<81>
出席者：秋谷会長、青木副理事長、原田副理事長、佐藤総合青年部長、杉山男子部長
原田 宗内からの情報によると、あの「ニセ法主」の日顕のやつは最近、かなりイラついているようだな（笑）。
杉山 先月３１日にも、勤行の最中に突然、所化を狂ったように怒鳴り散らしていた（笑）。
青木 あいつは「ニセ法主」の正体が発覚して、裁判でも負けっ放し。
それが、よっぽど悔しいんだろう（笑）。
杉山 日顕のやつは平成１２年３月、あの「シアトル事件」の第１審判決で下劣な行為が明確に認定された。
佐藤 それに今年２月にも「シアトル事件」がらみの裁判で東京高裁から断罪。４００万円の損害賠償を命令された。
原田 裁判という公式の場で自分のハレンチ行為、デマ行為が断罪されたんだ。
青木 もう何一つ言い訳できない。世間にも出られない。
だから腹いせに所化いじめでもやるしかないんだろう（爆笑）。
秋谷 ８０歳にもなって、みっともないやつだ。だいたい相手は子供じゃないか（笑）。
佐藤 しかも最近じゃあ、何を血迷ったか、登山に来た法華講員まで使って、大石寺の周辺に「怪文書」をバラ撒かせている。
原田 はるばる登山で掻き集められた揚げ句、デマビラ配りか（笑）。
青木 法華講も本当に哀れだな。
杉山 しかも、この怪文書の中身が、まったく意味不明（笑）。
〝日顕に御開扉(ごかいひ)を許されるのが本当の信心だ〟なんて書いてある（大笑）。
青木 バカバカしい！
日顕こそ大御本尊をニセモノ呼ばわりした「ニセ法主」じゃないか（笑）。
佐藤 未生怨(みしょうおん)の「ニセ法主｣のくせに、偉そうな口を叩くんじゃないよ（大笑）。
杉山 貴様の汚らわしい「許し」なんかもらったら、大謗法も大謗法だ。即刻、地獄行きだ（爆笑）。
秋谷 まあ、結局、それほど大石寺に人が来ないということだ（笑）。
杉山 だから最近じゃあ、必死で「観光客」を呼び込んでいる（笑）。
青木 何だ。追いつめられた揚げ句、観光客集めか（大笑）。
佐藤 何でも〝大石寺は桜の名所で７０００本もの桜がある〟なんて言って、売り込んでいるようだ。
杉山 ところが、それすらも「看板に偽りあり」。バスツアーの客からも大不評だ（笑）。
原田 当たり前だ。大石寺の桜なんて、ろくに世話もしないから、今じゃ病気の木だらけ。
まともに咲きもしない木が、たくさんある。
佐藤 しかも病気でダメになったら、片っ端から伐採される。地面が黒々と焼け焦げた跡が、あっちこっちにある。
秋谷 不気味な光景だ。日顕のドス黒い、陰険な性格が、よく表れているじゃないか。
杉山 僕もバスツアーに参加した人の話を聞いたが、呆れ果てていたよ（笑）。
しかもバスガイドは〝大石寺は創価学会の寺で、今も学会員で賑わっている〟なんて説明していた（大笑）。
原田 いまだに学会と言わないと人が来ないんだな（大笑）。
佐藤 ところが実際に行ってみると、全然、いない。
売店だって、どこもかしこも閑古鳥。みな驚いていたようだ。
青木 この〝創価学会の寺〟云々も全部、あの日顕が宣伝させているんじゃないか（笑）。
秋谷 日顕宗なんていったって、誰も知らない。
だから、いまだに学会の名前をコッソリ利用しているんじゃないのか（大笑）。
原田 旅行会社も「いい迷惑」だな（笑）。
秋谷 学会こそ大迷惑だ。汚らわしいから、きちんと訂正してもらいたい（爆笑）。
原田 それにしても見栄っ張りの日顕のことだ。自分が建てた「ゲテモノ屋敷」を観光客に見せびらかしたいんだろう（笑）。
佐藤 しかし、これまた大不評（笑）。観光客も〝こんな不細工な建物、見たことがない。なんだ、日顕とかいうクソ坊主は〟と怒り、罵っている（大笑）。
青木 日顕のやることというのは全部、裏目、裏目だな（笑）。
杉山 だから宗門は必死で観光客に媚びを売っている。
境内は何と「入り放題」。写真も「撮り放題」。「見学自由」なんて看板まで立てている（笑）。
佐藤 観光客は御影堂(みえいどう)の中までフリーパスだ。
当番の小僧も「どうぞ、お入りください。写真も内緒なら撮っていいですよ」なんて呼び込んでいた（大笑）。
秋谷 落ちるところまで落ちたな（笑）。
佐藤 しかし、そこまでやっても観光客の評判は最低だ。
帰りのバスでは〝大石寺なんかじゃなくて、どこかの温泉がよかった〟なんてコキ下る始末だ（爆笑）。
原田 そりゃそうだろう。温泉のほうが、ずっといいよ。
だいたい日顕本人が、しょっちゅう温泉に逃げ出しているじゃないか（大笑）。
杉山 地元の人たちも「あそこは遠いし、見るべき物もない。そのうち観光客も寄りつかなくなる」とゲラゲラ笑っていたな（笑）。
青木 終戦後の宗門は、あんまり食えないものだから、大石寺を観光地化しようという計画を立てた。
しかし戸田先生は断固、反対された。
秋谷 その通りだ。戸田先生は大石寺の「俗化」を断じて許されなかった。
池田先生も、その精神のままに大誠実の外護を貫かれた。
原田 だからこそ日淳法主も「創価学会のおかげで、大法は清浄に、今日までまいりました」「創価学会の大恩を永久に忘れてはなりません」と最大に感謝していたんだ。
青木 日達法主も「世界的な仏法興隆の時をつくられたのは、まさしく池田先生であります。池田先生のご努力こそ、最も御本仏のご賛嘆深かるべきものと確信するものであります」と讃嘆している。
原田 日顕は、その先師に敵対して、莫大な供養を取るだけ取って、大恩ある学会に牙を剥いた。
青木 それも何の話し合いもなく「ある日突然」「一方的に」裏切った。到底、人間のやることじゃない。
秋谷 しかし、その結果が、どうだ？ 学会を裏切ってから、宗門は没落する一方。それどころか、とうとう６０年前の終戦直後に戻って「観光地化」だ。
青木 それも大失敗だ（笑）。
原田 ニセモノは何をやってもダメだな。大謗法の「ニセ法主」の正体は明々白々だ（笑）。
青木 こんなやつと縁が切れて、本当によかったな（笑）。
やっぱり「ニセモノはニセモノ」と、ハッキリ見抜くことが大切だ。
秋谷 宗教だけじゃない。政治も、まったく同じだ。
見かけや格好、デマ宣伝で、有権者を騙そうという連中が、あまりにも多すぎる。
佐藤 まったくです。最近、はやりの「エセ市民派」しかり、「ニセ庶民派」しかり。
一皮剥けば「風頼み」だけのグータラや、「見てくれ」だけの怠け者だらけだ。
原田 そうかと思えば、戦争を「食い物」にして票を取ろうなんていう卑劣な連中もいる。
杉山 表向きは「戦争反対」。ところが本音は大はしゃぎだ。
「しめた！」とばかりに、票集めに血眼になっている。
佐藤 ひょっとして「戦争が、少しでも長引けばいい。少なくとも選挙が終わ
るまでは長引け」とでも思ってるんじゃないのか？
杉山 結局、「平和、平和」なんて、まったくの名ばかり。他人の不幸を利用するだけ利用しているだけ。「地獄の獄卒」も仰天の、残虐、残酷、、冷血さだ。
青木 空恐ろしいところもあったもんだな！
原田 そういう「エセ市民派」や「デマ政党」には、絶対に騙されちゃいけないな！
秋谷 政治の上でも、有権者がニセモノを一段と厳しく「峻別」していく時代だ。
青木 今こそ邪悪、邪心の連中を鋭く見抜き、見破り、断固として審判を下していくべきだ。
でなければ、その手の輩が図に乗り、調子に乗るだけだ。
(2003.4.10. 聖教新聞)
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出席者：秋谷会長、青木副理事長、原田副理事長、佐藤総合青年部長、杉山男子部長
佐藤 ところで、この座談会で先日、川崎協同病院（神奈川県川崎市）に勤めていた女性医師が患者を〝薬殺〟した事件が話題になった。
