<仏法基調の平和と文化と教育>

 21世紀の展望を語る 

41  42  43  44  45  46  47  48  49  50

 

<41>
出席者:秋谷会長、森田理事長、青木副理事長、松村副会長(弁護士)、佐藤総合青年部長、迫本青年部長

青木 前回、公明党の議員OBが3400人になるという話が出た。
秋谷 4月の統一地方選挙の勝利のために、公明党の全議員とOBが率先して戦ってもらいたい。
森田 しかし残念ながら元議員の中には、あの竹入みたいに、名聞名利(みょうもんみょうり)にとらわれて狂っていった連中もいた。
松村 ノーベル賞作家カミュは「われわれは道徳を欠いた政治は望んでいない」と言っている。
 道徳心のかけらもないやつらなど、絶対に、はびこらせてはならない。
秋谷 先日、池田先生が対談された、アメリカのマリノフ博士も「(科学技術の進んだ世界は)『道徳的な指導』はありません。善と悪の概念も喪失してしまった。それを回復していくことが、宗教、哲学の役目ではないでしょうか」と言われていた。
 悪を放置すれば、悪は広がる。ゆえに信仰を持(たも)った我々こそが、常に政治を厳しく監視しなくてはならない。

佐藤 竹入のやつは議員を辞めてから、何一つ、党や後輩のために働かなかったな。
迫本 党本部にも顔を出さない。心配した議員OBの先輩が自宅に行っても出てこない。
森田 あいつは、そうやってジッと反逆のタイミングを見ていたんだろう。
 「勲章をもらうまでは」と、狙いすましていたんだ、あいつは。
青木 卑しいあいつは、もうノドから手が出るくらい勲章を欲しがっていたからな(笑)。
森田 有名な話だ。議員を何年務めると、こういう勲章がもらえるんだ≠ニ、学会幹部に言っていたこともある。
佐藤 竹入の勲章については、あいつを知る議員OBからも怒りの声が沸騰している。月刊誌『第三文明』の3月号に出ていたな。
迫本 そうなんだ。だいたい竹入は委員長時代、党の他の議員に公明党の議員は勲章なんかもらうな≠ニ、偉そうに言い放っていた。
佐藤 ところが竹入のやつは、人には「もらうな」と言っておきながら、自分は、しゃあしゃあと、もらっていた。
秋谷 まさしく「背信」だ。皆が怒るのも当然だ。

佐藤 『第三文明』の記事によると、当時、公明党議員が勲章を辞退したのは「公明党は名聞名利に溺れない」というのが、立党の原点だったからだ。
迫本 それに、そもそも議員になれたのは、すべて支持者の献身的な支援のおかげだ。
 だから「勲章は支援してくれた人たちにこそ、ふさわしい」という気持ちで、党幹部は勲章の辞退を申し合わせていたというんだ。
松村 つまり「支持者への感謝の思いを忘れないために辞退しよう」ということだった。
森田 立派じゃないか。それでこそ、公明党の議員じゃないか。
佐藤 竹入は委員長だった当時、実際に勲章の受章資格ができた議員に対して絶対に受けるな≠ニ怒鳴りつけていた。
 しかも「そういう勲章が欲しくなるのは権力の魔性に取りつかれた証拠だ」とまで言い放っていたというんだ。
森田 何言ってんだ(大笑)。言ってることと、やってることが全然、逆じゃないか。
青木 竹入というのは、そういうやつなんだ。どんなウソでも平然とつく。平気で人を騙す。
 そうでなければ、あんな悪質な「学歴詐称」なんか、できるわけがない(笑)。
森田 ふざけきったやつだ。まさに竹入こそ「権力の魔性」に食い破られた畜生の見本だ。

秋谷 しかし、それほど欲しかった勲章を手に入れても、支持者を裏切った「権力の亡者」の末路は悲惨だ。
青木 その通りだ。今のあいつの姿を見るがいい。「学歴詐称」はバレるわ、金銭疑惑やら女性問題まで発覚するわ。
 今じゃあ誰からも相手にされず、どこにも出られない。すっかり世の中から忘れられて、引っ込んだまんまじゃないか(笑)。
森田 あいつの財団も、昨年、資産運用に大失敗。5億円もパアにして、皆の笑いものになった(爆笑)。
佐藤 結局、「学歴詐称」をしてまで手に入れた、汚れた勲章を後生大事に抱え込んで、無様に生き恥をさらしているだけだ(笑)。
青木 それだけじゃない。この先、何十年と「学歴詐称して勲章をかっぱらったやつ」「恩知らずの畜生、畜生」とバカにされ、みなに足げにされていく。3400人もの公明党議員OBからもゲラゲラ笑い飛ばされていく。
 こんなに惨めなやつはいないよ(大笑)。

(2003.2.21. 聖教新聞)

 

<42>
出席者:秋谷会長、森田理事長、青木副理事長、松村副会長(弁護士)、佐藤総合青年部長、迫本青年部長

森田 ところで、「伝統の2月」から「3・16」へ――みなが対話拡大にダイナミックに動いている。
青木 特に青年の活躍が光っているな。
迫本 神奈川県青年部は年頭より、すでに110万人を超える共感の和を爆発的に広げた。
秋谷 神奈川は、聖教新聞の拡大でも、全国を大きくリードしてくれている。
森田 池田先生も「大神奈川の大発展が、私は何よりも嬉しい」と最大に喜ばれていた。
青木 その通りです。特に川崎市の幸区と川崎区、さらにまた横浜市の中区、西区、瀬谷区、大和市の健闘が、格別に目覚しい。

秋谷 大きく打って出る時だからこそ、足下を固めることが大事だ。
 広布が前進すれば、必ず魔が競い出る。それも「内部」から出てくるものだ。
青木 特に「人事と金銭と異性。この三つに気をつけよ」。これが戸田先生の厳命だ。
秋谷 学会の組織は、恩師が「戸田の生命よりも大事」とまで言われた「清浄無比の和合僧団」だ。「広宣流布の組織」だ。
 その組織を、自分の野心で利用する。学会員を騙す。金を儲ける。
 そんな連中は学会員でも同志でも何でもない。「敵」だ。「魔物」だ。絶対に許してはならない。
森田 近年も、組織を利用して金銭問題や女性問題を起こし、さんざん学会に迷惑をかけたやつらが出たな!
青木 極悪ペテン師の山崎正友! 酒乱の原島! 「学歴詐称」の竹入!
秋谷 それに藤原やら竜やら大橋やら‥‥全部、妬み、金、女性で狂っていった。揃いも揃って、ソックリだった。
松村 我欲に負けて、魔に食い破られていった。結局、自業自得で、清浄な学会の世界には、いられなくなったやつらばかりだ。

秋谷 だいたい、おかしくなる連中というのは、共通点があるんだ。
 まず真面目に学会活動をしない。我見が強くて我がまま勝手で傲慢で、先輩の指導を避ける。
森田 活動をしない、第一線の組織で苦労をしていないのに限って、勝手な我見を振り回しては、後輩を「自分に」つけようとする。
 後輩を操り、幹部批判を煽り立て、自分の思い通りの一派をつくろうとする。
青木 親分子分≠ヘ、広布の組織の撹乱だ。破壊だ。
森田 地域で、地元の組織で地道に戦う。そこに真実の学会がある。広宣流布の前進がある。
 それをバカにし、怠けるのは、どんなに偉そうなことを言おうが、格好をつけようが全部、ウソだ。広宣流布の団結を乱す「魔物」だ。絶対に信用してはならない。
秋谷 そういう組織破壊、破和合僧(はわごうそう)の人間がいたら、遠慮は、いらない。私や理事長、また副会長、県長、県婦人部長に、どんどん言ってもらいたい。手紙なりファックスなりで、正確な実情を教えてもらいたい。
森田 早く正体が分かれば、その分、みなが苦しまなくてすむ。
 おかしなやつというのは、見ていれば分かるものだ。ハッキリ幹部に言ってもらいたい。

