<仏法基調の平和と文化と教育>

 21世紀の展望を語る 

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出席者:秋谷会長、森田理事長、青木副理事長、松村副会長(弁護士)、佐藤総合青年部長、迫本青年部長

青木 あの「学歴詐称」の竹入と同様、学会に大恩を受けながら反逆した、恩知らずの元議員がいるな。
森田 あの竜なんかも、そうだ。
青木 本当に嫌な、「竜」どころか「ヘビ」みたいな男だったな(笑)。
秋谷 あの男も結局、インチキ男の正体が全部、バレた(大笑)。
佐藤 議員をやめたあと、日顕宗に必死にゴマをすって、1000万円もせしめていたじゃないか(笑)。
松村 竜本人が大石寺宛に書いた領収書まで出てきた。
森田 卑しい男だ! 卑劣、下劣の「悪徳議員」「魔性の議員」「不知恩の議員」めが!
青木 あんな低劣、愚劣の悪党がいなくなって、本当に清々したな(笑)。
迫本 あの男が長年、居座っていた品川区の同志も、万々歳、拍手喝采だ(爆笑)。

青木 竜は都議会議員を26年間も、やらせてもらった。
 ところが昭和60年に議員を引退したとたんに支持者の恩を仇で返した。
 日顕の手下になって学会中傷のデマを騒ぎ始めた。
森田 あの卑しい本性なんか、みな知っている。
 一つの原因は、あの男は、もともと国会議員になりたくて、なりたくて、しょうがなかったんだ。それで、なれなかったから、反逆したんだよ(笑)。
青木 一つは国会議員になれなかった逆恨み。藤原もそうだ。
 あとは必ず金、女、嫉妬で退転。党でも人間として最低の堕落の方向に向かった。それで必ず悪い連中と付き合いはじめる。
 誰だって知っている(笑)。
森田 しかも、地元の品川区の区長を狙ったこともあった。
青木 ところが、あの人格破綻(はたん)めいた行動、学問もないのに、あの威張りくさった態度、「自分のため」しか考えない、根本的な性格的異常さ等々に対して、これまた誰からも相手にされなかった。
 そこで立候補もできなかった(笑)。
佐藤 当たり前だ(爆笑)。
森田 誰からも相手にされなかったあの男はオレは品川に個人票がある≠セの、公明党なんて言わなくても票が集まる≠セのと、さんざん大ボラを吹いていた(笑)。
 誰もがみな、竜を嫌い、信用なんかしなかった。
青木 皆、ゲラゲラ笑っていたな(笑)。
佐藤 何が個人票がある≠セ。バカバカしい! だったら、勝手に選挙に出ればよかったじゃないか。
 全部、ハッタリもハッタリ(笑)。自分一人じゃ手も足も出ないくせに、何いってんだ(大笑)。

秋谷 だいたい竜が、どれほど学会に大恩を受けたか。
 議員になる前の昭和26、27年ごろに、あの男がオートバイで交通事故に遭ったときも、そうだった。
森田 よく覚えている。あの時も竜は、一人では何もできなかった。
 別れた前の女房も騒ぎ回るだけで、何の役にも立たない。
 そこで、可哀想に思われた池田先生が全部、交渉してくださった。
 そのおかげで竜は、当時のお金で8万円もの大金を整理していただいたんだ。
 大学卒の初任給が約6500円(昭和26年)だったころのことだ。
秋谷 その通りだ。みんながよく知っている。
森田 あの時、竜は、包帯だらけの傷痍(しょうい)軍人みたいな姿で、池田先生に本当に申し訳ありません。ご厚情は一生、忘れません≠ニ最敬礼して感謝した。
 畳に頭を擦りつけんばかりにしてこの御恩は一生、忘れません≠ニ頭を下げた。
 当時のことをよく知る吉田顕之助さんや酒井義男さんたちも、みな知っていることじゃないか。
青木 それを竜は、後になってやってもらって当たり前≠フように、騒いでいる。
 一事が万事だ。あの男が、どれほどの恩知らずか!
 亡くなった北条会長からも、よく聞いている。

森田 そもそも竜なんか、戸田先生から全然、信用されていなかった。
 信用どころか、戸田先生から、しょっちゅう厳しく叱られ、シッポを巻いた犬みたいに震え上がって、小さくなっていた(大笑)。
秋谷 とにかく戸田先生から貴様の性根は悪い。貴様の態度は横柄だ%凵A何かにつけて叱られていた。
 私や森田さんをはじめ、当時の青年部幹部は、みな知っている。
森田 会長室でお前なんか出ていけ! 私の弟子じゃない≠ニ皆の前で叱られたこともあった。
 竜と藤原は、絶対に信用するな。必ず退転して、狂った人生をたどるからな≠ニ最後まで厳しく見ておられた。
秋谷 その通り、その通り。
 よく側近には竜は必ず反逆するから気をつけろ≠ニ、言っておられたな。
 和泉、辻、柏原さん、それに亡くなった北条さん、牛田さん(青年部長)なども、みな聞いたいることだ。

森田 そんな男だから、昭和42年に公明党が初めて衆議院に候補を立てた時も、みな竜を候補に出すことに大反対だった。
秋谷 「あんな男が代議士になったら、何をやるか分からない」「危なくて仕方がない。とんでもないことだ」と、みな一致して猛反対した。
森田 とにかく見栄っ張りで、大物気取りで、誰からも嫌われ抜いていた。地域の人たちも皆、本当にウンザリしていた。
秋谷 その通りだった。とにかく「オレが、オレが」の自己顕示欲の固まりだった。
青木 竜など、今や誰からも相手にされない。どこにも出られない。本当に無惨な姿だ。
森田 退転、反逆の輩(やから)の末路は悲惨だ。
 老醜、老残の極みじゃないか。

(2003.3.5. 聖教新聞)

 

<52>
出席者:秋谷会長、森田理事長、青木副理事長、松村副会長(弁護士)、佐藤総合青年部長、迫本青年部長

森田 反逆した元議員の竜といえば、あの男ほど「金に汚い」男もいなかった。我々も本当に迷惑を受けた。
佐藤 宗教専門紙によれば、竜は議員だったころ、品川区五反田の土地再開発事業に目をつけた。
 ビルの建設絡みで、地元の商業組合と契約先の間に入って、暴利を貪(むさぼ)った。
迫本 その後も、商業組合から「謝礼金」を巻き上げるわ、ビルの一室まで提供させるわ、やりたい放題だったという。
佐藤 それに、あの男は家畜の内臓を処理する財団法人までつくって、荒稼ぎしていた。
青木 平成4年には新聞に都監査委員が知事に是正を求める勧告≠ニ出ていたな。
森田 それに竜といえば、極めつきの「女狂い」だ。
迫本 これも有名だ。以前、竜の被害者が書いた日記が、宗教専門紙に暴露された。
 あんまり汚らわしいので紹介しないが、いや下劣も下劣(笑)。
森田 とにかくケタ外れの権力欲、名誉欲、金欲、色欲の固まり。
 そのうえ、頭が悪い(笑)。あの極悪ペテン師の山崎正友からもバカにされ切っていたじゃないか。
松村 山崎が日顕に出した手紙の中にハッキリ書いている。
 竜はボケている
 竜の感覚は古くて、現状とかみ合わない。フォローに苦労した%凵Xと、さんざんこき下ろしていた(笑)。

森田 だいたい、戸田先生の事業が苦境にあった時、竜はどう言っていたか。
 「戸田先生の事業の問題は、折伏の邪魔になるんだ」と吐き捨てるように言い放っていたこともある。この時から、師匠に対する反逆心が、もはや芽生えていた。
秋谷 それが竜の本性だ。戸田先生を尊敬しているように見せながら、恩を全部、仇で返したんだ。
青木 竜は最近、何やってんだ?
佐藤 いや、それが最近、どこで何やってんだか(笑)、めっきり姿を見なくなったようだ(大笑)。
森田 今や、どこにも出られない。本当に仏罰は厳しいな。