杉山 しかも病院ぐるみで、この重大事件を３年半も隠ぺいしていた。
青木 もう日本全国、こういう医療事故が多すぎる。だから最近、市民が病院を見る目も、厳しくなる一方じゃないか。
原田 医療関係者の事件といえば、名古屋の診療所で先月、背筋がゾッとするような事件が起こったようだな。
杉山 そうなんです。名古屋市南区で診療所の所長が、何と死亡した女性患者の「自宅」で死体解剖を行ったんだ。
青木 家で解剖？
佐藤 しかも、タダの医者じゃない。事件当時、この診療所を運営する医療法人の理事長まで務めていた。
原田 よりによって「理事長」「所長」が、こんな事件を起こしたのか！
佐藤 この事件は、新聞各紙にも大々的に報道された。
「名古屋タイムズ」には「女性死因に違法のメス」と出ていた。
青木 それも当然だ。まったく信じられないような、異常な事件だ。
杉山 そもそも「死体解剖保存法」には「特別な事情がある場合に保険所長の許可を受けた場合」等以外は、解剖は定められた場所で行う、と明確に決められている。
違反したら「罰金刑」だ。
佐藤 ところが、この医者は保険所長の許可など受けていなかった。「患者宅で死体解剖した」なんて、今まで全国でも例がないだろう。
原田 まさに「前代未聞の不祥事」だな。
秋谷 これでは、地元住民の不安と怒りは募る一方だろう。
杉山 ある青年は「感覚が完全に異常だ。狂っている」と激怒している。
佐藤 「こんな医者が所長をやっていたとは‥‥もう怖くて怖くて」と身震いしていた婦人の住民もいる。
杉山 医療関係者からも「医者としてイロハのイも知らないのか」と厳しい声が飛んでいる。
佐藤 名古屋市南保健所は、この医師がいた診療所を立ち入り調査した。その結果、この医者を死体解剖保存法違反で警察に告発した。
原田 当たり前だ。厳しく対処してもらいたい。
秋谷 病院は、患者の「安心」「安全」を守るところじゃないか。それが医師の責任じゃないか。
原田 それを逆に、患者の不安を煽る。住民が安心して通院できない。そんなのは病院を名乗る資格なんかない。
医療関係者は襟を正すべきだ。
杉山 実は、この診療所は、選挙のたびに特定の政党を熱心に応援していることでも有名だ。
実際、地元の候補者のビラには、今回の解剖事件を起こした医者の名前が応援者の筆頭にハッキリと出ていたくらいだ。
青木 選挙に異常に熱心な診療所‥‥。
原田 そして所長でありながら、異常、異様、違法な解剖を行った医者か‥‥。
佐藤 そういえば選挙になると、なりふり構わず「票集め」に狂奔する――そういう病院が今、全国各地で大問題になっている。
杉山 中には〝到達表〟まで張り出して、票集めに血眼のところもあるそうだ（笑）。
原田 病院といえば、最近の医療制度改革でも「患者の負担を増やすな」なんてギャーギャー騒いでいるところがあるな。
佐藤 これまたバカバカしい限りだ（笑）。だったら、まず患者にカンパをタカる病院を根絶しろ！
杉山 まったく、その通りだ。
医療機関という立場を利用して、患者の金銭負担を増やしている病院を何とかしろ（大笑）。
青木 やましい、後ろめたい連中ほど、派手に宣伝したがるものだ（笑）。
そういうのに騙されたら大変だ。
佐藤 市民からも「病院だけは慎重に選ばないと大変だ。病院選びを間違ったら最後、バンバンふんだくられる。２割、３割負担の騒ぎどころじゃない」という怒りの声が沸騰している。
杉山 東京都議会でも、病院での異常なカンパ集めが大問題になったばかりだ。
佐藤 ある病院で、こんなことがあった。
退院した患者に、病院から電話がかかってきた。行ってみたら〝再入院は延期された。ついては、選挙のためにカンパしてくれ〟とカンパ袋を押し付けられたというんだ。
青木 とんでもない話だな！
佐藤 この話を聞いた都知事も驚き、怒り、都議会で先月、こう答弁していた。
「一番憤りを感じ卑劣に思うのは、〝再入院〟と呼び出した患者にカンパの袋を押し付けて渡す。人道にはずれたというか、昔の〝赤ひげ〟は仁術を施す医者だったが、最近の〝アカ病院〟は、へたをすると患者を殺しかねない」
「こういった『医に名を借りた不正な政治行為』が行われないよう十全の努力をしたい。即刻考える」とハッキリ断言していた。
青木 すっかり有名になった答弁だな!
原田 ともかく医療の問題は、国民の関心が高い。政治家が全力で取り組むべき重要課題だ。
秋谷 その通りだ。今こそ、全政治家が国民の生命を守るために奮闘してもらいたい。
青木 「弱者に付け込む」卑劣を断じて許さないでもらいたい。
秋谷 国民は、その政治家の一挙手一投足を厳しく見つめている。
(2003.4.11. 聖教新聞)
<83>
出席者：秋谷会長、青木副理事長、原田副理事長、佐藤総合青年部長、杉山男子部長
秋谷 １３日投票の「道府県議選」「政令指定市議選」も、いよいよ明日に迫った。
誰が「本物」か。皆のために働くのか。誰が「口先」だけなのか――我々有権者は鋭く見抜き、貴重な一票を投じなければならない。
杉山 そういえば先日、この座談会で自称〝市民派〟議員の不祥事が話題になった。
佐藤 最近は国民の政党離れが、どんどん進んでいる。そこで「今は政党色を薄めたほうが得だ」と踏んで〝市民派〟を名乗る人間が激増している。
杉山 今回の道府県議選でも、立候補者全体の約３３％が〝無所属〟。多くが〝市民派〟だというな。
原田 もうネコもシャクシも〝市民派〟だな（笑）。
杉山 なかには、夫婦そろって立候補している、自称〝市民派〟もいる（大笑）。
青木 何だ。〝夫婦派〟の間違いじゃないのか（爆笑）。
佐藤 法外な報酬を受け取って「懲戒処分」を受けた弁護士までが〝市民派〟を名乗っている。そういう話も聞く。
青木 呆れたな！
原田 私の友人の学者も厳しく指摘していた。
「最近は〝市民派〟を隠れ蓑にして正体を隠しているズルがしこい連中が多い。有権者はそういうニセモノを鋭く見抜かないと危険だ」と怒りを込めて語っていた。
佐藤 先日も、ある大学教授が、こういう今の風潮を厳しく指摘していた。
「もし政党に所属する議員が不祥事を起こせば、党全体が恥をかく。責任も問われる。だから、議員を厳しく監視するものだ。
しかし、市民派や無所属の議員は監視されない。それをいいことに、悪事を働く連中が多い」と鋭く分析していた。
杉山 実際、今年に入ってからだけでも、全国各地で〝市民派〟や無所属の議員が悪辣な事件で続々と逮捕されている。
青木 こういう「ニセモノ」「まがいもの」は、これ以上のさばらせるわけにはいかないな。
原田 特に〝市民派〟と名乗る議員の犯罪が激増しているのが埼玉だ。
佐藤 衆院議員の後援会幹部が買収事件を起こして逮捕されたり、秘書だった自分の長男が「大麻所持」で現行犯逮捕された参院議員がいたり。
杉山 自分の系列の町議が買収事件を起こして「連座制」に問われた県議もいた。何と、この男は「学歴詐称」していたことも発覚した。
青木 事件を起こしているのは全部、自称〝市民派〟ばっかりだな！
秋谷 そんな「ニセモノ」は鋭く見抜け！ そんな「エセ市民派」は叩き出せ！
それが国民の声だ。
原田 埼玉では「新座市」「さいたま市の北区」「春日部市」の友が奮闘している！
青木 皆が応援している。勝利を待っている。
原田 それに「政治と金」の問題！ これも全国民が強く改革を望む悲願だ。
秋谷 公明党は、この国民の思いを、しっかりと受け止めて戦ってもらいたい。
佐藤 地方によっては、つい最近まで「候補者の名刺に１万円札をホッチキスで止めて郵便受けに入れる」「演説会の参加者に片っ端から金をバラ撒く」といった買収行為が平然と行われていた。
