<仏法基調の平和と文化と教育>

 21世紀の展望を語る 

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出席者:秋谷会長、青木副理事長、原田副理事長、佐藤総合青年部長、杉山男子部長

佐藤 読者の方から先日、こういう声をいただいた。
 「今回の統一地方選挙の前半戦で、公明党は『全員当選』した。全部、支持者の死力を尽くした戦いのおかげだ。
 次は政治家が戦う番だ。死にもの狂いで働いて、きちんと公約を実現してもらいたい」と厳しい要望があった。
秋谷 当然だ。政治は、あくまでも「結果責任」だ。実際に「何を実現したか」が、すべてだ。
原田 「口先だけ」「パフォーマンスだけ」の議員なんか、一切、必要ない。税金のムダ遣いになるだけだ。
杉山 有権者も、その点を鋭く見ている。
 かつて朝日新聞社が行った世論調査でも「投票する政党を選ぶ基準は何か」との質問に、4人に1人が「過去の実績」を上げている。みな、それほど「実績」を重視している。
青木 とくに政党や議員の生命線は「法案の成立件数」だ。議会政治とは一口で言って「法律を作ること」だからだ。
 議会で法案や条例案を何本、成立させたか。ここが政党の実績を評価するうえでの一番の焦点になる。

杉山 そういえば先日、友人から「共産党の文京区のホームページを見て驚いた」というメールをもらった。
青木 東京の文京区か。昔から「共産党の牙城」「大票田」と言われる地域だな。
杉山 そこでホームページの「実績」というコーナーを見て、僕も驚いた。
 そこには、昭和62年から今年3月までの間に、共産党の区議団が作った条例案が38本、並んでいる。ところが、そのうち実際に成立したのは、ただの1本もないんだ(大笑)。
青木 おいおい、何かの間違いじゃないのか(笑)。
杉山 いや、何度も確認したが、本当に一本もない(笑)。
 ホームページを見ると、34本が「否決」。2本は「取り下げ」。残りは「提出せず」と「継続」が1本ずつとなっていた。
原田 なんだ、なんだ。「38打数ゼロ安打」か(爆笑)。
青木 しかも、ご丁寧にも、その「無実績ぶり」を「実績」というコーナーに載せているとはな(大笑)。
佐藤 調べてみたが、文京には共産党の区議が9人もいる。それが16年間で1本の条例も成立させていない。
原田 いったい、何やってんだ?(大笑)
青木 そもそも彼らは「実績」の意味が分かっているのかね?(笑)
佐藤 念のため、確認しておきましょう(笑)。
 『大辞林』には「実際にやり遂げた成果・業績」と出ている(大笑)。
青木 そうだよ、それだよ。法案や条例案の「出しっ放し」を、普通は「実績」とは言わないよ(笑)。

秋谷 だいたい法案というのは「出すため」じゃなくて「成立させるため」にあるんだろう。「法案を何本出したか」なんて、何の自慢にもならない(笑)。
青木 それにしたって16年間で38本もの条例案を作って、ただの1本も成立させていないとはな(大笑)。
佐藤 そんな「打率ゼロ」の野球選手がいたら、即刻、クビだな(爆笑)。
杉山 しかも単に「実績がない」だけじゃない。あそこは他党の実績や手柄まで横取りして「自分たちがやった」と騒ぎ回ることで有名だ。
原田 そういえば一昨年も、都知事が怒っていたな!
 共産党は、他人の獲物を横からさらう、ハイエナという非常に下劣な獣に、よく似ている≠ニ罵倒していたな(笑)。
青木 議会で「ハイエナ」と名指しされた政党なんて、前代未聞だな(大笑)。
佐藤 当時、東京都では、ディーゼル車の規制や大銀行への課税について、行政当局が主導して実施した。
 ところが共産党は「過去に質問をした」というだけで、全部、自分たちの手柄だと大宣伝した。
杉山 それを聞いて「ハイエナ」と怒ったんだ(笑)。
佐藤 「ハイエナ」どころの騒ぎじゃない。
 共産党に対して都知事は私は、あなた方の品性を問うているんだ。これ、ウソじゃないか
 オレたちがやったって? チャンチャラおかしいよ%凵Xと、さんざん罵倒していた。
青木 それも当然だよ。「質問しただけ」は、どこまでいっても「質問しただけ」だ。
 どこをどうごまかしたって「実績」には化けないよ(爆笑)。

