何一つ知らないじゃないか。
杉山 しかし坊主というのは、ヘビみたいに執念深い(笑)。
 法人設立に失敗したと思ったら、今度は、もともとシンガポールの檀徒が作っていた現地法人を乗っ取ろうと陰謀をはじめた。
原田 つまり、名目上の中心者だけは現地の檀徒を立てておいて、滝川信雅という坊主を法人の顧問に据える。
 それで人事と金の実権を、すべて坊主が握ろうとしたんだ。
藤原 悪いやつらだな。ズル賢いやつらだ。
杉山 その通りだ。
 ところが本年3月に、その法人会計に多額の使途不明金があることが発覚。
原田 檀徒に疑われて慌てた滝川は、そそくさと逃げ出してしまった。その際、法人の会計書類もなくなってしまったようだ。
高柳 「証拠隠滅」というわけですか(笑)。
藤原 事実だとすれば、重大問題だな。
杉山 この問題は当然、捜査当局の知るところとなり、現在、捜査が進められているという話だ。
原田 すでに檀徒の幹部と滝川が、事情聴取を受けたという話だ。
 この騒ぎの中で檀徒の組織も、真っ二つに分裂してしまっている。
藤原 「断末魔」の姿だな。
青木 当然、坊主を送り込んだ日顕の責任も重大だよ。

藤原 だいたい海外で、こうした不祥事が続発するのも、日顕宗が海外からの金集めに躍起になってきたからだ。
秋谷 その通りだ。ともかく今の宗門は、寺に来て、金さえ出してくれれば、みな檀徒だ。信心のカケラも教えない。金、金、金だ(笑)。
原田 実は宗門は、信徒の数が少ない地域や、坊主が住み込んでいる国には、毎年、多額の補助金を出している。
杉山 宗門関係者の告発によると、平成12年度でアメリカに6500万円、ブラジルやスペインには1000万円、フランスに900万円もの大金を出していることが発覚している。
藤原 知らなかったな。毎年、そんなに金を出しているのか。
杉山 ところが、そうした補助金を出しているなんてことは、多くの国の檀徒幹部は知らない。
 どうやら宗門が、わざと知らせないようにしているようだ。
高柳 それは、どうしてですか?
杉山 そんなことが知れたら、「本山には金がある」と檀徒にバレてしまう。当然、供養が取れなくなる。
 それで「たくさん供養が取れる国」には、わざと知らせない、というわけだ(笑)。
藤原 なるほどな。いかにも、あの強欲な日顕が考えそうなことだ(笑)。
原田 実際、台湾などの檀徒には、こうした補助金云々の実態は何一つ、知らされていない。
 それどころか、坊主どもが「本山には金がない、金がない」と盛んに宣伝して、供養集めを煽っている。
青木 これも当然、日顕の差し金だな。

秋谷 だいたい日顕はもとを取れない坊主は、すぐクビにする。貧しい人を相手にせず、金の集まりそうなところ、自分が遊びに行きたいところに寺を建てようとする。まさに「食法餓鬼(じきほうがき)」だ。
藤原 取れるところからは、とことん搾り取る。骨までしゃぶる。それが坊主という動物の正体だよ。まさに「法師(ほっし)の皮を着たる畜生」だ。
原田 そういえば、シンガポールの隣のマレーシアにいた坊主の岩城も、とうとう帰国したようだな。
杉山 宗門の機関誌に「マレーシア布教所責任者を免ずる」と出ていた。
青木 続々と日顕の策略は暴かれ、大失敗しているな。

(2002年8月30日付 聖教新聞より)

 