原田 いや、いまだに、そういう選挙違反は後を絶たない。一昨年の参院選でも、全国で逮捕者が続出したじゃないか。
杉山 その通りだ。警察庁のまとめでは、投票３０日後の逮捕者が１８７人。前回の７０人から１１７人も激増した。
一番多かったのは、やはり「買収」だった。
佐藤 前回の統一地方選挙では、選挙違反の「ワースト３」は大分県、千葉県、青森県だった。
杉山 千葉市に住んでいる読者からも「残念ながら、千葉の金権政治は事実だ。だからこそ公明党には、なんとか汚れた風土を変革してもらいたい」等々、多くの声があった。
青木 千葉県といえば金権政治で有名だからな。
選挙運動での買収事件が選挙のたびに取り沙汰されている。
杉山 選挙違反の検挙者数でも〝東日本では千葉〟と朝日新聞に出ていたほどだ。
佐藤 調べてみたら、前回の統一地方選では、千葉県警の「選挙違反取締本部」の取り締まりで、のべ４４人も逮捕者が出ている。
原田 あっちこっちで「票の取りまとめを依頼する見返りに現金を渡した」として逮捕されていたな。
杉山 ある選挙区では、選挙前から飲食の提供や現金授受のうわさが絶えなかった。
結局、この陣営では金を受け取った側を含めて逮捕者が１５人。当選した県議も逮捕、起訴され「懲役２年、執行猶予５年」の有罪判決が確定している。
佐藤 別の県議候補は、現金４９０万円を配って、票の取りまとめを依頼した。
その結果、選挙は当選したものの、買収容疑で逮捕。この事件では、現職市議９人を含め１７人も逮捕された。
杉山 この県議も結局、有罪判決が確定。逮捕された９人の市議も１審では全員が有罪判決だった。
青木 当然だ。
秋谷 ともかく、こんな金権風土は、断じて変革しなくてはならない。千葉の有権者の悲願だ。
青木 今、千葉では千葉市の「中央区」をはじめ、同志が一丸となって大奮闘している。「松戸市」の友も勝利の「５・３」を目指し堂々と前進している。
原田 私の友人の学者も、こう語っていた。
〝「金権政治」「金権選挙」こそ、日本の政治を腐らせてきた諸悪の元凶だ。
何のしがらみもない公明党こそ、この問題にバッサリとメスを入れてもらいたい。今まで以上に、全国民のために奮闘してもらいたい〟と強く期待していた。
秋谷 もう、こんな情けない政治は終わらせないといけない。今こそ公明党が「金権政治」にピリオドを打つ時だ。
佐藤 厳しく見極めなくてはいけないのは、政治家だけじゃない。異常、異様な「病院」というのもある。
杉山 選挙になると、病院が丸ごと特定政党の「集票マシン」となる。そういう話も、いろんなところで聞くな。
佐藤 診療時間のはずなのに、昼日中から病院関係者が〝この候補を応援しろ〟と電話をかける。わざわざ白衣を着て、街頭でビラを配る。
そんな「患者そっちのけ」の病院まである。
青木 ふざけた話だ。患者の生命を、何だと思っているんだ！
話を聞くたんびに、怒りがふつふつとわいてくる！
原田 今は、医療事故が各地で相次いで、大問題になっている。病院も、医療関係者も、選挙にかまけている場合なんかじゃない。
「本業」である医療に、細心の注意を払うべき時じゃないか。
青木 選挙と病院の暗い闇を打ち晴らせ！――それが全国の期待だ。
佐藤 医療事故といえば、神奈川の川崎協同病院の女性医師が、入院中の患者を〝薬殺〟した事件！
杉山 この川崎協同病院というところは、不在者投票のやり方についても、神奈川県と川崎市の選挙管理委員会から「改善指導」を受けていた。
佐藤 この不在者投票の件では、国会でも自民党の議員が質問した。
それに対する厚生労働省の答弁によれば、この病院は〝不在者投票の場所を会議室などに設けずに、ベッドの上で投票を行った〟〝本人の意向を確認しないで、投票用紙を病院側が保管していた〟というんだ。
青木 とんでもないことだ！
杉山 地元の川崎市の住民も「医療事故を起こしただけでも許せないが、それに加えて選挙でも『改善指導』。こんな病院は地元の恥だ」と激怒している！
秋谷 医療の問題というのは、地域住民の暮らしに「直結」した問題だ。だからこそ地方選でも、重要な課題じゃないか。
青木 大事件が起きたからこそ、神奈川の有権者が立ち上がるべきだ。
原田 神奈川では川崎市の「川崎区」をはじめ、横浜市の「港北区」「中区」「瀬谷区」の友が、先駆の戦いをしている。
青木 勝利へ「あと一歩」だ。
秋谷 今回は「２１世紀初の統一地方選挙」だ。しかも公明党が与党として初めて戦う統一地方選だ。
公明党よ！ 死に物狂いで戦え！ 断じて日本政治の新時代を開け！
(2003.4.12. 聖教新聞)
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出席者：秋谷会長、青木副理事長、原田副理事長、佐藤総合青年部長、杉山男子部長
青木 悪辣なデマ記事で学会に公式謝罪した、あの新潮社が最近、また大失敗したそうだな。
佐藤 その通りです。
新潮社が平成１０年、出版してベストセラーになった時代小説が、何と〝盗用〟だったことが発覚。慌てて「絶版」「回収」処分にしたんだ。
原田 テレビや新聞でも大々的に報道していたな。なんでも小説の中に、他の作家の小説とウリ二つの部分が数十カ所あったようだ。
青木 新潮社といえば文芸書が看板なのに、これで社会的信用は一段とガタ落ちだな！
杉山 この小説は、もともと『週刊新潮』に平成８年から１年余にわたって連載されたものだ。
青木 １年も連載していたのに、『週刊新潮』の編集部は誰一人、気がつかなかったのかね？（笑）
原田 当然、編集部の責任も重大だな、これは！
杉山 だいたい『週刊新潮』自体が、先日も朝日新聞社から名誉毀損で訴えられたばかりじゃないか。
佐藤 これは『週刊新潮』が「朝日新聞」の看板コラムを「盗作だ」と騒いだ事件だ。
これに対して朝日新聞社は「事実無根」と反論。結局、５０００万円の損害賠償と謝罪広告の掲載を求めて新潮社を訴えたんだ。
青木 そういえば、新潮は「読売新聞」からも訴えられていたな。
杉山 そうです。『週刊新潮』が〝読売新聞が裏金〟云々という記事を出した。
これに対して読売新聞社は今年１月、謝罪広告の掲載と１億円の損害賠償を求めて提訴した。
秋谷 ああいう週刊誌なんか、昔なら大新聞は全く相手にしなかった。訴えるなんていうのは「恥」だった。それが、今や「朝日」や「読売」までが訴えるようになった。
青木 あまりの『週刊新潮』の悪辣ぶりに、とうとう堪忍袋の緒も切れたんだな。
原田 マスコミの「同業者」が怒るのも無理はない。
だいたい『週刊新潮』というのは、あの極悪ペテン師の山崎正友と裏でつながってきた雑誌だ。
秋谷 それも何十年も前からだ。
青木 まったく、みっともない雑誌だ。
あんな「疫病神」に魅入られているから、『週刊新潮』は裁判でも敗訴、敗北の連続じゃないか（笑）。
原田 学会をめぐるデマ事件でも、ことごとく学会側が勝利。『週刊新潮』に対して、３つの裁判で総額７００万円以上の賠償命令が確定している。
杉山 まず、北海道の学会員、白山信之さんへの人権蹂躙事件では平成１０年、最高裁から１１０万円の支払いが命令された。
佐藤 一昨年にも「東村山デマ事件」で東京地裁から２００万円の損害賠償命令。
原田 そして昨年、「北新宿デマ事件」で最高裁から４００万円の損害賠償を命令された。
青木 この「北新宿デマ事件」では、あの『週刊新潮』が、とうとう学会への公式の謝罪広告を掲載した。