杉山 その後も都知事はカンカンだ。
 今年2月にも、文京区内で共産党が他人攻撃のビラを撒いて、都議会で大問題になった。
佐藤 共産党が、都の福祉政策に関するメモ程度の検討資料を引っ張り出してきた。それが、まるで都の決定方針であるかのように騒いだんだ。
杉山 話を聞いて答弁に立った都知事も「お聞きしていて『またか‥‥』という感じがする」と憤慨。こう批判した。
 「卑劣というか、一種の窃盗に近い」
 「平気で白を黒と言い募るというのは、やっぱり人格的に、どこかに欠陥があるんじゃないか」とバッサリ斬り捨てていた。
青木 「ハイエナ」の次は「窃盗」「人格的に欠陥」か(爆笑)。
原田 よっぽど腹に据えかねたんだな(大笑)。
秋谷 さっきも言ったが、政治は「実績」「結果」が、すべてだ。
 国会だろうが、地方議会だろうが、同じことだ。
原田 どこが「口先だけ」か。どこが「看板に偽りあり」の誇大宣伝か。
 有権者が一段と賢明に、一段と厳しく見抜いていくべき時代だな!
青木 だいたい公党ともあろうものが、コソコソ「実績の横取り」なんて、みっともない限りだ(笑)。
 自分たちの「腕」で、「知恵」で、押しも押されもしない実績を上げればいいじゃないか。
佐藤 そうすれば「実績の横取り」なんかする必要もなくなる(笑)。
青木 都知事からも「ハイエナ」扱いされずに済むよ(爆笑)。

原田 ところで文京といえば、わが同志は「5・3」を目指し、見事な前進をしている。
青木 今年は池田先生が文京支部長代理に就任されて、ちょうど50年だ。
 皆、この佳節を堂々たる大勝利で飾ろうと奮闘している。
秋谷 まさに「学会伝統の文京」「師弟の絆の文京」だ。
 文京の勝利が「大東京の勝利」だ。我々も戦おうじゃないか。真剣に応援しようじゃないか!

(2003.4.22. 聖教新聞)

 

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出席者:秋谷会長、青木副理事長、原田副理事長、佐藤総合青年部長、杉山男子部長

青木 第2総東京の「東村山」の同志が大前進しているな!
佐藤 今年は、あの悪辣な「東村山デマ事件」の裁判にも完勝した。栄光の「5・3」を目指し、かつてない勢いで拡大している。
原田 東京では「文京区」「中央区」「港区」「世田谷区」「新宿区」の同志も連日、大奮闘している。
青木 第2総東京の「昭島」「清瀬」「国立」「国分寺」も「勝利の峰」へ大前進している。
秋谷 追撃また追撃で「新世界の広布の模範」を示し切ってもらいたい。「調布」も断じて勝ち抜いてもらいたい。

原田 話は変わるが、子どもの教育環境が今、大変な危機だ。新聞やテレビでも、毎日のように報道しているじゃないか。
青木 とくに「待機児童の解消」「学童保育の充実」が急務だという話だな。
杉山 保育所に空きがない。若い母親が働きに出られない。母と子が安心できる教育環境がない。それが「少子化」に拍車をかけている――ともいわれている。
佐藤 厚生労働省の発表によると、保育所の空きを待っている「待機児童」は2000年4月の時点で、約3万3000人。潜在的な待機児童を合わせると20万人から30万人、という話だ。
原田 「待機児童の解消」は、早くから公明党が推進している政策だ。
佐藤 一昨年3月には「保育所待機児童解消3カ年計画」をはじめとする「子育て支援21の提案」を発表した。
杉山 その2カ月後に、小泉首相が就任後初の所信表明演説で「『待機児童ゼロ作戦』を推進する」と発表した。これは公明党の強い提案を受けてのものだ。
青木 そうだったな。当時、私の大学時代の友人も、感服していた。
 「内閣総理大臣が福祉について、これほど具体的な決意を示すこと自体、極めて異例だ。
 これも『福祉の公明党』が与党になったからこそだ」と称賛していた。
原田 最近、そういう声を、よく聞くな!
秋谷 政治は「どんな実績を残したか」が勝負だ。「福祉、福祉」の掛け声や宣伝だけなら、誰でもできる。
 いよいよ、これからが「生活与党」公明党の本領発揮だ。