青木 竜といえば、あの男の子分に、これまた恩知らずの桑原というのがいたっけな。
佐藤 大田区で区議を4期も務めさせてもらいながら、支持者の大恩を裏切った男だ。
迫本 昔から「大ウソつき」で、地元の評判は最低最悪だった。区議の時も、地域住民から「何を頼んでも、全然、頼りにならない」という悪評だらけだった。
青木 みな、どれだけ苦労したか。
佐藤 何しろ、自分では原稿ひとつ、まともに書けない(笑)。
 区議の時も、後輩に原稿を書かせて読んでいたぐらいだ(大笑)。

秋谷 もともと「寺にベッタリ」の、寺信心の男だった。
 今回の宗門事件が起こったときも、地元の宝浄寺の大村寿顕のところに出入りしては、さんざんデマを流していた。
森田 牧口先生は悪人ほど群れたがる≠ニ喝破(かっぱ)された。反逆した元議員は必ず坊主と結託しているな。
青木 この大村というのも、本当にズルがしこい坊主だ。
 大村は日達法主の時代に、宝浄寺に入ったが、さんざん供養を搾りに搾り取ってきた。
 その裏で、学会を中傷し抜いてきた。
森田 その通りだ。大田区といえば、池田先生が指揮を執られた蒲田支部――学会伝統の地だ。
 そこで学会を攻撃すれば点数が稼げる。日顕にゴマがすれる。全部、計算ずくで、さんざん学会中傷のデマを流してきた。それほどズルがしこい坊主だ。

佐藤 とにかく、この桑原という男、その大村の手下だから当然、勤行もしない(笑)。家族が呆れ返っていたほど、昔っからサボっていた。
迫本 それにまた親分の竜とソックリで、顕示欲が異常に強い。
 大物気取りで週刊誌に出てオレは学会と公明党に半世紀いた。何もかも知っている≠ネんて言っていた(爆笑)。
森田 とんでもない。勤行もしない男が! そんな大ボラ、誰が信用するか(大笑)。
青木 大田区の地元の公明党区議も「桑原なんて男、何をやっていたか、まるで知らない。口をきいたこともない」と、みな言ってるぞ(大笑)。
森田 勤行もできない、昔から「ウソつき」と笑われてきた男だ。今日に至るまで何十年間、誰も信用していない。
迫本 とにかく、あの札付きの竜の子分で、大村の子分。そんな男が今ごろ何を言うか(大笑)。
佐藤 この桑原というのは今年で90歳になる。
 ところが最近もデマ雑誌に出たり、また共産党の機関紙に出ては、ホラ話を吹き続けて、大恥をかいている。
青木 地元、大田の人たちからも、すっかり鼻つまみものだ(笑)。「またあのデマ爺が」と、せせら笑っている(大笑)。

(2003.3.6. 聖教新聞)

 

<53>
出席者:秋谷会長、青木副理事長、原田副理事長、松村副会長(弁護士)、佐藤総合青年部長、迫本青年部長

秋谷 旭日の勢いで前進を続ける学会は、裁判でも連続勝訴。全裁判で勝利している。
青木 「創価の正義」が満天下に証明されているな!
原田 一方、あの「ニセ法主」の日顕一派は、裁判でも断罪に次ぐ断罪だ(笑)。
青木 その通りだ。それも、ほかならぬ日顕本人が厳しい断罪を受けている。
秋谷 大聖人は、訴訟・裁判は「邪見を摧破(さいは)し正義を興隆」する絶好の機会であるとされていた。
 一連の裁判を通じて、創価の正義は、いよいよ興隆。日顕宗は、その邪見をことごとく打ち砕かれた。
迫本 仏法は厳しいな。学会は本当に正しい。日顕宗は狂いに狂っている。裁判の結果は、その厳正な証明だ。

原田 なかでも、あの「シアトル事件」だ。日顕宗は1審で完全敗訴。
 日顕は「ハレンチ坊主」と明確に断罪されてしまった(大笑)。
佐藤 その後、日顕側の「全面取り下げ」で裁判が終結した。
秋谷 法主が白旗を揚げて全面降伏したんだ。一宗の大恥だ。みっともない(大笑)。
青木 取り下げるなら、最初から訴えなければよかったじゃないか(爆笑)。
佐藤 だいたい日顕のやつは「あれが本当だったら、法主を辞める」なんて、さんざん虚勢を張っていた。にもかかわらず、大敗北したんだ(笑)。
原田 それが悔しくて、日顕は、今年の年頭にシアトル事件は学会の捏造だ≠ネんて、また蒸し返してきた。
迫本 何いってんだ!
 あの裁判は自分のほうで訴えて、自分たちで裁判を取り下げたんじゃないか。
佐藤 捏造だというなら、なんでやめたんだ?
 ハッキリ言ってみろ!
秋谷 まったくだ。裁判は宗門の大敗北だ。あの裁判では裁判費用1400万円も全額、宗門が支払った。
原田 学会は一銭も払ってない(笑)。
青木 それに日顕が必死で書いたシアトル事件の言い訳本≠セって、裁判を取り下げた日に販売をやめたじゃないか(笑)。
迫本 これだけ明確になっているんだ。第1審判決の、どこが捏造なんだ? 全部、真実じゃないか。

原田 しかも日顕は、シアトル事件絡みのデマ事件でも断罪された。
松村 2月12日に東京高裁が、日顕と宗門に対して、連帯して400万円の損害賠償を命じる判決を下した。
青木 当たり前だ。何しろ日顕宗の連中は平成7年、学会がアメリカ連邦政府のコンピューターにニセ情報を埋め込んだ≠ネどと荒唐無稽なデマで騒ぎ立てたんだ。
松村 昨年2月、第1審の東京地裁はデマを流した日顕宗を断罪し、宗門に損害賠償を命じた。
 そして今回の判決では、日顕本人が「宗務院を指揮してこれを行わせたもの」と日顕個人の関与を明確に認定。日顕本人に対しても賠償命令を下したものだ。
佐藤 これまた日顕のやつが書いた、くだらない言い訳本≠ェ元凶になって、日顕本人の責任が厳しく問われたんだ。
秋谷 仮にも法主がデマ宣伝をけしかけて敗訴する。本当だったら、これだけでも退座するべきだ。
青木 まったく、その通りだ。日顕よ、即刻、退座しろ!
原田 だいたい日顕は、離脱した僧侶をデマで中傷して、裁判で厳しく断罪された前歴がある。
佐藤 その通りだ。日顕は、改革同盟の池田託道住職(滋賀・世雄寺)が、あたかも金銭目的で宗門を離脱したかのような大ウソをついた。
松村 当然、池田住職は提訴。1審判決では日顕の名誉毀損を断罪し、損害賠償30万円の支払いを命令した。続く大阪高裁も平成12年12月、1審判決を全面的に支持し、日顕敗訴の判決を下している。
青木 80歳にもなって、デマで敗訴。また自分の遊興が原因で敗訴。それで日本中の笑いものだ。
 こんな惨めな、みっともないやつは、いないよ(笑)。
佐藤 それに宗門のデマ事件といえば、先日も、宗門と檀徒連中が悪辣な著作権法違反のビラを撒き散らした事件で、100万円の賠償命令が下ったばかりだ(2月26日、東京地裁)。
原田 これは日顕宗の檀徒らが一昨年の東京都議選、参院選の前に学会を中傷する違法ビラを撒いた事件だ。
松村 判決では宗門のビラ撒きが「日蓮正宗の活動に密接に関連するもの」「日蓮正宗の事業の執行」だったと認定された。
迫本 愚劣、卑劣なデマビラを撒き散らすことが活動∞事業≠セよ(笑)。
 裁判所から、こんな認定をされた宗教団体なんて聞いたことがない(笑)。どれほど悪辣なやつらか。
佐藤 選挙狙いのデマビラ事件といえば、昨年12月にも、大阪地裁堺支部で日顕宗の近山智秀(大阪・平等寺)という悪坊主と檀徒が断罪され、60万円の損害賠償命令が下っている。
青木 これは公明党が訴えていた裁判だな。
原田 これもまた、ビラ撒きの目的が「選挙狙いにある」と明確に認定された判決だった。
松村 その通り。判決では「衆議院選挙に向け、原告(=公明党)の勢力伸長を阻止するための一種の事前運動」「極めて悪意に満ちたもの」と日顕一派の行動を厳しく糾弾している。