佐藤 かなり以前、ある大学のOBが、現役大学生たちを囲い込んで、自分の子分みたいにしたことがあった。
迫本 その一派は、その男の言うことしか聞かなくなった。学生部の幹部や先輩が心配して指導、忠告しても、まったく聞く耳をもたない。
佐藤 そうしていくうち、非常識な言動を繰り返すようになり、親にも心配をかけるようになった。
迫本 学生部の幹部が懸命に指導、説得。現役学生も中心者の姿を見て「これは、おかしい」と気づき、立ち上がった。
 結局、その一派は分裂して、自然に消滅してしまった。
佐藤 これからは青年部が、一段と鋭く、厳しく見破っていこうじゃないか。おかしな先輩や幹部がいたら、断じて糾弾し、叩き出す。それが青年部の責務だ。

松村 それに組織利用といえば、学会員を騙して金儲けを企むやつ! これも断じて学会から叩き出すべきだ。
森田 世相も、どんどん悪くなっている。それに学会を利用しようというやつは、とにかく口がうまい。本当に気をつけるべきだ。
松村 組織の仲間同士で儲け話に手を出したり。学会員にネズミ講まがいの話を持ちかけたり。何やら、もっともらしい名目を付けては、金を集めたり、積み立てをさせたり‥‥。
森田 とにかく「金」の話が出たら「これは危ないぞ」と気づくことだ。
 「ふざけるな」と、はねのけることだ。
青木 幹部だから∞同じ学会員だから≠ニいった気遣いは、一切、無用だ。キッパリ断るべきだ。
森田 そんな輩がいたら、これも会長や私なり、副会長なりに、どんどん言ってもらいたい。
秋谷 戸田先生も、そうした広宣流布の団結を乱す輩について「門前三尺以内に入れてはならぬ。大魔がきたか、学会の敵がきたかと、にらみつけて、追い返してしまいたまえ」と明快に指導しておられた。
青木 「会員間の金銭貸借や連帯保証は厳禁」――これが戸田先生の時代以来の学会の伝統であり鉄則だ。
松村 池田先生は、この戸田先生の指導を、何度も何度も教えてくださっている。
森田 金銭にルーズだったり、不明瞭、不透明さのある人間は、絶対に信用できない。
 断じて叩き出していこうじゃないか。

青木 学会本部と各方面には指導監査委員会がある。
 金銭問題や男女問題などを起こした人間を、厳しく追及するための委員会だ。
秋谷 各方面でも、副会長、県長等に言ってもらえば、必要に応じて方面指導監査委員会で事実の調査等を行い、厳格に対処していく。
青木 その結果次第では、当然、厳しい態度で臨む。場合によっては解任、除名だ。
 学会本部として、改めて断言しておく。
森田 仏意仏勅(ぶついぶっちょく)の学会を追放されるということが、どれほど恐ろしいか。未来永劫、堕地獄(だじごく)だ。
 戸田先生が学会の除名処分ほど、恐ろしい、可哀想なことはない≠ニ明確におっしゃっておられた通りだ。
佐藤 あの山崎も原島も、恐喝事件を起こしたり、坊主に飼われたり(笑)。
 今や誰からも相手にされない。惨めな老醜をさらしている。
森田 まさしく「仏罰厳然」の哀れな姿だ。

青木 ともかく繰り返して言っておくが、大切なのは「魔を魔と見破ること」「おかしい、と思ったらハッキリ声を上げること」だ。
秋谷 仏意仏勅の広布の組織は、いくら外から攻撃しようと、ビクともしない。
 そこで内部から撹乱して、和合僧の団結を破壊しようと攻めかかる――これが「第六天の魔王」の特質だ。
森田 その通りだ。釈尊の時代の提婆達多(だいばだった)しかり、日蓮大聖人の時代の三位房(さんみぼう)しかり。
 いつの時代も「方程式」は同じだ。
秋谷 大聖人は「城を守るべき人間が、城を破る」と仰せだ。戸田先生も「敵は内部から出る」と遺言された。
青木 また大聖人は「大魔がとりついた者たちは、一人を教訓して退転させたときは、その一人をきっかけにして多くの人を攻め落とす」とも仰せになっている。
森田 魔を見破れないと、その分、多くの同志が犠牲になってしまう――この御聖訓(ごせいくん)を我々は深く肝に銘じなければならない。
秋谷 学会という大切な、清浄な、仏意仏勅の組織を守るためには、極悪は叩き出すしかない。
 広布の前進を妬み、阻もうとする魔の蠢動(しゅんどう)など、断固として蹴散らしながら、我々は威風堂々(いふうどうどう)と前進していこうじゃないか。

(2003.2.22. 聖教新聞)

 

<43>
出席者:青木副理事長、松村副会長(弁護士)、佐藤総合青年部長、迫本青年部長、杉山男子部長

迫本 ところで、あの「ガセネタ屋」乙骨が、また裁判で大敗北したな。
佐藤 ああ、「北海道の墓苑」をめぐって学会を誹謗、中傷した、悪辣なデマ事件だな。
杉山 あいつは昨年9月、1審の東京地裁で断罪。先月29日には、2審の東京高裁でも断罪。賠償金50万円を学会に支払うように命じられていた。
松村 その後、最高裁に上告する期間内に、あいつは上告できなかった。その結果、乙骨の「全面敗訴」で最終決着したんだ。
迫本 乙骨は平成11年8月の和歌山の坊主らの集まりで、気違い沙汰のデマで大騒ぎした。
佐藤 こともあろうに学会が北海道の墓苑の用地を購入する際、二つのペーパーカンパニーを使って裏金を作った♂]々と、ウソ八百を垂れ流したんだ。
杉山 当然、そんな事実は全くない。学会は平成13年11月、乙骨を提訴した。
迫本 裁判で乙骨は「学会の訴えは訴権の濫用だ」などと言ってみたり、訴訟とは無関係の内容を持ち出して、学会に「反訴」まで起こしたり、醜い悪あがきばかり繰り返した。
松村 こんな下らない言いがかりが法廷で通用するわけがない。当然、全部、門前払いされた。東京地裁も(乙骨の)主張はそれ自体失当(=成り立たない)である」「(乙骨の)反訴は本件本訴との関係性を欠く不適法な訴えであり、却下を免れない」等と乙骨をバッサリと断罪した。
佐藤 同じ調子で2審も完全敗訴。そして乙骨は上告を断念したんだ。
杉山 あの往生際の悪い「ガセネタ屋」も、さんざん悪あがきした揚げ句、最後はシッポを巻いて逃げ出したわけだ(大笑)。
迫本 いや、あんまり厳しい判決なもので、グウの音も出なかったということだろう(爆笑)。
佐藤 とにかく自分を断罪した判決に従ったということは、あいつ本人が「全部が全部、私のデマでした。私がウソを言いました。申し訳ございません」と公式に認めたということだ。
青木 自分で「ガセネタ屋」の正体を現したわけだ(笑)。
迫本 だいたい、あいつは最高裁に上告する、上告する≠ニ騒いでいたじゃないか。
杉山 そうなんだ。あいつは自分で出しているデマ雑誌で「判決を不服として最高裁に上告する」なんて書いて、必死に虚勢を張っていた(大笑)。
青木 おい、おい、そこまで大見得をきっておきながら、どうして上告しなかったんだ?
佐藤 これまた、あいつの「ガセネタ」だったわけだ(爆笑)。