原田 それでなくても最近は「児童福祉を食い物にする」悪党が後を絶たないようじゃないか。
杉山 その通りです。実は近年、保育施設や福祉施設にからんだ犯罪が急増している。
 なかでも、国や自治体の「補助金」を狙った悪質犯罪が、ウナギのぼりだ。
佐藤 たとえば昨年7月、宮城県仙台市で、こんなことがあった。
 保育園の開設をめぐって、元衆院議員秘書と社会福祉法人の理事が、国から2億1800万円もの補助金を不正に受け取った容疑で逮捕された。
青木 保育園には、多額の補助金がつく。だからやりようによっては「打ち出の小づち」だ≠ニ悪知恵を巡らす連中が出てくるんだな!
杉山 兵庫県宝塚市でも3年前の10月、建設会社社長が保育所の建設費を水増し申請。国の補助金1億4500万円を不正に受け取ったかどで逮捕された。
原田 補助金を狙って、政治家と役人が結託するケースも多いようじゃないか。
青木 とんでもない悪党だ。「極悪」だ!

原田 そういえば最近も東京の東村山市で、保育園に絡んだ問題が、マスコミざたになっているな。
杉山 月刊誌でも大々的に報道されていた。何でも、市内の保育園の新設計画が市議会で問題になった。
佐藤 ところが、だ。年間約8000万円もの補助金が出る予定の保育園だというのに、議会や保育関係者には一切、報告もなし。なぜか役人の独断専行で、コッソリ計画が進められていたというんだな。
原田 それだけ多額の公金が使われるということは、一種の公共事業じゃないか。
 それを議会に何も知らせないなんて、おかしいじゃないか。
杉山 当然、議会が厳しく追及した。ところが市の役人はまだ計画が固まっていない≠フ一点張り。事業者の名前どころか、保育園の名前すら言おうとしなかったというんだ。
青木 誰が見たって奇怪千万だな!
佐藤 その後、驚くべき事実が発覚した。
 この保育園の事業主というのが、何と、ある市議会議員の関係者だったというんだ。
青木 ますます奇怪千万だ。
杉山 市議会で問題になった時も、この市議の一派だけが、なぜか、大騒ぎだった。
佐藤 月刊誌も「不透明というよりもむしろ不正行為に近い決裁までの経過」等と厳しく糾弾していた。
原田 いや、誰が聞いても、不可解極まる話だ。

青木 だいたい補助金といったって全部、国民の血税じゃないか!
佐藤 かつて、補助金をめぐる犯罪を摘発した地検の特捜部部長も、怒りを込めて語っていた。
 国の財政事情が逼迫している時に、補助金を不正に受け取る人間がいる。これは、国民に対する犯罪、国家に対する詐欺行為だ≠ニ激怒していた。
原田 その通りだ。まじめに頑張っている幼稚園や保育園、福祉施設の関係者に対しても無礼千万な話だ。
秋谷 補助金をめぐる不正や犯罪行為など、絶対にあってはならない。
 行政も警察も議会も、徹底的に追及すべきだ。断固、厳しく取り締まってもらいたい。

