<仏法基調の平和と文化と教育>

 21世紀の展望を語る 

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<31>
出席者:秋谷会長、森田理事長、青木副理事長、西口総関西長、大西副会長、佐藤総合青年部長

青木 ところで4月13、27日に全国で行われる統一地方選挙。
 「次の国政選挙を占う重要な試金石」といわれている。
秋谷 我々が支援する公明党の議員も候補も、必死に戦ってもらいたい。
 党を拡大する最大のチャンスじゃないか。
西口 議員はもちろん、家族も真剣に、誠実に戦うべきだ。そうでないと皆から嫌われる。軽蔑され、見捨てられるだけだ。
森田 今までとは時代が全然、違う。皆が見る目も厳しくなっている。このことを、強く自覚するべきだ。
佐藤 いわんや支持者に顔に泥を塗る「腐敗議員」「堕落議員」なんか、言語道断だ。
大西 どんどん、党から、追い出してもらいたい。
青木 もう絶対に、そんなやつは応援しない。各地の社会協議会でも、毎回、厳正、厳重にチェックしていこう。

秋谷 極悪議員といえば、あの竹入だ。あいつには、ずいぶん金の問題があった。
青木 あいつのために公明党も学会も、本当に迷惑した。大損した。
佐藤 昭和49年には、京都府知事選に絡んだ「2000万円の菓子折り事件」があった。
大西 平成4年には、佐川急便から6億円の献金疑惑。
秋谷 本当に、あいつには裏切られっぱなしだった。
森田 今でも裏切られている(爆笑)。
青木 いや、もう支持者は、本当にガッカリし、皆、激怒した。
佐藤 醜い「女性問題」まで発覚した。あいつは付けヒゲに帽子、メガネで変装までして、赤坂のホテルで「逢い引き」していた。
秋谷 「公明新聞」にも出ていた。
大西 しかも委員長時代に、だ。
青木 ふざけた野郎だ! これが竹入というやつの正体だよ。
西口 中国に行ったかと思えば、がめつく「宝石漁り」だ。
 あいつは日中友好を、さんざん「食い物」にしていたんだ。
青木 許せぬやつだ!
 根が卑しいやつは、どんなに良くしてやっても卑しい。根性が腐り切っている。
佐藤 おまけに悪辣な「学歴詐称」まで発覚した。
森田 本当に情けない、みっともない、とんでもない恥さらしのやつだった。大迷惑だったな。
西口 昨年も、アルゼンチン国債に絡んで、新聞で竹入の財団の実態が大きく報道された。
佐藤 そうだった。何でも竹入が理事長を務める財団法人が、アルゼンチンの国債に総資産の8割、5億円も注ぎ込んでいた。
大西 それがアルゼンチンの経済危機で、全部「パア」同然の事態に陥ったんだ(笑)。
青木 バカめ! 卑しい銭ゲバ根性丸出しで、そんな投資に手を出すから、そうなるんだ(笑)。
 全部、自業自得だよ(大笑)。
佐藤 竹入の「学歴詐称」については、最近、改めて竹入のウソが、完璧にバレた。
青木 どういうことだ?
佐藤 実は先日、竹入が出た≠ニ言っている「陸軍航空士官学校」に関する書物が出た。
 そこには、陸軍士官学校、陸軍航空士官学校を出た「全生徒」の氏名が、すべて記載されている。
森田 竹入の言い分が本当だったら、当然、竹入の名前も載っているはずだよな(笑)。
佐藤 そうです。この本には、1期から61期までの各期全員、それに陸軍経理学校、陸軍軍官学校、少尉候補者の各期全員の氏名が掲載されている。
 終戦時、陸軍幼年学校6校に在校していた全員の氏名も掲載されている。
青木 それで、竹入の名前は、あるのかい?
佐藤 その名簿を一人ひとり、丹念に、克明に、調べ尽くした。しかし当然、「竹入義勝」なんていう名前は、どこにも見当たらない(大笑)。
森田 当たり前だよ。「学歴詐称」していたんだから(笑)。
西口 あの竹入のやつは、在学もしていなければ卒業もしていないのに、40年以上にわたって「陸軍航空士官学校出身」と大ウソをついて、支持者、有権者を騙し抜いてきた。
大西 恐ろしいやつだな。
秋谷 政党に提出していた履歴書や、公刊されている人物録には、どれも「陸軍航空士官学校修了」と書かれていた。
青木 その通りだよ。皆、騙された。
森田 昭和50年1月3日に放映された、NHKテレビのインタビューでも、竹入は「士官学校在学中に敗戦」とハッキリ認めていた。
青木 誰も分かるまいと踏んで、支持者を騙し、世間を欺き続けた。
 卑劣極まる背信行為だ。
森田 いや、これは、れっきとした「犯罪」だよ。
 ウソの経歴を言って、捕まって、刑を食らった元議員もいるじゃないか。
佐藤 ともあれ、「学歴詐称男の竹入」――この悪名は、厳然と、永久に歴史に刻印される。全部、支持者を騙した報いだ。

(2003.2.8. 聖教新聞)

 

<32>
出席者:秋谷会長、森田理事長、青木副理事長、西口総関西長、大西副会長、佐藤総合青年部長

森田 話は変わるが、関西の大発展も素晴らしいね!
西口 昨年末にも聖教新聞で発表されましたが、2005年には、関西の「新本部」ともいうべき関西池田記念会館が完成する。
 関西の同志の大きな喜びと目標です。
大西 今年の5月には、大阪の守口市にも新会館がオープンする。
西口 京都の園部文化会館も今年、完成します。
佐藤 兵庫には昨年12月、神戸西文化会館が開館したばかりです。
青木 兵庫といえば、旧関西戸田記念館の敷地に、兵庫戸田平和会館も建設される予定だね。

西口 この関西戸田記念館も、偉大な広布の歴史を刻んだ関西の重要な拠点でした。
大西 地元はもちろん、日本中からメンバーが集って勤行会を行ったり、人材グループの集いを行った。
秋谷 かつて池田先生は「戸田先生は、大阪には幾たびとなく見えたが、あまり兵庫に来ておられないこともあり、この地の発展と前進を見ていただきたい思いが強かった。
 そこで兵庫の将来の大発展を見通して私は、兵庫の地に戸田記念館をつくらせていただいた」と語っておられた。
大西 その通りです。皆、その意義を知って、峻厳な思いで、この会館を守り、訪れた。
森田 また、大事な来客をお迎えしたことも、しばしばあったね。
西口 当時、関西本部は小さくて、来客を迎える建物がなくて、困っていた。ちょうど、関西戸田記念館が購入でき、関西でも、大事なお客様を迎えることができるようになったんです。
森田 インドを代表する知識人カラン・シン博士と池田先生が対談されたのも、関西戸田記念館だった。
大西 ブルガリア・ソフィア大学のゲオルギ・マヌイロフ・ブリズナコフ総長との会談も行われています。
青木 英訳「法華経」を手がけてくださったアメリカ・コロンビア大学のバートン・ワトソン博士とも、平成4年に対談されている。
森田 そのほか、挙げたらきりがないほど、多くの識者が関西戸田記念館を訪れている。世界各国との友好親善に、大きく貢献した会館だ。
大西 神戸市や、地元の市長が来訪したこともありました。
西口 近隣の方々を招いての友好の集いも行われていた。地域に開かれた「友好の広場」としても使用されていた。
佐藤 ドイツの会館を訪れた、ヴァイツゼッカー元大統領も地球規模でそれぞれの地域を「開かれた」ものにしていく皆さまの運動が発展していくことを願っています≠ニ語っておられた。
青木 東京や新潟にも、こうした牧口先生、戸田先生を顕彰した会館がある。
 いずれも学会精神の原点となっている。
秋谷 もともと、あの関西戸田記念館の建物は、ある商社の社長から話があって、購入したものだ。
 その方から「土地柄もあり、場所が場所なので静かに使ってもらいたい。近隣の迷惑にならないようにしてもらえれば」という要望が強くあった。
大西 そうしたことも踏まえて使用し、また近隣の方にも、友好として開放したわけです。
西口 純洋風の建物は、近隣でも地域の「誇り」であり「シンボル」だった。大変に親しまれ、愛されていました。
大西 近隣の方々からも「建物は、できる限り保存してくれたら、ありがたい」という要望が強かったですね。
西口 だから建物は古く、手狭でもあったが、内部を改装し、代表の幹部で勤行をしたり、会議をしたり、来客のあった時に使った。
秋谷 創立記念日などには、会合に訪れた方々が、そこで来館記念の署名をしたりもした。