佐藤 本当に悪いやつらだ。これだけ悪辣な事件ばかり起こすのも、親玉の日顕が「ニセ法主」だからだ。
秋谷 まったくだ。あいつは20年以上も相承を詐称してきたニセ法主だ。
原田 その相承詐称疑惑が原因で、最高裁で3回も断罪されている。
迫本 その通り。日顕宗は離脱した改革僧侶に対して「寺を明け渡せ」と訴えた。
青木 宗門の法律≠ナある「宗制宗規(しゅうせいしゅうき)」には「法主は、宗祖以来の唯授一人(ゆいじゅいちにん)の血脈(けつみゃく)を相承し」云々と明確にある。ところが日顕には、宗制宗規にある、この肝心要(かなめ)の「血脈相承」がない。
佐藤 つまり日顕は「正式な法主」ではない。だから当然、住職を罷免処分する権限などない――改革僧侶側は裁判で、そう主張したんだ。
青木 その結果、日顕宗は最高裁で3回も負けたわけだ。
迫本 それに、あの日顕の「芸者写真」の裁判も、平成12年12月に東京高裁が学会勝訴の判決を下している。
佐藤 問題の写真は昭和61年11月22日、東京・赤坂の高級料亭に日顕宗の坊主らが集まった時のものだ。
松村 この写真が平成4年11月に「創価新報」に掲載されると、日顕宗は翌年5月に学会を名誉毀損で訴えてきた。
 東京高裁は、学会側の主張を認め、日顕宗敗訴の判決を下している。
秋谷 親玉の日顕が、このザマだから、手下の坊主も、続々と断罪されている(笑)。
迫本 まったくだ。まずは埼玉・能安寺の鬼畜坊主、水島公正! 昨年8月、悪質なデマ事件で断罪された。さいたま地裁川越支部から賠償命令が下っている。
青木 水島は全面敗北で控訴できなかった。
佐藤 それに愛媛県の下劣坊主、安沢淳栄(妙源寺)! こいつも元従業員から「賃金未払い」で訴えられて敗訴した。
 1審の松山地裁今治支部、2審の高松高裁ともに安沢に対する「未払い賃金」の支払いを命令。平成8年に判決が確定している。
原田 四国では、徳島県の日比野慈成(敬台寺)も断罪されたな。
迫本 日比野は改革僧侶らへの盗聴事件で敗訴。165万円の損害賠償が命令された。
 一昨年には最高裁判決で確定。日比野だけでなく、宗門の責任も認定し、宗門にも賠償命令が下っている。
佐藤 この事件は警察沙汰にもなった。
 刑事事件では盗聴を実行した調査会社の代表が逮捕、起訴されて「懲役8カ月(執行猶予3年)」の判決が下った。日比野をかばった寺の副講頭も罰金刑に処された。
青木 続々と断罪だな。
迫本 それにフランスにいる毛利博道も、外為法違反で名古屋の検察庁から起訴され、平成7年8月、裁判所から罰金20万円の有罪判決を受けている。
佐藤 それだけじゃない。毛利は、韓国の外為法にも違反し平成6年7月、釜山地裁から「罰金700万ウオン」の有罪判決が下っている。
原田 日本だけでなく、海外でも断罪だ。日顕宗は今や世界的な「不法集団」だ(笑)。
青木 だいたい、こんなやつが、いまだに住職をやっている。これだけでも、日顕宗が完全に狂っている証拠だ。普通だったら、とっくにクビだよ(笑)。

原田 それに日顕といえば、今や「極悪ペテン師」山崎正友の「一番弟子」だ(笑)。
 その師匠の山崎も、ずいぶん裁判で断罪されているな。
秋谷 何しろ山崎といえば、凶悪な「3億円恐喝事件」を起こして昭和56年1月に逮捕された大悪党だ。
松村 あの裁判では、昭和60年3月に東京地裁が「懲役3年」の実刑判決を下した。
 判決でも「幾多の虚構の弁解を作出し、虚偽の証拠を提出するなど、全く反省の態度が見られない」と厳しく断罪された。
佐藤 2審の東京高裁も当然、断罪。
 平成3年には最高裁の判決で「懲役3年」の実刑が確定。栃木県の黒羽刑務所に収監された。
原田 山崎は東京地裁で断罪された後、保釈中の昭和61年には麻雀賭博で逮捕されている。極悪人中の極悪人だ。
秋谷 山崎は、恐喝事件が原因で弁護士資格を失った。
 その後も有罪、断罪続きで、まさに「敗残の人生」「敗北の人生」をたどっている。
佐藤 最近も自分が起こした不倫事件が原因で、元不倫相手の夫から訴えられた。
 昨年9月には、福岡高裁が山崎を断罪。1審の大分地裁に続いて、山崎に慰謝料300万円の支払いを命じた。
迫本 それだけじゃない。山崎は自分の悪事の数々を、かつての仲間から暴露された。
 追い詰められた山崎は、自分のほうから、裁判をいくつも起こしている。
佐藤 全部あわせると十数件になるそうだ。
青木 まさに訴訟地獄≠セな(笑)。
秋谷 日顕にしても山崎にしても、年老いて断罪続き。業火(ごうか)で焼けるような人生だ。
原田 まさに日蓮大聖人が「末法の法華経の行者を軽賤(きょうせん)する王臣万民(おうしんばんみん)始めは事(こと)なきやうにて終(つい)にほろびざるは候(そうら)はず」と仰せの通りの哀れな姿だ。
秋谷 仏法の因果は厳しい。
 広布破壊の極悪の輩が、仏罰を受けていくことは、絶対に間違いない。

(2003.3.7. 聖教新聞)

 

<54>
出席者:秋谷会長、青木副理事長、原田副理事長、松村副会長(弁護士)、佐藤総合青年部長、迫本青年部長

原田 学会は、下らない嫉妬、焼き餅の悪口、中傷も、はるかに見下ろし、蹴散らして、堂々たる前進を続けている。
青木 デマを垂れ流してきた雑誌も、相次いで学会に公式に謝罪した。
原田 先日も『週刊現代』が謝罪広告を掲載したな。
佐藤 当然だ。何しろ『週刊現代』は平成7年、東京・東村山市の市議の転落死について、あたかも学会が関与した「他殺」であるかのように騒いだんだ。
青木 バカバカしい!
 荒唐無稽のデマの見本じゃないか。
松村 この「東村山デマ事件」では昨年10月、最高裁判所が講談社らの上告を棄却。損害賠償金200万円の支払いと謝罪広告の掲載を命じた判決が確定した。
迫本 これを受けて、『週刊現代』は「講談社代表取締役 野間佐和子」「元編集人兼発行人 元木昌彦」の連名で「貴会(=創価学会)の名誉を著しく毀損したことに対し、謹んで謝罪の意を表します」と明確に謝罪したんだ。
原田 当たり前だ。いや、判決確定から4カ月もたっているんだ。遅すぎたくらいだよ。

佐藤 判決は、『週刊現代』側のデタラメを厳しく断罪している。
 「当事者の一方のみに偏った情報を流すだけの報道は、民主主義社会において尊重されるべき紛争報道の名に値しない」
 「主張内容それ自体についての真実性ないし相当性の立証がなされていないことは明らか」
とバッサリだ。
松村 さらに「一般に、謝罪広告の掲載については、その性質上、その必要性が特に高い場合に限って命ずるのが相当」としたうえで、「本件ではその必要性が特に高い場合に当たるものということができる」と判断し、賠償金200万円に加えて謝罪広告の掲載を命じたんだ。
佐藤 つまり謝罪広告が命令されなければならないほど、悪辣極まるデマ記事だったということだ。
迫本 それに、謝罪広告といえば、あの『週刊新潮』だ(笑)。
佐藤 『週刊新潮』は平成11年7月、学会が北新宿で地上げを行っている≠ネどと、ありもしないデマを書き立てて、学会を誹謗、中傷してきた。
松村 当然のことながら、裁判は学会の全面勝利。最高裁は新潮を厳しく断罪。損害賠償400万円と謝罪広告を命令したんだ。
青木 この判決を受けて、『週刊新潮』は佐藤隆信社長と当時の編集長・松田宏の連名で「貴会(=創価学会)の名誉を毀損しました。よって、株式会社新潮社及び松田宏は、貴会に対し、謹んで謝罪の意を表します」と謝罪広告を掲載した。
原田 自分で自分のクビに「私がウソをつきました。申し訳ありません」と、看板をぶら下げたんだ(笑)。こんな大恥はない。
松村 判決も、新潮に対する厳しい言葉ばかりだ。
 「事実の重要な部分において真実であることの証明がない」
 「被告新潮社の記者らによる前記取材が極めて不十分」
と弾劾している。