佐藤 「児童福祉を食い物にする連中」といえば、補助金狙いの不正だけじゃない。
 子どもを預かっているのをいいことに、カンパや署名、特定政党の選挙運動に血眼の保育施設もある。
 日本中、あっちこっちで大問題になっている。
杉山 カンパ集めの手口も、実に巧妙だ。
 100円、200円という小口の金を、いろんな名目で徴収する。一口一口の金額は小さいし、目立たない。
佐藤 親のほうも「これくらいは、まあいいか」と思ってしまう。ところが、知らずしらずに金額が膨らむシステムになっている。
青木 いったい、何のためのカンパだ? まさか政党の「資金源」になっているわけじゃないだろうな!
原田 親にしてみれば、子どもを人質に取られているのも同然だ。
 その弱みに付け込んで、金を集める。票を集める。教育の現場に政治や選挙を持ち込む。
 まったく卑劣極まる連中だ!
青木 金権政治家は「金持ち」「持てるもの」「社会的強者」に付け込む。この連中は、子どもや親など「社会的弱者」に付け込んでいる。
 手口のあくどさ、悪辣さでいえば、金権政治家より、よっぽどたちが悪いな!
秋谷 これはもう徹底的に実態を調査すべきだ。
 保育園の設立にしたって、誰が認可を申請しているのか。どういう「一味」「一派」や利害関係者がバックについているのか。
 政治が厳しくチェックしないと「福祉を食い物にする悪党」が増えるばかりだ。
原田 断固、やるべきだ。福祉の生き血をすする鬼どもの化けの皮を剥ぎ取るべきだ。
 それが庶民の声だ。「天の声」だ。

(2003.4.23. 聖教新聞)

 

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出席者:秋谷会長、青木副理事長、原田副理事長、佐藤総合青年部長、杉山男子部長

原田 先日、東京で先駆を切る地域を紹介したが、渋谷の友から「我が区を忘れてもらっては困る」という声があった。
秋谷 私も先日、行ってきたが、みな意気軒高だ。「本陣」から断固として「勝利の模範」を示し切ってもらいたい。「栄光の歴史」を築いてもらいたい。
杉山 ところで先日「朝日新聞」のホームページに、こんな投書が載っていた。
 母が入院していた静岡県内の病院では投票用紙に記入する際、看護師が、ずっとそばで見ていた。母は「圧力」を感じて投票したい人とは別の名前を書いた。それは立候補していた病院関係者の名前だった≠ニいう怒りの声だった。
青木 ひどい病院があったもんだな! もし事実なら「投票干渉罪」に問われるんじゃないか、これは。
佐藤 この座談会でも、そういう「病院と選挙」の闇について何度か取り上げてきた。
杉山 そのたびに、全国の読者から大きな反響がある。
 「医者や看護師が医療そっちのけで選挙活動に血眼になる――そういう病院がウチの近所にもある。見に来てほしい」。そういった怒りの声が、あっちからも、こっちからも寄せられている。
佐藤 「票集め」だけじゃない。選挙のたびに患者から金を集める病院まである。
 「病院に行くと、選挙運動の資金を出してくれなどと、しつこくカンパを要求される。本当に困っている」と怒りの声が上がっている。
原田 これも相当「根」の深い問題のようだ。
 先月、都議会でも大問題になったばっかりだ。

佐藤 都内にある病院の患者の証言が都議会で紹介された。
 「退院したら、病院から電話がかかってきた。行ってみたら『再入院は延期された。ついては、市議選のために募金をしてくれ』と募金袋を渡された」というんだ。
青木 とんでもない話だ。それじゃあ、カンパ集めのために呼び出されたのも同然じゃないか。
佐藤 これを聞いた都知事もビックリだ。
 「一番憤りを感じ卑劣に思うのは、再入院≠ニ呼び出した患者にカンパの袋を押し付けて渡す」
 「こういった『医に名を借りた不正な政治行為』が行われないよう十全の努力をしたい。即刻考える」と怒りを込めて答弁していた。
原田 当たり前だ。病気という「人の不幸」に付け込んで、選挙のカンパを集めるなど言語道断だ!
青木 こんなことじゃあ市民は、おちおち安心して病院に行けない。今こそ政治は国民の生命と健康を守れ!