佐藤 ところが公明党の矢野元委員長が、以前、この戸田記念館について、おかしなことを雑誌に書いた。
西口 本人は、その後、私が問い質(ただ)したところ、「自分の本意でなかったのですが間違いです。申し訳ありませんでした」とお詫びしたが‥‥学会はいわれなき中傷を受けて大変な迷惑を受けた。
森田 あの雑誌の件は、よく覚えている。「名誉会長の自宅」などと書いていた。
佐藤 バカバカしい(笑)。あんな話は誰も信用しないが、みんなが激怒した!
大西 私も直接、「会館と知っているくせに、とんでもない」と厳しく言ったんです。
佐藤 当時、彼は何を考えているんだか、何をやっているんだか、分からない。そういう声も多かったな。
大西 そのことを知って、長年、会館の管理者を務めておられた不動野孝司さんも、大変に怒っていた。
西口 不動野さんは毎日毎日、「どんな会合、行事が会館で行われていたか」「何人集ったか」を日記に克明に記録しておられた。
青木 本当に実直な方で、信用が厚い方だね。
西口 この不動野さんは、現在76歳。奥さんのソト子さんともども、記念館が開館した昭和51年から平成4年まで16年間、管理者をしておられた人だ。
森田 私も知っている。記念館の主≠ンたいな方だったね。
大西 その記録によると、平成2年までの14年間で、30万人もの方々が会館を訪れている。厳然と記録が残っている。
森田 平成3年からは各種行事の衛星中継も開始されて、さらに大勢の人が会合に来るようになった。ちょっと調べれば、すぐに分かる事実だ。
佐藤 おっちょこちょいなんだ、彼は(笑)。口が軽いし、マッチポンプなんだという声もあったな。それに、有名な明電工騒動があった。
西口 この記念館は、平成7年の阪神大震災で、建物にヒビが入って、老朽化していたこともあって、取り壊した。
青木 この地域も会員が増加している。地元の方々から、どうしても新しい会館がほしいという強い要望があった。

秋谷 当然、大世帯の地域だから、本部としても今、新たな建設計画を進めているところだ。
青木 今までの意義も含めて、関西の最高幹部で名称は「兵庫戸田平和会館」とすることも内定している。
森田 地元の方々も大変に喜んでくださっているね。
秋谷 さっきも話に出たが、この一件については、西口さんが直接、会って問い質した。彼は「申し訳なかった」と深く陳謝した。明確に謝罪文も書いた。
西口 その通りです。
佐藤 これだけ学会に迷惑をかけたんだ。当然だ!
秋谷 ともあれ、議員は「支持者あっての議員」だ。支持者が懸命に支援してくれたおかげで、議員になれたんじゃないか。ご恩返しするのが当然だ。
青木 その通りだ。支持者のお陰、学会のお陰で偉くなったくせに、竹入みたいに、威張りくさってウソ八百を書いたり、金をもらったりして、学会に迷惑をかける。そんな連中は、公明党から叩き出してもらいたい。
森田 議員を辞めたら、その支持者の大恩に報いる――それが当然の「人間としての道」じゃないか。
青木 その通りだ!
秋谷 それを恩を報じるどころか、仇で返す。そんな忘恩、不知恩のやつは、断じて許さない。後世のためにも、これだけは明確に宣言しておく。
 もう今まででコリゴリだ。会員があまりにもかわいそうだ。明確に宣言しておきたい。
青木 大賛成です。
大西 ぜひ、そのように決定しましょう。

(2003.2.11. 聖教新聞)

 

<33>
出席者:秋谷会長、森田理事長、青木副理事長、松村副会長(弁護士)、佐藤総合青年部長、迫本青年部長

迫本 最近、東京の山手線をはじめ、どの電車に乗っても「週刊新潮が創価学会に謝罪」と、大々的に「中吊り広告」が出ているな。
青木 私も見た。私の周囲の人たちも、みんな見ていた。
佐藤 それというのも『週刊新潮』が学会に対する謝罪広告を掲載(昨年12月26日号)。
 「貴会(=創価学会)に対し、謹んで謝罪の意を表します」と明確に謝罪したからだ。
秋谷 当たり前のことだ!
松村 『週刊新潮』は、平成11年に東京・北新宿で学会が地上げ≠ネどという、荒唐無稽(こうとうむけい)、事実無根のデマ記事を掲載した。
森田 もう、気が狂っているとしか思えない。学会が何のために「地上げ」なんかするんだ?
秋谷 まったくだ(大笑)。
松村 あまりにも悪辣なデマなので、学会が提訴。1審の東京地裁は新潮側に400万円の損害賠償と謝罪広告を命令した。
森田 当たり前だ。
松村 続く東京高裁、最高裁でも「新潮社全面敗訴」の判決が確定。
迫本 『週刊新潮』は、とうとう学会に謝罪することになったんだ。
佐藤 だいたい謝罪が遅すぎるよ!
 このニュースを聞いた金沢経済大学の荒牧哲郎名誉教授も厳しく言われていた。
 デマで迷惑をかけた学会に謝罪をするのは当然も当然だ。
 それと同時に、こんなデマ雑誌を買わされた読者にも謝罪すべきだ。いな社会に対して土下座して謝罪すべきだ≠ニ怒っていた。
森田 まったく、その通りだ。正論だ。

迫本 そもそも、この手の裁判でマスコミ側に謝罪広告が命じられるのは希(まれ)だそうだ。
松村 そうなんだ。裁判所もマスコミに謝罪広告を命令するのは慎重だ。
 それが、あえて命じるというのは、よほど悪質なケースに限られる。
秋谷 その滅多に出ない「謝罪広告命令」が最高裁で確定したんだ。
 どれほど『週刊新潮』の記事が極悪非道だったか! その何よりの証拠だ。

青木 そもそも『週刊新潮』が、どれだけデマ記事で中傷してきたか。
松村 まず、北海道の学会員、白山信之さんに対する冤罪(えんざい)報道事件。白山さんが提訴し、新潮社側に110万円の賠償命令を下した判決が最高裁で確定した。
佐藤 あの事件で『週刊新潮』は、あろうことか、交通事故の被害者である白山さんを「人殺し」呼ばわりしたんだ。断罪は当然だ。
森田 もう、やることなすこと悪質すぎる。
秋谷 一人のまじめな市民を殺人犯扱いにした。この重大な人権蹂躙(じゅうりん)事件は永久に歴史に残った。
迫本 こんな恐ろしい犯罪を行うのは畜生以下のやつだ。
松村 それに東京の東村山市議の転落死に絡んだデマ記事事件も、そうだ。
 このデマ事件でも、東京地裁が新潮側に200万円の賠償を命令し、すでに判決が確定している。
森田 学会へのデマ報道で新潮は、すべて裁判で断罪され、全面敗訴が確定している。
佐藤 その通りだ。
 それに北海道のウソつき夫婦による狂言訴訟。このデマ事件でも『週刊新潮』は、さんざん大騒ぎしたが、全部、作り話とバレた。
迫本 平成13年6月、最高裁が夫婦の訴えを100万件に1件といわれる悪質な「訴権の濫用(らんよう)」として却下した。
青木 当たり前だ。私の大学時代の友人もあんなデマ雑誌はない≠ニ呆れ果てていた。
松村 このデマを機関紙に載せてしまったことで、当時の橋本総理大臣、自民党の加藤幹事長まで2度も謝罪した。
 一民間人の池田先生に一国の総理が謝ることになった。
森田 これは有名な話だ。
青木 こうした実態は、もう社会に知れ渡ってきている。
 『週刊新潮』は悪辣すぎる≠ニいう声が、いよいよ強くなっている。
佐藤 外部の多くの識者からも、そういう声が上がっている。
迫本 たとえばジャーナリストの亀井淳氏(『週刊新潮』元編集部次長)も断言していた。
 あの狂言訴訟事件では裁判で『週刊新潮』の記事と正反対の結論が出た。
 当然、このデマ事件で騒いだ新潮社も同罪だ。
 新潮社は裁判所に言われるまでもなく、自ら進んで学会に謝罪すべきである≠ニ明言していた。
秋谷 その通りだ。多くの良識ある学者が、そう見ている。
青木 とにかく、今回の「北新宿のデマ事件」にしても、記事を見れば「いつ」「どこで」「誰が」が全部、デタラメ。
 デマの見本みたいな「作り話」だ。だから裁判では全部、断罪される。
迫本 別のデマ記事で新潮社に抗議に言った杉山男子部長も言っていた。
 出てきた記者に「それはいつだ」「どこだ」「誰なんだ」と聞いても、まったく答えられない。逃げるだけ。
 これが作り話の「策文」「狂文」「売文」の正体だ。
秋谷 もう、みんな見抜いている(笑)。
 「また、新潮がデマを書いている」とゲラゲラ笑っている(笑)。