迫本 これだけじゃない。『週刊新潮』は、学会に絡んだ裁判で連戦連敗。「全敗」だよ(笑)。
佐藤 その通りだ。
 さっき話の出た「東村山デマ事件」でも、『週刊新潮』は200万円の損害賠償命令を受けた。
松村 判決は「記事が真実であるとの証拠はなく、真実と信じる相当な理由も認められない」と明確に認定している。
原田 この判決の後、新潮は、さんざん「控訴する」と息巻いていたのに、断念して賠償金を払ってきたな(笑)。
佐藤 それに、交通事故の被害者である北海道の白山さんを、殺人犯に仕立てて騒いだ人権蹂躙(じんけんじゅうりん)事件。
 このデマ事件では平成10年、『週刊新潮』に対する110万円の支払い命令が最高裁で確定した。
迫本 これで『週刊新潮』は、平成10年には110万円、平成13年には200万円、平成14年には400万円と、学会側に対する損害賠償の支払い命令が確定したんだ。
佐藤 合計700万円を超える賠償金だ。金額も、だんだん上がっている。
青木 それほど『週刊新潮』が空恐ろしい人権蹂躙雑誌ということだ。
原田 そのうえ新潮は、謝罪広告まで出した。誰が見ても、どう見ても、『週刊新潮』の不正は明確だ。学会の正義派厳然だ。

佐藤 それに『週刊新潮』が狂ったように騒ぎ立てた事件といえば、あの函館のウソつき夫婦が起こした狂言訴訟!
青木 あの事件が、どれだけ類(たぐい)まれな極悪事件だったか。
 その証拠に、このデマを機関紙に載せた自民党は、時の橋本総理大臣、加藤幹事長が名誉会長と学会に2度も謝罪した。
秋谷 橋本元首相は、今年の1月にも、地元の岡山文化会館を訪問して「あれは謝るのが当然です」と明確に言っていた。
佐藤 それだけじゃない。この狂言訴訟では、1審の東京地裁が「訴権(そけん)の濫用(らんよう)」として訴えを却下した。
 この「訴権の濫用」の判決は「100万件に1件」といわれる画期的な判決だ。
松村 判決は、ウソつき夫婦に対し「事実的根拠を欠く」「極めて不自然かつ不合理」「およそあり得ない」「極めて不合理であり、納得させられるところはなく、およそ信用性に乏しい」と、厳しく断じている。
原田 時の総理も謝罪した。判決も「100万件に1件」と言われる「訴権の濫用」で却下された。こんな事件は前代未聞だ。まさに歴史的なデマ事件だ。

佐藤 この歴史に残る悪辣なデマ事件の首謀者が、ほかでもない『週刊新潮』だった。
 何しろ、新潮の記者の門脇という男が、ウソつき夫婦に、記事の内容から、記者会見、訴訟の段取りに至るまで、事細かに指示を出していた。
迫本 そうやってウソつき夫婦を唆(そそのか)しては、何と35回にもわたってデマ記事を書き殴ったんだ。
松村 しかし、その醜い魂胆も、バッサリ断罪された。新潮の姿勢も「スキャンダラスな内容のものをいたずらに報道されるいわれはない」と厳しく糾弾されている。
佐藤 そして「本件訴えは、訴権を濫用するものとして不適法」「原告の不当な企てに裁判所が加担する結果になりかねない」と、明確に断罪したんだ。
秋谷 ともかく、これで3大デマ事件は、すべて決着した。いずれも最高裁で断罪された。
 正と邪は、誰の目にも明確だ。偉大な歴史だ。
佐藤 おまけに、敗北続きのやつといえば、『週刊新潮』の腰巾着(こしぎんちゃく)みたいになっている「ガセネタ屋」がいる。
原田 ああ、あの乙骨だ。山崎正友の子分だ(笑)。
迫本 あの「ガセネタ屋」も、これまた裁判で連戦連敗だ。
 先月も、あいつが垂れ流した学会が墓苑で裏金♂]々なるデマ記事では、損害賠償50万円の支払いが確定した。
佐藤 あいつは東京地裁判決(昨年9月)に続いて、今年の1月、東京高裁で断罪された。その後、最高裁に上告する期間内に、上告できなかった。さんざん「上告する」と息巻いていたにもかかわらず、だ(笑)。
迫本 さんざん悪あがきした揚げ句、最後はシッポを巻いて逃げ出したというわけだ(笑)。
原田 あまりに厳しい判決で、グウの音も出なかったということだな(笑)。
松村 何しろ判決も(乙骨の)主張はそれ自体失当(=成り立たない)である」と一刀両断だ。
迫本 あの「ガセネタ屋」が断罪されたのは、これだけじゃない。『週刊新潮』が学会に謝罪した、例の「北新宿デマ事件」でも、荒唐無稽なデマのコメントを出して、損害賠償100万円の支払い命令。東京地裁(一昨年12月)、東京高裁(昨年6月)、最高裁(昨年11月)と立て続けに断罪された。
佐藤 これで乙骨は、たった1年たらずの間に4回もデマで敗訴したことになるな。
迫本 こんな「ガセネタ屋」なんか、危険で使えるわけがない。
 マスコミからも総スカンで、今や、まともに相手にしてくれているのは「デマ教団」の日顕宗と「デマ政党」の共産党だけのようだ(大笑)。
秋谷 ともかく正義の学会は、悪辣なデマを、ことごとく打ち破ってきた。
青木 デマは「民主主義社会の敵」だ。絶対に許してはならない。そうでなければ日本は暗黒だ。今後も、悪質なウソ、デマは徹底して撲滅していく以外にない。
秋谷 それこそが、日本に真の民主主義を築く戦いだからだ。我が創価学会の使命と責務だからだ。

(2003.3.8. 聖教新聞)

 

<55>
出席者:秋谷会長、青木副理事長、原田副理事長、松村副会長(弁護士)、佐藤総合青年部長、迫本青年部長

原田 ところで4月に統一地方選が行われるが、最近、「政治と金」の不祥事が相次いでいるな。
佐藤 国民はまたかと、呆れ果てているよ。
青木 公明党も、しっかりやってもらいたい。与党なんだし、どんどん腐敗をなくすため、勇気をもって変革して国民に応えてもらいたい。
秋谷 まったくだ。それと、もう一つ、政治家と役人の税金の無駄遣い、この問題も徹底して改めていってもらいたい。

松村 この前も「朝日新聞」(2月12日付)が社説で「国会議員の年金」問題を厳しく追及していたな。
迫本 「高額の年金を一律に支給するシステムには首をかしげざるをえない」「特権にあぐらをかいた国会議員に、国民の老後を左右する政策決定を託す気にはなれない」等とあった。
青木 まったくだな。誰が考えたって、その通りだろう。
佐藤 国会議員は在職期間が計10年を超えると、何と最低でも年間412万円もの年金がもらえる。
松村 しかも、その約70%が税金で賄われている。そのうえ、他の年金も「二重取り」できる。
迫本 1億2千万人の日本国民のうち、国会議員だけの特権だ。
佐藤 最近ようやく、見直しの動きも出ている。民主党も議員年金は恵まれすぎているから見直そう≠ニ言っているようだな。
原田 今ごろになって、やっと言い出したのか(笑)。
佐藤 しかも、あくまで「民主党の一部」だ(笑)。
秋谷 格好じゃなく、与野党ともに一致して、この問題を見直し、改革すべきだ。