青木 それにしても今回のデマ事件も、まったくバカバカしい限りの作り話だったな。乙骨がいかに悪辣な男か。法廷で全部、露(あら)わになった。
松村 だいたい元々が真っ赤なウソだから、証人もない。証拠も出せない。ひどいもんだ。
佐藤 今回の裁判では、あいつが唯一、鳴り物入りで、自分のデマの「ネタ元」を出してきた。
 ところが、それがいったい何かと思えば、これまた、愚にもつかないデマビラだった(大笑)。
松村 その通りだ。何と、以前に乙骨が飼ってもらっていた「正信会」の機関紙のデマビラだ(笑)。
 それも、20年以上も前に騒いだデマ記事を「証拠」と称して持ち出してきたんだ。
青木 ところが、その記事には全く「いつ」「どこで」「誰が見たのか」といった具体的な事実、証拠が何もない。
松村 当然、そんなデマ記事が、証拠として通用するわけがない(笑)。
 東京高裁は「記事の記述自体に照らし、執筆者の憶測や単なる伝聞又は他人の推測に基づくものと思われる部分が多く、その記事の取材が確かなものであると認めるに足りる資料がない」と厳しく断罪した。
青木 全部、「憶測」「単なる伝聞」「他人の推測」だらけか。これじゃあ裁判で負けるのも当たり前だよ(笑)。
佐藤 それであいつは、グウの音も出なくなった。
 結局、上告もできず、白旗を上げて全面降伏。またもや間抜けなバカ面を、さらけ出したわけだ(爆笑)。

青木 それに、この2審の判決では、乙骨の「親分」の山崎正友も、厳しく断罪されたそうじゃないか。
佐藤 そうなんだ。あの「ガセネタ屋」は裁判を撹乱しようと、あろうことか山崎を「証人」に立てようと企んだ。
青木 1審の敗訴で追い詰められて、慌てて「親分」に泣きついたわけだな(笑)。
迫本 バカの上にバカがつくやつだ(大笑)。
 だいたい山崎なんて、自分が起こした凶悪な恐喝事件で、裁判所から「ウソつき」と50回以上も断罪。それで、懲役3年の実刑判決を受けた大悪党じゃないか。
松村 判決も山崎のウソ八百ぶりを完膚無きまでに断罪している。
 「虚偽の事実を述べている」「客観的状況と符合しない」「虚構の弁解を作出」「とうてい信用できない」等々、いかに山崎が危険な男か、鋭く見抜いている。
杉山 それだけじゃない。あの「月刊ペン」事件の裁判でも、これまた20回も「ウソつき」と断罪されている(笑)。
佐藤 結局、刑事事件の裁判で、合計70回も糾弾された「裁判所公認の大ウソつき」。そんな極悪非道のペテン師を証人に呼んで、どうしようっていうんだ? バカバカしい(大笑)。
松村 もちろん高裁の裁判長も、「ガセネタ屋」の目論見なんか、全部お見通しだ(笑)。裁判所への山崎の証人申請も即刻、却下。
 判決でも「脱会者ら(=山崎等)からの取材が加わったとしても、それをもって本件発言の内容を事実と信じたことにつき相当の理由があるものと認めることはできない」とバッサリだ。
青木 裁判所も山崎みたいなペテン師の話なんか、聞く価値もない≠ニ判断したわけだ(大笑)。
佐藤 よせばいいのに、山崎なんか引っ張り出そうとするから、わざわざ自分で「恥の上塗り」をしてしまった(笑)。自分のバカで、また一つ、墓穴を掘った(大笑)。
迫本 山崎のやつも、デキの悪い子分のせいで、とんだ赤っ恥をかかされたな(爆笑)。

(2003.2.24. 聖教新聞)

 

<44>
出席者:青木副理事長、松村副会長(弁護士)、佐藤総合青年部長、迫本青年部長、杉山男子部長

杉山 前回は、学会の墓苑をめぐる悪辣なデマ発言で断罪された「ガセネタ屋」の乙骨が、最高裁への上告を断念し、「全面敗訴」で最終決着したことが話題になった。
佐藤 このデマ事件の裁判では、1審、2審とも、「ガセネタ屋」への賠償命令に「仮執行宣言」がついていた。
松村 その通り。「仮執行宣言」とは、まだ確定していない判決に、確定したのと同じ効力を仮に認めるものだ。これが判決につくと、その時点で、賠償金の支払い等の判決を強制的に実現できるわけだ。
佐藤 この判決を受けて学会側は、1審の判決が出た後、デマ雑誌から「ガセネタ屋」に支払われる原稿料の差し押さえを裁判所に申し立てた。
 その結果、裁判所から債権の差し押さえが命じられた。
迫本 ところが、これに慌てたのが「ガセネタ屋」だ(笑)。「法的に重大な問題がある」だの何だの、泣き言を並べていた(爆笑)。
杉山 そりゃそうだ。あいつの「食い扶持(ぶち)」は、週刊誌に出す下らないコメントぐらいなものだ。それが差し押さえられたら「メシの食い上げ」だからな。
青木 それにしてもバカバカしい(笑)。悪辣非道のデマで裁判で断罪されたやつが、何を文句を垂れているんだ(大笑)。
松村 だいたい「債権の差し押さえ」なんか、珍しくも何ともない。極めて妥当、正当な法律行為だ。
佐藤 その通りだ。何が「法的に重大な問題」だ(笑)。
 バカ言っちゃいけないよ(大笑)。
松村 そもそも裁判所の仮執行宣言は、まさしく今回のような悪質なケースのためにこそある。敗訴が明確なのに、なんとか裁判を引き延ばそうと控訴、上告する――そういうことを防ぐためにあるんだ。
佐藤 そんなに「差し押さえ」が不満なら、堂々と裁判所に申し立てればいいじゃないか。
杉山 まったくだ。法律も知らず、根が臆病な畜生だから、キーキー騒ぎ回るだけ(笑)。結局、「負け犬の遠吠え」をするしかない(大笑)。

青木 ともかく、今回の「損害賠償支払い」の確定で、ガセネタ屋のやつは、二つの裁判での断罪が確定したわけだな。
松村 その通りだ。今回のデマ事件で一つ。もう一つが、あの学会が北新宿で地上げ♂]々のデマ事件だ。
迫本 あいつは、『週刊新潮』の記事のなかで学会が新宿で新しい村作りを企んでいる≠ネどと、荒唐無稽(こうとうむけい)なデマのコメントを出していた。
杉山 学会が墓苑で裏金≠ニか、北新宿で地上げ≠ニか、あいつの頭の中は、いったい、どうなっちゃってるんだ?(大笑)
松村 その結果、デマ記事を載せた『週刊新潮』は、損害賠償と謝罪広告の掲載が命令された。この判決は最高裁判所で確定している。
迫本 僕の友人の弁護士も「単なるコメントを載せたものが、これほどまでに厳しく罰せられるのは珍しい」と驚いていた。
青木 それほどガセネタ屋のコメントが悪辣千万だったという証拠だ。
佐藤 ともあれ、二度も損害賠償命令の判決が確定した「ガセネタ屋」。もう、おっかなくて、危なくて、誰も使えないだろうよ(笑)。
杉山 これでまた、まともなマスコミから総スカンだ(大笑)。
迫本 今どき、こんな「ガセネタ屋」を使っているのは、日顕宗と共産党ぐらいなものだ(笑)。
杉山 そうだったな。あいつは何やら共産党の集会に出かけては、必死に自分の本を買ってくれ≠ニ行商していたそうだ(笑)。
青木 とうとう「共産党のヒモツキ」だ(笑)。
迫本 しかし共産党も大丈夫か? 党勢も退潮、凋落する一方なのに、焦ってまた、こんな「ガセネタ屋」なんか使って(爆笑)。
杉山 まあ、何をしようが、どう落ちぶれようが、共産党の勝手だ。我々には関係ないことだ(大笑)。