(2003.2.12. 聖教新聞)

 

<34>
出席者:秋谷会長、森田理事長、青木副理事長、松村副会長(弁護士)、佐藤総合青年部長、迫本青年部長

迫本 学会に関するデマ記事に限らない。だいたい『週刊新潮』は、あっちこっちで、さんざんデマ記事で訴えられているじゃないか。
松村 われわれ弁護士の間でも知らない者は、いないよ(笑)。
 静岡県弁護士会の調査によれば、戦後の主な名誉毀損訴訟371件のうち、何と1割近くが新潮社にからんだ事件だ。
青木 まさしく「日本で最低最悪の人権侵害雑誌」ということだな(笑)。
秋谷 最近も、悪辣な人権蹂躙の記事で、次から次へと訴えられているじゃないか。
迫本 先日も熊本の医療法人が『週刊新潮』を訴えていた裁判で厳しい判決が下ったばかりだ。
 昨年末、熊本地裁は新潮社に対して990万円の支払いと「謝罪広告」を命令した。
森田 990万円か!
松村 日本はご存じの通り、まだまだ名誉毀損の訴訟での賠償額が低い。
 その中で990万円というのは「最高額」と言っていい。
佐藤 しかも「謝罪広告」まで命じられたんだ。

迫本 それに最近、新潮社は、他のマスコミ関係者からも訴えられている。
佐藤 そうなんだ。『週刊新潮』が昨年9月、テレビ東京系の番組の制作会社について番組出演をめぐって裏金を要求%凾ニ報じた。
松村 これに対して制作会社が提訴。
 謝罪広告の掲載と5500万円の損害賠償を求めている。
迫本 テレビ東京も『週刊新潮』には失望した。怒りを覚える≠ニ激怒している。

佐藤 このほかにも『週刊新潮』は、数々の名誉毀損事件を起こし、裁判で敗訴。損害賠償を命令されている。
 最近のものだけでも「準婦女暴行致死事件に関して無辜(むこ)の市民を名誉毀損し150万円」(平成14年12月、東京地裁)
 「日本大学と同大学総長を中傷し200万円」(同年10月、同地裁)
 「薬害エイズ事件報道で300万円」(平成13年7月、同地裁)
 「佐藤栄作元首相の孫を中傷し100万円と謝罪広告」(平成12年12月、東京高裁)
 「カリフォルニア大教授父娘殺害事件で夫人を犯人扱いし計360万円」(同月、同高裁)と断罪されている。
松村 さらに「北九州・福原学園をめぐる報道で計100万円と謝罪広告」(平成11年12月、福岡高裁)
 「有名俳優を事実無根の女性問題で中傷し120万円」(平成10年1月、東京高裁)
 「鐘紡会長を中傷する記事で500万円と謝罪広告」(平成9年11月、最高裁)
 「事件の容疑者の夫人に対する人権侵害で110万円」(平成7年10月、東京高裁)
 「死刑囚のプライバシーを侵害し5万円」(平成6年12月、同高裁)
 「殺人事件の被害者の夫人を犯人扱いし200万円」(同年1月、東京地裁。新潮社『フォーカス』の賠償額も含む)など数え上げればキリがない。
青木 こんなに断罪されているのか。恐ろしい雑誌だな。
迫本 そういえば、あの「松本サリン事件」のデマ報道で『週刊新潮』に被害を受けた河野義行氏も激怒していた。
 数ある週刊誌の中で、いちばん悪質だったのは『週刊新潮』だ≠ニ怒っていたな。
佐藤 いや、僕も河野氏に会ったことがあるが、『週刊新潮』のあくどさには、本当に怒っていたよ。
秋谷 『週刊新潮』が、これまで、いかに社会に迷惑をかけてきたか。
 いかに多くの人権侵害記事、デマ記事を書き散らして、善良な市民を苦しめてきたか。
 断じて許されるものではない。

佐藤 だいたい『週刊新潮』といえば、編集者が、あの極悪ペテン師の山崎正友と「昵懇(じっこん)の仲」で有名じゃないか。
森田 山崎といえば、凶悪な「3億円恐喝事件」で逮捕、起訴され、懲役3年の実刑判決が確定。
 平成3年に刑務所送りになった極悪人だよ(笑)。
青木 その恐喝事件を起こした男とグルになってきた。
 「手先」になってきた(笑)。
森田 『週刊新潮』が、いかに恐ろしい極悪雑誌か。
 この一点をとっても、よく分かるじゃないか。
迫本 学会へのデマ記事を、さんざん書いてきた『週刊新潮』の元編集長の松田宏と山崎も、もう「20年来の仲」だ。
秋谷 何しろ山崎が刑務所に入る直前に、松田は壮行会まで開いてやったというんだ(笑)。尋常の仲じゃない。
佐藤 あの「3億円恐喝事件」の判決文でも『週刊新潮』は厳しく断罪されている。
松村 判決文には、こう明確にある。
 (山崎は)自分が月刊現代や週刊新潮の学会批判の動きにその内部で深くかかわり、これに影響力を及ぼすべき立場にあることを言外に示しつつ、そのようなマスコミの学会批判がさらに厳しくなるであろうことを強調」とハッキリある。
佐藤 つまり『週刊新潮』は恐喝罪を犯した山崎の手先=B
 これが裁判所の判断だ。
 こんなデマ雑誌を野放しにしているから、「日本は人権後進国」と世界中からバカにされるんだ。
森田 まず「デマ雑誌を追放せよ」。
 これが日本の人権意識向上の第一歩だ。

(2003.2.14. 聖教新聞)

 

<35>
出席者:秋谷会長、森田理事長、青木副理事長、松村副会長(弁護士)、佐藤総合青年部長、迫本青年部長

迫本 日顕のやつが、悪辣(あくらつ)極まるデマ事件で、東京高等裁判所から断罪されたな。
佐藤 その通りだ。あいつは今月12日、あの「シアトル事件」をめぐるウソ八百のデマで、宗門と連帯で「損害賠償金400万円」を命じられたんだ。
青木 これで、また学会の正義が、満天下に証明されたな!
秋谷 学会が正しい証拠だ。すごいことだ。
松村 この裁判の1審では、デマで騒いだ日顕宗の責任が、断罪された。
 それだけでも重大なのに、今回の2審で東京高裁は日顕本人にも連帯責任がある≠ニ厳しく断罪したんだ。
秋谷 裁判所がデマの責任は日顕にある≠ニハッキリ認定したんだ。これは重大な判決だ。
森田 日顕は、ビックリして、腰でも抜かしたんじゃないのか(大笑)。
迫本 よっぽどショックだったのか、判決があった12日の夜は、また丑寅勤行(うしとらごんぎょう)をサボっていた(爆笑)。
秋谷 これも「仏罰」だ。
 日顕は仏意仏勅(ぶついぶっちょく)の学会を切り捨て、破壊しようと策謀した。そのために、ありとあらゆる陰険、陰湿な謀略を張り巡らせてきた。その厳然たる仏罰だ。
 日蓮大聖人が、十方(じっぽう)の仏菩薩(ぶつぼさつ)が、梵天(ぼんてん)、帝釈(たいしゃく)が、日顕を厳しく断罪されたんだ。
森田 まったく、その通りだ。

佐藤 結局、「シアトル事件」をめぐる裁判は、全部が全部、学会の大勝利だ。
迫本 一方の日顕は、これで「ハレンチ坊主」「遊蕩(ゆうとう)坊主」のレッテルだけでなく、裁判所公認のデマ坊主≠ノなった(爆笑)。
松村 そうなんだ。今回の判決は、他の誰でもない、日顕本人のデマ発言を厳しく指摘。
 そのうえで「阿部(日顕)は、本件各報道につき、一審被告日蓮正宗の代表者、管長として宗務院を指揮してこれを行わせたものと評価するほかない」と明確に断罪した。
森田 すごい判決だな!
 日顕本人がデマ報道を指揮した≠ニハッキリ認定したわけだ。
佐藤 いや、法廷にいた坊主たちもビックリ仰天。判決の瞬間、みるみる真っ青になった(大笑)。
松村 しかも、日顕本人が裁判所から断罪されたのは、これが初めてじゃない。
 あいつは平成12年12月にも、大阪高裁からデマで断罪されている。
迫本 そうだったな。改革僧侶の池田託道住職(滋賀県世雄寺)への悪辣なデマで、賠償命令が厳しく下っている。
森田 よりにもよって「東京」「大阪」の両方の高裁で裁判所公認のデマ坊主≠ニ焼き印を押されたわけだ(爆笑)。
青木 本当に悪いやつだ! だいたい、どこの宗教、どの宗派に、デマで2度も断罪される法主がいるんだ(笑)。
秋谷 まさに世界の宗教史上、前代未聞だ。日顕は、これで未来永劫(みらいえいごう)、末法万年(まっぽうまんねん)までも笑いものだ(大笑)。