迫本 この座談会では「議員の特権改革」について、今まで、さまざまな問題点を指摘してきた。議員年金についても、ずっと前から「見直すべきだ」と主張してきた。
秋谷 それが国民の声だからだ。「政治改革は、まず政治家改革から」。これが当然だからだ。
青木 やっと、その動きが出てきたな。
佐藤 まず国会では、永年勤続議員の特典が廃止された。
 昨年4月から「勤続25年以上の国会議員に対する特別交通費(月額30万円)」と「肖像画作製費(100万円)の支給」が全廃された。
青木 当たり前だ。偉そうに何が肖像画だ! とんでもないことだ。
松村 それに今年1月からは「勤続50年以上の議員に対する憲政功労年金(終身、年間500万円)の支給」が撤廃された。
原田 これも当然だ。遅すぎたくらいだ。
迫本 さらに国会議員の歳費も、昨年4月から今年3月までの1年間分が「1割削減」された。
佐藤 これら一連の改革だけでも、約19億円もの税金が節約された計算になる。
秋谷 大変な金額じゃないか。不況は深刻だ。国民は皆、大変な思いをしている。政治家も少しは肌身で分かってもらいたい。
青木 まったくだ。自分たちだけ、いつまでも「甘い汁」を吸うなんて、ふざけるな!
松村 その通りだ。特に公明党は先頭に立って政治改革を断行するべきだ。見直すべき問題は山ほどあるじゃないか。

佐藤 先日も「東京新聞」(2月19日付)が、官公庁の呆れた実態を取り上げていた。何と国家公務員の一部では、いまだに給料が現金で支払われている、というんだな。
迫本 僕も読んだ。今や民間企業では、給与は銀行振り込みが当たり前だが、国家公務員は違う。
 たとえば国土交通省では職員約4000人のうち、全額銀行振り込みは、わずか2、3割。残りは、いまだに現金支給を受けているそうだ。
原田 バカバカしい。20年や30年前じゃあるまいし(笑)。いちいち現金で渡していたんじゃ、手間がかかって仕方がない。
青木 だいたいコストのムダじゃないか。
佐藤 記事でも、その点を厳しく突いていた。現金だと、省庁側も銀行側も大変だ。
 何人もの職員が早出して手作業で給与を振り分けている。運搬の手間もかかる。その間の警備も、ひと苦労だ。
迫本 振り込みならコンピューターで一瞬だ。そんな時代に、どれもこれもムダな手間ばっかりだ。
原田 まったくバカバカしい限りだ!
迫本 現金で受け取っている人間は家内に給与額を知られたくないから≠セの給料日に銀行に並びたくないから≠セのと、勝手放題のわがままを言っているようだな(笑)。
青木 そんな自分勝手な連中、民間だったら、即刻クビか更迭(こうてつ)ものだよ(笑)。
秋谷 こういうのは一見、小さな問題のようだが、根は深い。
 役人にしても、議員にしても「自分たちは特別だ」と思い上がっている。だから、いつまでたっても特権を握りしめて離さない。
佐藤 もう感覚が麻痺しているんだ。自分たちでは気づかない。気づこうともしない。
 だから国民が厳しく追及するしかない。叫ぶしかない。
迫本 政治家も、役人も、特権意識を捨てよ!――そう我々も、もっともっと声をあげていこうじゃないか。
青木 大賛成だ。国政でも、地方でも、公明党が、いよいよ全力を挙げてもらいたい。そして国民から喝采を浴びてもらいたい。
原田 その通りだ。議員特権の廃止だって、公明党が自民党を動かして実現したものだ。日本の議会史上、初めての快挙だ。
青木 最近は僕の友人たちも「頑張っているじゃないか。ちゃんと実績を上げている。公明党が与党になって、よかったな」と言ってくれている。
秋谷 政治と金の問題も、いちばん取り組めるのが公明党じゃないか。どんどん国民のために戦うべきだ。国民はそういう政党を今、望んでいるんだ。

(2003.3.11. 聖教新聞)

 

<56>
出席者:秋谷会長、青木副理事長、原田副理事長、松村副会長(弁護士)、佐藤総合青年部長、迫本青年部長

佐藤 公明党は1月の全国県代表協議会でも「全国の地方議員が政治改革の先頭に立って戦おう」と、全員の賛成、賛同で決議した。
迫本 大きく分けて3つの点を決定した。
 まず「海外視察」についてだ。「党として自粛」「各地方議会にも予算の大幅削減を提案する」等と決めた。
青木 悪名高い海外視察だ! とにかく遊び半分の海外旅行≠ェ、あまりにも多い。公明党の主張は当然だ。
秋谷 これは必ず、やってもらいたい。やれば皆から一段と信頼される。

迫本 次に「政務調査費の見直し」だ。政務調査費というのは、議員や会派が調査活動を行うために、自治体が歳費とは別に経費を支給する制度だ。
松村 支給額が一番多い東京都などでは、毎月、議員一人当たり60万円も支給されている。全国の都道府県の平均でも、約35万円だ。
佐藤 ところが、この政務調査費の使い道は、ほとんどの自治体でノーチェックだ。なんと、何に使ったのか、領収書を提出する必要もない。
迫本 だから議員の中には、まったく仕事と関係のないことに好き勝手に使っている連中もいる。
松村 そういう実態をマスコミも取り上げている。飲み代に使ったり、カラオケ代に流用したり。完全に「公私混同」している堕落議員がワンサといる。
青木 一般の企業では考えられないことだ。
佐藤 そこで今回、公明党は「政務調査費の支出については必ず帳簿を作成する。領収書を添付するなど透明性を高める。余剰金が出た場合は返却する」と取り決めた。
原田 当然だ。国民は大賛成だ。すぐに実行してもらいたい。
秋谷 国民、市民の税金を、どう議員が使っているのか。きちんと報告するのは当たり前だ。国民には「知る権利」がある。
迫本 そして三つ目に、公明党は「海外視察」「政務調査費」の問題を含め、議会全般にわたって経費削減と改革を進める、と決めた。
 そのために「議会のあり方検討委員会」を各自治体に設置しようと提案した。
青木 大いに結構! 「有言実行」でどんどん進めてもらいたい。一段と「政治」が大事な日本になった。
松村 さっそく全国で公明党議員が立ち上がっている。これまでに、約30の地方議会で、この「議員改革案」を議長に申し入れ、実現を強く訴えている。
原田 もう全国的な運動になりつつあるようだな。これも、何の利害もしがらみもない公明党だからこそ、できることだ。
秋谷 ぜひ、この流れを大きく、強く進めてもらいたい。各党とも協力して、断固、実現してもらいたい。

迫本 このほかにも公明党は、地方自治体の行政能力の強化と合理化のために「地方議会の定数削減」や「市町村合併」にも取り組んできた。
松村 実際、来年3月までに、全国の市町村の総数は、現在の約3200から約2000に減る見通しだ。
秋谷 これも時代の流れだろう。
原田 確かに日本は、狭い国土に比べて、市や町などが多すぎる。そういう声が前々からあった。
迫本 多くの国民も合併に賛成している。
 「毎日新聞」が昨年末に実施した世論調査でも、市町村合併に「反対」は12%。「賛成」は「慎重に進めるべき」を含めて82%もあった。
佐藤 「読売新聞」も先月、全国の自治体の首長へのアンケート調査の結果を発表した。ここでも「市町村合併」について、66.7%の首長が「必要」と答えている。
迫本 地方議員の数も、かなり減ってきている。東京23区だけで、今回の統一地方選での議員定数は、4年前の前回と比べて40も減っている。
佐藤 ところが「市町村合併」にも「地方議員の定数削減」にも、全面的に反対してきた政党が一つだけある。
青木 ああ、あの共産党だな(笑)。
迫本 何だかんだと理由をつけているようだが、結局、自分たちの議席が減るのが嫌なだけじゃないのか(笑)。
佐藤 それでなくても共産党は、ここ数年、選挙で負けっぱなしだからな。
 一昨年は45人、昨年も34人‥‥この2年間だけで79人も地方議員を減らしている。
青木 これ以上、議席が減るのは困る。だからダダをこねているのか(笑)。
迫本 だいたい議席が減っているのは、定数のせいじゃない。独りよがりのデマ宣伝が原因だ(大笑)。

