<71>
出席者:秋谷会長、青木副理事長、原田副理事長、松村副会長(弁護士)、佐藤総合青年部長、杉山男子部長
原田 前回、話題になった通り、日顕宗の策謀は全部、大失敗。
青木 埼玉の同志は、腐敗、堕落の坊主どものデマを痛快に打ち破りながら「正義の快進撃」を続けている。
佐藤 腐敗、堕落といえば、先日、私の学生時代の後輩の新聞記者が語っていた。
「近年の政治不信の原因の一つは市民派≠名乗る議員にある。
聞こえはいいが、最近、不祥事を起こしているのは自称市民派≠フ議員ばっかりじゃないか」と激怒していた。
原田 なるほど。鋭い見方だ。確かに金や異性がらみの事件、不祥事、問題だらけだものな!
杉山 埼玉県でも2000年7月、3区(草加市、越谷市)選出の代議士の後援会幹部が買収事件を起こして逮捕。罰金50万円を命令された。
佐藤 それの同じく埼玉県選出の参院議員。昨年4月、公設第1秘書だった自分の長男が「大麻所持」の現行犯で逮捕。
12月に千葉地裁から懲役2年、罰金50万円を命じられた。
松村 埼玉と隣り合わせの東京の多摩地域でも、東京21区選出の代議士が「秘書の給与をネコババ」で逮捕、辞職(2000年9月)。
「懲役1年6カ月」で服役した。
杉山 この代議士の元秘書も「覚せい剤所持」で現行犯逮捕された(同年11月)。
松村 八王子選出の代議士の公設第1秘書も「覚せい剤所持」で現行犯逮捕(2001年3月)だ。
佐藤 国会議員だけじゃない。
2000年4月には、国分寺市の市議が、知人女性の写真を勝手にホームページに掲載して名誉毀損容疑で逮捕された。
杉山 埼玉県では一昨年、当時30歳の春日部の市議が「勤務時間中」「市役所内で」20代の女性職員にセクハラ行為を働いて、辞職した。
佐藤 埼玉県西15区選出の県議なんか、実際は卒業していないのに「米コロラド州立フォートルイス大卒」と名乗って選挙活動をしていた。
青木 何だ何だ、竹入と同じ「学歴詐称」か(笑)。
杉山 そのうえ、この県議の系列の小川町議が買収事件を起こし、公職選挙法違反で逮捕。この県議は「連座制」で、同一選挙区から5年間の立候補禁止処分になった。
青木 確かに埼玉県内でも事件を引き起こしているのは市民派≠売り物にした議員だらけだな!
秋谷 一人や二人の不祥事なら、まだ分かる。しかし、これだけ犯罪だらけとなると「根」は深い。「体質問題」だ。
青木 まさに市民派≠ノはご用心、だな!
原田 だいたい何が市民派≠セ。1億2000万の日本国民全員が「市民」じゃないか(大笑)。
佐藤 バカバカしい。秘書の給料をネコババするのが市民派か?
青木 それこそ市民への重大な侮辱、冒涜(ぼうとく)じゃないか!
原田 そういえば先日も、市民派≠名乗る東京都議が強姦致傷罪で断罪されたばっかりだ。
松村 その通りだ。渋谷区選出の都議が27日、東京地裁で懲役3年の実刑判決を受けたんだ。
青木 「強姦致傷で実刑」か! 相当、あくどいことをやったんだな。
佐藤 新聞報道によれば、この都議は六本木のホステスを強引にホテルに連れ込んで暴行し、1週間の怪我を負わせたという話だ。
松村 判決では「被告の思い上がり、ごう慢さが出た犯行」「被告に投票した都民への重大な背信行為」と厳しく断罪している。
秋谷 まったく、その通りだ。背信も背信、有権者に対する、これほどの卑劣な裏切り行為はない。
杉山 しかも、この男、なんと都議会で厚生委員を務めていた(笑)。
佐藤 そのうえ公判でも起訴事実を認めていながら、都議には居座ったままだ。
松村 このまま実刑が確定すれば、都議を失職することになる。
青木 まったく何が市民派≠セ!
こんな議員がのさばっているから、政治不信が増すばっかりなんだ。
原田 昔の市民派≠ヘ地道にコツコツ活動していたが、今は風≠セのブーム≠セのばっかり気にしている「根無し草」だらけじゃないか。
杉山 それでいて、出世欲だけは人一倍。
なかには、こういうやつもいる。
議員バッジが欲しいあまりに、いったん有名企業に入ってから、すぐ辞める。そのうえで立候補する――要するに選挙用の「ハク」をつけるためだけに就職した≠ニいうやつもいるようだ。
佐藤 そういうやつに限って信念も哲学もない。無節操極まる。
杉山 とにかく「議員になる」「バッジをつける」のが目的だから、所属する政党なんか、どこだっていい(笑)。
選挙のたんびに、あっちこっちの政党を渡り歩く。そういう渡り鳥議員≠烽「る(大笑)。
佐藤 かと思えば、こういうのもいる。
任期も終えていないのに、途中でサッサと辞める。それで「格上(かくうえ)」の議会選挙に出て「クラ替え」を狙う。そういうやつまでいる。
杉山 結局、そのたんびに支持者の期待を裏切る。恩を仇で返す。
原田 とにかく「無節操」「無責任」。市民派≠フ正体見たり、だ。私の埼玉の友人も、そう怒っていた。
青木 バカバカしい限りだな!
秋谷 もう、有権者が一段と賢明になる以外にない。
「鋭く」「賢く」正体を見抜いていくことだ。
青木 とにかく市民派≠セの若さ≠セの、見かけや看板なんかに騙されないことだ。
原田 それにしても、問題を起こしている議員は、男ばっかりだな(笑)。
青木 まったくだ(笑)。だから先日、私の知る教授も語っていた。
日本のために、未来のために、もっと女性の議員を増やすべきだ。それが時代の趨勢(すうせい)だ。
その意味で公明党に大いに期待する≠ニ期待していた。
杉山 横浜市の中田市長も、公明党の女性議員について、こう語っていた。
公明党の女性議員は、男性では気づかない、女性ならではの視点からアドバイスをしてくれる。本当に助かります≠ニ最大に感謝していた。
青木 その通りだ。それが庶民の声だ。時代の要請だ。
(2003.3.29. 聖教新聞)
<72>
出席者:秋谷会長、正木東京長、西村関東長、河村総千葉長、佐藤総合青年部長、杉山男子部長
秋谷 この座談会で埼玉の友の活躍が話題になったが、何人もの千葉県の同志から「我が千葉を忘れてもらっては困る」(笑)との声をいただいた。
河村 その通りです。千葉は昨年、「史上最高の拡大」を達成したばかりです。青年部も大きく伸びている。
まさに「旭日(きょくじつ)の勢い」で前進している。
秋谷 池田先生も「見事なる『勝利の千葉』になった。新世紀の『千葉革命』の太陽が、いよいよ輝き始めた」と讃歎(さんたん)してくださった。
河村 ありがとうございます! 本当に、うれしいことです。
正木 とくに千葉駅を抱える千葉の心臓部「中央区」!
「前進!また前進!」の勢いは、東京にも鳴り響いている。
西村 ところで、統一地方選も近いが、なんでも千葉で県議の候補が公明党が住民移動をやった≠ニウソ八百のデマ宣伝をしているようだ。
正木 なんだと!
佐藤 ふざけるな! 「いつ」「どこで」「誰が」住民移動なんかやったんだ? ハッキリ証拠を出してみろ!
西村 それも公の場で言うと「違法行為」になるので、コッソリと「口コミ」でデマを流している。そういう話だ。
佐藤 そんな卑劣なデマを流す連中は、絶対に許さない。テープやビデオで現場を押さえて、どんどん告訴、告発してやろうじゃないか!
正木 当たり前だ。当然のことだ。必ず告訴しよう!
秋谷 だいたい、この種のデマは「朝日新聞」が調査した結果、真っ赤なウソだとして陳謝しているじゃないか。
河村 その通りだ。有名な話だ。
佐藤 「朝日新聞」徳島版が平成5年7月20日付で徳島県内の創価学会員の住民票が、東京都議選のために大量に移動されている≠ニ書いた。
正木 バカバカしい!