迫本 それにしても今回、日顕一派が流したデマ。
 いや、バカバカしいの何の(笑)。
佐藤 まったくだ。日顕宗は学会が「シアトル事件」に関連して、なんとアメリカ合衆国政府のコンピューターに、ニセの情報を埋め込んだ≠ニ大騒ぎしたんだ。
青木 バカバカしい(笑)。
 スパイ映画やマンガじゃあるまいし、どうやってアメリカ政府のコンピューターに情報を埋め込めるんだ?
森田 妄想も妄想、まったくの「狂気の沙汰」だ(笑)。
迫本 ところが日顕宗は大まじめ(笑)。平成7年11月には、わざわざ記者会見まで開いてバカ騒ぎ。そこでは悪辣なデマビラまでバラまいた。
佐藤 そのデマビラでもコンピューターに不法侵入し、ニセ情報を埋め込もうとした∞巨額の金を使って何かをした∞恐るべき国際犯罪♂]々と、見てきたような大ウソを、さんざんついていた。
青木 それが裁判で、全部、ウソ八百のデマだと断罪されたわけだ(笑)。
秋谷 当たり前だ。当然のことだ。
佐藤 そのうえ日顕宗は、事実無根のデマを満載した機関紙の「号外」まで特別につくり、135万部も刷って全国に配った。
迫本 しかも、その号外とやらを、官公庁や教育機関、政治家たちに一方的に送りつけて、大ひんしゅくを買っていた(笑)。

佐藤 今から見れば、それほど日顕のやつは追い詰められていたということだ。
 当時、あの「シアトル事件」の裁判では、現場に立ち会ったクロウ夫人が証人として出廷。
 その法廷でクロウ夫人は、日顕のシアトルでの行状を、詳細かつ明快に証言した。
迫本 しかも日顕は、そのクロウ証言の直前に、それまで事件の当日はホテルから一歩も出ていない≠ニ言っていたのを突然、変更。
 実は酒が飲みたくてホテルから出ていた≠ニ言い出した(笑)。
森田 もう裁判で日顕はボロボロ(笑)。焦り狂っていたわけだね(大笑)。
佐藤 結局、その悪あがきで日顕一派は、こんな悪辣なデマ事件を引き起こしたんだ(大笑)。
秋谷 その気違いじみた悪あがきも結局、大失敗(笑)。自分の手で首をしめたようなもんだ。自分で墓穴を掘って落ちたわけだ(大笑)。

青木 それにしても日顕は今回のデマ事件で、具体的に、どんなデマを流したんだ?
迫本 あいつは、まず平成7年12月、群馬県桐生市の寺の集まりで「(学会による)何らかの謀略があったはず」云々と、何の根拠もなく言い放った。
 しかも、その集まりで機関紙の「号外」を読め≠ニハッキリ自分の口で命令した。
佐藤 さらにまた日顕は、自分で出した「シアトル事件」の言い訳本に、こう書いていた。
 「(記録は)捏造(ねつぞう)されたものである」「何者かが捏造し、連邦政府のデータベースに埋め込んだ」と明確に書いていた。
松村 今回の判決は、これらの日顕のデマ発言を厳しく指摘したうえで、賠償命令を下したものだ。
森田 だいたい、そんな下らない「言い訳本」なんか書くから、こんな墓穴を掘るんだよ(笑)。
迫本 まったくバカだ(笑)。今年の正月にも学会の捏造≠ネんて言っていたな。
佐藤 何いってんだ。あいつは「シアトル事件」の1審判決で「売春婦と性行為を行った」と断罪されたじゃないか。
 それで、よせばいいのに、大慌てで「言い訳本」を出した。
青木 結局、その本がアダになって、またまた断罪されたというわけだ(大笑)。
秋谷 日顕という男は、いつも、こうなんだ(笑)。
 やましいこと、ごまかしたいこと、後ろめたいことがあると、言わなくてもいいことまで自分で勝手にしゃべりだす。それで必ずボロを出す(爆笑)。
佐藤 御聖訓(ごせいくん)に「わざわいは口より出(い)でて身をやぶる」と仰せ通りの無様さだ。救いようのない大バカだ(大笑)。

青木 だいたい「アメリカ政府のデータベースに情報を埋め込んだ」なんてデマ(笑)。
 どう考えたって「異常」だよ(爆笑)。
佐藤 だから判決でも「常識的にみても、そのような行為が容易にできるとは考えられない」と呆れ返っている(笑)。
森田 当たり前だ(大笑)。
迫本 「裁判所も呆れ返ったデマ」か(笑)。誰が見たって、気でも狂ったとしか思えない(笑)。
森田 御書も読まず、下らない週刊誌なんか読んでるから、そんな狂ったことを平気で言い出すんだ(大笑)。
青木 そもそも「いつ」「どこで」「誰が」「どうやって」アメリカ政府のコンピューターに埋め込んだんだ?
 具体的な事実も証拠も何一つないじゃないか。
秋谷 これまた、まさに「デマの見本中の見本」だ(笑)。
迫本 まったくの「妄想」「作り話」だから、当然、証拠も証人も、一切ない。もちろん裁判でも全然、出せない。
松村 だから判決は日顕一派のデマを、木っ端微塵に粉砕している。
 (学会が)アメリカ合衆国政府のコンピューター・データベースに虚偽の情報を埋め込んだ、又は埋め込もうとしたとの事実が事実であると認めることはできない」と一刀両断だ。
秋谷 まったく厳正、厳格なる判決だ。
森田 とにかく、これで日顕は正真正銘の裁判所公認のデマ坊主≠ニ成り果てたわけだ(大笑)。

(2003.2.15. 聖教新聞)

 

<36>
出席者:秋谷会長、森田理事長、青木副理事長、松村副会長(弁護士)、佐藤総合青年部長、迫本青年部長

迫本 前回は、あの「シアトル事件」に絡んだ悪質なデマで、日顕が断罪されたことが話題になった。
松村 東京高等裁判所は日顕本人がデマを指揮した≠ニ明確に認定した。
 日顕は宗門と連帯で「損害賠償金400万円」を命じられた。
青木 何しろ「日顕本人」が裁判所で厳しく裁かれたんだ。
 歴史に残る重大な判決だ。

佐藤 ところで、このデマ騒動については、もう一つ、日顕宗と同じように、狂ったように騒ぎ立てた連中がいたっけな。
迫本 そうだ。あの共産党だ。
松村 その通りだ。共産党は、まず一昨年2月5日付の機関紙「赤旗」――それも1面トップで学会に近い人物が、日顕に不利な証拠を捏造した疑いがある≠ネどと騒ぎ立てた。
青木 裁判所から断罪されるようなデマを、よりにもよって「1面トップ」で大騒ぎだ(大笑)。
迫本 念のために調べたが、こんなバカバカしいデマは、当然、どこの新聞も、どこの政党機関紙も取り上げていない(笑)。
森田 当たり前だよ(爆笑)。
佐藤 日顕宗なんかと同じデマを取り上げたのは、共産党だけだ(大笑)。
青木 へえーっ。いつから共産党は日顕宗の「手先」「宣伝部隊」に成り下がったんだ?(爆笑)
迫本 それだけじゃない。
 その後も共産党は、一昨年の参院選の直前にも、同様のデマを蒸し返したことがあった。
森田 こんなデマを繰り返し騒いだのか!
松村 記事では「創価学会関係者が米公文書を改ざんし、事件をでっち上げようとした疑い」「創価学会側は証拠でっち上げをした疑惑がある」と、陰険、陰湿なウソ八百を並べ立てたこともあった。
森田 機関紙を使い、何の証拠もない捏造デマで宗教団体を弾圧する。
 まったく空恐ろしい政党だ。

迫本 一昨年の夏といえば、6月24日には東京都議選があった。
 その選挙で共産党は、前回より11議席も激減して、一挙に第4党に転落した(笑)。
青木 新聞各紙も「共産惨敗」「党勢退潮止まらず」「共産大敗」と大々的に報道していたな(大笑)。
松村 実は、その直後の7月には参院選が控えていた。
 そのタイミングで共産党は、学会中傷のデマ話を繰り返して騒いだんだ。
森田 誰が見たって「狙い」は明確、だな。
佐藤 しかし、なりふりかまわぬデマ騒ぎも空しく(笑)、その参院選でも、ご存じのように共産党は歴史に残る大惨敗(大笑)。
迫本 議席も前回に比べて3分の1に激減。
 特に、比例代表の得票は「半減」してしまった。
青木 当たり前だ! いくら追い詰められ、落ちぶれ果てたからといって、他党の支持団体をデマで中傷する政党が、どこにある?
秋谷 まったくだ。票のためなら、平然とデマを流す。平然と宗教を弾圧する。
 そんな卑劣、陰湿、陰険の政党だから、票が取れない(笑)。
森田 しかも、そのデマは、その後、真っ赤なウソとして裁判所から断罪されたんじゃないか。
 どうして共産党は、学会に謝罪しないんだ? デマ記事で騙した機関紙の読者に謝罪しないんだ?
佐藤 あれだけ機関紙で騒いでおきながら、共産党は、昨年2月に1審の判決が出た後もダンマリ。
 今日に至るまで、謝罪どころか、訂正記事の一本すら、出していない。
森田 いったい共産党は、裁判所の判決を、何だと思っているのか?
 裁判をナメきっているんじゃないのか?