<38>
出席者:秋谷会長、青木副理事長、原田東京総合長、藤原関西長、高柳婦人部長、杉山男子部長

原田 日顕宗きっての極悪坊主が、悪質なデマ事件で、さいたま地裁川越支部から断罪されたな。
秋谷 当たり前だよ。
杉山 埼玉・能安寺の水島公正だな。
 あいつは、日顕の「シアトル事件」をめぐって、こともあろうに学会を「殺人者」呼ばわりするという、悪辣なデマを流したんだ。
秋谷 あいつは、もともと学会出身だ。どれほど学会に大恩があるか。
青木 その通りだ。どれだけ学会が尽くしてやったか! それをあいつは、学会から無量の供養を受けながら、裏切った。何の理由もなく学会員を切り、弾圧した。
秋谷 この「卑劣さ」「卑怯」「騙し討ち」。この大悪行は、絶対に許してはならない。
青木 とんでもない悪党だ! 水島のやつは具体的に、何と言ったんだ?
杉山 水島は平成11年の8月、「シアトル事件」の裁判の途中で亡くなったヒロエ・クロウさんについて、檀徒の前で、こう言い放ったんだ。
 「あれは、必ず殺されたんだと思いますね」「スプリンクル(=シアトル事件の現場にいた元警官)も危ない」「何人だって殺すのが創価学会です」云々と、悪辣極まるデマを並べ立てた。
原田 さらにまた「間違いなく、あれは殺されたんですよ。消されたんです」「学会のほうで消しちゃったんですね。殺しちゃったわけですよね」と、勝手放題に言い放ったんだ。
高柳 もう完全に「狂っている」としかいいようがありませんね。
杉山 そうなんだ(笑)。
 しかも、学会が水島を訴えた直後にも、信者の前で、こうほざいていた。
 「創価学会が、どういう邪悪な団体で、人を殺しかねない集団だっていうのを全部、しゃべってこようと思ってます」なんて、さんざん虚勢を張って喚いていた。
青木 信者の前で、引っ込みがつかなくなって、空威張りをしたんだな(大笑)。
秋谷 そうだ、あいつは破壊人格≠カゃないか。

原田 ところが、だ。いざ法廷に立つと、そんな虚勢はどこへやら。
 水島は「殺したとは言ってない」と喚いていた。みっともない言い逃れを繰り返すばかりだった(笑)。
青木 バカバカしい(笑)。「臆病者」の見本みたいなやつだ(大笑)。
秋谷 まさに「修羅のおごり帝釈にせめられて無熱地(むねっち)の蓮(はちす)の中に小身(しょうしん)と成(なり)て隠れしが如し」だ(大笑)。
杉山 しかも法廷で水島がウソをついたという「動かぬ証拠」が次々と突きつけられると、そのたびに、言い分がクルクル変わる(大笑)。
藤原 なんだ、「シアトル事件」の時の日顕と同じじゃないか(笑)。
原田 その結果が、今回の判決だ。
 裁判所は水島の発言は、根も葉もないデマである≠ニ断罪して賠償金の支払いを命じたんだ。
秋谷 常に学会の正義は勝利、勝利だ。

藤原 それにしても、まったくバカバカしいデマだ。
 そもそもクロウさんが病死だったことは、担当医の証言や警察の調査でも、最初から明々白々じゃないか。
原田 その通りなんだ。ところが当時、日顕宗の連中が大騒ぎして、遺族の心情を踏みにじる謀略まで仕掛けてきた。
高柳 そうでしたね。クロウさんの担当医も警察も病死と認めていたのに、なんと遺族の意思を無視して遺体を持ち出させ、無理やり「検死」をやらせた。
青木 日顕の一派というのは、どこまで卑劣か。
藤原 恐ろしい教団だ。人の死まで学会攻撃の道具にするとは、まさに鬼畜の所業だ。
青木 これも日顕が、やらせたんじゃないのか?まともな人間なら想像もつかない「狂態」だ。
原田 当然、検死の結果は、クロウさんは間違いなく病死だったと確認された。
藤原 結局、自分たちのバカさ加減を、自分たちの手で証明したということだよ。本当に卑劣な、間抜けな連中だ(大笑)。