杉山 結局、「朝日新聞」は調査の結果、翌日付で陳謝。
「うわさのような事実はありませんでした。十分な裏付け取材をせず、掲載したことで、関係者並びに読者にご迷惑をおかけしました。おわびします」と明確に謝罪したんだ。
正木 当たり前だ。だいたい、選挙狙いでデマを流すのは明確に「公職選挙法違反」だ。
佐藤 その通り。「虚偽事項公表罪」に当たる。
有罪なら「四年以下の懲役若しくは禁固又は百万円以下の罰金」に処される。重大な犯罪行為だ。
秋谷 「ウソつきは泥棒の始まり」だ。選挙のために、なりふりかまわず悪辣極まるデマを撒き散らす。
そんな卑劣漢に政治家になる資格なんかない。
正木 そもそも選挙の時期になると必ず、この種の根も葉もないデマが流れる。とっつかまえて絶対に警察に突き出すべきだ!
杉山 そんなデマ捏造のウソつき候補、ネタが上がり次第に実名を公表して、全国的に糾弾しようじゃないか!
佐藤 やろう! 国民のため、社会のために、断じて叩きのめそう!
河村 デマもそうだが、何だ、相変わらずの「政治家と金」の問題は!
先日も坂井隆憲という代議士が「ヤミ献金」で逮捕されたあげく「議員辞職勧告決議」を受けたばっかりだ。
正木 それでも、しぶとく議員の座にしがみついている。辞める気配もない。
杉山 しかも、そういうやつをかばって国会議員の身分は重い。軽々しく辞めるべきではない≠ネんて言っている連中もいる(笑)。
正木 バカバカしい!
その国会議員の身分とやらに「ヤミ献金」や「たかり」でドロを塗ったのは誰だ!
佐藤 だいたい何が国会議員の「身分」だ、封建時代じゃあるまいし(笑)。
こういう時代錯誤の言葉を振り回す議員がいるから、国民の政治不信は深まるばっかりなんだ。
杉山 まったくだ。何が「身分」だ。国民をバカにするにも程がある。
そんな腐り切った特権意識に首までドップリ浸かっているから、いつまでたっても「政治家と金」の闇が叩き斬れないんだ。
佐藤 とにかく国会議員は猛省しろ! 特権意識を捨てて「政治家改革」に全力をあげろ!
西村 それにしても公明党が与党である意義は大きい。
これが自民党だけだったら、どうだったか。馴れ合いだらけ、腐敗だらけで、もっとメチャクチャだったはずだ。
河村 先日も日本経済新聞が社説で「政治と金」の問題について書いていた。
「与党の公明党の提案は自民党も無視することはできない」と評価していたな。
秋谷 「政治の浄化」は公明党の結党以来の大眼目(がんもく)だ。
公明党は断固として「清潔な政治」を実現してもらいたい。
佐藤 実際、公明党が与党になってから、汚職防止の法案も次々と成立している。
杉山 その通りだ。
今までの政権では実現できなかった「あっせん利得処罰法」も、公明党の主導で2000年11月に成立した。
河村 いいことじゃないか! 「何でも反対」の政党なんか、逆立ちしたって、できっこない実績だ(爆笑)。
佐藤 2002年7月には「官製談合防止法」が公明党の提唱で成立した。これは公共事業入札等での不正行為を禁止するものだ。
正木 これも「公明党が与党であればこそ」の実績だな!
秋谷 とにかく「金権腐敗」こそが政治不信の「元凶」だ。公明党は先頭に立って、断固、一掃してもらいたい。
河村 識者も公明党の活躍に期待している。そういう声が年々、強くなっている。
佐藤 北海道大学の山口二郎教授も、かつて語っていた。
公明党の主張が、小泉政権が変な方向に行かないための歯止めになっている≠ニ論じていた。
杉山 慶応義塾大学の小林良彰教授も公明党は組織政党だ。だから自分の任期中だけでなく、ずっと将来のことまで考えられる。将来を見据えた政策を公明党に期待したい≠ニ最大に評価していた。
秋谷 この期待に公明党は応えてもらいたい。堂々たる与党として、責任を果たしてもらいたい。
(2003.3.31. 聖教新聞)
<73>
出席者:秋谷会長、正木東京長、西村関東長、河村総千葉長、佐藤総合青年部長、杉山男子部長
西村 ところで「金権政治」といえば、千葉の同志も、つねづね心を痛めていることだ。
事実、市長や市議が続々逮捕されている。
杉山 確かに新聞の見出しを拾ってみただけでも、ひどいの何の。
「変わらぬ『金権千葉』」「大手振るカネ風土」「『金権』じわり」「金権選挙」と、深刻だ。
佐藤 「朝日新聞」なんか「金権地帯 選挙違反の構図」というタイトルの連載までやっていたほどだ。
西村 本当に、残念なことだ!
秋谷 だからこそ公明党が、金権腐敗と断じて戦ってもらいたい。一丸となって「金権の風土」を変革すべきだ。
国政でも地方でも、今こそ「政治家革命」のチャンスじゃないか。
河村 国も地方も時代は大きく変わっている。時代遅れの金権政治が変われば、千葉の心ある有権者が、どれほど喜ぶことか!
西村 だいたい汚職で逮捕された政治家の数でも、千葉県は「全国屈指」だ。現職議員や元議員がゾロゾロ逮捕、検挙されている。
佐藤 「毎日新聞」でも千葉県は選挙違反の検挙者数で全国平均の3倍≠ニ出ていた。
杉山 「朝日新聞」にも選挙違反の逮捕者数について東日本では千葉が断トツ≠ニ出ていた。
西村 1990年代以降でも、悪辣の一語につきる。
90年には衆院選に絡む組織的な買収で八千代市議2人ら20人以上が逮捕された。
佐藤 旭市でも同年、議長選に絡んだ贈収賄で市議5人が逮捕。
河村 松戸でも94年、同様の事件で市議が逮捕された。
杉山 99年、つまり前回の県議選では、当選したばっかりの議員が2人も買収で逮捕。
佐藤 それに、この県議選では、東金市などで、買収等の疑いで同市議9人を含む20人以上が逮捕された。
また成田市でも議長選をめぐる贈収賄で2市議が逮捕、送検された。
河村 2000年にも県議が選挙がらみの汚職で逮捕。また、その県議の一派だった白井町議が6人も逮捕された。
杉山 昨年も、鎌ヶ谷市の市長が1千万円の収賄容疑で逮捕(5月)。
9月には木更津市の前市長が8800万円を横領した容疑で逮捕。11月には八千代市の市長が600万円の収賄容疑で逮捕されている。
秋谷 本当に、毎年、毎年、金権事件、汚職事件だらけだ!
佐藤 それに前回、話が出た「ヤミ献金」の坂井という代議士。
実は、この事件で逮捕された坂井の女性秘書も、次の総選挙で千葉5区から立候補する予定だったんだ。
正木 想像もつかない「金権の根」の深さだな。空恐ろしいばかりだ。
杉山 ヒラの議員ばかりじゃない。昨年、秘書が「口利き」で逮捕されて辞職した元参院議長も、千葉県の選出議員だった。
西村 とかく千葉は「保守王国」で、県議会でも約70%が自民党だ。
一方で千葉は過去何十年間も「金権千葉」の汚名が払拭できないまんまだ。
河村 選挙のたびに千葉では「今度こそ、金権風土の汚名払拭を」と言われてきた。
いまだに言われ続けている。その県民の悲願を公明党が断固、成し遂げてもらいたい。
秋谷 その通りだ。政治家の「清潔度」は民主政治のバロメーターだ。「腐敗一掃」こそ公明党の大使命じゃないか。
佐藤 「金権体質」といえば、「金の亡者」どもの魔窟(まくつ)が日顕宗だ。
杉山 特に「実入り」の大きい寺に住み着いているクソ坊主!
どいつもこいつも、信徒から金をむしり取って、ヌクヌクと遊び回っている。
西村 千葉市の野村慈尊(清涼寺)なんか、その最たるクソ坊主だ。
佐藤 とにかく、あの「がめつさ」!
身内のはずの法華講すら「ヘドが出る」と吐き捨てているぐらいだ(笑)。
西村 その通りだ。
長年、清涼寺の境内で露店を開いていた法華講員がいる。
ところが野村のやつはもっと供養しろ! 供養が足りない≠ニ矢の催促。あんまりしつこいものだから、嫌気が差して店をたたんだほどだ。
正木 江戸時代の悪代官じゃあるまいし、どこの世界に檀家の財布を締め上げて追い出す坊主がいるんだ?