(2003.2.25. 聖教新聞)

 

<45>
出席者:秋谷会長、森田理事長、青木副理事長、松村副会長(弁護士)、佐藤総合青年部長、迫本青年部長

佐藤 昨年、発刊されて大反響を呼んだ『言論のテロリズムU』が、今月、大幅に改訂されて再刊された。
森田 あの捏造雑誌『週刊新潮』の、悪辣極まる実態を暴いた本だったな。
迫本 著者は「読売新聞」の元編集委員の山本栄一氏。
 学習院大学で教鞭(きょうべん)を執ったこともあるジャーナリストだ。
秋谷 今、俗悪週刊誌の人権侵害が大きな社会問題になっている。なかでも最も悪辣な雑誌が『週刊新潮』だ。
 反人権はマスコミ界でも有名だ。
青木 その証拠に、ここ数年だけでも『週刊新潮』は10件以上、名誉毀損の裁判で敗訴している。
 今も十数件もの裁判を抱えているというじゃないか。
森田 いや、実際は、もっと抱えているという話だよ。
佐藤 そこで山本氏がジャーナリストの目から、いかに『週刊新潮』がマスコミ失格の捏造雑誌かを暴露し、告発したんだ。

迫本 山本氏は『週刊新潮』の捏造記事は、明白な悪意をもって製造された「謀略の道具」であり「犯罪の凶器」である≠ニ訴えている。
 ある時は、政治家が宗教団体を弾圧するための凶器となり、ある時は、敵愾心(てきがいしん)を抱く者にとって、日ごろの恨みを晴らす「意趣返し(いしゅがえし)」の道具となってきた%凾ニ、厳しく追及している。
佐藤 前著でも、あれだけ徹底的に『週刊新潮』のあくどさを暴露したんだ。てっきり新潮社は山本氏を訴えるのかと思っていたら、全然、訴えてこない。それどころか、何の反論もできない(笑)。
森田 ということは「あの本に書いてあることは、すべて真実」ということだ(大笑)。
 「『週刊新潮』は捏造雑誌」と自分たちで認めたことになる。そう思われても仕方ない。
青木 その通りだ。

迫本 私も早速、読んでみたが、今回の鳳書院の『言論のテロリズムU』の改訂版では、特に学会へのデマ報道事件について、大幅に新情報が書き加えられている。真実は本当に強い。
佐藤 そのうえで「とにかく新潮の記事は、卑劣なウソ、デタラメばかりだ」と、改めて呆れ果てている(笑)。
松村 そりゃそうだ。
 北海道の学会員、白山信之さんへの冤罪報道事件しかり。東村山市議の転落死をめぐる捏造報道事件しかり。函館のウソつき夫婦の狂言事件しかり。北新宿の「地上げ」捏造報道事件しかり。
森田 全部が全部、ウソ八百のデマ記事、捏造記事じゃないか。
青木 だいたい『週刊新潮』は、極悪ペテン師の山崎正友と結託して、さんざんデマを流してきた。
 恐喝犯罪を起こした悪党とグルになって、凶悪な言論犯罪≠繰り返してきた雑誌だ。
秋谷 しかし、そうした邪悪、陰湿なデマの謀略は全部、大失敗した。法廷でも新潮は、学会側が訴えた、すべての裁判で敗訴、断罪。学会が全面勝訴して「完全決着」した。
青木 その通りだ。すべての裁判で学会は「完全勝利」だ。学会の正義と真実が、厳然と証明されている。
森田 それと同時に『週刊新潮』が、いかに人権を蹂躙してきたか。陰険な謀略をめぐらしてきたか。誰の目にもハッキリした。
 「恐るべき言論のテロリスト」というのも無理はないな。

佐藤 まず、交通事故の被害者である白山さんを、殺人犯に仕立て上げた「冤罪報道事件」。
 このデマ事件では平成10年、『週刊新潮』に対して最高裁で110万円の支払い命令が確定している。
松村 判決は「取材は予め決められた創価学会批判の方向に沿ってされた」と、『週刊新潮』を厳しく断罪している。
迫本 それに「東村山デマ事件」でも、東京地裁が損害賠償金200万円の支払いを命令した。
松村 判決は「記事が真実であるとの証拠はなく、真実と信じる相当な理由も認められない」と明確に認定している。
森田 「新潮を一刀両断」の判決だ。
青木 この判決の後、新潮は「控訴する」と、さんざん息巻いていたが、結局、断念。
 学会に損害賠償金を支払ってきた(笑)。
森田 賠償だけじゃない。『週刊新潮』は昨年、とうとう学会に正式に謝罪したじゃないか。
佐藤 その通りだ。これは『週刊新潮』が平成11年7月8日号と同15日号で、学会が東京・北新宿で地上げを行っている≠ニ誹謗、中傷したデマ事件だ。
森田 気違いじみた誇大妄想だ(笑)。いっぺん、病院で診てもらったほうがいいんじゃないか?(大笑)
松村 当然、東京地裁は一昨年の12月、新潮社と当時の編集長の松田宏に損害賠償金400万円と謝罪広告を命令。記事でデマのコメントを並べた乙骨にも、100万円の賠償命令が下った。
秋谷 当たり前だ。
迫本 その後の東京高裁(昨年6月)、最高裁(同年11月)も新潮と乙骨を厳しく断罪。新潮側の全面敗訴が確定した。
青木 この判決を受けて新潮は「貴会(=創価学会)の名誉を毀損しました。よって、株式会社新潮社及び松田宏は、貴会に対し、謹んで謝罪の意を表します」と謝罪広告を掲載したんだ(同年12月26日号)。
秋谷 当然のことだ。これからも、虚偽の報道とは、どんどん厳しく戦っていく。
森田 新潮は自分のクビに「私がウソをつきました。申し訳ありません」と、看板をぶら下げたんだ。マスコミとして、これほど恥ずかしいことはないよ。
 まさにマスコミ界の大恥さらしだ(笑)。
迫本 もう日本中、津々浦々で有名だよ(大笑)。
青木 だいたい名誉毀損の訴訟で、裁判所から謝罪広告が命じられること自体、希(まれ)なことだ。それほど『週刊新潮』の記事が悪辣千万のウソ八百だった、という何よりの証拠だ。
松村 当然、判決にも、新潮を断罪する厳しい文言が並んでいる。
 「事実の重要な部分において真実であることの証明がない」
 「被告新潮社の記者らによる前記取材が極めて不十分」
 「記事に適示された事実を真実であると信ずるにつき相当の理由があったとは、到底認められない」
とバッサリだ。
青木 裁判所から新潮にはマスコミを名乗る資格はない≠ニ断定されたも同然だな(大笑)。

(2003.2.26. 聖教新聞)

 

<46>
出席者:秋谷会長、森田理事長、青木副理事長、松村副会長(弁護士)、佐藤総合青年部長、迫本青年部長

森田 それにしても新潮は、学会側が訴えた裁判で、惨敗、惨敗、また惨敗だ(笑)。
迫本 賠償額も、だんだん上がってきている。
 白山さんへの「冤罪報道事件」は110万円。
 「東村山デマ事件」は200万円。
 「北新宿デマ事件」は400万円と謝罪広告。
佐藤 賠償金の安い日本で、合計700万円を超える賠償だ。それほど空恐ろしい人権蹂躙雑誌、ということだ。