佐藤 今や有名な話だ。先日、司法担当の記者たちの間でも「新潮社が創価学会に謝った」という話題で持ち切りだったようだ（大笑）。
杉山 何も学会との訴訟だけじゃない。その他の裁判でも新潮は次々と敗訴。
先月も名誉毀損で１５０万円の賠償命令（東京地裁）。昨年１２月にも賠償金１５０万円の支払いが命じられている（同）。
佐藤 ここ数年だけでも、１０件以上もの訴訟で断罪。そのうえ今も十数件もの裁判を抱えている。
原田 「新潮といえば名誉毀損、人権蹂躙」。もう日本中、津々浦々に鳴り響いているな（笑）。
杉山 昨年末にも、熊本の医療法人を中傷したデマ記事事件で、熊本地裁から「損害賠償９９０万円の支払い」「謝罪広告の掲載」が命じられたばっかりだ。
佐藤 あの記事も本当にメチャクチャだったな！ 例によって例のごとく、出どころ不明の「匿名コメント」だらけだった。
杉山 「地元事情通」やら「病院関係者」やら、本当に存在するかどうか、まったく分からない人間のコメントを並べていた（笑）。
佐藤 結局、裁判所は新潮を厳しく断罪。
判決でも「主要な事実については直接体験しておらず、伝聞した事実を供述したにすぎず」「原告らに対し反感を抱き、悪意のある供述をしている可能性を否定できない」等々と厳しく指摘されている。
杉山 そのうえで『週刊新潮』の言い分は「信用することができない」とバッサリ切り捨てられたんだ。
秋谷 あの「北新宿デマ事件」でも、全く同じ手口だったじゃないか。
杉山 とにかく「匿名コメント」だらけ。
「ある創価学会の関係者」だの「ある学会幹部」だの（笑）、誰が誰やらサッパリ分からない（爆笑）。
佐藤 しかも、全部で２６６行の記事のうち、何と１７８行が「匿名コメント」だった。
青木 「３分の２」までがデッチ上げの「架空」「捏造」のコメントだったわけか（大笑）。
杉山 当然、判決でも「匿名コメント」の主について「実在及びその説明の真実性を認めることはできない」と厳しく糾弾している。
青木 裁判所も『週刊新潮』の捏造ぶりを認定、断罪したわけだ（笑）。
秋谷 あたりまえだ。「いつ」「どこで」「誰が」がないのはデマの証拠だ。裁判の「イロハのイ」だ。
どこの誰やら全く分からないコメントを並べてウソ八百のデマ記事をデッチ上げる。
これこそ「デマの見本中の見本」だ。「言論の暴力」であり「言論の犯罪」だ。
(2003.4.14. 聖教新聞)
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出席者：秋谷会長、青木副理事長、原田副理事長、佐藤総合青年部長、杉山男子部長
杉山 前回は、あのペテン師の山崎正友と結託している『週刊新潮』が、あまりにひどい捏造体質で、社会的信用を失っていることが話題になった。
原田 それにしても、捏造雑誌というのは、気楽な商売だな（笑）。
なんでもかんでも、匿名コメントにしてデッチ上げれば、いいんだからな（爆笑）。
青木 まったくだ。最初からデッチ上げだから、取材や裏付け調査なんか、関係ない。手間のかかる仕事なんか、一切、必要ない（笑）。
佐藤 まあ「恥も外聞もない」「人間としてのプライドが全くない」連中にしかできないことだと、私の友人も言っていた（爆笑）。
杉山 「北新宿デマ事件」の記事では、さすがに匿名のコメントばかりだとまずいと思ったのか、たった一人だけ実名でコメントを出したやつがいた。
佐藤 それが、あの「ガセネタ屋」の乙骨だ（笑）。
原田 バカバカしい（笑）。あいつのコメントなんか、社会的にはビタ一文の値打ちもない。匿名コメント以下だ（大笑）。
杉山 その証拠に、この裁判では乙骨にも１００万円の賠償命令が下り、最高裁で確定している（笑）。
佐藤 判決でも「乙骨の故意又は過失は否定されない」「（学会が）地上げをしていると軽々に誤信したものに過ぎない」等とインチキぶりをバッサリ断罪されている。
杉山 この『週刊新潮』ならではの「架空コメント」については、名城大学の網中政機学長も激怒していた。
〝「誰が」「いつ」「どう言った」という根拠が極めて乏しい。証拠が全くない。つまり「足」がない。これではウソとしか言いようがない。幽霊のような記事だと言わざるを得ない〟と断言していた。
青木 まったく、その通りだ。
原田 今まで『週刊新潮』が書いてきた学会へのデマは全部、そうだ。
秋谷 それにしても『週刊新潮』が、こんなに裁判で断罪されるようになったのも、あの極悪ペテン師の山崎に魅入られたからだ（笑）。
佐藤 山崎は２５年も前から『週刊新潮』を誑し込んで、さんざんデマ記事を書かせてきた。
原田 あの３億円恐喝事件でも山崎は『週刊新潮』を完全に「脅しのネタ」に仕立てていたじゃないか。
佐藤 当時の山崎の手口は、こうだった。
まずブラックジャーナリストの内藤国夫にデマ情報を吹き込む。そして『週刊新潮』等にデマ記事を書かせる。そして、そのデマ記事を「ネタ」にして、あっちこっちを脅す――こういう悪辣な手口だった。
杉山 山崎のやつは「新潮は〝あれでも生ぬるい〟って言って騒いでいたね。もっとどぎつく書きまくるって言ってるよ」なんて言い放ち、さんざん脅していた。
佐藤 『週刊新潮』を利用した山崎の策略は、恐喝事件の判決でも明確に認定されている。
「自分が月刊現代や週刊新潮の学会批判の動きにその内部で深くかかわり、これに影響力を及ぼすべき立場にあることを言外に示し」とハッキリある通りだ。
杉山 どれほど山崎が『週刊新潮』と奥深く結託していたか。
恐喝事件の以前から、山崎は『週刊新潮』に掲載される前のゲラまでチェックしていたほどだ。
佐藤 山崎は当時、日達法主に取り入って宗門を操る一方、週刊誌等を使って、坊主をけしかけて学会を攻撃させようと策謀した。
杉山 そこで山崎は『週刊新潮』にデマ情報を流し、デマ記事を書かせた。
佐藤 しかも山崎は、わざわざ記事のゲラまで届けさせて入念にチェックしていた。
〝ここを削れ〟だの何だのと、あれこれ指図していた。
青木 完全に山崎の「言いなり」じゃないか。
原田 山崎は当然、新潮の編集部員でもない。社員でもない。
それどころか、やがて凶悪な３億円恐喝という重大犯罪を犯した極悪人だ。
秋谷 そんな男が、我が物顔で記事にクチバシを突っ込む。傲然と指示する。
『週刊新潮』という雑誌が、いかに異常な雑誌か。この一点だけでも、よく分かるじゃないか。
(2003.4.15. 聖教新聞)
<86>
出席者：秋谷会長、青木副理事長、原田副理事長、佐藤総合青年部長、杉山男子部長
佐藤 『週刊新潮』の中でも、極悪ペテン師の山崎正友とつるんでいた記者の一人が、松田宏という男だ。
原田 一昨年まで『週刊新潮』の編集長だった男だな。
佐藤 新潮社が学会に謝罪した「北新宿デマ事件」で、謝罪広告に自分の名前をデカデカと出すハメになった男だ（笑）。
杉山 それに、山崎が恐喝事件で懲役３年の実刑が確定して刑務所に入る前には、わざわざ〝壮行会〟まで開いていたやつだ。
佐藤 そのうえ、山崎の仮出所後には〝慰労会〟までやっていた（笑）。
青木 まるで山崎の「下男」か「タイコもち」同然じゃないか（爆笑）。
佐藤 編集長からして、このザマだから、山崎のやつは『週刊新潮』なんか、自分の手下みたいに見下し抜いていた。
だから平成５年に刑務所から出たあと日顕あてに書いた手紙の中でも、『週刊新潮』を、さんざんコケにしていた。
杉山 その通りだ。
〝週刊新潮に手記を載せて、活動を再開する〟なんて大物顔で書いていたな。
佐藤 事実、山崎の仮出所を最初に記事にしたのも新潮。
その山崎が出所後に始めて手記を載せたのも『週刊新潮』だ。
原田 これじゃあ「山崎の回し者」と言われても、仕方がないな（笑）。