青木 捏造デマで騒ぎ放題に騒ぎ、そのデマが裁判で明確に断罪された後ですら、まったく知らん顔。
 何の責任もとらない。とろうともしない。
 本当に恐ろしい政党だよ。
佐藤 とにかく間違いを間違いと認めることもしない。
 社会のルール一つ守らない。
 人間としての、まともな振る舞いもできないんだから、どうしようもないよ、あそこは(笑)。
迫本 こんな無責任、ずさん、いい加減なことばっかりやっているから、有権者はソッポを向く。
 全然、信用もない。若者も全然、集まらない(笑)。
青木 ともかく裁判所から日顕一派の言い分は、事実無根のデマ≠ニ明確に認定されたんだ。
 共産党はデマ記事で中傷した学会に対し、誠心誠意、謝罪すべきだ。いな、天下に謝罪すべきだ。
佐藤 だいたい共産党は機関紙の1面トップで、日顕宗のデマを報じたんだろう。
 だったら「日顕側の全面敗訴」も、同じく1面トップで報道しろ!
森田 いやいや「こんなデマで宗教弾圧をしてしまった。本当に申し訳ありません」「票欲しさで支持団体を攻撃したのは間違いでした」と謝罪すべきだ。
秋谷 それが当然の道理というものだ。
 公党はおろか、「人間として」の当たり前の礼儀だ。常識だ。民主主義社会の最低限のルールだ。

(2003.2.16. 聖教新聞)

 

<37>
出席者:秋谷会長、森田理事長、青木副理事長、松村副会長(弁護士)、佐藤総合青年部長、迫本青年部長

秋谷 学会は今、旭日(きょくじつ)の勢いだ。裁判でも連戦連勝。「正義」と「真実」を堂々と証明している。
青木 社会的にも、週刊誌が喚き散らしてきたウソ八百のデマも、ことごとく断罪されている。
森田 昨年12月には、さんざんデタラメな中傷記事を書き殴ってきた、あの『週刊新潮』までもが、とうとう謝罪広告を出したな。
迫本 その通りだ。
松村 『週刊新潮』は学会が北新宿で地上げした♂]々というデマ記事を掲載して、昨年11月に最高裁から断罪された。これで400万円の賠償命令と謝罪広告の掲載命令が確定した。
佐藤 『週刊新潮』(昨年12月26日号)には「記事を掲載し、貴会(=創価学会)の名誉を毀損しました。よって、株式会社新潮社及び松田宏は、貴会に対し、謹んで謝罪の意を表します」と厳然とある。
森田 新潮社は学会に公式に謝罪したわけだ。
青木 当然だ。あれだけ悪質なデマ記事を書き殴ってきたんだ。本当だったら、裁判所に言われるまでもなく、自ら猛省し、謝罪すべきところだ。

森田 だいたい、今まで『週刊新潮』が、どれだけデマ、捏造の限りを書き散らしてきたか。身の毛もよだつあくどさ、悪辣さだ。
迫本 まったく、よく恥も臆面もなく、あれだけのウソ八百を垂れ流せたものだ。フランスの哲学者パスカルはデマは悪魔の所業≠ニ言ったが、まさに悪魔の雑誌≠セよ、あそこは。
佐藤 たとえば、あの北海道のウソつき夫婦の「狂言訴訟」事件。あれも実は『週刊新潮』の記者が絡んだ、卑劣極まる陰謀だった。
迫本 その通りだ。何と『週刊新潮』は、あのウソつきのデマ手記を掲載しただけじゃなかった。記者が訴訟の起こし方から記者会見の開き方まで、ウソつき夫婦に詳細に入れ知恵していた。そこまで発覚した。
青木 要するに完全な「やらせ」だったわけだ。
 まともなマスコミの良識が一片でもあれば、こんな捏造雑誌、とっくの昔に廃業、廃刊するところだ。そんなデマ記者なんか、即刻、クビだ。
森田 新潮社も、こんな記者、よく雇っておけるものだな。
青木 実は、出版業界の私の友人が教えてくれた。
 「新潮社の社長の一族というのは、巷間(こうかん)、いろんな噂があるんですよ。創価学会さんも、そこのところを、よく知っておいたほうがいいですよ」と言っていたよ。
松村 とにかく当然のことながら、この狂言訴訟事件も事実無根のデッチ上げだと法廷でもハッキリした。
 夫婦が起こした訴えも100万件に1件あるかないか≠ニいう「訴権の濫用(らんよう)」で却下。一昨年6月に最高裁の判断が下り、判決が確定している。
佐藤 この「訴権の濫用」というのは、要するに「裁判を悪用した嫌がらせだ」と裁判所が認めたということだ。普通だったら、到底、あり得ない判決だ。
迫本 『週刊新潮』が結託したデマ事件が、どれほど悪辣千万か。
 ひいては『週刊新潮』という雑誌が、どれほど卑劣、極悪非道の捏造雑誌か。この一事を見ても、よく分かるじゃないか。
松村 判決は、こう厳しく糾弾している。
 「本件のような事実的根拠が極めて乏しい事柄について、しかも、スキャンダラスな内容のものをいたずらに報道されるいわれはない」と厳しく断罪している。

青木 この事件を利用して騒いだ政党、政治家も、学会に正式に謝罪したな。
森田 時の橋本総理大臣も、池田名誉会長と学会に2度、謝罪した。
秋谷 これは当時の朝日新聞等でも、大きく報道されたことだ。
迫本 当時、自民党の幹事長だった加藤紘一氏も2度、陳謝した。
秋谷 その通りだ。その後、橋本元首相は、今年1月にも地元の岡山文化会館を訪問して「あれは謝るのが当然です」と改めて言っていた。
青木 それほどの前代未聞のデマ事件だった、ということだ。何しろ、やり口が悪辣すぎる!
佐藤 それに『週刊新潮』といえば、北海道の学会員、白山信之さんに対する冤罪(えんざい)報道事件!
迫本 『週刊新潮』は、あろうことか交通事故の被害者である白山さんを「大石寺『僧侶』を衝突死させた創価学会幹部」などという大見出しをつけて人殺し′トばわりした。
森田 あれも異常極まる事件だったな!
佐藤 この事件では白山さんが新潮社を提訴。平成10年3月、新潮側に110万円の損害賠償を命じる判決が最高裁で確定している。
松村 判決は「取材は予(あらかじ)め決められた創価学会批判の方向に沿ってされたのではないかとの疑問は払拭できない」と、悪辣極まる『週刊新潮』の報道姿勢を厳しく断罪している。
佐藤 結局これも、完全な「作り話」だったということだ。
迫本 それに東村山市議の転落死(平成7年9月)に関するデマ記事事件もあった。
佐藤 ここでも『週刊新潮』は、まるで転落死に学会が関わっているかのようなデマ記事を掲載し、法廷で断罪された。
森田 当たり前だ。バカバカしい! 何の関係もない学会を、こともあろうに人殺し′トばわりして! バカも休み休み言え!
佐藤 この事件でも学会は『週刊新潮』側を提訴。その結果、東京地裁が一昨年5月、新潮側に200万円の損害賠償を命じる判決を下した。
森田 当然だ。
松村 判決は(記事が)真実であるとの証拠はなく」「(真実と信じる)相当の理由があったと認めることはできない」と厳しく糾弾した。
佐藤 結局、新潮側は控訴を断念し、判決が確定。損害賠償金を学会に支払ってきた。
青木 要するに「記事はデマでした。デマを書いた私たちがバカでした」と認めたわけだ(笑)。
松村 それに、この事件で学会は、同様のデマ記事を掲載した『週刊現代』(講談社)を訴えて、これまた全面勝利。昨年10月、最高裁で講談社に損害賠償金200万円の支払いと謝罪広告の掲載を命じる判決が確定している。
秋谷 結局、学会を中傷したデマ記事事件は、すべて学会の完全勝利で決着している。一点の曇りもない。
 すべて「デマである」と明確に断罪されたんだ。
松村 その通りだ。しかも、すべてが最高裁で断罪され、確定している。