青木 だいたい『週刊新潮』は、マスコミの同業者たちからも偏屈者∴オいされているな。
迫本 有名な話だ。私の知るマスコミ関係者も「新潮は異質だ」と呆れ果てていた。
森田 当然だ。まったくの事実無根を、売らんがために平然と書き散らしている。
 このあくどさ! 「策文の殺人」だ。
青木 それに『週刊新潮』が騒ぎ立てたデマ事件といえば、あの函館のウソつき夫婦が起こした狂言訴訟事件がある。
森田 卑劣も卑劣! あれほど卑劣、愚劣なデマ事件もなかったな!
秋谷 このデマを機関紙に載せた自民党も、時の橋本総理大臣、加藤幹事長が名誉会長と学会に2度も謝罪した。
 それほど前代未聞のデマとして、日本中に知れ渡った。
松村 この狂言訴訟では、1審の東京地裁が「訴権の濫用」として訴えを却下した。
青木 しかも新潮は、この悪辣な事件に密接に関わっていた。
 『言論のテロリズムU』には、そのことが詳細に書かれている。
 「この陰険な恐るべき報道を暴いた言論のテロリズムの内容は、後世の民主主義の大いなる教科書とするべきだ」と言っていた学者がいるな。
迫本 そうなんだ。著者の山本氏が独自に入手した記録によれば、門脇という『週刊新潮』の記者は、最初からウソつき夫婦や日顕直属の謀略グループと完全に「グル」だった。
佐藤 いやいや、「グル」どころの騒ぎじゃない。
 この門脇は、はじめっから謀略の「主犯」だったというんだな。
迫本 何しろ、門脇が謀議の音頭を取って、マスコミでの騒ぎ方から訴訟の段取りに至るまで、事細かに指示を出し、取り仕切っていた。
森田 どう考えたって「取材」なんて代物じゃない。「仲間同士の打ち合わせ」じゃないか。

佐藤 たとえば騒動の起こし方について門脇は「最初のパンチがものすごいものでないとダメ」なんて、けしかけていた。
迫本 訴訟の起こし方についても民事の訴訟がいい。民事しかない∞民事を起こして、それで『週刊新潮』にも出て、記者会見もやって、テレビにも出る♂]々と、悪知恵をつけるという、まったくあくどい、呆れた寸法だ。
青木 完全に「やらせ」じゃないか!
秋谷 つまり最初から最後まで、新潮記者の門脇の筋書き通り、というわけだ。
青木 これは、もう完全なる犯罪的行為≠セよ!
迫本 そうやってウソつき夫婦を唆(そそのか)し、けしかけては、何と35回にもわたって、デマ記事を書き殴ったんだ、こいつらは。
森田 かりにも大出版社の記者が、そこまで裏で悪党どもと結託し、糸を引いていたとは!
 恐ろしいことだ。今回、明確な記録が出てこなかったら、真相は闇に葬られたままだったな。

松村 ところで繰り返すが、この狂言訴訟は「訴権の濫用」で却下された。
 その判決では、狂言訴訟を巡る『週刊新潮』らの報道についてもハッキリ糾弾している。「スキャンダラスな内容のものをいたずらに報道されるいわれはない」とバッサリだ。
佐藤 それだけじゃない。デマ手記についても『週刊新潮』の責任を追及している。
 (ウソつき夫婦が)恐喝まがいの言辞を用いて墓地代金及び寄付金返還の要求をしていたが、結局それが功を奏さなかったことから、その仕返しとして、信子の手記を週刊誌等においてセンセーショナルな形で発表することとしたもの」と明確に認定している。
松村 その上で裁判所は「このまま本件の審理を続けることは‥‥原告(=ウソつき夫婦側)の不当な企てに裁判所が加担する結果になりかねない」とまで断言。
 「訴権の濫用により却下」という判決を下したんだ。
秋谷 当然の結果とはいえ、画期的な判決だ。
迫本 だいたい「訴権の濫用」というのは「100万件に1件、あるかないか」といわれる判決だ。
 しかも、それが認められてきたケースというのは、ヤクザまがいの人物が、同じ相手を何度も何度もしつこく訴えた、といったケース‥‥つまり「誰が見たって嫌がらせや脅しだと、すぐ分かる」ケースしかない。

松村 しかし、この狂言訴訟事件は、そういう事件よりも、はるかに悪質だ。
 というのも、裁判所はウソつき夫婦の卑しい人品も、その裏の魂胆も全部、見抜いた。その上でデマ事件に裁判所は加担しない≠ニハッキリ宣言したんだ。
 その意味では「100万件に1件」どころか、日本の裁判史上、まさに前例のない判決といってもいいほどだ。
佐藤 まさしく「ヤクザも真っ青」の狂言訴訟か(笑)。
 『週刊新潮』はヤクザ以上の極悪人∞極道雑誌∞毒物雑誌≠ニいうことだ(大笑)。
森田 まったく、その通りだ。裁判所の断罪が何よりの証拠だ。
迫本 この『言論のテロリズムU』を読んだ、著名な学者も語っていた。
 「『訴権の濫用』という断罪は、ウソつき夫婦だけに下されたものじゃない。裏で糸を引いていた『週刊新潮』に下されたのも同然だ」と糾弾していた。
青木 まったくだ。当然、『週刊新潮』も同罪だ。

(2003.2.27. 聖教新聞)

 

<47>
出席者:秋谷会長、森田理事長、青木副理事長、松村副会長(弁護士)、佐藤総合青年部長、迫本青年部長

青木 前回まで、『週刊新潮』の実態を暴いてきた。
森田 『週刊新潮』といえば、凶悪な恐喝事件を起こした山崎正友とも、ずっと昔から結託していた。
秋谷 その通りだ。山崎は昭和52年当時から、『週刊新潮』を「謀略の道具」に利用し、社会にデマを垂れ流してきた。
佐藤 ペテン師とデマ雑誌の深い仲≠ヘ昔から有名だ。
迫本 しかし、あのペテン師とつるんだ連中は皆、必ず滅びる。
 今や『週刊新潮』も、その悪行の報いを厳しく受けている。
 学会との裁判では、ことごとく敗訴、断罪。
 それに「北新宿デマ事件」では、新潮社(佐藤隆信社長)、当時の編集長・松田宏の名前で、学会に公式に謝罪した。
森田 当たり前だ。まともな人間のやることではない。「まったく性格異常じゃないか」という識者もいたな。
青木 「これだけ、ウソ八百の弾圧を受けても、学会は微動だにしない。
 名誉会長も悠然としている。すごいことだ。まったく正義の塊の証拠だ」と著名な学者の声があったな。
森田 他の団体や人間だったら、これだけ、ウソ八百を書かれたら、日本人は活字に弱く、活字を信用するクセがあるから、ほとんどが転落し、敗北し、苦しみ、降伏してしまうだろう。
 しかし学会は、ますます発展し、勝利し、歓喜に満ちて前進している。
秋谷 新潮社の幹部も「学会の勝ちですね」とハッキリ認めている(笑)。
青木 一連のデマ記事についても山崎に唆された∞山崎が元だ≠ニ明言している。
 狂言訴訟についても捏造は、いけない≠ニ、ハッキリ『週刊新潮』の非を認めている。
森田 当然だよ。卑怯にも、あまりある。人間のやることではない。