青木 『週刊新潮』なんて名前はやめて、いっそのこと『週刊山友』とでも名前を変えたほうがよかったんじゃないのか（大笑）。
原田 まったくだ、まったくだ（爆笑）。
秋谷 謀略のカラクリが全部、誰の目にも、よく見えてきた。
杉山 あの卑劣な狂言訴訟だって、山崎が裏で動き回っていたことがハッキリしている。
佐藤 その通りだ。
山崎と学生時代の同級生で、共産党の国会議員秘書だった人物も〝山崎が仕掛け人だ〟と証言している。
杉山 実際、狂言事件のデマ手記が掲載される前の平成７年暮れには、日顕宗の坊主や『週刊新潮』の記者、それに山崎が「忘年会」まで開いていたという話だ。
原田 ペテン師の一味が雁首揃えて酒盛りか（大笑）。
佐藤 だいたい、あの狂言夫婦は数え切れない人々から多額の借金をしては踏み倒してきた、札付きの極悪夫婦だ。
被害者から訴えられて、裁判で支払い命令が確定したものだけでも、何と約７０００万円にのぼる。それほどの悪党だ。
杉山 亭主も亭主で、暴力団も顔負けの男だ。
〝オレは何べんもブタ箱に入っているんだ。また何かあったら、入ればいいんだ〟と言い放っていたほどのやつだ。
佐藤 あのデマ手記を出す前にも、このウソつき夫婦は、何と学会を脅して金を取ろうと企んでいた。
原田 当然、学会は、そんなものは全く相手にしなかった。
結局、そのドス黒い「逆恨み」でデマ話を騒ぎ始めたんだ。
杉山 その通りだ。そのことは狂言訴訟の判決でも、ハッキリ認定されている。
〝恐喝まがいの言辞を用いて学会に金を要求したが、結局それが功を奏さなかった。そこで、その仕返しとして、（デマ）手記を週刊誌等においてセンセーショナルな形で発表した〟と明確に認定している。
青木 「恐喝まがい」「逆恨み」「マスコミ利用」「デマ」――知れば知るほど、山崎にソックリの極悪夫婦だな（大笑）。
原田 そんな悪党どもと手を組んで、気が狂ったように事実無根のデマを出したのが『週刊新潮』だ！
杉山 その通りだ。狂言訴訟の判決は、こう明確に糾弾している。
「本件のような事実的根拠が極めて乏しい事柄について、しかも、スキャンダラスな内容のものをいたずらに報道されるいわれはない」と『週刊新潮』を厳しく断罪している。
佐藤 結局、ウソつき夫婦は裁判で次々と敗訴。最高裁で「１００万件に１件あるかないか」という「訴権の濫用」で訴えが却下された。
秋谷 当然だ。バカバカしい！
青木 『週刊新潮』は「１００万件に１件あるかないか」のデマを流したんだ。まさに『週刊新潮』こそ「前代未聞、空前絶後の捏造雑誌」ということだな！
原田 そんな気違いじみた「捏造雑誌」だから、最近も、訴訟に次ぐ訴訟で、断罪また断罪。天下に赤っ恥をさらしているんだ（大笑）。
佐藤 『週刊新潮』は学会との裁判でも全戦全敗。学会は「完全勝利」「全面勝訴」だ。
杉山 その「仲間」の山崎も、自分の不倫絡みの裁判で不倫相手の夫から訴えられた。この裁判では先日、最高裁で「３００万円の賠償命令」が確定している。
佐藤 ６６歳にもなって「不倫で賠償命令」。
そのうえ裁判漬けで、あっちこっちの裁判所を亡霊のようにウロチョロしている（大笑）。
秋谷 いや『週刊新潮』にしても、山崎にしても、まだまだ裁判をドッサリ抱えている。
ウソ八百の正体が暴かれていくのは、まだまだ、これからだ（笑）。
(2003.4.16. 聖教新聞)
<87>
出席者：秋谷会長、青木副理事長、原田副理事長、佐藤総合青年部長、杉山男子部長
原田 １３日に投票が行われた統一地方選の前半戦で、我々が支援する公明党は大勝利だったな！
佐藤 道府県議、政令市議をあわせて、全国で３２４人全員が当選！
杉山 前回選挙と比べても、公認候補の当選が１５議席も増えた（今回から政令市になったさいたま市の１１議席は含まず）。
青木 しかも、１４８の道府県会選挙区のうち７３選挙区、１１７の政令市会選挙区のうち４４選挙区で「過去最高得票」という前代未聞の記録を、堂々と打ち立てた。
一点の曇りもない、見事な完全勝利だ。
原田 日顕も山崎も、その他の悪党どもも、みなビックリだろうな（笑）。
青木 今ごろ焼きもちで真っ黒焦げになっているだろうよ（爆笑）。
秋谷 今回の選挙は本当に立派だった。今度は議員が立派にならなくてはいけない。
公明党は、この支持者の大恩を絶対に忘れずに、断固、戦ってもらいたい。
原田 そうだ。「勝ってカブトの緒を締めよ」だ。
今月２７日には、早くも統一地方選「後半戦」の投票がある。のんびりしている時間なんか、まったくない。「待ったなし」だ。
青木 「油断」は絶対に禁物だ。
特に今回、当選した道府県会、政令市会の議員こそが、後半戦の陣頭に立って戦うべきだ。さっそく支持者への御恩返しの「チャンス到来」じゃないか。
秋谷 その通りだ。相手も必死だ。すべての国会議員、地方議員が一段と一致団結して、死に物狂いで戦ってもらいたい。断じて「連戦連勝」を勝ち取ってもらいたい！
原田 それにしても、あの共産党の大惨敗ぶり！ いや、ひどかったな（笑）。
杉山 新聞各紙も「共産は惨敗」（日本経済新聞）、「大幅減」（産経新聞）、「全滅」（読売新聞）等と大見出しをつけていた。
佐藤 共産党は今回、１０都道県知事選で公認、推薦、支持の候補を出したが、全員が「大敗北」だった。
杉山 中でも東京都知事選は今回、党として初めて「単独公認候補」を立てたが、見るも無惨な歴史的惨敗。結局３６万票しか入らなかった（大笑）。
原田 いや、有効投票数の１割にも満たなかったから、３００万円の供託金も全額没収だ（笑）。読売新聞に出ていたよ。
佐藤 この結果は深刻だ。大打撃だ。
だいたい共産党は平成１０年の参院選の比例区では東京で１０２万票あった。それが平成１２年の衆院選では８２万票、平成１３年の参院選では５５万票。
青木 そして今回は、たったの３６万票か。５年間で３分の１まで縮んだわけだ（大笑）。
秋谷 これこそ「大激減」だ。
原田 同じ日に投票のあった東京都議の再選挙、補欠選挙でも、共産党は文京区と大田区の両方で大敗北した。
青木 とくに文京は「共産党の牙城」と言われる地域じゃないか。どうしちゃったんだ、いったい（大笑）。
杉山 他にも共産党は、あっちで落選、こっちで惨敗。結局、今回の統一地方選挙前半戦だけで、６９も議席を減らした（笑）。
青木 まさに歴史的な大敗北だな！
佐藤 いや、考えてみれば大惨敗も当たり前だ。口を開けば悪口雑言、批判、揚げ足取り、デマばっかりじゃないか。
青木 それに極め付きが、あの時代遅れの宗教弾圧だ。あれじゃあ、行き詰まるに決まっている――これが庶民の感覚であり、心ある学者の一致した見方だよ。
秋谷 その通りだ。共産党も「どうすれば勝てるのか」真剣に考え直したほうが、いいんじゃないか（笑）。
青木 まったくだ。
まず「たまには他人を誉めること」だよ（笑）。
原田 そして「人間対人間」として語り合おうという、心の大きさを持つことだ。
青木 かつて学会は、宗教と共産主義の共存という文明史的意義の上から、あの「創共協定」を結んだ。
秋谷 イデオロギーや思想、信条の対立ではなく、「人間対人間」の連帯を築こうとした歴史がある。
それほど学会が懐が深い。心が大きい。
青木 学会も昔は教条的だとか、狂信的といわれたけれども（笑）、今では「社会に大きく開いた」「誰とでも語り合える」良識を持っている。
壮大な「人間の心の連帯」をつくっている。
秋谷 それで学会は勝利してきた。栄えてきたんだ。
原田 まさに今の共産党には、その度量の大きさ、深さが必要じゃないのか？
青木 その通りだ。