原田 当然、水島も、その事実を知っていたはずだ。
 にもかかわらず「殺された、殺された」と騒いだ。どう見ても「確信犯」だ、あいつは。根っからの悪党だよ。あいつは学会に大恩があるのに。
杉山 しかも水島は信者にデマを言い触らせ≠ニ命令までしていた。
 実際、水島のデマを真に受けた信者が、水島の言う通りに触れ回っていた。その事実も法廷で明らかにされている。
青木 底の知れない悪党だ!
杉山 だいたい、あの「シアトル事件」の裁判だって学会が勝利した。
秋谷 その通りだ。「学会側の大勝利」だった。
藤原 それに日顕宗といえば、ほかにも「シアトル事件」をめぐるデマで断罪されていたな。
原田 その通りだ。学会が宗門を訴えた裁判で、今年2月にも東京地裁から日顕宗に、400万円の賠償を命じる判決が下っている。
杉山 これは日顕宗が学会が、アメリカ合衆国のコンピューターに虚偽の情報を埋め込む犯罪をやった♂]々と大騒ぎしたデマだ。
高柳 何いってんですか。「スパイ映画」じゃあるまいし(笑)。「狂気の沙汰」ですよ。
原田 当然のことながら裁判所は、一切が悪質なデマであると認めて日顕宗を厳しく断罪した。
青木 本当に恐るべき「デマ集団」だ。宗教史上、最低最悪だ。いな「宗教団体の皮をかぶったデマ集団」だ。
藤原 だいたい、日顕本人が、極悪なデマ事件で断罪されているじゃないか。
秋谷 そうだ。
 前にも日顕は坊主らの集まりで、改革僧侶の池田託道住職に対して金が欲しくて宗門を離脱した≠ニ大ウソを並べたじゃないか。
青木 そういう話を、普通は坊主なんかは、しないよ。
 あいつは、もともと「嫉妬狂」だからな(爆笑)。人間として最低野郎だよ(大笑)。
藤原 「秘密の生まれ」は怖い。一生涯、その悪は消えない。
杉山 この事件で日顕は、大津地裁(平成10年1月)、大阪高裁(平成12年12月)から相次いで断罪された。30万円の賠償命令が厳しく下っている。
秋谷 そうだ、そうなんだ。
藤原 ほかの誰でもない。「日顕本人」が国家の裁判所から公式に断罪されたんだ。
 しかも、単なる悪口じゃない。裁判で法的責任を問われたんだ。これは重大なる事実だ。
 普通の人間だったら、とっくに法主をやめているよ。いや、法主になんか、なれる身分じゃないよ(笑)。
青木 水島という「ダラ幹」のウソつきのやつも、誠実の学会人を甘く見て、その親分の日顕のマネをしたんだろう。日顕のやつの責任は重大だ。永久に消えない。
秋谷 その通りだな。

(2002年8月31日付 聖教新聞より)

 

<39>
出席者:秋谷会長、青木副理事長、原田東京総合長、藤原関西長、高柳婦人部長、杉山男子部長

杉山 今回、悪辣なデマで断罪された水島公正(埼玉・能安寺)という坊主は、もともと学会出身だった。
 自分でも「私は学会員の折伏で入信できた」「ここまでこられたのは、学会のお陰です」なんて、しょっちゅう言っていたんだ、あいつは。
青木 ああ、そうだよ。みんな、そういう話は知っているよ。
原田 ところが、あいつは第1次宗門事件(昭和50年代に宗門が学会を弾圧した事件)のころ、さんざん学会を攻撃しはじめた。
青木 そうであっても何とか助けようと救ってきたのが、地元の埼玉の同志だ。
 それをあいつは恩を仇で返した。
 坊主の権力で、誠実な学会員、純粋な信徒を「魂の殺人鬼」として貪りきってきたやつだ。
 恐ろしい「反面教師」だ。埼玉の同志は永久に許さない。
秋谷 そうだ、その通りだ。その大恩ある学会から、供養を取るだけ取って、ガメツク金を貯め込んで、最後は平気で裏切った。
 あんな恩知らずは、いない。鬼畜以下も以下の極悪人だ。
原田 だいたい水島というやつは、はじめから「金狂いの強欲坊主」で有名だからな。
 衣の権威を着て、さも偉そうに、真面目な学会人を手玉にとっていやがったやつだ!
杉山 その通りだ。1億6000万円もの寺の財産を、寺の責任役員会にもかけず、勝手に株に注ぎ込んで大騒ぎになったことも有名だ。
青木 そうだよ。そういう陰険なやつだよ。ずるがしこいやつだよ。
藤原 完全に法律違反だ。根っからのインチキ野郎だ。
 学会から坊主になって、学会を支配したほうが偉くなれる。偉そうに見えるし、金も儲かる − まあまあ、よく計算してきたやつだよ。
秋谷 戸田先生も牧口先生も「坊主は絶対に信用できない」とおっしゃっていた。本当に身に染みて分かる。
原田 「金の権化の銭ゲバ」だけあって、あいつが貯め込んだ資産も、相当なものだ。
 いろんな話が伝わっている。
藤原 ふざけるな!学会は人が良すぎた。本当に、あいつらと別れてよかった。御仏意だ。みなが、そう思っている。
原田 そんな坊主ばかりだから、必ず衰亡、破滅だな(笑)。
青木 それだけの財産を、いったい、どうやって貯め込んだのか、誰も分からない。以前から「不正蓄財」の疑惑が囁かれていたな。
秋谷 これは、いっぺん税務署が立ち入り検査するべきだ。
高柳 そうですよ。税務署は厳しく動いてもらいたい。