迫本 そもそも『週刊新潮』の悪辣さには、アメリカの弁護士も呆れ返っていたな。
 「もし、これがアメリカの訴訟だったら、新潮社は、いったい何十億円の損害賠償命令を受けたか分からない」と驚いていた。
森田 そうだろうな。アメリカだったら、とっくの昔に『週刊新潮』なんか廃刊だろう(笑)。誰も読まないよ。誰も信用なんかしないよ。いつも捏造ばかりだもの(笑)。
松村 『週刊新潮』元編集部次長で、ジャーナリストの亀井淳氏も断言していた。
 あの狂言訴訟事件では裁判で『週刊新潮』の記事と正反対の結論が出た。
 当然、このデマ事件で騒いだ新潮社も同罪だ。
 新潮社は裁判所に言われるまでもなく、自ら進んで学会に謝罪すべきである≠ニ明言していた。
青木 当たり前だ。それが、人間としての当然の道だ。
森田 それもしない。できない。だから裁判所からも、社会的にも、厳しく裁かれる一方なんだ。
青木 それにしても不思議だな。学会のデマを書いたところは皆、必ず自滅していく。厳しい末路だ。

秋谷 それにしても、古今東西、どれほど多くの「正義の人」が、事実無根のデマで、苦しめられ、陥れられてきたことか。
森田 これは厳然たる歴史の事実だ。人間社会の方程式でもある。
松村 ギリシャのソクラテスも、いわれなき中傷で陥れられた。高潔な哲学者のカントも低次元の噂を撒き散らされた。
佐藤 あのアインシュタイン博士も、誹謗、中傷のデマが絶えなかった。
青木 それに中国の周恩来総理。生前も、死後も中傷された。数年前には事実無根の隠し子騒動≠ワであった。
秋谷 偉大な人は必ず「嫉妬」の中傷、迫害を受ける。これも歴史の方程式だ。
迫本 沖縄大学の郭承敏教授が語っていた。
 民衆勢力への攻撃には、必ずといっていいほど、民衆の尊敬を集めている指導者への個人攻撃、スキャンダルの捏造が行われる≠ニ断言しておられるな。
青木 その通りだよ。仏法においても、釈尊が受けた「九横(くおう)の大難」の二つまでが「女性についてのデマ」だった。
森田 有名な「旃遮女(せんしゃにょ)の謗(そしり)」と「孫陀利(そんだり)の謗」だ。
佐藤 旃遮女というのは、釈尊が舎衛城(しゃえいじょう)の祇園精舎(ぎおんしょうじゃ)にいたころ、釈尊を妬む外道に唆されて私は釈尊の貯めに身ごもった≠ニ言い出した女だ。
迫本 妊婦であるかのように、腹に何重にも布を巻いて現れた。公衆の面前で、釈尊を中傷しようという企みだった。
青木 だが、強風が吹いて、服の下に隠していた鉢が落ちてしまった。それでウソがバレた(笑)。
森田 「孫陀利の謗」も、まったく同じ性質のデマ事件だった。
秋谷 釈尊には、社会的な罪など一切なかった。だから「事件」がデッチ上げられた。外道の一派は悪質な讒言(ざんげん)、デマで陥れるしかなかったからだ。

佐藤 日蓮大聖人も事実無根の讒言を吹聴された。「山に山をかさね波に波をたたみ」と仰せの通りの迫害の連続であられた。
迫本 あの「伊豆流罪」も、また「竜の口の法難」や「佐渡流罪」も、悪辣極まる讒言から引き起こされたものだ。
松村 しかも御書を拝すると、大聖人も「女性についてのデマ」を流されている。
青木 この大聖人へのデマは、極楽寺良寛らの陰謀に使われた。
迫本 そうした作り話に対して、大聖人は痛烈に反撃されている。まず確かな証人を出せ≠ニ追求された。
佐藤 そして現実に悪事をしているのは良寛たちではないか、その罪を私に、なすりつけているのだ≠ニ、鋭く、矢継ぎ早に反論を続けられる。
 そうしてデマの策謀を木っ端微塵に粉砕された。
青木 これが折伏(しゃくぶく)精神だ。攻撃精神だ。
 大聖人は、ずる賢いウソに対してそれは何年何月何日何時なのか≠ニ鋭く問いただされている。一つ一つ容赦なく徹底して追及し、そのウソの実態を暴かれている。
森田 敵を一刀両断する鋭い舌鋒(ぜっぽう)。そして敵を圧倒する気迫‥‥。
 名刀でウリをなできり、大風が草を靡(なび)かすようであれ≠ニ大聖人は仰せになっている。
秋谷 これこそが、大聖人正統の学会が受け継ぐ魂だ。「正義の剣(つるぎ)」だ。邪悪に対しては、一歩も退(ひ)いてはならない。徹底的に攻めて攻め抜く以外にない。

(2003.2.28. 聖教新聞)

 

<48>
出席者:秋谷会長、森田理事長、青木副理事長、松村副会長(弁護士)、佐藤総合青年部長、迫本青年部長

迫本 それにしても、人権蹂躙の『週刊新潮』。学会は大勝利を続けているが、『週刊新潮』の捏造デマに泣かされ、泣き寝入りさせられた人は、数知れない。
松村 その通りだ。本当に悪いやつだ。泣き寝入りの人たちが、どれだけ苦しんでいるか。どれだけ悲しんでいるか。それを分かろうともしない傲慢さだ。
 静岡弁護士会の調査によれば、戦後日本の主な人権侵害訴訟のうち、1割近くが新潮のデマ絡みの事件だ。
佐藤 「絶対に悪書は買うな。読むな。騙されるな。これほど悪いやつらは、いない」。こう力説して、叫んでいた被害者がいた。
青木 「悪辣な雑誌を買うな運動、買わない運動を展開していこう」と、どこかの女性の有名なグループが言っていたっけな。
森田 とにかく『週刊新潮』は本当に悪辣だ。いや、悪辣を通り越している。これは「国民の人権」を守るための強靭(きょうじん)な正義の連帯を作るべきだ。
佐藤 沖縄の米軍兵による暴行事件でも、被害を受けた女性に侮辱、暴言の限りを浴びせかけた。
 女性のプライバシーを、さんざん暴(あば)き立て、あろうことか被害者側にも落ち度があった≠ニまで攻撃したんだ。
松村 この一件では、沖縄県の弁護士会が激怒。
 新潮に「悪意に満ちた侮辱的内容で、名誉や人格権を明白に侵害している」と糾弾(きゅうだん)する「勧告書」を送付した。
秋谷 それに、あの「松本サリン事件」では、無実の被害者、河野義行氏を、悪辣千万の手口で犯人扱い≠オた。
佐藤 河野氏自身が「弁護士を交えて決めたことを守らなかったのは、この出版社だけである」「『週刊新潮』は、いちばん悪質だ」と怒りを露(あら)わにしている。
青木 どれもこれも有名な話だ。どこの出版社にも、こんな勝手気ままな、あくどい雑誌はない。恐ろしい会社だ。