青木 そもそも、この手の悪辣なデマ、作り話は「いつ」「どこで」「誰が」「何があったか」を具体的に追及していくと全部、デタラメだ。インチキばかりだ。
佐藤 先日、ある大学の学長も語っていた。
 「学会を狙った中傷記事というのは、必ずといっていいほど『誰が言ったのか』『いつ言ったのか』が不明確だ。とにかく証拠がない。足がない。まるで幽霊のような記事だ。
 これでは裁判で断罪されるのも当たり前だ」と明確に言っていた。
秋谷 専門家が見れば、すぐ分かることだ(笑)。
森田 とくに、あの極悪ペテン師の山崎正友が関わったデマは全部、「日時」「場所」「証拠」「証人」が不明確、不明瞭、いい加減。幽霊みたいな「売文」「策文」「狂文」ばかりだ(大笑)。
佐藤 何しろ自分が起こした恐喝事件の裁判では「50回以上」も法廷で大ウソをついた≠ニ断罪されたやつだ。
迫本 刑事事件にまでなった「月刊ペン」事件の裁判でも「20回」、大ウソをついたとバッサリ切られた。
青木 その「月刊ペン」事件というのも、そのデマの見本中の見本だったな。
 「いつ」「どこで」「誰が見たのか」が、何一つない。気違いじみた妄想、空想、作り話だった。
松村 この事件では、学会側が刑事告訴して編集長の隈部大蔵は逮捕、25日間勾留。当時の法律で最高額の罰金刑の有罪判決を受けた。
青木 この「月刊ペン」事件に関連して、山崎に騙され、利用された文藝春秋の元編集幹部も昨年、こう学会に謝罪した。
 「取材もせず(山崎の)原稿を載せたということは、よくなかったことは分かっています」「私個人としては、名誉会長及び関係者の皆さまにおわびします」と明確に謝罪した通りだ。

森田 それにしても、だんだん時代は動いている。マスコミの人権侵害のデマ事件に対しては、社会全体が厳しく見るようになって来た。
迫本 まったくだ。学会に対するデマ事件だけじゃない。一般的にも、マスコミを相手取った訴訟は増える一方だ。
松村 あのデマ記事、捏造記事の本家本元の『週刊新潮』なんか、敗訴続きで「火の車」じゃないか(笑)。
佐藤 前にも紹介したが、『週刊新潮』は最近も裁判で続々と敗訴。損害賠償を命じられている。
 「準婦女暴行致死事件に関して無辜(むこ)の市民を名誉毀損し150万円」(平成14年12月、東京地裁)
 「日本大学と同大学総長を中傷し200万円」(同年10月、同地裁)
 「薬害エイズ事件報道で300万円」(平成13年7月、同地裁)
 「佐藤栄作元首相の孫を中傷し100万円」(平成12年12月、東京高裁)
 「カリフォルニア大教授父娘殺害事件で夫人を犯人扱いし計360万円」(同月、同高裁)
松村 まだまだある。
 「北九州の福原学園をめぐる報道で計100万円と謝罪広告」(平成11年12月、福岡高裁)
 「有名俳優を事実無根の女性問題で中傷し120万円」(平成10年1月、東京高裁)
 「鐘紡会長を中傷する記事で500万円と謝罪広告」(平成9年11月、最高裁)
 「事件の容疑者の夫人に対する人権侵害で110万円」(平成7年10月、東京高裁)
 「死刑囚のプライバシーを侵害し5万円」(平成6年12月、同高裁)
 「殺人事件の被害者の夫人を犯人扱いし200万円」(同年1月、東京地裁。新潮社『フォーカス』の賠償額も含む)等々、キリがないほどだ。
佐藤 今現在も、十数件の裁判を抱えているという話だ。
森田 そんなに訴えられているのか!
青木 つい先日も、読売新聞から訴えられたばかりじゃないか。
佐藤 そうなんだ。『週刊新潮』が本年1月に読売新聞が裏金を作っていた≠ニいう記事を出した。これに対して読売新聞は、ただちに提訴。謝罪広告の掲載と1億円の損害賠償を求めている。
迫本 読売新聞社はあまりにも悪質だ。許しがたい虚報だ≠ニ激怒している。
佐藤 読売だけじゃない。最近、『週刊新潮』は朝日新聞ともトラブルを起こしている。
青木 仲間のはずのマスコミ業界からも総スカンだな、『週刊新潮』は(笑)。

森田 だいたい『週刊新潮』みたいなデマ雑誌が野放しなのも、日本の名誉毀損の賠償額が低すぎるからだ。
佐藤 まったくだ。特に日本の雑誌の場合、オーバーな見出しを立てて、電車の中吊りや新聞広告で大々的に宣伝する。
迫本 記事を読まなくても、広告の見出しだけで、何百万人もの人々に悪印象を植え付ける。
 たとえ、その記事が裁判で断罪されても、広告の責任までは厳しく問われない。
青木 その通りだ。本来なら、デマ記事が裁判で負けたら、謝罪文を中吊りにして全国に貼り出すべきだ。新聞広告も出すべきだ。
 それもできない。規制もできない。結局、雑誌の言いっぱなし、やりっぱなし、勝手放題だ。
松村 だから元東京高裁判事の竹田稔氏も、こう主張している。
 現在のようにマスコミが発達した社会では、名誉毀損行為は時に被害者の社会からの抹殺を意味する∞人格権尊重のために、まず金銭賠償増大の必要を痛感する≠ニ断言している。
秋谷 まったく正論だ。「名誉権」や「人格権」というのは、人の生命にも匹敵する重大な権利だ。それが日本では、最高額でも数百万円程度。こんなに名誉や人格が安い国は、先進国では日本だけだろう。
松村 あんまり安いものだから最近、専門家の間でも「とにかく賠償額を高くしろ」という声が沸騰している。
佐藤 その通りだ。たとえば東京高裁の判事を務めた聖心女子大学の升田純教授。
 低額の賠償は名誉毀損の加害者が不当な利益を得るだけである≠ニ論じている。
迫本 名誉毀損裁判に詳しい矢田次男弁護士も訴えている。
 今の金額では名誉毀損を防止できない。被害者の精神的損害も回復できない=\―これでは、まったく名目だけの慰謝料だということだ。
秋谷 まったく正しい。「言論の自由」は「責任を伴う自由」だ。「責任と規律」を伴わない「権利と自由」など、ありえない。
青木 まして人権蹂躙の、札付きの俗悪マスコミに「言論の自由」を口にする権利なんか、微塵もない。笑止千万だ。
松村 東京地裁の裁判官グループも一昨年、名誉毀損の損害賠償の額について悪質なものは、もっと賠償額を高くするべきだ≠ニ発表している。
森田 当然至極の発表だな!
佐藤 静岡県弁護士会も日本は欧米各国に比べて極めて少額だ。現実に適応した賠償額になっていない≠ニ明言している。

迫本 だいたいアメリカやヨーロッパでは、どうなっているか。
 たとえばアメリカでは、ある業者についてテレビ局が盗品を売った≠ニ中傷した。この事件では、2億7600万円の賠償が命じられた。
青木 それだけ社会全体がマスコミのデマを厳しく見ている、ということだ。
佐藤 それに雑誌が有名女優を「破産者呼ばわり」した事件では、情報提供者に3億9600万円。有名ジャーナリストを「殺人犯呼ばわり」した事件では、雑誌社に1億4100万円を命じられている。
森田 日本とは全然、違う! ケタ違いじゃないか。
迫本 アメリカのある専門家も日本では「人権」がこんなに安いのか!≠ニ驚き呆れていた。
青木 当然、法律や制度の違いはある。だがアメリカでは、それほど人権を尊重している。デマを流したら会社がつぶれるぐらいの賠償を払わせている。そこまでして、マスコミの悪質報道から市民を守っているんだ。
秋谷 結局、欧米では、賠償額の高さが「人権のバロメーター」になっているわけだ。
青木 その意味でも、日本は、まったくの「後進国」だ。最近になって、やっと「動き」が出てきたようだが‥‥。
佐藤 一昨年5月には、森山法相が国会で損害賠償制度を被害者の救済手段として有効に機能させるために、調査研究を行う≠ニ明言していた。
迫本 最高裁の民事局長も社会通念に沿った適切な損害額の算定について検討したい≠ニ答弁した。
森田 絶対に、そうすべきだ。
佐藤 実際の判決でも、以前に比べて多少は高額な賠償が命じられはじめた。
青木 賠償金が500万円とか1000万円というケースも、やっと出てきたな。
松村 その通りだ。プロ野球選手が訴えた裁判では一審で1000万円、自民党の政治家が訴えた訴訟で500万円。昨年末、医療法人が『週刊新潮』を訴えた裁判では990万円の賠償がマスコミ側に命じられた。
佐藤 一昨年の7月に東京高裁で判決の出た、女優の名誉毀損訴訟では、裁判長が、こう指摘した。
 「慰謝料を軽く評価してきた過去の裁判例に拘束されるのは正義と公平の理念に合わない」
 「人格に配慮せず購買意欲をあおる週刊誌には多少の賠償の支払いでは違法行為の自制は期待できない」と断罪していた。