佐藤 「病院と選挙」といえば、「生活協同組合」が経営する病院での政治活動! これも各地で大問題になっている。
秋谷 当然だ。生協組合というのは「政治的に中立である」ことが大原則じゃないか。
杉山 その通りです。生協組合は、すべて「消費生活協同組合法」に基づいてつくられている。
 この法律には「(組合を)特定の政党のために利用してはならない」とハッキリと定められている。
佐藤 ところが、だ。その生協組合が経営する病院の中には、特定の政党を公然と支援しているところがある。
杉山 これは、国会でも大問題になったばかりだ。自民党の谷川秀善議員が3月6日、参院予算委員会で、この問題を追及していた。
佐藤 これを受けて、厚生労働省の河村博江社会・援護局長は、こう答弁した。
 生協組合が政治活動に深く関われば、組合の健全な運営と発展の障害となる恐れがある。だから政治的中立が求められる≠ニキッパリと明言していた。
青木 明確だ。ハッキリしている。病院ぐるみの政治活動など「もってのほか」ということだ。

原田 国会でも問題になるほど、異常、異様な病院があるということだな。
杉山 例えば、生活協同組合が経営する神奈川県川崎市の病院だ。ここは選挙になると毎回、受付に「カンパ袋」を置いていた。
佐藤 しかも、そのカンパ袋には「選挙勝利募金に御協力下さい」とか「○○党をはげます××病院後援会」などと書いていたうえ「医局担当」の押印まであった。地元では、すっかり有名な話だ。
青木 まるで、その政党の「出先機関」か「子分」みたいな病院だな(笑)。
杉山 それだけじゃない。実は、この手の病院では不在者投票の実態についても、以前から元患者などの苦情が続出していた。
佐藤 その通りだ。
 不在者投票をしようとしたら看護師が来て「○○じゃないでしょ、××でしょ。寝てていいよ。私が書いてあげる」などと言って、勝手に投票用紙に記入した、とか。
 看護師に候補一覧を見せられて「この人を書くのよ!」と迫られた、とか。
 そういう耳を疑う話が数多くある。
青木 事実なら完全に選挙違反じゃないか。
原田 とにかく、生協組合の経営でありながら「病院ぐるみで」「特定の政党を」応援している病院。
 早急に実態を調査し、厳重、厳格に対処すべきだ。
青木 当たり前だ。遅すぎるくらいだ。政治家も、国も地方自治体も、甘すぎる。手ぬるすぎる。

秋谷 だいたい病院というのは本来、「公」のためのものだ。だからこそ病院には自治体などから、さまざまな名目で「公金」が支給されているんじゃないか。
佐藤 都議会でも先月、その点が問題になった。
 たとえば、東京都文京区にある病院が所属する生協組合には、平成9年から5年間で、「設備資金融資」の名目で合計3億5000万円、「利子補助」として4243万円もの大金が都から支給されている。
青木 合計4億円か!
杉山 ところが、この組合が経営する病院は選挙になると、これまた特定政党の応援に血眼になる。
佐藤 地元の人なら誰でも知っていることだ。
原田 何だと! 都から多額の補助を受けている組合の病院が、特定の政党の手足みたいに動き回っているのか!
青木 誰が、どう考えたって、異常、異様だ。まるで特定の政党の支援のために多額の公金が使われている――そう住民から疑われたって、しかたないな。
佐藤 だから都の生活文化局長も「法の趣旨に基づいて指導を徹底していく」と答弁していた。
原田 当然のことだ。これじゃあ地域住民は、やりきれない。東京都は都民の不安の払拭へ、全力を挙げるべきだ。
青木 まったく、その通りだ。冗談じゃない!

(2003.4.24. 聖教新聞)

 

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出席者:秋谷会長、青木副理事長、原田副理事長、佐藤総合青年部長、杉山男子部長

杉山 先日の公明新聞に出ていたが(11日付)、埼玉県所沢市で、共産党が発行したビラが公職選挙法違反で警察に告発された。
佐藤 その通りだ。共産党の所沢市委員会が発行する「新しい所沢」というビラだ。
 公選法に定められた要件を備えていないのに、選挙期間中に公明党を非難する内容を掲載して、市内全域にバラ撒いたというんだな。
原田 それじゃあ告発されて当然だな。明確に「違法ビラ」じゃないか!