佐藤 そういえば2月20日にも、都議会で共産党のデマ宣伝が発覚して、議会が騒然となったばかりじゃないか。
迫本 共産党が最近、文京区内で配布したデマビラについて、公明党の木内良明都議が追及した一件だ。
松村 これは、都の保育政策について、都庁の内部メモを、まるで都の決定方針であるかのようにデッチ上げて大騒ぎしたものだ。じつに悪辣なデマビラだった。
迫本 当然、答弁に立った都の福祉局長も「局が方針を出した事実はない」「(決定事項とは)全く違う」とキッパリと否定した。
青木 ひどいな! いくら追い込まれているとはいえ、こういうインチキを、やっちゃいけないな。
佐藤 これには都知事も呆れ返っていた。
 「(共産党の行為は)卑劣というか、ある意味の事実の一種の窃盗に近い」
 「平気で白を黒と言い募るのは、やっぱり人格的に、どっかに欠陥があるんじゃないか」と痛烈に批判していた(笑)。
迫本 「公明新聞」によれば、先日も都議会で、医療機関が共産党に施設を提供している問題について質問が出た。
佐藤 これに対して都知事は「昔の赤ひげ≠ヘ仁術(じんじゅつ)を施す医者だったが、最近のアカ病院≠ヘ、へたをすると患者を殺しかねない」「こういった『医に名を借りた不正な政治行為』が行われないよう十全の努力をしたい。即刻考える」と答えた。
秋谷 いったい共産党は、どうなってんだ? こんなことばかりやってると、国民に嫌われるばかりだ。
原田 とにかく「政治改革」は、国民の皆が求めている喫緊(きっきん)の課題だ。各党が一致してやるべき「天の声」だ。
 デマビラなんか配っている場合じゃないぞ(大笑)。
秋谷 その政治改革の基本は「議員本人の足元」からだ。
 「手の届くところ」から徹底的に見直して、どんどんムダをなくすべきだ。
青木 公明党も、これからが、いよいよ「正念場」だ。支持者は皆、注目している。
 国政でも地方でも、各党、各会派と力を合わせて改革の先頭に立って戦ってもらいたい。期待に絶対に応えてもらいたい。

(2003.3.12. 聖教新聞)

 

<57>
出席者:秋谷会長、青木副理事長、原田副理事長、松村副会長(弁護士)、佐藤総合青年部長、迫本青年部長

青木 政界では、また「政治と金」の問題が取り沙汰されているな。
佐藤 最近も坂井隆憲衆議院議員が政治資金規正法違反で逮捕されたばかりだ。
迫本 報道等によれば、坂井容疑者が受け取っていた裏献金は総額2億円近いという。
佐藤 秘書の給与やコピー機など事務所の経費を負担させたうえ、800万円もする高級車まで買わせていたというじゃないか。
原田 悪辣だな!
佐藤 献金をしていた会社の社長が献金をやめたいと言うと「ふざけるな。払い続けろ」と怒鳴りつけた。そんなこともあったそうだ。
秋谷 こんな事件ばかりじゃ、国民の政治不信も高まるばかりだ。
青木 いつまでたっても、政治家というのは悪党だらけだな。悪いやつがいなくならないな。

原田 極悪の議員といえば、あの「学歴詐称」の竹入!
佐藤 最新の『第三文明』(4月号)にも竹入の学歴詐称は確信犯だった≠ニ出ていた。
迫本 その通りだ。私も読んだよ。
松村 公職者の経歴詐称は犯罪だ。政治家が選挙公報などで詐称した場合は、公職選挙法の「虚偽事項公表罪」に問われる。
佐藤 竹入のやつは、選挙公報なんかでは「昭和38年政治大学校卒」と書いていた。
迫本 ところが竹入は、マスコミや党に出した履歴カードやなんかでは「陸軍航空士官学校卒」などと書いていたんだ。
青木 おかしいじゃないか!
 それが本当だったら、選挙公報にも「陸軍航空士官学校卒」と書けばいいじゃないか。
 なんで、書かないんだ!
原田 ずる賢いやつだ!
佐藤 竹入は見栄を張りたい。しかし罪には問われたくない――そう思っていたんだろう。
迫本 だから、選挙公報なんかには、事実を載せておいて、マスコミ向けには見栄を張ってウソをついていたんだ。
 そうとしか考えられない。
原田 あいつは衆議院選挙に初当選した昭和42年(1967年)から、すでに、雑誌やなんかで「学歴詐称」していたからな。
佐藤 だから『第三文明』の記事でも「これは間違いとか、一時の気の迷いで済まされることではない。経歴詐称の確信犯的常習犯だった」と厳しく糾弾している。

青木 「学歴詐称」して議員の座に居座るなど、有権者に対する詐欺じゃないか。言語道断だ。
迫本 竹入がふんだくっていた議員の歳費も、今も懐に入れている年金も、国民の血税から支払われている。
原田 これだけ悪辣な学歴詐称がハッキリしたんだ。竹入は、歳費を全部、国民に返すべきじゃないか。
青木 年金だって返上しろ! この大ウソつきめ!
松村 そういえば先日(3月11日)の国会でも、公明党の風間昶議員が、同じような問題を取り上げていたな。
佐藤 議員の中には、悪事を働いて逮捕された後も、裁判で判決が確定するまで国会に居座る連中がいる。
 しかも、その間もヌケヌケと毎月、歳費を受け取っている。
松村 風間議員は「そういう場合、歳費の支払いを凍結するか、無罪が確定するまで預かればいい」と提案したんだ。
迫本 小泉首相も「よい提案だ。各党で協議する価値がある」と答弁していたな。
原田 当然の提案だ。国民は皆、大賛成だろう。

青木 ところで、極悪の元議員は竹入だけじゃない。
 元都議の藤原のやつも極悪人だ。
秋谷 戸田先生も全然、信用されていなかった。
 戸田先生は、つねづね「竜と藤原の二人には気をつけろ」と厳しく言われていた。
 皆が知っていることだ。
原田 藤原というのは、仕事もいい加減。部下には暴力を振るう。人を脅すのは、ヤクザ顔負けのやつだった。
青木 「次の男子部長はオレだ」なんて勝手に騒ぎ回っていたこともあったな(笑)。
秋谷 あの男は、区会議員になった時も、すっかり有頂天になって、戸田先生に「故郷に錦を飾るには、どうしたらいいか」なんて愚劣な質問をした。
 それで戸田先生から本性を見破られ、厳しく叱り飛ばされた。
 その場にいた私が証人だ。
 今でも忘れられない。
 あの時、戸田先生は烈火のごとく叱られた。
 「戸田の弟子となって、広宣流布に挺身し、幹部として故郷の土を踏むことが、最高にして永遠の錦ではないか!」と。
青木 藤原も自己中心の「オレが、オレが」という男だった。
秋谷 戸田先生は早くから、その卑しい、腐り切った性根を見抜いておられ、まったく眼中になかった。
青木 あいつも、後輩が国会議員になって、自分はなれなかったから、ドス黒い嫉妬で反逆したやつだ。
迫本 議員時代も、さんざん陰で私腹を肥やしていた。
 「一生、食いっぱぐれないほど金が貯まった」と言い放っていたそうじゃないか。
佐藤 知人が議員になった時も「オレが金を集めてやろうか」と、さも偉ぶって言っていたようだ。
迫本 それに高価なパーティー券を大量に売りさばいては荒稼ぎしていた。そういう話まである。

青木 そのうえ、女房がまた、見栄っ張りの権化も権化(笑)。
 完全に狂っていた。
秋谷 戸田先生も厳しく言われていた。
 「女房も女房だ。あの見栄っ張りの性格が、ますます亭主を狂わせている」と指摘されていた。
佐藤 亭主も妄想狂。女房も妄想狂。
 定職についたこともなければ学会活動をしたことのない自分のグータラ息子を「学会の会長にしよう」と本気で策謀した(爆笑)。夫婦揃って、完全に気違いじみていた。
迫本 そのうえ、亭主は何とヤクザに「殺人」を依頼していたことが発覚。
 それで誰からも相手にされなくなった。社会にも表にも出られなくなった。
原田 藤原のやつ、最近は何やってんだ?
佐藤 埼玉あたりに引きこもったまんまのようだ(大笑)。
青木 仏法の因果は本当に厳しい。竜も藤原も、今や誰からも相手にされない。見向きもされない。
佐藤 もう相手にしているのは、日顕と極悪ペテン師の山崎正友ぐらいだろう(笑)。
秋谷 二人とも学会から「永久追放」だ。
 退転者の末路は厳しい。
 戸田先生が学会を追放されることほど、恐ろしい、哀れなことはない≠ニ、おっしゃっておられた通りだ。