「食法餓鬼(じきほうがき)」そのものだ。
河村 そうやって貯め込んだ金で、野村は八千代市に寺を建てた。それも自分の娘の婿になる坊主のために、だ。費用の総額は2億円ともいわれている。
正木 ところが野村の婿は結局、その寺の住職になれなかったようだな(笑)。
西村 そうなんだ。
何と日顕が、自分の孫娘の婿の鈴木信福を入れてしまったからだ(笑)。
佐藤 せっかく大金をはたいて建てたのに、日顕に横取りされたわけか。
正木 野村もバカだな(笑)。
西村 もっていかれたのは、建物だけじゃない。
その日顕の孫娘の婿のために、野村は清涼寺の檀徒まで「株分け」させられた(大笑)。
佐藤 まったく踏んだり蹴ったりじゃないか(笑)。
正木 まあ日顕も野村も欲の皮のつっぱった「金の亡者」同士だ。どっちもどっちだよ(大笑)。
佐藤 日顕といえば、先日、日淳法主から日達法主への相承について詳しく調べさせていたという話が出た。
秋谷 日顕が、いかに自分に「相承がない」ことを気にしているか、よくわかる話じゃないか(笑)。
杉山 実は最近も、日顕のドラ息子の信彰が法華講の前で日顕に信伏随従(しんぷくずいじゅう)しろ≠ニ喚(わめ)いていたそうだ。
河村 バカバカしい(笑)。
佐藤 そんなバカげたこと、御書のどこに書いてあるのか(笑)。
正木 どうせ、これも日顕のやつが言わせているんだろう。こういう見え透いた手を使うんだ、日顕は(笑)。
西村 日顕のやつは裁判でも連戦連敗だからな。
相当、イライラしているんだろうよ(笑)。
佐藤 「シアトル事件」では、1審で完全敗訴し、2審も全面取り下げ。
杉山 「シアトル事件」に絡んだデマ事件でも日顕本人が断罪されて400万円の損害賠償命令を下された。
佐藤 おまけに改革僧侶を中傷した自分のデマ発言でも断罪されて30万円の賠償命令。
西村 だからニセ法主はダメなんだ(笑)。
正木 それにしても「悪世末法(あくせまっぽう)」というが「政治家も金。坊主も金」。
本当にメチャクチャだな。
秋谷 そのなかにあって、千葉の同志は堂々と前進している。
「宗教革命」「社会貢献」の先陣を敢然と切っている。
すべて諸天善神(しょてんぜんじん)が厳しく見ている。
河村 とくに千葉市「中央区」の友! 意気軒高です!
西村 「千葉は団結で勝つ」――団結こそ勝利の要諦(ようてい)だ。
千葉はもちろんのこと、全関東が一丸となった団結で、「完勝」へ大前進していこうじゃないか!
正木 わが東京も「千葉と一体」「関東と一体」です。
「千葉の勝利」が「東京の勝利」だ。
秋谷 ともどもに断固、大勝利を勝ち取って、栄光の「5月3日」を目指していきたい。
勝つことは楽しい。皆が愉快だ。
負けることは苦しい。皆が泣くだけだ。
(2003.4.1. 聖教新聞)
<74>
出席者:秋谷会長、青木副理事長、原田副理事長、高梨総神奈川長、佐藤総合青年部長、杉山男子部長、中込東海道男子部長
高梨 あれは忘れもしない昭和54年5月5日――池田先生は我が神奈川の地で「正義」の二字を、墨痕(ぼっこん)鮮やかに、したためてくださいました。
第3代会長を勇退された直後でした。
青木 当時は極悪坊主どもの陰謀と策略が吹き荒れる最中だった。
その真っ只中で、池田先生とともに、真っ先に立ち上がったのが神奈川だった。
中込 神奈川の全同志にとって、この歴史こそ、最大の誇りです!
秋谷 神奈川の同志の奮闘を、池田先生は誰よりも喜んでおられる。
「私とともに『正義の闘争』に立ち上がった神奈川だ。ゆえに神奈川が発展するのが、私は一番うれしい」と、つねづね語っておられる。
また先日も、こうおっしゃっておられた。
「横浜も川崎も、海を望む、世界広宣流布の『希望の港』だ。
今再び、神奈川から『新しい時代』を開こう」と万感の思いを込めて、語っておられた。
高梨 ますます「勇気百倍」です! 全神奈川が一致団結して「全国模範」の勝利の波動を巻き起こしてまいります。
原田 とくに「横浜市の中区、瀬谷区、港北区」「川崎市の川崎区」の驀進(ばくしん)は目覚ましい!
青木 それに横浜市西区、川崎市幸区をはじめ、全神奈川が一丸となって正義の大行進を開始している。
佐藤 「正義の神奈川」といえば昨年、大経寺(平塚市)の渡辺慈済住職が日顕宗に勝訴した。
青木 日顕宗が、改革僧侶の渡辺住職らに対して「寺の明け渡し」を要求した裁判だな。
佐藤 これに対して改革僧侶側は日顕は相承を受けていない「ニセ法主」だ。だから住職を罷免する権限なんか、まったくない≠ニ、堂々と主張した。
原田 当然の主張だ。
中込 その結果、裁判は日顕宗が敗訴したわけだ。
佐藤 敗訴も大敗訴(笑)。何しろ日顕宗は、渡辺住職の裁判をはじめ3つの裁判で完全敗訴したんだ。しかも、すべて最高裁で確定している。
高梨 つまり日顕宗は日顕の相承詐称疑惑が原因で最高裁で3敗した≠ニいうことだな(大笑)。
秋谷 本当に学会は正しかった。学会が正義である何よりの証拠だ。
どれほど日顕というやつが悪党だったか。全部、ハッキリした。
青木 もし日顕に本当に相承があったら、裁判に勝てたはずだ。ところが日顕には相承がない。確たる証拠が、まったくない。裁判に何一つ出せない。
中込 これだから「ニセ法主、ニセ法主」と坊主からも、法華講からもバカにされるんだ(大笑)。
秋谷 当然とはいえ、厳しいものだ。すべて仏罰だ。全部、日蓮大聖人が日顕を裁かれたんだ。
高梨 それに日顕とくっついている、あの極悪ペテン師の山崎正友!
佐藤 あいつも自分の不倫事件がらみの裁判なんかで、小田原の裁判所を、しょっちゅうウロチョロしているようだ(笑)。
原田 その不倫絡みの裁判で、山崎は不倫相手の夫から訴えられて最高裁で「300万円の賠償命令」が確定している。
青木 66歳にもなって「不倫で賠償命令」(笑)。
これまたウソ八百のデマを騒いで、さんざん悪事を働いてきた仏罰だ。
原田 山崎といえば、凶悪な恐喝事件を起こして弁護士でいられなくなった男だ。
そういえば最近、弁護士の犯罪や不祥事が社会問題化しているな。
佐藤 週刊誌でも「『問題』弁護士 オンナ、カネ、怠慢、お客無視」云々という特集記事が組まれたほどだ。
高梨 なかには、借地権の売買に絡んで、売買代金5500万円のうち、なんと2200万円もの報酬を受け取っていた弁護士もいる。
青木 「法外」もいいところじゃないか!
中込 それで2000年7月に横浜弁護士会から懲戒処分を受けた。
これは日本弁護士連合会が出している「自由と正義」同年10月号にも厳然と公告されている。
原田 社会正義を実現し、市民を守るはずの弁護士が、その立場を利用して、やりたい放題。
杉山 まったく油断も隙もあったもんじゃないな!
青木 弁護士という肩書きだけで、うかうか信用なんかできない時代だ。
もっと市民が、よく見て、厳しく監視していくべきだ。もう、そういう時代だよ。
中込 それにしても、まったく山崎という悪党は「悪徳弁護士の元祖」だな(笑)。
(2003.4.2. 聖教新聞)
<75>
出席者:秋谷会長、青木副理事長、原田副理事長、高梨総神奈川長、佐藤総合青年部長、中込東海道男子部長
佐藤 ところで神奈川県といえば、川崎協同病院(川崎市川崎区)の女性医師が、入院中の患者を薬品で殺害したとして、殺人罪に問われた事件!