青木 それにしても、相も変わらずビラで問題を起こしてばっかりだな、あそこも(大笑)。
原田 とにかく、どこもかしこも他党の悪口、他人の悪口だらけ。あのビラが、どれだけ市民に迷惑をかけているか。どれだけ町のゴミを増やしているか。
青木 だいたい、あのヒステリックなビラのせいで、あそこは選挙に惨敗しっぱなしじゃないか(笑)。
杉山 3年前の衆院選では、比例の得票数が55万票も減った。議席だって、六つも減った。
佐藤 2年前の参院選では、全国の比例で一挙に430万票も減った(爆笑)。
 獲得議席も前回の3分の1という大惨敗だ。
青木 この前の地方選も前半戦も大敗北じゃないか(大笑)。
杉山 全国の道府県会、政令市会で、あわせて69議席も減らした。道府県会では、実に現有議席の3分の1を失うという惨敗ぶりだ。
佐藤 今回、告発された所沢市でも、共産党の現職県会候補が落選している。
青木 あの嫌らしい、金切り声のビラが、どれほど地域住民から嫌われ抜いているか。ところが、それが全然、分からない。何の反省もない。
杉山 まあ、いくらビラで自滅しようが、全部、自業自得だ。我々には何の関係もないことだ(大笑)。

佐藤 だいたいビラでギャーギャー騒ぐなんていうのは「正々堂々と実績を語れない」「まともに他人と対話できない」証拠だよ(笑)。
秋谷 自分で、それを証明しているようなものだ(大笑)。
原田 まったくだ。こそこそビラなんか配らないで、正々堂々と実績を掲げて「論戦」「論争」すればいいじゃないか。
佐藤 それを他党の攻撃、ののしり、中傷ばっかり。おまけに追い詰められた揚げ句の気違いじみた宗教弾圧。
青木 堂々と紹介できる実績がないから「他党の手柄の横取り」だらけ(笑)。手前勝手な自己宣伝ばっかりだ(大笑)。
杉山 共産党の元国会議員秘書も、こう言っていた。
 共産党は、自分たちがビラを撒けば「政治宣伝」と言い張る。ところが、他党が撒けば、途端に「謀略ビラ」なんて言い始める≠ニ罵倒していた(笑)。
原田 だから「独善」と言われるんだ(爆笑)。
青木 「独善」はダメだ、「独善」は。「独りよがり」じゃ、何もできない。だから誰も、どこも相手にしてくれないんだ(大笑)。
秋谷 「政治は技術」だ。本当に実績をあげたいのなら、もっと他党と歩み寄り、協力し、協調して、正々堂々と政策を実現していけばいいじゃないか。
青木 それができるんだったら、あんなヒステリックなビラなんか撒く必要はないな(爆笑)。

佐藤 そもそも、デマビラというのは「まともに世間に顔向けできない連中がやること」だ。そう相場が決まっている(笑)。
原田 あの日顕宗も、デマビラがらみの事件で断罪されたっけな。
杉山 その通りです。一昨年の東京都議選、参院選の直前に、日顕一派がデマビラをバラ撒いた。この事件で、東京地裁は今年2月、宗門と檀徒に100万円の賠償命令を厳しく下した。
佐藤 しかも判決は、日顕宗のビラ撒きを「日蓮正宗の活動に密接に関連するもの」「日蓮正宗の事業と執行」とまで明確に認定した。
青木 卑劣、愚劣なデマビラを撒くことが宗教団体としての活動∞事業≠ゥ(笑)。
原田 こんな反社会的な宗教は、世界中、探したって、日顕宗だけだろうな!(大笑)
杉山 このデマビラ事件には、あの極悪ペテン師の山崎正友も、からんでいる。
佐藤 だいたいビラを作って断罪された檀徒の男は、山崎が普段「使いっ走り」で使っている子分だ。
原田 「デマビラ」の裏には「極悪ペテン師」。もう、みんな知っているよ。
 「また、恐喝事件を起こした、あいつか」と笑っているよ(大笑)。
佐藤 平成8年10月の衆院選挙の直前、学会を中傷するデマビラが全国で大量に撒かれた。
 この騒ぎの裏で動き回っていたのも山崎だった。
原田 あいつの狙いは「金」だよ「金」(笑)。学会の反対勢力から金を出させて、一儲けを企む。あいつの卑しい魂胆なんか見え透いているよ。