(2003.3.13. 聖教新聞)

 

<58>
出席者:秋谷会長、青木副理事長、原田副理事長、松村副会長(弁護士)、佐藤総合青年部長、迫本青年部長

原田 あの悪辣、陰険な「東村山デマ事件」で、またもや「学会側全面勝訴」の判決が下ったな(今月10日)。
青木 学会は、すべて「勝利また勝利」の連続だ。
原田 「完全勝利」の報を受けた、地元の東村山の同志も大歓喜していた。
秋谷 あの事実無根のデマ事件が発生してから8年になる。
 東村山のメンバーは、本当に頑張った。強くなった。
青木 その通りだ。年々、盤石(ばんじゃく)な勝利の基盤を拡大している。
原田 今年も、すでに3万2000もの正義の対話を広げた。目覚ましい前進だ。
秋谷 正義は厳然だ。「追撃」を、全国が期待している。

佐藤 デマ事件の発端は、こうだ。
 平成7年9月、朝木明代という、当時、東京・東村山市の市議が転落死した。
 これは当初から自殺ではないか≠ニ言われていた。
原田 ところが、そのことを報道した「創価新報」(平成9年5月7日付)を、朝木の亭主の大統と、娘の直子、それに一味の矢野という男が訴えてきたんだ。
青木 バカバカしい(笑)。
 メチャクチャな連中だな。
迫本 当然、今月10日、東京地裁は朝木、矢野らの訴えを全面的に棄却する判決を下した。
原田 当たり前だ!
松村 この「東村山デマ事件」絡みの裁判は、全部で5件あった。
 今回の判決で、その一切の裁判での「学会側完全勝訴」が決まった。一点の曇りもない「学会の完勝」だ。
原田 だいたい、朝木の死亡については、最初から警察も「自殺」と判断していたじゃないか。
佐藤 当時の報道にも「転落死は自殺」(読売新聞)、「『自殺の疑い強い』と捜査終結」(時事通信)等とあった通りだ。
松村 最終的に警察も「自殺」と判断し、検察も「自殺の疑いが強い」と最終発表した。もちろん捜査も完全に打ち切られている。
佐藤 それほど明快、単純な出来事だった。それを、この一味は、何と、その転落死に学会が関与していたかのように大騒ぎしたんだ。
青木 大ウソつきどもめ! とんでもない連中だ!
松村 このあくどいデマに対して「創価新報」は、平成9年5月、具体的な根拠を挙げて、一味の言い分を論破した。
迫本 たとえば朝木明代が転落死の2カ月前に洋品店で万引きを働いたとして「窃盗容疑で書類送検」されたこと。
佐藤 さらに明代が矢野と共謀して、万引き事件を隠すための悪辣な「アリバイ工作」をした疑いがあったこと。
迫本 しかも明代は、転落の4日後に、検察へ出頭することになっていたこと。
松村 その上で「創価新報」は「(明代の転落死は)自殺以外に考えられない」「学会は無関係」と報じたんだ。
青木 まったく正しいじゃないか。その通りじゃないか。
 その記事の、いったい「何が」「どこが」問題なんだ? バカバカしい!
迫本 ところが一味は何を狂ったのか、学会側を訴えてきた(笑)。
佐藤 それだけじゃなく「自殺の疑いが強く、他殺の確証は得られなかった」と発表した検察まで逆恨み(笑)。国を訴えた(爆笑)。
青木 まったく「気違い沙汰」だな(笑)。どれほど「常識外れ」のあくどい連中か、よく分かるじゃないか。
松村 当然、今回の判決は、学会側の主張を全面的に採用した。
 たとえば朝木明代の転落死については「明代が自殺をしたものと信じるについて相当の理由がある」と明確に認定した。
原田 「万引き」や「アリバイ工作」についても「明代が本件窃盗被疑事件(=万引き)を行い、かつ、明代と原告矢野が本件窃盗被疑事件についてアリバイ工作をしたものと信じるについて相当の理由がある」と結論している。
青木 市議が「万引き」「アリバイ工作」をやったとしたら大問題だ。
迫本 しかも、この朝木明代は、市の社会教育委員をやっていた(笑)。
原田 青少年や中高年の万引きが大問題になっているというのに、そう疑われただけでも、空恐ろしい限りだな!
松村 さらに、矢野らの「デマ」についても判決は「矢野が‥‥虚偽の事実を述べたものであると信じるについて相当の理由がある」と認定している。
迫本 そして「学会側の全面勝利」の判決が厳然と下ったんだ。
佐藤 結局、全裁判で学会が勝ち、朝木やら矢野やらのウソ、デタラメは、ことごとく木っ端微塵に粉砕だ(爆笑)。

原田 このデマ事件では、朝木らとグルになった『週刊現代』も裁判で大敗北(笑)。最高裁で断罪が決まったばかりじゃないか。
佐藤 昨年10月、最高裁が『週刊現代』と朝木父娘に対して、それぞれ「謝罪広告」の掲載と「損害賠償金200万円の支払い」を命じた。
迫本 これを受けて『週刊現代』は、3月8日号(2月24日発売)で、学会に陳謝する「謝罪広告」を掲載したんだ。
青木 当然だ。本当なら裁判所から命令されるまでもなく謝罪すべきだろう。それが「マスコミの良心」というものじゃないか!
佐藤 しかも朝木父娘という個人にまで「謝罪広告の掲載」が命じられた。こんなことは、あまり聞いたことがない。
秋谷 この一味がバラ撒いてきたデマが、いかに社会に迷惑をかけたか。極悪非道、悪辣千万の謀略だったか。この一事でも一目瞭然じゃないか。
迫本 しかし、この一味は、もう判決から4カ月以上たっているのに、いまだに謝罪広告を出していないな。
松村 別の裁判でも断罪されて、「東村山市民新聞」とやらに謝罪広告を出したことはある。しかし今回の一件では、まだ出していない。
青木 いつ出すんだ?
 いつ最高裁の命令に従うんだ? さっさと出せ! 社会をバカにし、裁判所をナメるのも、いい加減にしろ!

(2003.3.14. 聖教新聞)

 

<59>
出席者:秋谷会長、青木副理事長、原田副理事長、松村副会長(弁護士)、佐藤総合青年部長、迫本青年部長

迫本 前回、あの「東村山デマ事件」で、転落死した朝木明代の亭主・大統、娘の直子、その一味の矢野という男が断罪されたことが話題になった。
佐藤 だいたい今回の「創価新報」の裁判にしたって、訴えてきたのは朝木と矢野のほうだよ(笑)。
 あれだけ自分で裁判を起こしておきながら、裁判所から謝罪広告の命令を出されても無視。
青木 それだけでも言語道断だ。
松村 この「東村山デマ事件」では、『週刊現代』に謝罪広告と損害賠償200万円が命令されただけじゃない。
 あの『週刊新潮』にも一昨年5月、「損害賠償金200万円の支払い」が東京地裁で厳しく下っている。

佐藤 この判決は、新潮社が控訴を断念して確定。自分たちから「負け」を認めた。賠償金を学会に支払ってきた。
秋谷 「私はウソをつきました」と白旗を揚げたわけだ(笑)。
松村 ところで朝木と矢野は、平成7年から8年にかけて、自分たちが出すデマビラでも学会を中傷した。
 このデマ事件でも、賠償金200万円の支払いと「謝罪広告」の掲載が命じられている。
原田 朝木と矢野は一昨年12月の高裁での完全敗訴後、自分たちで上告を断念。判決が確定している。
青木 「勝ち目がない」と見て、シッポを巻いて逃げたわけだな(大笑)。
迫本 この一味への断罪は、こんなものじゃない。まだまだある。
 一味が「聖教新聞」の報道に難癖をつけてきた裁判でも、昨年11月、朝木側の完全敗訴が最高裁で確定している。
秋谷 月刊誌『潮』の記事を中傷した裁判でも一味は惨めに敗訴していた。
佐藤 それも1審の東京地裁(昨年3月)、2審の東京高裁(同11月)と、1年で2度も立て続けに完全敗訴だ(笑)。
松村 結局、この一味は、一切の裁判で全面敗訴。
 ただの一度たりとも勝ったことがない(爆笑)。