これは、社会的に大問題になっているな。
中込 3月27日に横浜地裁で初公判があったばかりだ。
佐藤 この女性医師にも、親兄弟や子どももいるだろうにな! 尋常一様(じんじょういちよう)の神経では、到底、信じられない事件だ。
原田 この事件では、問題の女性医師が勤めていた川崎協同病院の責任も厳しく問われている。
中込 事件が起こったのは、1998年の11月。
ところが病院は、なんと3年半も隠し続けていた。
しかも殺人罪に問われかねないことを知りながら、だ。
青木 「病院ぐるみの隠蔽(いんぺい)工作」か!
中込 事件の発覚後、同病院の副院長(当時)が記者会見で「公にすることが怖かった。集団の中で動いていた。結果的に『もみ消そうとした』ととられても仕方がない」とハッキリ認めていた通りだ。
高梨 院長(当時)も「糾弾され、信用を失うのが怖かった」と白状している。
中込 しかも、病院が事件を公表した理由についても、重大な疑惑がもたれている。
佐藤 要するにマスコミが動いていることを察知して「これじゃあ隠し通せない」と観念して公表に踏み切ったんじゃないか――そういう疑惑があるな。
高梨 不可解な動きは、まだまだある。
事件の発覚後、病院側は「外部評価委員会」とやらを使って調査を行った。ところが川崎市や県が、この委員会に参加したいと要請したのに、何と病院側は「断る」の一点張り。
青木 どうして、そんなことをするのか。もっと正々堂々とやればいいじゃないか。
原田 誰が見たって不可解千万だ。
中込 川崎協同病院といえば、実は、この病院の職員出身の川崎市議が今、大問題になっている。
この市議は初当選以来、15年間もの間、病院の組合健康保険に加入していた。そうすることで保険料を安く済ませていたというんだな。
高梨 そうなんだ。
本来、議員は原則として国民健康保険に加入して、保険料を払わなければならない。
ところが、この市議は国民保険に入らずに、それより安い病院の組合保険に加入したまんまだった。
原田 何で、そんなことができるんだ?
中込 何と昔の勤め先の病院を「休職扱い」にしておいたんだ。
原田 えーっ!
高梨 議員の場合は報酬額からいって国民保険の保険料額は最高額になる。そうすると、ケースによっては半分以下の支払いですむこともある。この差額は大きいよ。
中込 しかも、だ。この市議は、市の「国民健康保険運営協議会」の会長まで務めていた。
原田 何だ、市民には国民保険の加入を呼びかけていたくせに、自分はチャッカリ別の保険で安く上げていたのか。
青木 よくもよくも、そんなマネができたものだな!
市民への背信行為じゃないか!
中込 この市議のほかにも、同じ病院出身で川崎区選出の市議が、まったく同じ手口を使っていた。
青木 「底が知れない」な!
高梨 それだけじゃない。この川崎協同病院は、不在者投票のやり方について、神奈川県と川崎市の選挙管理委員会から「改善指導」を受けている。
青木 殺人事件、保険問題だけでも仰天なのに、不在者投票でも「改善指導」か!
高梨 この不在者投票の件では先日、国会でも自民党の議員が質問していたな。
佐藤 議員の質問に答えて、厚生労働省は大要(たいよう)、こう答弁した。
神奈川県選挙管理委員会の調査によると、不在者投票の場所を会議室などに設けずに、ベッド上で投票が行われていた。本人の意向を確認しないで、投票用紙を、ずっと病院側が保管していた≠ニ明言していた。
秋谷 公正、厳正たるべき病院での不在者投票で、どっちも断じてあってはならないことだ。
青木 統一地方選も、間もなくだ。警察も選挙管理委員会も、厳しく取り締まってもらいたい。
原田 いや、絶対に取り締まるべきだ。
高梨 病院といえば先日、東京都内の病院についての都知事の答弁が公明新聞に出ていたっけな。
佐藤 こう都議会で都知事は答弁していた。
「一番憤りを感じ卑劣に思うのは、再入院≠ニ呼び出した患者にカンパの袋を押し付けて渡す。人道をはずれたというか、昔の赤ひげ≠ヘ仁術(じんじゅつ)を施す医者だったが、最近のアカ病院≠ヘ、へたをすると患者を殺しかねない」
「こういった『医に名を借りた不正な政治行為』が行わないよう十全(じゅうぜん)の努力をしたい。即刻考える」とハッキリ断言していた。
青木 もっともなことだな。「医に名を借りた不正な政治行為」など、絶対に、あってはならないことだ。
原田 とにかく川崎区は今や、全国的、社会的に「注目の的(まと)」だ。この4月の選挙は、たいへんに大事な選挙になる。社会のため、地域住民のために、川崎区のメンバーも頑張っている。
秋谷 政治家には国民の生命を守る責任がある。有権者も、その一点を、一段と厳しく見ていくべき時代だ。
(2003.4.3. 聖教新聞)
<76>
出席者:秋谷会長、青木副理事長、原田副理事長、高梨総神奈川長、佐藤総合青年部長、中込東海道男子部長
青木 政治家といえば、最近、国会議員の「歳費削減」が問題になったな。
佐藤 昨年、国会議員の「歳費の1割削減」が実現した。これは、昨年4月から本年3月までの1年間という限定つきだった。
そこで公明党が「この1割削減を、もう1年続けるべきだ」と主張した。
秋谷 いいことじゃないか。
これだけ景気が悪いんだ。政治家が率先して「財政削減」の模範を示す。それでこそ、国民も納得できるんじゃないか。
高梨 報道によると、与党は「歳費削減の継続」で合意しているのに、野党が反対して、成立まで時間がかかったそうじゃないか。
中込 「党内の意見がまとまらない」なんて言い訳していたようだ(笑)。
青木 国会議員の歳費削減! 国民は大賛成だ。
公明党の力で断固、継続してもらいたい。
原田 ところで、今月1日の「朝日新聞」に政党支持率の世論調査が出ていたな。
どの政党も横ばいか微減のなか、公明党だけが4%に伸びていた。
中込 そういえば、「読売新聞」の調査でも、公明党は4%に上がっていたな。
青木 すごいことじゃないか。
佐藤 TBSの調査でも、4.3%に伸びていた。
原田 皆、イラクでの戦争が始まってからの世論調査だ。
どの調査でも、公明党の支持率は上昇している。
秋谷 これも、支持者の懸命な努力のたまものだ。
公明党は、この支持者の思いを、しっかりと受け止めてもらいたい。
原田 ところで、先日の座談会で「統一地方選挙は国会議員が率先して戦え」と語り合った。
そうしたら読者から大きな反響があった。
高梨 神奈川でも「我々の言いたいことを言ってくれた。スッキリした」という声が多かった(笑)。
中込 最近は、皆が議員に厳しく言っているものだから公明党の議員も顔つきが変わってきた。真剣になってきた。
佐藤 しかし、先日、支持者から、こういう声が寄せられた。
「新聞を読むと、公明党の国会議員の中には、党の方針と違ったり、団結を乱すようなことを言いふらしている議員がいるようだ。
私たち支持者にしてみれば『ふざけるな』という気持ちでいっぱいだ」と言うんだ。
原田 まったく、その通りだ。今こそ正念場だ。公明党は一致団結して戦ってもらいたい。
青木 とにかく「オレが、オレが」と出しゃばるのは、団結を乱す。結局は、誰からも信用されなくなる。
佐藤 だいたい自己顕示欲の強い議員に限って、大したことないくせに気取りたがる(笑)。
「オレのブレーンだ」とか何とかいって、下らない取り巻きをつくって大喜びしているバカなやつもいる(大笑)。
青木 これまで、そういう連中に限って、陰でコソコソ金や女性問題を起こしたあげく、最後は支持者を裏切ったな!
原田 それに陰でマスコミに学会の悪口を流していたやつもいた。
秋谷 その通りだ。竹入や大橋、竜や藤原‥‥全部、その類(たぐい)じゃないか。
原田 あの恩知らずの藤原なんか学会の応援なんかなくても勝てる≠ネんて夫婦で虚勢を張って威張り腐っていたな。
佐藤 バカめ! だったら勝手に個人で出ればよかったじゃないか! 公明党の看板がなければ何の力も人望もない「陣笠」のくせに、調子に乗りやがって!