佐藤 だいたい『週刊新潮』は、これまでに断罪されてきた裁判だけでも数知れない。
 「準婦女暴行致死事件に関して無辜(むこ)の市民を名誉毀損し150万円」(平成14年12月、東京地裁)
 「日本大学と同大学総長を中傷し200万円」(同年10月、同地裁)
 「薬害エイズ事件報道で300万円」(平成13年7月、同地裁)
 「佐藤栄作元首相の孫を中傷し100万円」(平成12年12月、東京高裁)
 「カリフォルニア大教授父娘殺害事件で夫人を犯人扱いし計360万円」(同月、同高裁)
迫本 それだけじゃない。
 「北九州の福原学園をめぐる報道で計100万円と謝罪広告」(平成11年12月、福岡高裁)
 「有名俳優を事実無根の女性問題で中傷し120万円」(平成10年1月、東京高裁)
 「鐘紡会長を中傷する記事で500万円と謝罪広告」(平成9年11月、最高裁)
 「事件の容疑者の夫人に対する人権侵害で110万円」(平成7年10月、東京高裁)
佐藤 「死刑囚のプライバシーを侵害し5万円」(平成6年12月、同高裁)
 「殺人事件の被害者の夫人を犯人扱いし200万円」(同年1月、東京地裁。新潮社『フォーカス』の賠償額も含む)等々、数え上げればキリがない。
森田 その上で『週刊新潮』は、今も十数件もの訴訟を抱えている。
迫本 もう完全に「社会の公敵(こうてき)」「国民の敵」と化している証拠だ。日本社会にとって「百害あって一利なし」の「邪論の凶器」だ。

青木 そういえば最近も新潮は、巨額の賠償金と謝罪広告が命じられたな。
迫本 それは熊本の医療法人を狙ったデマ事件だ。
 昨年の12月27日に熊本地裁から賠償金990万円と謝罪広告が命じられた。
青木 990万円か。日本では「最高額」に近い賠償金じゃないのか。
森田 しかし、まだまだアメリカなんかに比べたら、全然、低い。安すぎる。
佐藤 その通りだ。たとえばアメリカで、テレビ局が、ある業者を盗品を売った≠ニ中傷した。
 この事件では、2億7600万円もの賠償が命じられた。
迫本 それに雑誌が有名女優を「破産者呼ばわり」した事件では、情報提供者に3億9600万円。
 有名ジャーナリストを「殺人犯呼ばわり」した事件では、雑誌社に1億4100万円を命じられている。
森田 日本とはケタ違いだな。

佐藤 だいたい、裁判に訴えることができる人は、まだいい。
 訴訟費用などの理由で、泣き寝入りさせられる人が、どれほど多いか。
青木 そうだろうな。今の日本の裁判制度では、たとえ勝っても、スズメの涙ほどの賠償金しか取れない。それでは弁護士費用も払えない。
 これじゃバカバカしくて、裁判を起こす気にもなれない。
迫本 それにデマを書いた側は、訴えられたら訴えられたで、また騒ぐ。
 「裁判報道」を名目にして、何年も何年も書き放題、騒ぎ放題だ。
青木 要するに今の日本の現状では、訴えたら、かえって逆効果。デマ雑誌の「思うつぼ」だ。
 これじゃ、訴訟なんか簡単に起こせるわけがない。
秋谷 その通りだ。恐ろしい構造になってしまった。
 抜本的に方式を考えるべきだ。同様に見られる他の雑誌も立ち上がるべきだ。
佐藤 私が知っている著名な学者も語っていた。
 「今の裁判制度では、裁判を起こしただけで損になる。『これで、また、ひと騒ぎできる』というのが、人権侵害雑誌の狙いだ。裁判も長くかかる。その間も、人権蹂躙の実害は増える一方だ。
 だからこそ『うかつに人の人権を侵害したら、とんでもないことになる』と思い知らせるような厳罰を与えるべきだ」と明言していた。
森田 まったく、その通りだ。鋭い、正しい見方だ。
青木 近年、報道被害は残虐、深刻になる一方だ。
 今こそ、政治家も、弁護士も、マスコミも、総力をあげて取り組むべきじゃないのか。
松村 今、裁判にかかる時間を短くするための裁判制度改革も検討されている。
森田 一刻も早く実現するべきだ。これ以上、人権侵害の被害を広げないために、即刻、断行するべきだ。
青木 だいたい、政治家は何をやっているんだ?
 国民の人権を守るのが、議員の仕事じゃないか。責務じゃないか。
 与党も野党も、もっと真剣に論議し、努力すべきじゃないか。
佐藤 イギリスの国会議員を見習え! アメリカの国会議員を見習え! フランスの国会議員を見習え!
 ――こう厳しく叫んでいる青年がいたな。
秋谷 公明党も、まだまだ手ぬるい。
 司法制度改革も、損害賠償の高額化も、もっと真剣に取り組んでもらいたい。人権を守る政党として、断固、立ち上がってもらいたい。
佐藤 我々を裏切るな! 正義によって立て! 断固として立ち、戦え! 我々を、いつまでも騙すな!

(2003.3.1. 聖教新聞)

 

<49>
出席者:秋谷会長、青木副理事長、松村副会長(弁護士)、佐藤総合青年部長、迫本青年部長

佐藤 日顕宗が、また裁判で断罪されたな。
青木 またまただな(笑)。
迫本 2月12日にも「シアトル事件」がらみのデマ事件で、日顕と日顕宗に400万円の賠償命令が下ったばかりじゃないか。
青木 たった2週間で、また大敗北だ(大笑)。
松村 今度は、一昨年に日顕一派が学会を中傷する違法なデマビラをバラ撒いた。そこで、学会が宗門と檀徒を訴えていた裁判だ。
佐藤 この裁判で東京地裁は2月26日、宗門と檀徒に100万円の賠償を命じる判決を下した。
秋谷 当然とはいえ、見事な判決だった。
青木 それにしても日顕宗は、たった1カ月の間に2回も断罪だ(笑)。日顕宗が、いかに悪辣な集団か。
秋谷 いや、これは重大事件だ。全部、日顕の責任だ。本当なら日顕は、法主を引退すべきだ。
佐藤 その通り。「邪悪坊主」日顕は、即刻、退陣しろ!
青木 これだけの大罪を作ったんだ。退座は当然だ。
佐藤 それもしない。できない。もう日顕やつは「生き地獄」だよ(笑)。
迫本 この事件が起きたのは一昨年5月――ちょうど東京都議選、参院選の直前だ。
 日顕直属の謀略グループの檀徒らが東京都内で、学会を中傷する違法ビラを大量に撒いた。
佐藤 それも深夜、ドブネズミみたいにコソコソ撒いていた(笑)。
迫本 しかも、このデマビラは「聖教グラフ」に掲載された写真を改竄(かいざん)したうえ、無断で使用していた。
松村 それを大量に撒き散らしたんだ。明確に「著作権法違反」だ。
 デマビラが、あんまり悪質なので、当時、学会は東京地裁に「ビラの配布禁止」を申し立てた。
迫本 これを受けて東京地裁は、ただちに檀徒に対して「ビラの配布禁止」の仮処分命令を下したんだ。
青木 そうだったな。仮処分の命令が下るというのは、このビラが明確な「違法ビラ」であり、極めて悪質、ということだ。
松村 そのうえで学会は同年6月、宗門と檀徒に対して、損害賠償およびビラの配布差し止めと廃棄を求める裁判を提起した。
迫本 今回、その裁判の判決が下ったというわけだ。
 日顕宗という集団が、どれほど極悪非道、悪辣千万か!
佐藤 その通りだ。
 今回の判決でも、学会の著作権物を悪用したビラのあくどさについてハッキリ断罪している。
松村 そうだ。
 「社会通念に照らして正当な範囲内の利用であると解することはできず、また、このような態様で引用して利用することが公正な慣行に合致すると解することもできない」と明確だ。
秋谷 鋭く見抜いた判決だ。
佐藤 しかも今回の判決で断罪されたのは、ビラを作ってバラ撒いた檀徒だけじゃない。
 その法華講の親玉、それに日顕宗の責任も認定。
 3者が連帯して100万円を支払うように命じている。
青木 檀徒だけでなく、檀徒の親玉や宗門まで連帯責任を取らされたんだ。
 今回の事件が日顕宗の組織的犯行≠セったと裁判所がハッキリ認定したも同然だ。