迫本 それにしても、これだけメチャクチャな裁判を起こす連中なんか、珍しいんじゃないのか(大笑)。
佐藤 あの極悪ペテン師の山崎正友くらいなものじゃないか(爆笑)。
原田 勝ち目がなかろうが何だろうが、とにかく裁判を起こして騒ぐ――誰が見たって狙いは明確だな。
青木 まったく悪辣極まる。裁判所もウンザリ、大迷惑だろうよ。
原田 東村山に住む私の友人も呆れ果てていたな(笑)。
迫本 だいたい、死んだ明代というのは、今回の判決で「明代が本件窃盗被疑事件(=万引き)を行い‥‥本件窃盗被疑事件についてアリバイ工作をしたものと信じるについて相当の理由がある」とまで認定されたやつだ。

佐藤 それに、「東村山デマ事件」では、あの「ガセネタ屋」の乙骨も、矢野や朝木とグルになって、狂ったように騒ぎ回った。
迫本 その通りだ。
 『週刊新潮』のデマ記事にも、乙骨が例によって例のごとく、ウソ八百のコメントを出していた。
松村 裁判にもノコノコ証人≠ニして出てきた(笑)。
佐藤 それだけじゃない。
 あの「ガセネタ屋」は、この東村山のデマを使った本まで出して、稼ごうとした(笑)。
青木 本を出したのが初めてで、うれしくて、舞い上がって、パーティーまでやったらしいな(大笑)。
佐藤 しかし結局、その東村山のデマは、裁判所で続々と断罪。
 自分のバカさ加減を、自分で晒(さら)すことになった(笑)。
迫本 みな、「こんなバカなライターが世の中にいるとは驚いた」と呆れ果てている(大笑)。
原田 間抜けな証拠に、その本が火元になって、仲間のはずの矢野や朝木と大ゲンカをはじめたそうじゃないか(笑)。
青木 まあ、我々には何の関係もないことだが、まったく「ごくろうさん」だ(爆笑)。

(2003.3.15. 聖教新聞)

 

<60>
出席者:秋谷会長、青木副理事長、原田副理事長、松村副会長(弁護士)、佐藤総合青年部長、迫本青年部長

原田 あのデマ雑誌の『週刊新潮』は、裁判で断罪に次ぐ断罪。今や「日本一のデマ雑誌」として赤っ恥を晒している(笑)。
迫本 あんな捏造(ねつぞう)雑誌、当たり前だ(大笑)。
青木 『週刊新潮』が創価学会に公式謝罪したことも、日本中に鳴り響いている。
佐藤 「もう電車の中で、あんな雑誌を読むのは恥ずかしい」と言っていた知人もいたな(笑)。
青木 とにかく、あの『週刊新潮』の悪辣、狡猾なやり口! あっちでもこっちでも非難の声があがっている。
佐藤 評論家の高崎隆治氏は、こう語っていた。
 創価学会に対する謝罪と同時に、一般読者への謝罪や反省が、ただの一語もない。学会が望んだのはむしろそちらの方ではないか。メディアが最も大切にしなければならないのは読者大衆であるという大前提を『週刊新潮』は完全に忘れている≠ニ言っていた。
原田 その通りだ。正論だ。心ある識者は皆、「『週刊新潮』は読者に謝罪すべきだ」と思っているよ。
迫本 元『週刊新潮』編集部次長でジャーナリストの亀井淳氏も激怒していた。
 週刊誌で三十数回も反学会という一つの方向から繰り返しキャンペーンを張ったことについての反省がない。裁判所に言われるまでもなく自主判断で謝罪広告を出すべきだ≠ニ厳しく指摘していた。
秋谷 まったく正しい。

佐藤 そういえば最近、出版業界の専門紙も、『週刊新潮』を厳しく糾弾していた。
 「裁判所の最終結論で雑誌側の謝罪が目立つ。宗教団体とのやりとりでの週刊誌の連敗も特徴的」とあった。
青木 まさに『週刊新潮』のことじゃないか(笑)。
佐藤 その記事は、「最近の裁判で、謝罪を続ける週刊誌のあまりの多さを見ていると、どの記事の内容も今ひとつ信頼をおけない」と鋭く分析していた。
迫本 「最近の雑誌の売行不振(うれゆきふしん)は、こういうところにも原因があるのではないか」「訴訟になり裁判所の判断で敗訴していくと、どうしても読者の信頼を失う」とも書かれていた。
秋谷 正論だ。まったく、その通りだ。『週刊新潮』なんて、もう誰からも信用されない。日本中の笑いものだ(笑)。
佐藤 だいたい『週刊新潮』のデマ記事には、「いつ」「誰が」「どこで」が一切ない。
迫本 その通りだ。
 「何時何分のことなのか」「朝なのか、夕方なのか」「何曜日のことなのか」「天気は、どうだったのか」「誰が、どこで見たのか」「証人は誰なのか」――。
 詳細に、鋭く見ていけば、証拠も証人も何一つない。全然、出せない。
青木 そんなデマ雑誌、裁判で負け続けるのも当然だ。国民から顰蹙(ひんしゅく)を買うのも当たり前の話だ。

原田 あの極悪雑誌が、どれだけ悪辣な人権蹂躙(じゅうりん)事件を引き起こしてきたか。
松村 とくに弁護士の間でも「あれは本当にひどい人権侵害だ」といわれているのが、北海道の「白山さん冤罪(えんざい)報道事件」だ。
迫本 何しろ、交通事故の「被害者」を「加害者」に仕立て上げたんだ。ウソ八百も八百。気違い沙汰のデマだったな。
佐藤 経緯は、こうだ。
 平成6年7月21日、北海道の日顕宗の坊主が、胆振支庁大滝村の国道で交通事故を起こして事故死した。
 それを『週刊新潮』は、突然、「殺人事件」云々と騒ぎ出した。
迫本 こともあろうに、その坊主から一方的に車をぶつけられた被害者の白山さんを「人殺し」呼ばわりしたんだ。
佐藤 だいたい、この坊主は、見通しの悪い急カーブに、何と時速100キロを超える猛スピードで突っ込んでハンドル操作を誤った。そして時速40キロで安全運転していた白山さんのトラックに激突した。
原田 時速100キロか!
迫本 まったくだ。死んだ人間を云々したくはないが、明らかに暴走じゃないか。
佐藤 翌日付の「読売新聞」「毎日新聞」等も坊主の運転ミスで白山さんのトラックに衝突した≠ニ明確に報道している。
秋谷 ぶつけられた白山さんこそ、いい迷惑だ。完全に被害者だ。
松村 実際、警察も保険会社も、坊主の側に100%責任があると断定した。白山さんは100%被害者ということだ。
迫本 その通りだ。坊主が、どれほど乱暴な運転をしていたかという証拠だ。
佐藤 法的にも、この坊主の暴走行為は「道路交通法違反」「業務上過失致傷」にあたるはずだ。
青木 もし事故で生き残っていたら立派な犯罪者じゃないか!

秋谷 この犯罪者に加担して、被害者の白山さんを、さんざん罵倒したのが『週刊新潮』だ。
迫本 その通りだ。『週刊新潮』の低劣、下劣の人権蹂躙記者どもが、94年9月1日号で「殺人だ、殺人だ」と大騒ぎしたんだ。
原田 もう気違い沙汰だ。どれほど白山さん一家が傷つけられたか。苦しめられたか。
迫本 白山さんは勇気を奮って提訴した。裁判では平成8年12月の1審、平成9年9月の2審ともに新潮側が厳しく断罪された。
佐藤 平成10年3月には最高裁で判決が確定。白山さんの無実は完全に証明された。
 『週刊新潮』側に損害賠償金110万円の支払いが命じられたんだ。
原田 当たり前だ。本当なら、損害賠償程度ですまされる話じゃない。絶対に許されない人権侵害だ。

(2003.3.17. 聖教新聞)