青木 あいつが、やっと都議会議員を辞めた時は、もう地元の杉並の支持者は大喜び(笑)。拍手喝采、万々歳だった(笑)。
原田 竜のやつも、議員を辞めた時にオレが選挙に出なくても、投票用紙に竜と書く人間が、たくさん出る≠ネんていうバカ話を大真面目で言っていた(大笑)。
青木 もちろん「竜」なんて書かれた投票用紙なんか、ただの一枚も出なかった(爆笑)。
秋谷 当たり前だ(笑)。結局、「権力の魔性」に食い破られると、そこまで狂ってしまう。その何よりの証拠だ。
原田 傲慢で、威張り腐って、最後は皆から嫌われて、哀れな敗北者じゃないか。
高梨 ともかく、団結を乱す議員! 勝手なマネをして支持者に迷惑をかける議員! もう我々は真っ平御免だ。公明党には必要ない。
青木 サッサと別の党に鞍替えでも何でもしてもらいたいもんだな、そういう連中は!
原田 まったくだ。竜や藤原みたいに自分の力で当選できるなんて思い上がっているやつは、勝手に自分一人で選挙に出ればいいんだ。
佐藤 そんなに自信のある国会議員なら、なにも我々が支援する必要なんかないしな(笑)。
秋谷 いかに党の政策を実現するか。党への支持を広げ、固めるか。国会議員の責任は重大だ。
原田 とくに比例区で当選した国会議員というのは、それでなくても選挙民になじみが薄い。
地方選挙の時こそ、必死に動いて、有権者に顔と名前を覚えてもらう、絶好のチャンスじゃないか。全部、自分のためにもなる。
秋谷 とにかく今回の統一地方選、国会議員が全力で戦ってもらいたい。その懸命の戦いがあってこそ、支持者は喜び、納得する。「やる気」になるんだ。
青木 まったく、その通りだ。支持者が、これだけ真剣に戦っているんだ。
4日は統一地方選挙前半戦の告示だ。
国会議員は、誰よりも先頭に立って、死力を尽くして戦い抜いてもらいたい。支持者は皆、厳しく見ている。
(2003.4.4. 聖教新聞)
<77>
出席者:秋谷会長、青木副理事長、和田SGI理事長、原田副理事長、佐藤総合青年部長、杉山男子部長
青木 それにしても今、関西の勢いが、ものすごい! まさに「怒涛(どとう)の前進」だ。
秋谷 私も先日、京都、大阪、神戸に行かせていただいたが、みな「拡大」の気概にみなぎっていた。
天地をも揺るがす大前進だ。
和田 今、新たなる「常勝の歴史」が開幕する――関西出身の私も、そう強く実感してなりません。
秋谷 池田先生も「大関西は本当に、よく戦っている。
関西は、皆が広宣流布の歴戦の大英雄だ。
関西婦人部も見事である。青年部も堂々と奮闘している」と最大に讃歎しておられた。
和田 さらに先生は「『関西の勝利』こそ『日本の勝利』だ。いな『世界の勝利』であり『創価の勝利』だ」とも語られていましたね。
原田 なかでも、大激闘しているのが、京都の「下京区」であり「左京区」だ。
秋谷 それに神戸の「長田区」「兵庫区」の友も、大奮闘している。
特に長田区は震災で大きな被害を受けた地域だ。皆で応援しようじゃないか。
和田 使命深き「京都」と「兵庫」の大勝利を、関西中が応援している。いや、日本中が声援を送っている。
青木 なんといっても関西の強みは、大阪を中心に各府県が「広布の合衆国」となって「異体同心の前進」を続けていることだ。
秋谷 日蓮大聖人は「其(そ)の国の仏法は貴辺(きへん)にまかせたてまつり候(そうろう)ぞ」と仰せであられる。
各方面、各県が断固と立ち上がり、極悪の輩を一人も残らず叩き出す。全責任をもって我が地域の広宣流布を進めていく。自分が「今いる場所」で断じて勝つ。
いよいよ、そういう時代に入った!
杉山 ところで先日、創価大学の卒業式で、創立者であられる池田先生は、卒業生たちに、こう語りかけてくださった。
「厳しき現実の社会は、甘ったれでは勝てない。自分のいる場所で真剣に戦うことだ。
時流な翻弄(ほんろう)されたり、目先の事象(じしょう)に一喜一憂する必要もない」と万感の思いを込めて、語ってくださいました。
青木 本当に大切な、根本の指導です。人生万般にわたる真理です。さらにまた、我々学会員の日々の活動に通じる指針です。
佐藤 さらに池田先生は「インド独立の父」マハトマ・ガンジーの言葉を贈ってくださいましたね。
「われわれは足もとを固めなければならぬ。溺れている者は、他人を救うことはできぬ」という言葉でした。
秋谷 まったく、その通りだ。
日々の生活も、仕事も、地域での活動も、すべて「足元を固める」ことから始まる。そこから広宣流布の戦いも始まるんだ。
原田 何事にも基本がある。社会を見ても、最近は病院での医療ミス、不祥事が大問題になっている。それも「日常の基本をなおざりにしたところに原因がある」と言われている。
和田 なかには「治療なんかそっちのけで選挙活動に血眼の病院」「患者を票集めの道具にしている病院」もあるようじゃないか。
青木 そのようだ。私の学生時代の後輩の医師も「あれじゃあ病院じゃなくて票院だ」と呆れ果てていた(爆笑)。
和田 まったく、空恐ろしい病院もあったもんだ。患者にしてみれば、いくつ生命があっても足りゃしないな!
原田 それに、今の日本は、内外ともに「多事多難」だ。
だからこそ心ある識者は、日本を代表する民衆勢力である学会に、大きな期待を寄せている。
佐藤 新潟大学の湯浅赳男名誉教授は、こう語っていた。
「(学会の)存在は、いわば船の底に積まれる『バラスト』にもたとえられよう。荒波を行く船は風や波に揺られるが、船底に積まれた重い鉄の鋳型や砂袋など(バラスト)によって重心を保ち、安定した航海を続けることができる。
混迷の荒波に揺れる日本丸を安定させながら、前進させる『バラスト』の役割を、私は創価学会に期待している」と語っていた。
杉山 明治大学の土屋哲名誉教授も「その思想を基盤に、現代社会にヒューマン・ネット(人間の絆)を再生してきた創価学会、SGIが21世紀の世界に果たすべき役割は大きい」と期待を寄せていた。
佐藤 上越教育大学の森島慧名誉教授も語っている。
「大聖人の御書にしろ、池田SGI会長のスピーチにしろ、また釈迦の経典『法華経』にしろ、それらは混迷する現代社会にあっては哲学の太い幹のようなものです」と讃歎しておられた。
青木 みな、鋭く見ているな! 現代は、あまりにも哲学不在だ。闇が深い。
杉山 東洋大学の八巻節夫教授も語っていた。
「世界の心ある識者は、未来への光明を見いだそうと必死です。真剣なのです。
その真剣な眼にこそ、池田博士が訴える仏法の人間主義が、燦然と光って映じる」と注目していた。
和田 まったく、その通りだ。今や日本だけではない。多くの海外の識者も、学会に、SGIに、賛同と期待の声を寄せている。
佐藤 たとえば一昨年11月、池田先生に名誉市民証を授与された韓国の九里市の朴榮舜(パクヨンスン)市長。
「国際情勢が混迷すればするほど、池田先生の世界平和の理念は限りなく崇高であると肌身に染みて感じています」と語っておられた。
杉山 シドニー大学のリース教授も「池田会長が国際問題について語る時に使われる『言葉』と『思想』こそは、今、世界が渇仰(かつごう)しているものです。
池田会長の『表現力』『言語』『思想』は、新しいヒューマニズムの表現であり、思想です」と讃歎されていたな。
原田 先日、池田先生と会談された「アメリカ実践哲学協会」会長のマリノフ博士も、先生との会見に触発されて、仏法の中道思想を軸にした実践哲学の出版準備を始めたそうだ。
そういう報告がアメリカから入ってきた。
和田 世界は今や、日蓮大聖人が「五濁悪世(ごじょくあくせ)」と言われた通りの様相になっている。