原田 それに水島は、気違いじみた「女狂い」ときている。
藤原 そういえば法華講員の親族の女性と温泉旅行にまで行った≠ニ雑誌が報道したこともあったな。
原田 その女性の子どもから「マルコメのオジサン」と言われるほど、女性と頻繁に会っていた、とも出ていたな。
青木 「マルコメ」?
原田 坊主頭で、味噌の「マルコメ」のコマーシャルにソックリだからだよ(爆笑)。
高柳 汚らわしい!その一点だけでも、「聖職者」失格ですね!
青木 まさに「俗以上に俗」の「生臭坊主」「下劣坊主」だ!
秋谷 しかも能安寺といえば、金銭がらみの事件ばっかりじゃないか。
杉山 能安寺の法華講の副講頭が、巨額の詐欺事件を起こしたこともあった。
原田 リース会社に架空の契約を持ちかけて、約4億円もの大金を騙し取ったんだ。
杉山 この副講頭は平成10年10月、「懲役6年」の実刑判決が下り、有罪が確定している。
原田 これは有名な事件だ。一般紙でも大きく報道された。
 この犯罪は、詐欺師の悪事を集めた本にも、載っているくらいだ(笑)。
杉山 しかも4億円というのは、裁判で確定した金額だけだ。
 警察の捜査によれば、騙し取った金の総額は、何と147億円にものぼるという。
 その金の一部が、日顕や水島に流れ込んでいるという疑惑もある。
原田 その通りだ。
杉山 日顕も水島も、よく似ている。どっちも「袈裟を被った犬畜生」だ。
藤原 その通りだな。
 「悪辣なデマ」! 「金狂い」! 「女狂い」! 「泥棒以上に卑劣な坊主」と、陰で囁かれていたな。
青木 それに学会の大恩を仇で返した「不知恩(ふちおん)」! 「怨嫉(おんしつ)」! 本当に「ウリ二つ」だ(大笑)。
秋谷 しかも、二人そろって「デマで断罪」。仏法に説かれる十悪の「両舌(りょうぜつ)」「妄語(もうご)」「綺語(きご)」そのものだ。
青木 極悪の「師弟」そろって地獄行きは絶対に間違いない。
 因果の理法を説く仏法は絶対に厳しい。
 ますます厳しい「仏罰」が下るのは間違いないよ。