森田 しかし、それでもアメリカの「100分の1」程度の賠償額だ。ところが、その程度のことで、さんざん他人の人権を踏みにじってきたデマ雑誌の連中は大騒ぎだ(笑)。
迫本 そうなんだ。先日も、新潮社の幹部が、学生向けの就職セミナーで講演した。その時、こんなことを言っていた。
 最近、裁判所が勝手に損害賠償額を上げはじめた。「0」の数を一つも二つも増やしている≠ネんて言い放っていた。
 その場に居合わせた学生があんまりビックリしたものだからハッキリ覚えている≠ニ言っていた。
青木 何が「裁判所が勝手に」だ! 勝手放題、やりたい放題で、市民の人権を蹂躙してきたのは誰だ?
迫本 だいたい新潮は、長年損害賠償など一種の必要経費だ≠ニ平然と言い放ってきた。売れればいい。人権侵害だろうが、名誉毀損だろうが、知ったことじゃない。訴えたいなら勝手に訴えろ=\―まったくの確信犯≠ナデマを喚き散らしてきたじゃないか。
森田 それが少々、賠償額が高くなると、キーキーギャーギャー(笑)。
佐藤 だいたい『週刊新潮』みたいな俗悪雑誌が、あんまりあくどいデマを流すから、賠償額が上がってきたんじゃないか。全部、貴様たちの自業自得じゃないか。それを今ごろ、何の寝言だ(笑)。
青木 その通りだ。裁判所が勝手に上げた≠じゃないよ。実際はデマ雑誌が上げた≠だよ(大笑)。
迫本 新潮は裁判所に下らない八つ当たりなんか並べる前に、自分たちがやってきた悪行を、少しは反省したらどうなんだ?
佐藤 まったくだ。3つや4つの子どもじゃあるまいし(笑)。
森田 だいたい、新潮のデマに人生をズタズタにされた被害者が、どれだけいるか。
 賠償額の高額化は社会の趨勢(すうせい)だ。断然、もっと厳しく取り立てるべきだ。
迫本 国会でも超党派で、そういう声が広がりはじめている。
佐藤 まだまだ手ぬるい。甘すぎる。政治家が率先して、国民の人権を守るべきじゃないか。
青木 その通りだ。「人権の擁護(ようご)」なくして、何が国民の代表だ。国会議員は、もっともっと真剣に戦ってもらいたい。国会議員の責務を果たしてもらいたい。
秋谷 とにかく「マスコミの名誉毀損の賠償額を欧米並みにせよ」――これが「天の声」だ。マスコミに人権を蹂躙され続けてきた国民の声だ。

(2003.2.17. 聖教新聞)

 

<38>
出席者:秋谷会長、森田理事長、青木副理事長、松村副会長(弁護士)、佐藤総合青年部長、迫本青年部長

青木 日顕宗は、今年も陰々滅々の現状のようだな。
迫本 全国の寺で唱題会とやらを始めたが、どの寺もガラガラ(笑)。
佐藤 その証拠に法華講の機関紙に出ている写真を見ても、参加者が全然、いない(笑)。
 惨めな実態を、わざわざ自分たちで宣伝している無様さだ(大笑)。
迫本 あんまり人が来ないから家族全員が寺に行かないと、その家は決して栄えない≠ネんて脅しをかけている(笑)。
青木 もう日顕が何を喚こうが、ハッパをかけようが、誰も聞かない。皆、バカバカしくて、やっていられない(大笑)。

佐藤 そもそも、日顕のやつは裁判で断罪されっぱなし。つい先日(12日)も東京高裁で断罪されたばっかりだ(笑)。
迫本 あの「シアトル事件」に絡んで、宗門が学会がアメリカ政府のコンピューターに虚偽の情報を埋め込んだ≠ネどという大ウソを騒ぎ立てた事件だったな。
松村 東京高裁は、この荒唐無稽(こうとうむけい)なデマ騒動は日顕が指揮して行わせた≠ニ明確に認定。
 日顕は宗門と連帯で「損害賠償400万円」の支払いを命令されたんだ。
秋谷 日顕「本人」への厳格なる断罪だ。
 これも仏意仏勅(ぶついぶっちょく)の学会を切った「ニセ法主」への、厳しき仏罰だ。
森田 日顕は相当、こたえているようだな(笑)。
佐藤 それも当然だよ。今度の裁判は、自分で出した「シアトル事件」の言い訳本が大きな原因になって、断罪されちゃったんだからな(笑)。
迫本 日顕は、その言い訳本のなかで「(記録は)捏造されたもの」「何者かが捏造し、連邦政府のデータベースに埋め込んだ」などと、悪辣なデマを書き殴っていた。
佐藤 その結果、また厳しい断罪だ(爆笑)。
秋谷 全部、自業自得だ(笑)。あいつは、いつも、自分で自分の恥をさらしては、墓穴を掘っていく(大笑)。
森田 バカなやつだな(爆笑)。
青木 とにかく日顕は、あの「シアトルの夜」が、気になって気になって、仕方がないんだよ(大笑)。
迫本 それで、いてもたってもいられなくて、誰からも見向きもされないような言い訳本を書いたんだ。

青木 そういえば日顕は、今年の元日の本山での勤行の際も、シアトル事件についてバカ説法をしていたな(笑)。
迫本 そうだった。あれは学会の捏造だ≠ネどと、今ごろになって執拗(しつよう)に蒸し返していた(笑)。
森田 あれには坊主も法華講も仰天していたな(笑)。何しろ一年の始まりが、何と自分のハレンチ事件の話≠セった(笑)。
青木 新年早々、恥の「かきぞめ」「さらしぞめ」だったな(爆笑)。
松村 これじゃあ、信者が寺に寄りつかないのも当たり前だ(笑)。
森田 しかし、この日顕のシアトルは学会の捏造≠ニいうセリフは、悪辣極まる真っ赤な大ウソだ。聞き捨てならない。
佐藤 当然、この座談会でも、木っ端微塵に破折(はしゃく)した。
 日顕のシアトルでのハレンチ事件は第1審で明確に認定された。その記録は永久に残った。仏法史上、こんな醜悪なハレンチ法主はいない――そう明確に破折した。
秋谷 それに対して日顕は、何も反論できない(笑)。
青木 言えるわけないよ。全部、事実なんだからな(爆笑)。

迫本 だいたい、宗門が訴えを取り下げた時の宮原守男弁護士の談話にもあった通り、日顕のハレンチ行為は、裁判の第1審である東京地裁の判決(平成12年3月21日)で、ハッキリ認定されていたじゃないか。
松村 その通りだ。第1審の判決を読めば、すぐ分かる(笑)。
佐藤 そもそも、その1審の裁判で、自分で3回も出廷して、大恥をかいたのは誰だ(笑)。
松村 まったくだ。その結果、裁判所は、日顕の言い分について「阿部(=日顕)の供述は信用することができない」と厳しく断罪した。
青木 要するに「日顕は大ウソつきだ」と、裁判所が認定したということだ(笑)。
迫本 当たり前だ。だいたい日顕のやつは、はじめから「シアトルの夜」についてその夜はホテルから一歩の出ていなかった≠ネんて大ウソをついていた。
佐藤 それが何年もたって突然、実は酒が飲みたくて外出していた≠ニ全然、逆のことを言い出した(爆笑)。
迫本 あれで皆、よく分かった。
 やっぱり全部、ウソだったと完全にバレた(大笑)。
森田 裁判所から「ウソつき」と断罪サルのも当然だ。
迫本 結局、裁判所も判決で、日顕のハレンチ事件をハッキリ認定したんだ。
佐藤 日顕よ、この判決の、どこが捏造≠ネんだ? ハッキリ言ってみろ!(爆笑)
迫本 他の誰も言っていないのに、わざわざ自分で、それも新年の元朝勤行で捏造だ≠ニ言ったんだ。
 何が、どう捏造≠ネんだ! ハッキリ言ってみろ! この大ウソつきのクソ坊主めが!