だからこそ「立正安国」の精神が、いや増して光を放つ時代だ。
秋谷 「立正」――つまり「正しい思想・哲学を確立」してこそ、「安国」――確かな「平和」と「民衆の安穏」が広がっていく。
青木 その通りだ。
日蓮大聖人の仏法は「立正安国論に始まり、立正安国論に終わる」と言われる。
大聖人は、一代の御化導(ごけどう)の一番最初に「立正安国」を叫ばれた。そして御入滅の時まで「立正安国」の戦いを断固として貫かれた。
秋谷 「立正安国」、すなわち正法を根本とした平和と民衆の幸福の確立こそ、日蓮仏法の「根本中の根本」の目的だ。
和田 それが平和と幸福の王道だ。
その意味で、一大平和勢力たる我らの運動の意義は、ますます重い。社会からも、いよいよ注目を集める時代に入っている。
(2003.4.5. 聖教新聞)
<78>
出席者:秋谷会長、青木副理事長、和田SGI理事長、原田副理事長、佐藤総合青年部長、杉山男子部長
原田 前回は、日蓮大聖人が叫ばれた「立正安国」が「平和」と「民衆の幸福」を目的とされていたこと、仏法の広宣流布の運動の意義について語り合った。
佐藤 内村鑑三も、日蓮大聖人を「日本の代表的人物」として宣揚(せんよう)した思想家の一人だ。彼はこう語っている。
「経済の背後に政治あり、政治の背後に社会あり、社会の背後に道徳あり、道徳の背後に宗教あり。
宗教は始めにして経済は終りなり。宗教の結果はついに経済において顕(あら)わる。隆興(りゅうこう)しかり、敗滅(はいめつ)またしかり」と論じている。
秋谷 社会が興隆するためには、根底の宗教、思想、哲学が大事である、との洞察だ。
青木 鎌倉時代の社会の乱れも、その根本原因は「権力と結託し」「民衆を圧迫する」邪悪な宗教、思想にあると、大聖人は鋭く喝破された。
そして、この「根本の狂い」を正し、抜本的に解決するには、正法を流布する以外にないと断言なされている。
秋谷 その根本の「平和の大道」を、創価学会は敢然と進んでいる。まさに学会の前進こそが、真っ直ぐに「世界平和」に通じている。
和田 その通りだ。日寛上人の「文段(もんだん)」には立正安国の「国」について「一閻浮提(いちえんぶだい)(=全世界)」に通じ、「未来」に通じる、とある。
「日本の広宣流布の前進」こそ「全世界の平和と安寧(あんねい)」に通じていく。だからこそ、我々は、まず日本の広宣流布を目指して戦っている。
青木 そして今や世界185カ国・地域に、民衆と民衆の連帯、平和と人間主義の連帯が広がっている。
原田 まさしく「広宣流布の前進」こそ、人類の宿命を根本的に転換する「究極の平和運動」だ。
秋谷 戸田先生も、戦後、労働組合の運動が活発だったころ、よく私どもに語っておられた。
「愛する君たちのために、僕が必要だというなら、僕はデモの先頭に立って、赤旗でも何でも振るよ」
「しかし、それで一切が解決するように錯覚しているが、それは嘘だ。妙法による根源的な解決からみれば、何分の一、何百分の一の解決でしかない」と厳しく教えてくださった。
杉山 私ども青年も、仏法の深さ、広がり、意義の大きさに、襟を正す思いです。
原田 デモ行進や宣伝で、人の悪口や「揚げ足取り」ばっかりやっている、どっかの政党なんかとは全然、次元が違うな!
青木 ああ、あそこは「デモ」じゃなくて「デマ行進」だと言っていた人がいたな(笑)。
佐藤 最近じゃあ、すっかり有権者から嫌われて党勢もジリ貧。打つ手、打つ手が全部、裏目だ(笑)。
青木 当たり前だ。
何でも「反対、反対」で協調しない。協力しない。独善的。もう、みんなウンザリしているよ(大笑)。
杉山 「あれはもう、何を見たって聞いたって『反対』って吠えているだけだ。『パブロフの犬』みたいだ」と笑っていた人がいたな(大笑)。
和田 もっともな話だ。
だから最近じゃあ「反対するもの」が、もうなにも残っていない(笑)。
佐藤 それで今は「戦争」と聞いて、まるで鬼の首でも取ったみたいに「反対」「反対」とギャーギャー騒ぎ出したわけだ(笑)。
青木 私の学生時代の友人も「口先だけなら何とでも言える。どこまで『現実の力』になっているのか。なっていないじゃないか。結局、ただの票集め、金集めの策じゃないか」と呆れ果てていたな!
佐藤 「要するに何でも都合よく宣伝材料に使っているだけだ。『戦争反対』じゃなくて『戦争利用』だ」と激怒していた青年もいた。
杉山 ある政治学者も「ずっと見ていたが、結局、悪口ばっかりで何の広がりもない。国際社会への波動もない。現実的には何一つ、力になっていない」と酷評していたな。
佐藤 庶民は賢明だ。全部、策は見破られているよ。
和田 とにかく戸田先生は昭和30年、大阪の堺での講演会で、こう言われていた。
広宣流布こそが、百年の、いな何千年の「平和の大計」である。これをもって、民衆万年の幸福を確立することが、創価学会の使命である≠ニ明確に宣言された。
原田 そして、その平和への連帯を広げていくことだ。
池田先生は、モスクワ大学のログノフ総長との会談の折にも、こう語られていた。
偽りなき友情。「信念」と「信念」の共鳴――。その輪を広げゆくことが「平和への直道(じきどう)」と信ずる≠ニ強調されていた。
秋谷 「自分が今いる場所」で友情を広げる。信念の対話を繰り広げる――これこそが正しき「平和の大道」である。社会という大地に根を張った、確固たる民衆の「一大平和運動」といえる。
青木 我々は日々、「世界平和への直道」を進んでいる。この確信で「5・3」へ、威風堂々と進んでいこうじゃないか!
原田 だいたい反逆、退転していったやつらは、地道な活動なんか全然、しなかった。うまく泳いで、陰でサボることばかり考えていたな。
青木 おかしくなるやつというのは、決まっているんだ。何だかんだと文句や理由をつけては、地道な活動を絶対にやらない。
原田 そのくせ、勝手な「我見」「邪見」の批判ばっかり、愚痴ばっかり(笑)。
和田 本当に、嫌なやつらだったな!
秋谷 結局、反逆するやつというのは、元々が学会利用の「野心の輩」なんだ。
「広宣流布のために戦う」のではない。「自分のために」学会を利用する。
山崎しかり。原島しかり。議員にまでしてもらった竹入、竜、藤原しかり。「悪の方程式」は皆、同じだ。
和田 学会から、あんな連中がいなくなって本当によかったな!
青木 あの連中が、どれだけ学会の「お荷物」だったか! 広宣流布の「邪魔」だったか!
和田 今、あんなのがいたら大変だ(笑)。
青木 それにしても文句だらけ、批判だらけは、みな「壮年」ばっかりだな。
秋谷 ともかく「異体同心の団結」が「学会の生命線」だ。
勝利は常に金剛不壊(こんごうふえ)の「団結」から始まる。この「勝利の方程式」を、絶対に忘れてはならない。
青木 大聖人が日蓮の門下は、異体同心の信心に励んでいけば、広宣流布の大願も叶う≠ニ仰せになっておられる通りだ。
秋谷 今こそ「日本の柱」として、「世界の柱」として、民衆の大波動を起こしゆくときだ。大攻勢のチャンスだ。
我々は断じて戦おうじゃないか!
「広宣流布」へ!
「かしこへ・おしかけ・ここへ・おしよせ」の御聖訓通りに!
(2003.4.7. 聖教新聞)
<79>
出席者:秋谷会長、青木副理事長、原田副理事長、山本九州長、佐藤総合青年部長、笠岡九州青年部長
青木 先月、九州は「九州広布50周年」を迎えたそうだね!
笠岡 その通りです。3月31日は、昭和28年、戸田先生から「九州初」の支部旗が手渡された日――それから50周年の佳節になります。
山本 その「広布50周年」に迎えた、この「新世紀最初の大闘争」!