原田 この水島も悪党だが、ほかにも、まだまだ悪い坊主、「恩知らず」の坊主がいる。
秋谷 その通りだ。水島をはじめ、あの「C作戦」の首謀者だった関快道(せきかいどう)! あいつは仏罰で、オーストリアで現地の法華講から嫌われ抜いて、追放された。
青木 それに、ペテン師の山崎正友とつるんでいる小川只道(しどう)! あいつは、まさに極悪中の極悪だ。
藤原 愛媛・妙源寺の安沢淳栄(あんざわじゅんえい)も、畜生以下の坊主だ。強欲も強欲、卑劣も卑劣の裏切り坊主だよ。
青木 フランスにいる毛利博道(はくどう)も、海外で長年、悪事を働いてきた悪逆坊主だ。
杉山 日本でも韓国でも、外為法違反で有罪判決。厳しく罰せられた。
藤原 関西にも、大阪・浄妙寺の尾花泰順(たいじゅん)、京都・妙清寺の菅原信了ら、クソ坊主がゴロゴロいる。
杉山 菅原は、とんでもない暴力坊主だ。今年の5月にも、信徒に暴行を加え、全治1カ月の大怪我を負わせて警察沙汰になっている。
原田 それに、宮崎・定善寺の石田栄尊! 札幌・仏見寺の藤原広行! 秋田・妙華寺の戸提剣(ていけん)!
藤原 ああ、こいつらは有名だよ。
 ただじゃあ終わらないよ(笑)。
青木 いつか、やろうじゃないか。
 この極悪の連中に、どれだけ学会員は、苦しめられたか。どれだけ金を搾り取られたか。どれだけ我々を、策略で蹂躙したか。
原田 しかし、全部、正体は「女」「金」「ウソつき」「傲慢無礼(ごうまんぶれい)」 − まさに「衣を着た畜生」だ。
青木 学会人は、本当に真剣に、「三宝」の一つと言われて、坊主に供養したんだ。しかし全部、裏切られた。「詐欺師同然」と、皆が言っている。
原田 何が「三宝」だ。 お前たちこそ「三宝破壊」の張本人じゃないか(爆笑)。
藤原 こいつらは「第1級戦犯」だ。いつか必ず、やろう。
原田 そうしよう。「第2級」の連中もまた、その次にやろうじゃないか。
青木 元議員の悪いやつも、A級戦犯だから、やる必要があるな(笑)。
秋谷 それに元幹部で、「信心利用」で、みんなに迷惑をかけて、反逆したやつら。これも当然、絶対、許せない。

(2002年9月2日付 聖教新聞より)

 

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出席者:秋谷会長、青木副理事長、原田東京総合長、藤原関西長、高柳婦人部長、杉山男子部長

高柳 先月、韓国・釜山市の市立文化会館で開催された、池田先生の「自然との対話」写真展には19日間で7万4千人が鑑賞。大盛況のようでしたね。
藤原 「韓国・中国・日本国民交流年」の意義も含む、素晴らしい展示だったようだ。
秋谷 今回の展示で、先生の海外での写真展は、27カ国・地域60都市で開催されたことになる。
青木 本当に、すごいことだ。
 先生の写真展は、この10月には中国・広東省でも、広州市対外友好協会、広東省撮影家協会、広東省社会科学院などの主催で、開催されると聞いている。
 こんな日本の指導者は、いないよ。
藤原 だから、やっかまれるんだな。しょうがない日本だ(笑)。
原田 釜山の写真展は、韓国の有力各紙でも報道された。「友情の懸け橋の役割を果たす写真展」(国際新聞)等と注目を集めた。
秋谷 こういう文化の交流は、ますます大事だ。そういう時代になってきた。
杉山 本当に、そう思います。 韓国での写真展は5月から6月にかけて、ソウル市でも開催されましたね。
 会場は、韓国が世界に誇る文化施設として有名な「芸術の殿堂」美術館。各界の識者、市民など10日間で5万人の方々が見学されました。
高柳 その模様は、アメリカの「ニューヨーク・タイムズ」のコラムにも紹介され、私は本当に驚いた。
原田 来場した慶熙(キョンヒ)大学の趙正源(チョージョンウォン)総長も、こう語っておられた。
 「池田先生の詩心のアングル≠ヘ、平和と調和の中で、人間の善性を呼び起こします。
 心のなかの美しい映像を、自然を通して生き生きと表現する先生の写真は、自分自身でも気づかなかった私たちの感性を刺激してくれます」と感嘆しておられたようだ。
杉山 先生の写真には、そういう評価が多いですね。
藤原 私の友人の大学教授も「池田先生は、偉大な平和のリーダーであられることは知っていましたが、写真家でもあられたんですね。写真から迫ってくる、先生の人格の大きさに圧倒されました」と讃嘆されておられた。
高柳 仏法に説いている「心は工(たくみ)なる画師(えし)の如し」という言葉がありますが、本当に、そうなんですね。