(2003.2.18. 聖教新聞)

 

<39>
出席者:秋谷会長、森田理事長、青木副理事長、松村副会長(弁護士)、佐藤総合青年部長、迫本青年部長

松村 日顕が「シアトル事件」の裁判について学会の捏造≠ニ蒸し返しているから、念のために確認しておこうじゃないか。
佐藤 あの「シアトル事件」の裁判は、宗門側が平成5年に学会を名誉毀損で訴えたものだ。
 学会じゃない。坊主のほうで訴えた裁判だ。
青木 そうだったな。
佐藤 裁判は平成12年3月、1審の東京地裁で判決。日顕はハレンチ行為を認定されて宗門側が敗訴。
迫本 あの時の日顕の慌てぶりといったら、なかったな。宗門は大激震だった(笑)。
松村 その後、宗門側は控訴。東京高裁で審理が進められていたが、裁判所からの強い勧告によって昨年1月、宗門側が訴えを全面的に取り下げて、裁判は終結した。
 これが事実の経過だ。
森田 ほかでもない。日顕の側が訴えた裁判だ。それが第1審で完全敗北。第2審では自分たちで取り下げたんだ。
青木 誰が「大敗北」したのか、明々白々じゃないか(大笑)。
森田 しかも1400万円もの訴訟費用も全額、宗門側が払っている。
秋谷 学会は一銭も払っていない(笑)。
迫本 日顕が自分で書いた「シアトル事件」の言い訳本も「発売禁止」になってしまった(笑)。
佐藤 そうだ。日顕宗が訴えを取り下げた昨年1月31日に、販売、頒布を差し止めるよう、宗内に通達している。
森田 おかしいじゃないか。シアトル事件は学会の捏造≠ニいうなら、何で販売をやめたんだ?(大笑)
佐藤 しかも、その言い訳本が原因で、先日、関連の裁判も東京高裁で日顕自身が400万円の損害賠償命令を受けた。
秋谷 まったくの「恥の上塗り」だ(笑)。
 日顕は、何をやっても失敗、失敗、また失敗だ(笑)。
森田 やっぱり素性の卑しいやつ、「ニセモノ」はダメだな(笑)。

迫本 そのうえ日顕宗は、「シアトル裁判大敗北」の事実をごまかそうと1審の判決は無効になった≠ネんて言わせている(笑)。
佐藤 バカも休み休み言え(笑)。これまた、まったくの大ウソだ。
松村 宗門が訴えを取り下げた時、宮原守男弁護士が指摘した通り、1審の判決は裁判の記録として永久に残る。
佐藤 今後、別の裁判などで、日顕の遊興の実態や人格が問題になった場合、1審の判決を証拠として提出できる。
森田 無効どころか、完全に「有効」じゃないか(笑)。
青木 だいたい日顕宗は、自分たちで訴えを取り下げたが、こんな惨めな形で「訴えを取り下げる」というのは、一般的に、よくあるのか?(笑)
松村 いや、宮原弁護士も「ほぼ半世紀にわたる私の長い弁護士経験の中でも、名誉毀損事件でこんな一方的な取り下げは極めてまれなケース」と言っていた。
佐藤 それなのに日顕は、自分のハレンチ事件を、必死でごまかそうとあれは捏造だ≠ネんて大ウソついて騒ぎ回っている(笑)。
森田 本当にバカなやつだ(笑)。だったら、なぜ裁判を取り下げた?
迫本 その通りだ。おかしいじゃないか。なぜシッポをまいて逃げたんだ!(大笑)
青木 まったくだ。自分たちのほうで白旗上げて取り下げたくせに、信徒や坊主の前では捏造だ≠ニ平然と大ウソをつく。この「見栄っ張り」の負け犬めが!

佐藤 日顕は今年の元朝(がんちょう)勤行という公式の場でシアトル事件は学会の捏造≠ニ大ウソをついたんだ。こんなウソ八百を並べておいて、そのまま知らぬ存ぜぬは通らない。
 当然、「大ウソをつきました。申し訳ございません」と、ハッキリ学会に謝罪しろ!
 公衆の面前で捏造≠ニ中傷した責任を取れ!
青木 その通りだ。学会だけじゃない。お前は、こんなデマを流して、法華講を騙したんだ。法華講にも謝れ!
森田 その大ウソつきの日顕も、学会に完全に破折され、返り討ちにされて、何も言えない。手も足も出ない(笑)。
秋谷 「口は災いの元」だ(笑)。
 御書にも「わざわいは口より出でて身をやぶる」と仰せの通りだ。
佐藤 これ以上、ウソを並べたら、どんな大恥をかくか分かったものじゃない。
 それでダンマリを決め込んでいるんだ、あいつは(大笑)。
青木 今ごろ口を慌てて閉じても遅い(笑)。新年早々「シアトル」の言い訳をして大恥をかいた――この事実はハッキリ歴史に残った。
秋谷 それだけじゃない。「シアトル事件」でも、それに絡んだデマ事件でも、日顕は裁判で明確に糾弾された。
 裁判所公認の大ウソつき≠フ焼き印は鮮明になった。
森田 いくら日顕がダンマリを決めようが何しようが、一切消せない。今ごろ「しまった」と頭を抱えたって、もう遅いよ(大笑)。

(2003.2.19. 聖教新聞)

 

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出席者:秋谷会長、森田理事長、青木副理事長、松村副会長(弁護士)、佐藤総合青年部長、迫本青年部長

青木 全国の同志は旭日(きょくじつ)の勢いで前進している。
秋谷 厳寒の北海道からも嬉しい連絡をいただいた。全道の各地でのブロック総会には、過去最高の参加者が出席されている。
森田 とくに、札幌市の白石区と北区をはじめ、地域に友好を広げゆく有意義な対話は、実に素晴らしいね。
青木 池田先生も、「北海道は、本当によく頑張っている。皆で応援してあげたい」といつも言われている。

佐藤 今年に入っても公明党は各地の選挙で連戦連勝。統一外地方選挙では、実に83カ月間連続の「完全勝利」だ。
森田 すごいことだ。もう7年近くも負けていないということだ。
迫本 先月も全国29の議会で全員当選。
 このうち19の議会で過去最高得票を記録した。
秋谷 すごいことだ。これも寒風のなか、懸命に支援してくれる支持者がいるからじゃないか。
 他の、どの政党が、これほど真剣な支援を受けているか。公明党は、その大恩を、かりそめにも忘れないでもらいたい。
森田 まったくだ。他の政党は皆、うらやましがっているよ。
秋谷 公明党の全議員は、今こそ、この熱い期待に全身全霊で応えてもらいたい。国民のため、支持者のため、日本のために、死にものぐるいで戦うべきだ。
青木 この4月には、次の国政選挙を占うといわれる統一地方選挙が行われる。
 今こそ「恩返し」の絶好のチャンスじゃないか。

森田 公明党は何人ぐらい立候補するんだ?
佐藤 現時点で、全国で2119人が立候補する予定です。そのうち約550人が新人候補のようです。
松村 そうすると、その分、議員を引退することになるわけだな。
佐藤 そういうことになる。
森田 いったい、いままで引退した「公明党のOB」というのは、全部で何人になるんだ?
佐藤 党本部に問い合わせたところ、今回、引退する人を入れて約3400人になるそうだ。
森田 3400人! そんなにいるのか。それだけで「一大勢力」じゃないか。
青木 まったくだ。それだけの議員OBが全力で後輩を応援したら、すごい力になるな!
森田 そうだな。何倍、何十倍もの力が出るはずだ。
秋谷 議員OBには、長年、培ってきた人脈がある。経験もある。今こそ、その力をフルに生かして恩返しするべきだ。

迫本 そういえば、この座談会の読者からも、こんな投書をいただいた。
 「公明党の議員の中には、議員を辞めたあと、いったい何をやっているのか、全然、分からないのがいる。選挙の支援すら真面目にやらない」とあった。
青木 まだ、そんなやつがいるのか!
森田 議員は、ある意味で「辞めてからが勝負」だ。これだけ支持者から恩を受けてきたんだ。当然、支援の運動でも後輩を応援するのが当たり前じゃないか。
 それが人間の道じゃないか。
青木 当然だ。それを後輩候補の応援もやらないなんて言語道断だ! あの竹入みたいな恩知らずの犬畜生に成り下がって、どうするんだ!
秋谷 もちろん一生懸命、頑張っている議員OBは大勢いる。私も、よく知っている。
松村 しかし時代は変わってきている。最近は、支持者の目も一段と厳しくなってきた。議員活動を真剣にやっているか。支援活動を真剣にやっているか。家族は真剣にやっているか――細かく見ている。
森田 当然、「引退後も真剣にやっているか」も厳しく見ている。
青木 もう、竹入みたいな恩知らずの畜生は、みなコリゴリだからな。

(2003.2.20. 聖教新聞)