今、全九州は烈々と燃えています。
秋谷 先日、池田先生は、こう讃歎してくださった。
「九州は見事だ。あらゆる角度から見て、理想的な陣列ができあがった。
戸田先生は『九州男児よ、よろしく頼む』と、おっしゃった。
私も今再び、九州7県の、すべての友に訴えたい。
『全九州の同志よ、よろしく頼む!』と」――このように語っておられた。
山本 断じて戦います! 今こそ「先駆の九州」の大使命を必ず果たします!
青木 なかでも激闘のなかで大活躍なのが北九州市の「門司区」であり「小倉南区」の友だ。
原田 福岡市の「早良区」「中央区」それに「東区」の友も日々、大奮闘している。
秋谷 「勝利の峰」へ、あと一歩だ!
山本 大分県の友も、鹿児島県の友も、いよいよ意気軒高です。
秋谷 九州の大発展を、全国の同志が讃歎している。
大勝利を、皆が祈り、待っている。
原田 九州は「極悪との戦い」でも、明確に決着をつけてきた。
青木 あの「極悪ペテン師」山崎正友が、不倫絡みの事件で断罪されたのも、大分と福岡だったな。
笠岡 その通りです!
山崎のやつは、かつての不倫相手の夫から訴えられた。
その結果、一昨年10月に大分地裁で、昨年9月には福岡高裁で、「慰謝料300万円の賠償命令」を受けた。
佐藤 この判決は先日、最高裁で確定している。
山本 70歳近くにもなって不倫で断罪。「全九州」いや「全日本」の笑いものだ(大笑)。
笠岡 それに九州の笑いものといえば、かつて議員だった、あの大橋だ。
青木 ああ、こいつも竹入と同じく「学歴詐称」で、すっかり有名になったやつだ(大笑)。
山本 行ってもいないのに「旧制中学校卒」と大ウソをついて、支持者を騙し抜いたんだ、あいつは!
原田 それに、これまた竹入と同じで、病的な女狂いだったな(大笑)。
山本 北九州の女性と不倫沙汰を起こして、ヤクザに脅され、ガタガタ震え上がっていたこともあったな(笑)。
笠岡 クラブの女性ピアニストにストーカーみたいに手紙を送り付けたラブレター事件≠ネんていうのもあったっけ(大笑)。
山本 それも汚い字で、誤字だらけ(笑)。
青木 女性問題だけじゃない。大橋のやつは、薄汚い金銭問題もワンサとあった。
佐藤 医療用具会社から3300万円を超える「ヤミ献金」を受け取った疑惑もあった。
山本 直方市長選に絡んで、300万円を受け取った疑惑まで発覚した。
笠岡 当時、大橋は、党の福岡県本部長だった。
その地位を悪用して、党が支持する候補とは反対の陣営から金を受け取っていたんだ。
山本 ところが金を出したのに結果は敗北。
そこで、その陣営が大橋に裏切られた≠ニ騒ぎ出して、問題が発覚した。
青木 党を裏切り、支持者を裏切り、国民を騙し、私腹を肥やす。
この卑劣! この下劣! まさに畜生以下の畜生だ!
原田 結局、あくどい金銭問題、女性問題で、大橋は昭和63年6月に公明党を「除名」された。
青木 当たり前だ!
山本 それで地元の北九州にもいられなくなって、コソコソ逃げ出したんだ(笑)。
佐藤 そんな恥さらしが何を血迷ったか、最近、京都やら福岡やら、あっちこっちの演説会でウロチョロしているようだ。
原田 あんな「学歴詐称男」なんかを相手にする連中が、まだいるのか?
笠岡 あの日本共産党だ(爆笑)。
青木 惨めなもんだな。
もう共産党のシッポにでもすがらないと、人前にも出られないんだ、大橋は(笑)。
原田 しかし共産党も、よりにもよって大橋みたいな学歴詐称男を拾って、わざわざ演説会に出してやるとはな(笑)。
青木 つねづね「共産党には青年が全然、いない」と聞いていたが、青年どころか、演説会に出す人間すら、全然いないんだな(爆笑)。
佐藤 しかも、その大橋の話というのが、支離滅裂(笑)。何しろ共産党の応援なんか、そっちのけで、自分の「学歴詐称」の弁解ばっかりだった(笑)。
笠岡 2月の福岡市早良区の共産党系の集会でも「厚生労働省社会援護局の証明書」とやらを見せて大騒ぎ。
オレは予科練(海軍飛行予科練習生)卒だ。それを旧制中学卒と書いても学歴詐称じゃない≠ニギャーギャー喚いていたようだ。
青木 よっぽど「学歴詐称」事件が気になって仕方がないんだな(大笑)。
佐藤 あんまりバカバカしいので、さすがの共産党側もウンザリしたらしい(笑)。
京都で話したときなんかも、途中で司会が話を止めさせたくらいだ(笑)。
笠岡 だいたい大橋のやつが、どんなに騒ごうが喚こうが、やつの言い分はウソっぱちだ。
山本 その通りだ。
この「予科練卒」云々の話について、公明党の木庭健太郎参院議員が、当の厚生労働省社会援護局に直接、問い合わせた。すると明快なる回答があった。
この証明書は、あくまでも予科練卒を証明するものである。もし、この証明書を理由に旧制中学卒と略歴に記せば、明らかに間違いである≠ニ断言している。
青木 当たり前だ。そんなこと、バカでも分かる(大笑)。
笠岡 厚生労働省は、こうも言っている。
高校を中退して大検(大学入学資格検定試験)に合格した人で履歴書に「高校卒」と書く人は、いない。
それと同じで、予科練卒を「旧制中学卒」と書く人は、いない≠ニ言っていた(爆笑)。
原田 要するに大橋というやつは、ただの「学歴詐称男」じゃないんだな。
国の官庁の証明書まで勝手にねじ曲げて、公衆の面前でデマを流したペテン師ということだ(大笑)。
笠岡 いや、これは違法行為になる可能性があるんじゃないか!
青木 それにしたって共産党も、あんな「学歴詐称男」のタワゴトに付き合わされて、ご苦労さんだ(大笑)。
佐藤 付き合うどころか、共産党は、ご丁寧にも大橋のことを機関紙にまで載せて、わざわざ宣伝してやっている(大笑)。
山本 以前、大橋のやつが「アカ旗」は「ウソ旗」だ≠ニ、さんざん罵っていたのを知っているのかね、共産党は(笑)。
青木 まさに「貧(ひん)すれば鈍(どん)する」だ。共産党も「落ちるところまで落ちた」証拠だ(爆笑)。
山本 だいたい、大橋というやつが、どれだけ愚劣か。
昔から、国会の質問ひとつ書けなかったのも有名な話だ(笑)。
青木 その通りだ。あいつは昭和63年、次に選挙に出られないと知った途端に、大恩ある支持者を卑しく裏切った。
笠岡 その時に逆恨みで国会に提出した「質問主意書」とやらも、ペテン師の山崎正友が書いたものだった(笑)。
山本 山崎は当時、恐喝事件裁判の1審判決で有罪になった直後だった。
それで追い詰められて、大橋みたいな間抜けまで利用したんだ。
原田 そんな「能なし」なんか使ったら、共産党は今以上に手痛い目に遭うんじゃないのか(大笑)。
青木 それにしても、あそこも「学習能力」が全然、ないところだ(笑)。
以前も、さんざん山崎の言いなりになって、失敗してきたじゃないか(大笑)。
佐藤 山崎どころか、最近じゃあ、山崎の子分の「ガセネタ屋」まで拾って、使っている(笑)。
原田 「裁判所公認のウソつき男」の山崎。「ガセネタ屋」の乙骨。それに「学歴詐称」の大橋か(笑)。
青木 集まってくる連中を見ただけで、いかに共産党がウサン臭いか、よく分かる(爆笑)。
山本 そんな悪党ばっかり集めて宗教弾圧に血眼になっているから、国民からソッポを向かれるんだ(笑)。
佐藤 実際、ここ数年も選挙で負けっぱなしだ。
一昨年45人、昨年も34人‥‥この2年間だけで79人も地方議員を減らしている。
青木 まあ、あそこには「ウソつき悪党」どもが、お似合いだよ(爆笑)。
(2003.4.8. 聖教新聞)
<80>
出席者:秋谷会長、青木副理事長、原田副理事長、山本九州長、佐藤総合青年部長、笠岡九州青年部長
笠岡 今回の統一地方選に向けて、鹿児島市で公明党が住民移動♂]々との悪辣なデマを流した他党議員がいた。
山本 その通り。3月に行われた他党の支部決起大会で公然と大ウソをついたんだ。
秋谷 とんでもないデマだ。当然、公明党は抗議し、謝罪を求めた。
山本 それで7日、党の県連が公明党に公式に謝罪したんだ。
笠岡 南日本新聞(8日付)にも「『結果的に公明党に迷惑をかけたことについて、おわびしたい』と釈明した」とハッキリ出ていた。
青木 謝罪は当たり前だ! 選挙狙いのデマなど言語道断だ! 絶対に許してはならない。
佐藤 ところでデマといえば、自分じゃ「何もできない」くせに、年がら年じゅう、人の「悪口」「デマ」ばかり喚いている政党がある(笑)。
山本 ああ、九州でも「何でも『反対だけが実績』だ」って皆からバカにされているよ(大笑)。
秋谷 言うまでもないが、政治は「結果」「実績」だ。
口先や宣伝だけなら、いくらでも、何とでも言える。「何をしたか」が、すべてだ。
原田 私の学生時代の同期生も呆れ果てている。
「あの政党は、今回の戦争でギャーギャー騒いでいるが、自分たちは何をやったんだ? 現実に国際社会を動かす、具体的な活動を起こしたのか? 何一つ、できていないじゃないか」と鋭く見ていた。
笠岡 やっているのは、相も変わらず気違いじみた「自己宣伝」ばっかりだ(爆笑)。
山本 何様のつもりか知らないが、九州でも戦争反対の人間は、こっちに票を入れろ≠ニ喚き散らしている。
青木 戦争まで「食い物」にして「票集め」か。
恐ろしい政党だな。
佐藤 卑劣極まる!