当然、政治的次元での信念、信条はあるだろう。
しかし、同じ人間ならば、また同じ日本人、社会人ならば、互いに率直に語り合おうという「常識」「社会性」が必要だ。
原田 それを他人を利用したり、陥れたり、脅したり――とにかく人間としての話というものが、まるで通じない。
対話不能の「特殊な集団」になってしまった。今のままの独善では、最後は消滅だよ。
青木 この一点を共産党は真剣に考えないといけないな。
原田 あの「創共協定」も、対話と協調の人間主義の先見性から池田先生が結ばれたものだ。
秋谷 その通りだ。当時、心ある識者も、みな「素晴らしい先見だ。学会は考え方が柔軟だ。幅が広い」と賛同し、讃嘆していた。
青木 それを政治的に利用して、歪めて、壊しちゃったのは、共産党じゃないか。
佐藤 その後も、池田先生は「人間主義の対話」の流れを、全世界に大きく広げてこられた。
秋谷 先生が鋭く洞察され、築かれてきた「対話の流れ」は今や、世界の潮流になっている。
事実、そういう時代になってきているじゃないか。
原田 この洞察の鋭さ。この視野の広さ。人間観、世界観の深さ‥‥ここに学会の発展と拡大の〝秘密〟があることを、共産党は謙虚に学ばなくてはいけないな。
秋谷 当然、学会も、名誉会長も、宗教の浅深に対しては厳格である。
しかし仏法は「平等大慧(びょうどうだいえ)」だ。「人間主義」だ。
誰人であれ、どの団体であれ、平等に、誠実に接している。
青木 共産党とも、変な対立をするつもりなんか、毛筋もないよ。
原田 それを今の共産党みたいに、イデオロギーや「権力主義」で人を罵倒したり、いがみ合ったり、傷つけ合ったり。まったく愚かだ。
秋谷 もともと「権力」というのは、人を幸せにし、繁栄させていくための「手段」じゃないか。
それ自体が「目的」じゃないか。
それが共産党には分からない。
青木 だから共産党よ、いっぺんでも学会を誉めてみたらどうだ？ 口汚い悪口ばっかりじゃなくて「創価学会は、あっぱれだ。我々も見習いたい」と誉めればいいんだ。
国民、有権者の見方も、いっぺんで変わってくるよ。
原田 まったく、その通りだ。
そうすれば「ああ、共産党も大人だな。懐が深いな」と皆が見直すよ（笑）。
(2003.4.17. 聖教新聞)
<88>
出席者：青木副理事長、八尋福会長（弁護士）、井田弁護士、西尾弁護士、佐藤総合青年部長
佐藤 学会は全ての裁判で堂々の連続勝利だ。一方、日顕一派が、また裁判で断罪されたな。
八尋 今度は、大石寺の「遺骨大量不法投棄事件」に絡んだ裁判だ。東京高裁は今月８日、大石寺に対し、遺族４人へ計２００万円の損害賠償命令を下した。
青木 大石寺の住職、代表役員は日顕だ。陰険に学会をいじめ抜き、好き放題に遊び呆けてきた。その明確なる仏罰だ。
佐藤 まったくだ。判決にも、厳然と日顕の名前が刻まれている。
青木 「ニセ法主」のせいで、もう宗門も滅亡だな（笑）。
八尋 大石寺は、預かった信徒の遺骨をゴミ同然に捨てていた。判決も〝投棄〟とハッキリ言っている。宗教団体として、僧として、あるまじき、あくどい所業だ。
井田 この事件は社会的関心も非常に大きい。
地元・静岡で行われた遺族たちの記者会見にも、多数のマスコミが駆けつけた。
地元テレビ局の２局は即日で報道した。
西尾 翌日には読売、朝日、毎日、産経、中日、静岡をはじめ全国各地の新聞も日顕宗の敗訴を大々的に報じた。「大石寺に２００万円の賠償命令」等と出ていた。
佐藤 いかに日顕宗が「反社会的な集団」か。日本中に知れ渡ったわけだ（笑）。
青木 日顕も「遺骨を捨てて断罪されたニセ法主」として、永遠に糾弾されるわけだ（笑）。
佐藤 それにしても日顕と宗門は、今年も裁判で連戦連敗だな。
八尋 その通りだ。まず２月１２日、シアトル事件に絡んだ悪辣なデマ事件で、東京高裁が日顕本人の責任を明確に認定。日顕個人と宗門に４００万円の賠償命令を下した。
佐藤 ２月２６日には、日顕宗の選挙狙いの違法ビラ事件が断罪された。賠償金１００万円の支払いとビラの回収、廃棄が命じられている。
井田 それも裁判所が、ほかならぬ日顕本人の発言をもとに、法的にも〝日蓮正宗の責任〟を明確に認定したんだ。
西尾 そして今回の遺骨の大量不法投棄事件では２００万円の賠償命令。これで、今年だけで、合計７００万円の賠償命令が厳しく下ったことになる。
佐藤 こんな悪辣な宗教団体は、世界中、探したって、日顕宗だけだろう（笑）。
青木 学会は正しい。逆に、いかに日顕が悪いやつか。今や明々白々だ。
佐藤 それにしても今回、断罪された事件も、言語道断、冷酷非道の事件だったな！
井田 まったくだ。平成６年ごろに発覚したが、恐るべき事件だ。
なんと大石寺が、遺族から預かっていた遺骨をゴチャ混ぜにして、使い古しの米袋にギュウギュウに詰め込んでいたというんだな。
西尾 そのうえ、そうして遺骨を詰めた米袋のうち１５０～２００袋を、納骨堂でも墓地でも何でもない境内の「空き地」に穴を掘って埋めた。
井田 その穴を掘らされた大石寺の元従業員の告発で、多くの遺族が、この事件を知った。そして「かけがえのない家族の遺骨がゴミ同然に捨てられている」と不安にかられ、大石寺に問い合わせた。
ところが坊主らは、まともな説明すらしなかったんだ。
西尾 そこで遺族らは「大石寺納骨被害者の会」を結成。その中の４人が、やむにやまれぬ怒り、憤りの思いから、平成１２年３月、大石寺に慰謝料を求める裁判を起こしたわけだ。
青木 遺骨を使い古しの米袋に詰め込むなんてこと自体、預けた遺族には思いもよらないことだ。ましてや、それをゴミ同然に捨てるなど、異常も異常！ およそ血の通った人間のやることじゃない。
西尾 こんなことをやる寺は、他宗にだってない。皆、呆れ果てている。
佐藤 だいたい、日顕宗のクソ坊主には「遺骨を大事にする」なんていう感覚なんか、毛筋もない。
その証拠に、遺骨を詰めた米袋が、大石寺内で無造作に積み上げられた写真があったじゃないか。
八尋 陰惨極まる実態だった。湿気と重みで袋が破れ、剥き出しになった骨がボロボロと、こぼれ落ちていた。誰もが息の詰まる思いで見た。
佐藤 裁判でも、恐るべき実態が、次々と明らかになったそうだな。
八尋 その通りだ。今まで何度、尋ねても黙殺していた大石寺は、いざ裁判になって、ようやく遺骨を米袋に詰めて埋めたことは認めた。ところが、これが完全に「開き直り」だった。
井田 大石寺側は〝遺骨を埋めた行為は、宗門の教義に則った宗教的行為だ〟なんて言い始めたんだ。
青木 バカバカしい！
遺骨を使い古しの米袋に詰めて埋めるなんていう「教義」が、いったい、どこにあるんだ？
佐藤 まったくだ。御書のどこに、そんなことが書いてあるんだ！
西尾 大石寺側は、坊主の野村慈尊（千葉・清涼寺）を法廷に立たせて、さんざん大ウソを並べ立てた。悪辣なデマを捏造して、責任逃れを図ろうと策謀したんだ。
青木 野村か！ あいつのことは私も、よく知っているが、あんな「ウソつき」は、いない。本当に、いい加減な、畜生以下の坊主だったな（笑）。
西尾 野村を表に立てて大石寺がやったことは、要するに、すでに死んでいる日達法主に全部、責任を押しつけることだった。
とにかく遺骨を埋めたのも「日達法主の指示」。埋める場所も「日達法主の指示」。
井田 さらに〝埋めた後には日達法主が自ら読経唱題して法要をやった〟とまで言い放ったんだ！
西尾 さらに野村は法廷で〝その法要には、自分のほかに早瀬義孔が出席した〟と証言した。
青木 なんだ、なんだ。早瀬も、とっくに死んでいるじゃないか（笑）。