杉山 現に、そのデマビラの発行団体の「代表世話人」に祭り上げられたブラックジャーナリストの内藤が、金の分け前をめぐって山崎と大ゲンカ(笑)。
佐藤 いかに山崎が金儲けに血眼になっていたか、舞台裏を全部、暴露していたじゃないか(笑)。
青木 要するに世間に後ろめたい連中が、金儲け狙いやドス黒い魂胆でバラ撒く――それがデマビラということだよ。
原田 そういえば一昨年、共産党が学会が票の移動をしている≠ネんていうデマビラを撒いて、告訴、告発された。
 あのデマにしたって、山崎のやつが、いつも触れ回ってきたデマじゃないか。
杉山 その通りだ。山崎のやつは、平成5年に刑務所を出た直後も、政治家の集まりで学会は、住民票移動をやっている。地方でもやっている≠ネんて大ウソをついていた。
青木 バカバカしい。「いつ」「どこで」「誰が」やったんだ?
 全部、証拠を出してみろ!
佐藤 この共産党のデマビラ事件では、千葉、埼玉、愛知で、共産党関係者が告訴、告発されている。
杉山 山崎というのは、二つの刑事裁判で70回もウソつき≠ニ断罪された「裁判所公認の大ウソつき」だ。
 そんなペテン師と同じデマで騒ぐ。
青木 どうみたって異常、異様だな。
原田 結局、あそこは日顕や山崎と「同類」ということだ(大笑)。
青木 そう言われたって、しょうがないな(爆笑)。

(2003.4.25. 聖教新聞)

 

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出席者:秋谷会長、青木副理事長、原田副理事長、佐藤総合青年部長、杉山男子部長

佐藤 この座談会でも語り合ってきた「病院と選挙」の実態について、全国の読者から大変な反響がある。
青木 特定の政党の「票集め」に血眼になっている病院が、あっちこっちにある、という話だな。
杉山 関西でも先日、こんな話があった。
 ある婦人が「看護師さんに世話してもらっているから、この病院が言う通りの政党に投票する」と言っていた。
 それを聞いた知人が、こう指摘した。
 「あなたは病院にお金を払っているんだから、世話をしてもらって当然でしょ」(大笑)
 すると、婦人は「全くその通りね」と納得し、自分の意思で投票したというんだ。
原田 当たり前だ。
 みな病気を治したいから病院に行くんだ。しつこく投票依頼をされるために行くんじゃない。
 当たり前の話じゃないか!

佐藤 一昨年末に読売新聞社が行った世論調査でも、85%もの国民が、医療事故が相次いでいることに「不安を感じる」と答えている。
青木 そんな時に病院が、医療そっちのけで選挙活動。誰だって「ふざけるな!」と激怒するに決まっているじゃないか。
杉山 そういえば都知事も先月、都議会で、こう答弁していた。
 「最近のアカ病院≠ヘ、へたをすると患者を殺しかねない」「こういった『医に名を借りた不正な政治活動』が行われないよう十全の努力をしたい」と語っていた。
秋谷 政治家も政治家だ。今や国民注視の課題じゃないか。身体を張って「病院の闇」に鋭くメスを入れるべきだ。