青木 いや先生の写真は、世界的にも高く評価されている。
 1991年には、「オーストリア芸術家協会」から先生に、同協会最高位の「在外会員証」が日本人で初めて贈られた。
 94年には、中国の「新疆(しんきょう)シルクロード撮影協会」から「名誉主席」の称号が贈られた。
秋谷 その通りだ。素晴らしいことだ。 ほかにも、まだ表彰があった。
杉山 そうです。それは1998年3月には、写真文化発祥の国・フランスの「ヴァル・ド・ビエーブル写真クラブ」が先生を「名誉写真芸術会員」に決定。
 昨年、開催された、同クラブの創立50周年を記念する作品展には、同クラブ創立者のジャン・ファージュ氏などとともに池田先生の写真が展示され、大いなる好評を博した。
藤原 フランスは、写真芸術にも歴史があるところだな。
原田 このほかにも、先生には1999年7月、ハンガリーの芸術の殿堂=uタルシャルゴ協会」から第1号の「在外名誉会員」。
 同年10月、「シンガポール写真家協会」から「終身名誉会員証」が贈られている。
青木 今年6月にも、「マレーシア写真協会」から「上級名誉会員」の称号が贈られた。授与式で、挨拶に立った、マレーシア写真協会の胡航生会長は、こう語っておられた。
 「詩情と哲学にあふれた池田先生の作品は、世界を平和へと導く信念と情熱にあふれています。人々に限りない感動を与え、写真芸術への傑出した貢献をされた」と高く評価しておられたね。
秋谷 世界第一級の専門家が池田先生の写真を、こぞって讃嘆している。これが世界の「正視眼」の評価だ。

藤原 写真といえば、日本では、下らない写真ばかり載せて大失敗した雑誌があったな。
高柳 ああ、あの新潮社の『フォーカス』ですね(笑)。
杉山 あの雑誌は、最盛期には200万部の発行部数があったが、最後は30万部そこそこに激減。
 累積数十億円もの赤字を出して、昨年8月、事実上の廃刊に追い込まれた。
原田 厳しいもんだな。ああいうのには、もう皆が飽き飽きしたんだよ。
青木 芸能人や政治家のスキャンダルを売り飛ばして、下劣な「のぞき見主義」ばかり煽っていたな。
杉山 完全に「人権侵害」の雑誌だった。
藤原 上智大の植田康夫教授も「読売新聞」で、その点を指摘していた。
 「各誌が刺激的な素材を競い合った結果、より強い刺激を求めてエスカレートした。
 歯止めが利かなくなり、欧米の『パパラッチ』(=イタリア語でハエのようにうるさい虫のこと。有名人の私生活ばかり追いかけるカメラマンを意味する)のように、たびたび人権侵害も引き起こした」と厳しく語っていた。
秋谷 たしかに、そういう話が多かった。 実際、あの雑誌は、休刊した後も次々と裁判で断罪され続けているじゃないか。
杉山 昨年7月にも、保険金殺人事件の容疑者の写真を掲載した裁判で、長崎地裁から慰謝料計330万円の支払い命令。
 今年2月にも、別の保険金殺人事件の容疑者の写真を隠し撮って掲載した裁判で、大阪地裁から660万円の支払いを命じられた。
高柳 雑誌は廃刊。裁判は負け続き。まさに「踏んだり蹴ったり」ですね(笑)。
原田 それでまた、『週刊新潮』に妬みのデマを書いて大恥をかいている(笑)。これは次回、語り合おう。

(2002年9月3日付 聖教新聞より)