佐藤 「死人に口なし」か（笑）。死んだ人間に全部、責任をなすりつけようとしたわけだな！
青木 いかにも日顕のやつが考えそうな、卑劣な手口だな（笑）。
佐藤 当然、そんなバカげたデマが、裁判所に通用するはずがない。
西尾 まず、遺骨が投棄された時期について判決は、元従業員の〝遺骨の投棄は、日達法主が昭和５４年７月に遷化した後の同年９月下旬ころ行われた〟という陳述を重視。
〝日達法主がその際に法要を執り行うなどということはありえない〟との判断を示した。
佐藤 この一点だけでも、明確なウソじゃないか（笑）。
青木 昭和５４年９月といえば、当時の法主は日顕じゃないか。
遺骨の投棄も、日顕の命令だったんじゃないのか？
井田 さらに法廷で野村は〝法要は事前の計画も準備もなく、日達法主が思いつきで突然、行った〟なんて言い張った。
佐藤 日達法主の思いつき？
西尾 これについても判決は「遺骨の埋葬にせよこれに続く法要にせよ、突如思いついて実施するという性質のものではない」と一刀両断だ。
青木 当たり前だ（笑）。誰が見たって、すぐウソだと分かる話だ（大笑）。
井田 ところが、「思いつき」なんて言いながら野村は、遺骨を埋めた時に行ったという法要について「意義のある極めて重要な儀式」だの「歴史に残る出来事」「全僧侶・全信徒の関心の的となる事柄」と言い放っていた。
青木 何いってんだ（笑）。
そんな法要なんて、私たち学会の幹部も、聞いたことがない。そんなものが何で「意義のある」「重要な儀式」「歴史に残る出来事」なんだ？
佐藤 そんなに重要な儀式だったら当然、信徒の代表も参加し、聖教新聞や宗門の機関誌にも大きく出たはずじゃないか。
西尾 ところが、そんな記録は、一切ない。
裁判でも「大日蓮」をはじめ、宗門の機関誌の報道が事細かに検討されたが、そんな記録は何一つ、出てこない。
井田 特に、大石寺の当時の機関誌「蓮華」には、日達法主の誕生日や小学校時代の同級生の集まり、さらには「親善運動会」「茶摘み」なんてものまで、詳細に報道されている。
西尾 ところが「重要な儀式」「歴史に残る出来事」だったはずの遺骨の埋葬や法要は、ただの１行も出てこない（笑）。
井田 しかも、当時の在勤者も口を揃えて「そんな法要は聞いたことがない」と陳述している。
青木 おかしいじゃないか。誰も聞いたことがない。記録も一切ない。そんなものの、どこが「歴史的な出来事」なんだ？（笑）
佐藤 まるで日顕の相承話と同じじゃないか（爆笑）。
井田 判決も、こう厳しく断じている。
「上記法要については記録には全く残っていないし、何らかの方法で公表されたこともなく、遺族に知らせたこともない」と鋭く指摘している。
青木 当然だ。正しい。誰だって、そう考えるよ。
西尾 結局、野村の証言は大ウソだらけ。判決でも「信用することができない」「極めて疑問」「この点も疑問」「納得できない」等と厳しく糾弾された。
佐藤 当たり前だ！
青木 それにしても、あの「疫病神」の山崎正友と、くっついたところは、全部、滅亡だな。恐ろしいほどだ。
佐藤 日顕宗だけじゃない。あの共産党も、新潮社も、みな同じだ（笑）。
青木 そうそう、そういえば私の同窓生が言っていたな。
「山崎は共産党の党首、山崎は新潮社の社長みたいだな」ってね（爆笑）。
(2003.4.18. 聖教新聞)
<89>
出席者：青木副理事長、八尋福会長（弁護士）、井田弁護士、西尾弁護士、佐藤総合青年部長
青木 前回、「遺骨大量不法投棄事件」で寺側に対し２００万円の損害賠償命令が下ったことが話題になった。
佐藤 日顕宗のクソ坊主は、この裁判でも大ウソばっかりついていたな。
西尾 大石寺は預かった遺骨を本来、しかるべき納骨堂に納めるべきであるのに、何と遺骨を米袋にギュウギュウに詰めて、納骨施設でも何でもない空き地に穴を掘って、そこに投棄してしまった。
ところが、法廷で大石寺側は、遺骨を埋めた場所について「聖地ともいうべき霊域」だなんて開き直り、言い張った。
青木 ウソも休み休み言え！
私も、大石寺の境内は、よく知っている。あんな吹きっさらしの空き地の、どこが「聖地」なんだ？
佐藤 ノラ犬、ノラ猫が、平気で通るような場所じゃないか（爆笑）。
西尾 判決も、こう明確に断罪している。
「遺族の全く知らない間に、境内の誰でも立ち入れる一画に穴を掘って袋に入った大量の遺骨を埋めて土をかぶせ、その上に数本の杉を植えたというにすぎない」
井田 さらに「法要等の慰霊の措置は何らとられていないし、遺骨が埋葬された場所にふさわしい施設も全く設置されていない。要するに、遺骨を境内の一画に投棄したと評価されてもやむをえないものである」と厳しく断じている。
八尋 つまり裁判所も、遺骨を「投棄した」――要するに「捨てた」と明確に認定したんだ。
これは重大だ。
佐藤 どこの世界に、信者の遺骨を勝手に捨てる宗教団体があるんだ？
完全に狂ってる。
青木 御書を拝すれば、大聖人は、富木常忍の母の遺骨を御宝前(ごほうぜん)に大切に安置されて、それはそれは懇ろに追善してくださっているじゃないか！
八尋 その通りだ。大聖人から、どれほど厳しく叱られることか。
裁判の断罪は、その象徴だよ。
西尾 墓地研究の第一人者である藤井正雄・大正大学教授も、こう断言している。
「寺院で、こうしたひどい収蔵方法を行っているところは、これまでに聞いたことない｣
「納骨施設として許可を得ていない場所に、遺族に無断で大量に捨てるなどということは、宗教者にあるまじき、とんでもない行為である」と明言していた。
青木 まったく、その通りだ。正論だ。
井田 そういえば、この問題が発覚した直後、日顕のドラ息子の阿部信彰が、寺の集まりで、とんでもないことを言っていた。
〝比叡山や真言宗の高野山だって保健所の許可なんか取ってない。境内のどこへだって埋めている〟などと言い放っていた。
青木 バカなやつだ。今の大石寺みたいな寺は日本中、探したって、どこにもないよ。日顕宗だけだ（笑）。
西尾 だいたい「墓地、埋葬等に関する法律」の第４条には「埋葬又は焼骨の埋葬は、墓地以外の区域に、これを行ってはならない」と明確に規定されている。
八尋 信彰の言ったことが本当なら、日本中の寺が違法だらけだ（笑）。
佐藤 いや、実際に私の友人が比叡山や高野山に問い合わせたそうだ。
すると「墓地としての許可を受けた場所以外に遺骨を埋葬することは、どのような理由からも絶対にあり得ない」（比叡山延暦寺）、「墓地としての許可を受けた場所以外に埋めること？ まずあり得ません」（高野山金剛峯寺）と、明確に否定した（笑）。
八尋 当然だろう。
青木 信彰は、かりにも宗門の庶務部副部長じゃないか。その信彰が〝境内のどこに埋めてもいい〟なんて言い放っていた。
これは大問題じゃないか。重大な責任問題だ。
井田 現実に今回の判決でも、他宗派の総本山や公営施設での合葬、合祀の形態と大石寺の遺骨の取り扱いを比べたうえで〝国民の宗教的感情、社会通念に適合しない〟と厳しく糾弾した。
青木 当然のことだ。日顕宗は「社会通念に適合しない宗教団体」と裁判所から認定されたわけだ（笑）。
佐藤 とにかく日顕は裁判所公認の「ハレンチ坊主」「デマ坊主」（笑）。
それに加えて、前代未聞の「遺骨不法投棄の寺」の坊主として、永久に大汚名を残すことになったわけだ（笑）。
青木 それにしても疫病神の山崎正友と結託すると、みな地獄だな。
ここまで仏罰が下った。
裁判という裁判でも、全部、大敗北じゃないか。
これで一宗は、完全に滅亡だ（大笑）。
(2003.4.19. 聖教新聞)
<90>
出席者：秋谷会長、青木副理事長、原田東京総合長、佐藤総合青年部長、杉山男子部長