秋谷 国民は厳しく見ている。どこが「口先」だけか。どこが本当に「行動」しているか。
有権者が一段と鋭く、厳しく、政党の正体を見抜く時代だ。
青木 その通りだ。そういう手前勝手な「口先だけ」の政党は、市民から見放されていくだけだ(大笑)。
佐藤 政党といえば、選挙になると、病院が丸ごと特定政党の「集票マシン」と化すところがある。そういう話を全国いたるところで聞くな。
笠岡 病院関係者が、わざわざ白衣を着て街頭に立ってビラを配ったり、喚いたり。
佐藤 病院ぐるみで、ずっと同じ政党を応援している。
そのくせ表向きは必死に関係を隠して、ごまかしている(笑)。
山本 みんな正体を知っているよ(笑)。「頭隠して何とやら」だ。ゲラゲラ笑っているよ(爆笑)。
笠岡 福岡でも、いろんな話を聞く。
選挙前になると突然、病院から電話がかかってくる。何ごとかと思えば、延々と選挙の話だ。
この政党、この候補を応援しろ≠ニ一方的にしゃべってガチャン(笑)。
山本 そういう電話を昼日中から関係者がジャンジャンかけているというな。
青木 勤務時間中だろうにな。診療や仕事は、いったい、どうなってるのかね?
佐藤 電話くらいなら、まだいい。
病院内で、大っぴらに選挙対策の会議をやるわ、病院関係者が患者のところをネチネチ回るわ‥‥白衣で患者に「無言の圧力」をかけている。
原田 それで事故が起きないほうが不思議だ。
青木 そんな病院ならぬ票院なんか(笑)、誰だって真っ平御免だな!
山本 患者は、病院側から要求されたら、断れるわけがない。そういう患者の弱みに付け込む手口は許せない。
原田 それでなくても今は医療事故が続発している。
病院も医療関係者も、これまで以上に医療に専念し、細心の注意を払う。それが当然じゃないのか。
青木 まったくだ、まったくだ。
原田 そりゃあ病院の関係者が選挙で、どこの政党を応援しようが自由だろう。
しかし「病院ぐるみで、患者の弱みに付け込んで票集め」――極悪非道、言語道断だ。
手口、やり口自体が陰険、陰湿だ。血の通った人間のやることでは到底ない。
山本 ましてや「選挙に血眼になって事故を起こした」なんてことがあったら、それこそ冗談じゃない。
青木 そんなに選挙がやりたいんだったら、いっそのこと、選挙期間中は休業すればいいんだ(爆笑)。
秋谷 ことは人間の生命に直接かかわる問題だ。
もっと政治家が動くべきだ。国会議員や地方議員が、また行政が、厳しく対応するべきだ。
佐藤 病院といえば、最近も福岡県内の病院が、とんでもない事故を起こしたというな。
笠岡 その通りだ。
元美容師の男性が医療事故で重大な被害を受けた。そして病院を経営する法人と臨床検査技師を相手取って裁判を起こした。
山本 この裁判で昨年7月、福岡地裁小倉支部で病院側が敗訴。
結局、今年2月に福岡高裁で、病院側が3250万円の賠償金を支払うことで決着した。
笠岡 判決によると、この男性は平成10年10月、健康診断のために入院し、血液検査を受けた。
その時に検査技師が「注射ミス」で男性の左手首の神経を傷つけた。その結果、男性には親指と中指が麻痺するなどの重い後遺症が残った。
山本 判決は「損傷を避けるための注意を怠った」「後遺症のため、両手指の繊細な動きが不可欠な美容師業に復帰することが困難である」と認定して、賠償命令を下したんだ。
青木 おっかないな。医療事故は全然、後を絶たないな!
笠岡 それに、こんな話もある。
ある政党や関係者が、生活保護のあっせんをする。ところが、その見返り≠ノ、その政党と表裏一体の団体に入会させる。
そして、毎月、生活保護の一部を会費として吸い上げているというんだな。
佐藤 最近は生活保護の支給の多くは振り込み方式になっている。しかし、いまだに役所にまで直接、取りに行く地域がある。
笠岡 支給日になると役所の前で平然、公然と会費を取っているそうだ。
青木 生活保護者まで「食い物」にしているのか!
山本 みな「世話をしてもらうと、会費を払わなくてはいけない。生活に困っているから生活保護を受けているのに、ひどい」と怒りをぶちまけている。
青木 当然のことだ。
原田 これはもう、全国、全地域とも全部、振り込み方式にすべきだな!
そのほか、こんな「福祉を食い物にする連中」の息の根を止めるために、与党も野党も全力を挙げるべきだ。
山本 その通りだ。一刻も早く、抜本的に解決してもらいたい。
佐藤 しかも連中は選挙になると、生活保護者の名簿をフルに活用して、特定の政党の集票マシンと化す、というんだな。
青木 これも、行政機関がキチッと実態を調査して、対処すべきだ。
笠岡 それに福岡では「カネミ油症事件」という事件もある。
これは、北九州の食品油のメーカーの米ぬか油が原因となった、日本でも最大級の食品公害事件だ。
山本 ところが、この事件をめぐって、驚くべき事件があったんだ。
佐藤 私も詳しく聞いて仰天した。
この事件で被害者たちは、国や企業を訴え、損害賠償を求めた。その結果、当初は829人の患者に27億円の仮執行金が支払われた。
山本 ところが上告審で、原告である患者側の敗訴が濃厚になった。
そこで原告側は昭和62年に、国に対しての訴えを取り下げた。そうなると原告は、支払いを受けた仮執行金を返さなくてはならなくなった。
笠岡 西日本新聞にも詳細に記事が出ている。
「原告が訴えを取り下げた当時、原告側の弁護士が『国は無理な取立てはしないから返さなくていい』と説明した」
「このため、ほとんどの患者が毎年届く納付通知書を無視。仮執行金は医療費や生活費に消えていった」とハッキリある。
山本 しかし「金を返さなくていい」なんてことが許されるわけがない。
西日本新聞には、こうもあった。「(患者の中には)返済のために借金をしたり、将来を悲観して自殺する悲劇も起きた」と書いてあった。
青木 ひどい話だな!
原田 とにかく病院しかり、各種の団体しかり。庶民の弱みに付け込んで、庶民の生き血をすする‥‥悪鬼のような連中だ。
秋谷 何であれ「弱者の敵」は、庶民が「化けの皮」をバッサリ剥ぎ取れ!
その下劣、卑劣な正体をハッキリ暴いていこうじゃないか。それが世のため、人のため、日本のためだ。
(2003.4.9. 聖教新聞)