佐藤 しかも、だ。ほかならぬ日顕本人と、その檀徒どもが、どれだけ根深く結託していたか。今回の判決で、徹底的に暴かれた。
松村 その通りだ。その檀徒どもが中心になって作っている機関紙を、実は日顕本人が、大々的に啓蒙(けいもう)し、宣伝していた(笑)。
 たくさん取れ≠ニ命令したり、自分でも駄文(だぶん)を載せていた。判決は、そうした事実を厳しく指摘している。
佐藤 そのうえで裁判所は日顕宗にも監督責任がある≠ニ断罪したんだ。
青木 要するに、日顕本人が調子に乗ってギャーギャー騒いだことが、動かぬ証拠になって負けたわけだ(笑)。
秋谷 まったくバカなやつだ(大笑)。

(2003.3.3. 聖教新聞)

 

<50>
出席者:秋谷会長、青木副理事長、原田副理事長、松村副会長(弁護士)、佐藤総合青年部長、迫本青年部長

佐藤 それにしても日顕一派は、選挙のたびにデマビラを撒いたり、学会への嫌がらせをやってきたな。
迫本 それで、そのたんびに刑事告訴されたり、訴えられたり、「バカ丸出し」で大失敗している(大笑)。
松村 いや、その意味でも、今回の判決は画期的だった。
 というのも、宗門のビラ撒きは「日蓮正宗の活動に密接に関連するもの」「日蓮正宗の事業の執行」だと認定したんだ。
迫本 卑劣、低劣、愚劣なデマビラをバラ撒くことが活動≠ナあり事業≠ゥ(笑)。
 さすがは「ハレンチ法主」の「淫祠邪教(いんしじゃきょう)」だけのことはあるな(大笑)。
青木 学会は国を良くしたい、政治を少しでも良くしたいと、支援の活動に取り組んでいる。
 それを日顕宗の連中は、嫉妬に狂って、下劣なビラを撒いては法廷で度々(たびたび)、断罪(笑)。

佐藤 どうせ今回のも、日顕のやつが、嫉妬に狂ってやらせているんだろう(笑)。
迫本 その証拠に、今回のデマビラの発行元になっている団体も、その実態は日顕直属の檀徒グループだ。完全に日顕宗のダミー団体だ。
原田 それに、凶悪な恐喝事件を起こした極悪ペテン師、山崎正友とも深く関係している。
秋谷 全部、正体が分かった。
迫本 だいたい今回、ビラを作って断罪された檀徒の男は、山崎が「使いっ走り」に使っているやつだ。
佐藤 山崎が訴えられている裁判なんかでも、出廷した山崎のあとを金魚のフンみたいにくっついて、ヘコヘコ「カバン持ち」をしている(笑)。
青木 結局、これまた陰の首謀者は、日顕と山崎の「嫉妬狂コンビ」だ(笑)。
秋谷 本当に、山崎というやつは「厄病神(やくびょうがみ)」だな。全部、大失敗だ(笑)。
原田 あいつとくっつくと、必ず不幸になる。裁判も負ける。断罪される(笑)。
迫本 今は日顕が、一番、食いつかれている(大笑)。
青木 もう日顕は生きていること自体が地獄だ。法主の座にしがみついて生きていること自体が地獄だ(大笑)。

秋谷 それにしても日顕一派は、選挙の時期になると学会に嫌がらせを仕掛けてくる。その謀略の全貌が改めて今回のビラの事件でハッキリした。
原田 やつらにとっては、選挙なんて、どうでもいいんだ。ビラが撒ければいい。何とか邪魔をしたい。嫌がらせをしたい。ただそれだけのことだ。
迫本 実際、前回の参院選でも「嫌がらせ」のために、日顕宗の檀徒を二人も立候補させたじゃないか(笑)。
青木 当然、泡沫(ほうまつ)候補で落選したけどな(笑)。
松村 得票数が、あまりにも低すぎて、1200万円の供託金も没収されたよ(大笑)。
佐藤 その檀徒候補の選挙対策責任者も、こう証言していた。
 日顕一派は「選挙運動という名目があれば学会攻撃のビラが撒ける」という思惑だった。誰かを担ぎ出して学会攻撃の道具にしたかったんだ≠ニ話していた。
青木 なんだ、こいつらは選挙運動を何だと思っているんだ?
原田 日顕らにとっては、選挙も「妬み」「そねみ」「逆恨み」を晴らすための道具なんだ(笑)。
 だから、事件ばっかり起こしているじゃないか。
佐藤 昨年末(12月25日)にも、大阪の平等寺にいる近山智秀という坊主がデマビラ事件を起こして、大阪地裁堺支部で断罪された。
 こいつらも選挙にかこつけてデマビラを撒いていた。
迫本 その通りだ。近山と檀徒が2000年の衆院選の前に公明党、学会を中傷するデマビラを撒いた。
松村 この事件で公明党が近山らを提訴。
 昨年12月、大阪地裁堺支部は、近山と檀徒に損害賠償60万円の支払いを命じる判決を下した。
迫本 当たり前だ。近山のやつは、寺の集まりでビラの束を叩きながら選挙前に配れ≠ニ檀徒にハッパをかけていたというじゃないか。
青木 坊主が檀徒に違法ビラを配らせる――完全に組織的犯行じゃないか。
松村 だから判決でも「近山の指示あるいは指導のもと、本件ビラ配布行為を行った」と近山をハッキリ名指しで糾弾している。
佐藤 それだけじゃない。ビラを撒いた目的も「選挙狙い」と認定している。
松村 そうだ。「衆議院選挙に向け、原告(=公明党)の勢力伸長を阻止するための一種の事前運動」「極めて悪意に満ちたもの」とまで厳然と断定している。
秋谷 日顕宗の坊主や檀徒は、このほかにも、あっちこっちで選挙狙いのデマビラを撒いて、学会や公明党から訴えられている。
松村 「名誉毀損罪」「公職選挙法違反」などで告訴、告発されている。
 どこまで悪いやつらか!

原田 それにしても間抜けなやつばかりだ。選挙にかこつけて学会を攻撃しようとしたが、目論見(もくろみ)は全部、大失敗。
佐藤 あんなデマビラは、頭がおかしいやつが配っているとしか誰も思わない(爆笑)。
青木 まったくだな。
 撒いたビラは完全に違法。配布禁止の仮処分。著作権法違反で100万円の賠償命令だ。
佐藤 学会を攻撃するつもりが、逆に、自分たちが厳しく裁かれた(笑)。
原田 もう、こんな狂った日顕と宗門に嫌気がさして、去年だけで約3万人も法華講をやめている。
秋谷 御聖訓に「犬は師子(しし)をほうれば腸(はらわた)くさる・修羅(しゅら)は日輪(にちりん)を射奉(いたれまつ)れば頭七分に破(わ)る」と仰せの通りじゃないか。
青木 まさに「還著於本人(げんちゃくおほんにん)」だ。厳しい仏罰だよ。
秋谷 日顕のやつは、どう逆立ちしても学会に敵(かな)わない。勝てない。それで妬みに狂って、デマビラを撒いては大恥をさらしている。
 法律上も社会からも、厳しく制裁を受けている。
 このこと自体、日顕宗が日蓮大聖人とは無関係の「邪教」である何よりの証拠だ(笑)。

(2003.3.4. 聖教新聞)