秋谷 それにしても国民の政治家を見る目は、一段と厳しくなっている。
佐藤 その通りです。特に「政治家と金」の問題。
先日の地方選前半戦で１０人の新知事が決まったが、実は知事というのは莫大な退職金がつく。これについても最近、怒りの声が沸騰している。
杉山 先日もテレビ番組が特集していた。
「知事の退職金」というのは１期４年間務めるだけで、なんと平均約４７００万円も出るそうだ。
原田 そんなに出ているのか！
杉山 だから６期務めて、今回の地方選で引退した県知事なんか、すごい。退職金は２億４０００万円だ。
佐藤 今までの「最高額」は、８期３１年務めた県知事で、３億円以上も出た。
青木 ふざけるな！ とんでもないことだ！
庶民感覚から完全に懸け離れている。
杉山 そもそも知事の退職金は「月収×在職月数×支給率」で計算する。
「支給率」は自治体によって違うが、６割から８割もある。
原田 知らなかったな！ つまり知事は退職金で「在職期間の全給料の６割、８割」もの金が稼げるわけか！
佐藤 この金額が、どれだけ「法外」か。何しろ総理大臣ですら、退職金は４年務めても５４１万円だ。
青木 知事の退職金というのは、総理大臣より「約８倍」も高かったのか！
原田 だいたい「月収×在職月数」で退職金を計算するなんて聞いたことがない。「在職年数」で数えるのが普通だ。
秋谷 サラリーマンだって、そうじゃないか。
佐藤 テレビにも出ていたが、サラリーマンの退職金は、４２年間勤続の人で平均１２９１万円。
サラリーマンが「知事１期分の平均額」である４７００万円もの退職金をもらうためには、１６０年間も働かなくちゃならない。
青木 呆れ返った特別待遇だ！ 知事というのは、そんなに偉いのか？
地域住民をナメているんじゃないか？
原田 だいたい最近は、４７都道府県の、どこをとっても財政状況は最悪だ。
こんな高額な退職金、本来なら最高責任者の知事が率先して返上すべきじゃないか。
青木 「こんな巨額の退職金は、頂戴できません」とキッパリ断る知事が、日本には一人もいないのか？
原田 いたら、国民は拍手喝采だろうな！
秋谷 本当に「政治改革」を目指すのなら、まず「政治家」を改革するべきだ。
あの思い上がり。特権の数々。その根本の改革から始めなければ、なんにも進まない。「絵に描いた餅」だ。
青木 公明党は「庶民の党」「大衆の党」だろう？
こういう「特権改革」にこそ一段と全力を挙げろ！ 「特権の伏魔殿」を叩き壊せ！
秋谷 まったくだ。
一つ一つ、着実に、地道に「目に見える実績」を勝ち取ってもらいたい。
原田 そのために支持者は全力で支援しているんだ。
青木 今月１３日に投票のあった、統一地方選挙の前半戦でも、公明党は完全勝利だった。
これも全部、「支持者の奮闘、激闘があったればこそ」じゃないか！
秋谷 今月２７日投票の後半戦も、いよいよ２０日に告示された。
今こそ公明党の「全国会議員」が、そして「全地方議員」が、特に「前半戦で当選した議員」が、死にものぐるいで戦い抜くべき時だ。
原田 その通りだ。それが支持者の厳しい声だ。
もう日本中、あっちからも、こっちからも、そういった声が沸き上がっているぞ！
青木 もちろん一生懸命やっている議員や議員の家族も、大勢いる。しかし、なかにはまだ、ふぬけた、だらけた連中がいるようだ。
秋谷 支持者に全部やらせて、威張り腐る。働かない。動かない。戦わない。
要するに支持者への「感謝」というものが全然、ない。
そういう傲慢無礼の連中が、必ず悪事を働く。必ず支持者に大迷惑をかけるんだ。
青木 だからこそ議員は誰よりも真剣に戦え！
誰よりも死力を尽くして戦え！
それでこそ、支持者も納得できるんだ。
原田 特に公明党の国会議員！ 一人一人、今回の選挙で、いったい何票集めたのか。党本部のほうで厳しく統計をとってもらいたいものだ。
青木 そうだな！ 街頭演説の１回や２回やったぐらいで戦った気になられたんじゃあ、たまったものじゃない。
佐藤 国会議員らしく、日ごろの「個人票」「個人人脈」の威力を見せてもらいたいもんだ！
原田 まったくだ。
支持者には、選挙戦で票もロクに稼げないような議員を国会に出す義務なんか、何一つない（笑）。
青木 とにかく今回の大事な大事な後半戦、国会議員が働け！
身を粉にして、寝る間も惜しんで働け！
秋谷 もう時代が違うんだ。支持者が議員を見る目も全然、違う。
もっとも、この座談会でも、さんざん叩いてきたから、最近は、かなり議員が真剣になってきたようだ。
原田 当たり前だ。本当なら、支持者に何も言われなくたって、当然、やるものだ。
佐藤 ある市会議員の家庭では「議員と家族が戦おう」と部屋に張り出した。それを自分たちへの「戒め」としながら戦っているそうだ。
青木 いいじゃないか！ 立派じゃないか！
そういう謙虚な、真面目な議員こそが、皆から信頼されるんだ。地元の評判もいい。支持者も真剣に応援できる。
杉山 また神奈川県の議員ＯＢは、この地方選前半戦で、３５０人もの有権者を訪ね歩いた。
「議員時代に頂戴した支持者の皆さまの大恩には、いくら感謝しても、しきれない」と、必死で後輩候補の応援に全力を尽くした。
佐藤 そこは大変に厳しいといわれた選挙区だったが、公明党は大健闘し、見事に「トップ当選」を果たしている。
青木 それでこそ、公明党の議員ＯＢだ！
原田 あの竹入や大橋なんかとは大違いだな！
秋谷 まったくだ。だいたい竹入なんか、後輩の応援なんか、ただの一度たりとも、やったことがない。
自分が引退したら、まったくの知らん顔。何一つ、党のために働かなかった。それどころか何十年にもわたる支持者の大恩を仇で返した。
青木 血の通った、まともな人間のできることでは到底ない。まさに「畜生以下」だ。
原田 その竹入が今、どうなっているか。
悪辣な「学歴詐称」はもちろん、下劣な女性問題、金銭問題まで発覚し、今じゃあ社会の誰からも相手にされない。
秋谷 「報い」を受けて、おめおめと生き恥を晒しているだけだ（大笑）。
青木 当たり前だ。小学校卒を「陸軍航空士官学校出身」だと詐称したやつなんか、誰が相手にするか！
原田 金や汚職がらみの問題を起こした国会議員なら山ほどいる。だが「学歴詐称」がバレたやつなんて前代未聞だ（笑）。竹入なんかと関わりを持ったら、それこそ「子孫末代までの大恥」だ（爆笑）。
青木 あの大橋のやつだって、そうだ。
「ヤミ献金疑惑」にはじまり、クラブの女性ピアニストに下劣なラブレターを出していた事件まで発覚。当然、党も除名された。
杉山 あいつにも卑しい卑しい「学歴詐称」が発覚したな（笑）。今じゃあ、あの共産党ぐらいしか相手にしてくれない惨めさだ（爆笑）。
佐藤 それに女性問題にかけては、大橋のやつにも引けをとらない元都議の竜だ（笑）。
原田 あいつも下劣な正体が発覚したうえに、今じゃあ病気で入院したそうだな（大笑）。
佐藤 それに、とにかく「金に汚かった」藤原も、ヤクザに人殺しを依頼したことまでバレて、埼玉あたりに引きこもったまんまだ（爆笑）。
青木 どの極悪人も、全部、支持者にやらせて、うまく泳ぎ、立ち回り、自分では何一つ、戦わなかった。やがて転落し、反逆していった。
秋谷 だからこそ「議員は戦え！」と厳しく言っているんだ。我が身を捨てて戦うことが、結局は自分の、また家族のためにもなる。
青木 傲慢、堕落、怠惰、惰弱の性根を叩き出し、議員としての正道を進んでいく。そのためには「真剣に」「無我夢中で」戦い抜くしかない。
原田 公明党の全議員は、この一点を絶対に忘れるな！
(2003.4.21. 聖教新聞)