佐藤 最近は、とにかく病院での医療事故や不祥事が多すぎる。
 たとえば京都市の「京都民医連中央病院」。悪質な不正行為が発覚し、大問題になった。
杉山 その通りだ。この病院では、平成10年ごろから、とんでもない大ウソをついていた。
 肺炎患者らの細菌培養検査を、実際には行っていないのに、検査したとして「細菌は検出せず」などと大ウソの報告を繰り返していたんだ。
佐藤 同病院は、この「カラ検査」で約240万円もの診療報酬を不正に請求。その上、患者からもチャッカリ医療費を受け取っていたというんだな。
青木 費用まで「二重取り」か!
杉山 地元住民からも、マスコミからも非難の声が沸騰した。
 「読売新聞」も「肺炎検査報告ねつ造 京都民医連中央病院 『命』何と考えている!」という見出しで報道していた。
佐藤 京都府や京都市も「重大問題」として、この病院に何度も立ち入り調査を行っている。
原田 当然の話だ。
佐藤 それに、東京都立川市の「立川相互病院」。平成10年5月、左足を骨折した女性が入院した。
 ところが何と、医者が間違って右足を手術してしまった。
原田 「初歩中の初歩」のミスじゃないか。なぜ、そんなミスが起きたんだ?
佐藤 病院側は、レントゲン写真を裏返しに見ていたことなどが原因だと言っている。
青木 まったく呆れ果てた話だな!
杉山 さらに神奈川県川崎市の「川崎協同病院」で起こった事件。全国的に有名になった。
 平成10年11月、ぜんそくの発作で入院した患者に対し、女性医師が気管内チューブを抜いた上、筋弛緩剤などを大量に投与。患者を薬殺≠オたんだ。
佐藤 横浜地検は、この女性医師を「殺人罪」で起訴。現在、裁判が行われている。
杉山 しかも、だ。この病院は事件を3年半も隠し続けていた。
原田 病院ぐるみで「隠ぺい工作」を図ったのは明々白々だな。
杉山 事件の発覚後、病院の副院長(当時)が「公にすることが怖かった」「結果的に『もみ消そうとした』ととられても仕方がない」と認めていた通りだ。
青木 ひどい病院があったものだな!

杉山 まだまだある。
 大阪府堺市の「耳原総合病院」では「セラチア菌」の集団院内感染で多数の患者が死亡するという事故が起こった。
青木 これも大きなニュースになった。
佐藤 この病院では、これまで多数の入院患者からセラチア菌が検出。平成12年には15人の陽性患者が見つかり、8人が死亡した。このうち3人は「院内感染」が原因と断定されたんだ。
杉山 埼玉県三郷市の「みさと健和病院」でも「二重の医療ミス」で患者が死亡するという事故があった。
 昨年4月、大腿骨骨折で入院した主婦を手術する際、通常の3倍もの輸液を投与したため、急性心不全になった。
 さらに翌日、看護師が主婦の体をふいた時、人工呼吸器が外れ、容体が急変。意識不明のまま3カ月後に死亡したんだ。
原田 骨折で入院しただけなのに、病院のミスで亡くなったのか!
杉山 今、挙げたのは、あの民医連(全日本民主医療機関連合会)に所属する病院の例だが、医療事故、不祥事は、まだまだ、こんなものじゃない。全部、挙げたら、それこそキリがない。
原田 今こそ病院は全力で「患者の治療」に専念すべきだな!
青木 ましてや選挙活動にうつつを抜かして、肝心の治療はそっちのけ――そんな本末転倒は絶対に許されない!

原田 民医連といえば、一昨日の24日、東京・墨田区の病院の近くで共産党支持者が選挙違反容疑で逮捕されたな。
杉山 その通りだ。民医連に所属する医療法人・健和会の「すみだ共立診療所」の近くで、公職選挙法違反で現行犯逮捕された。
佐藤 公明党の区議選候補の選挙カーが「すみだ共立診療所」付近を遊説していた。すると、男が突然、選挙カーに襲いかかってウソをつくな。うるさい♂]々と暴言を吐いたんだ。
杉山 さらに、この男は、女性運動員の腕をつかんで暴行を加えるなど、2度にわたって悪質な選挙妨害を行った。
青木 女性にまで危害を加えるとは、卑劣極まる!
佐藤 結局、この男は30分にわたって選挙妨害をした。
 やがて110番通報で現場にパトカー数台が駆けつけ、容疑者は即刻、逮捕された。
杉山 この事件では、診療所の看護師まで病院から出てきて、運動員に悪態をついていた。
青木 完全に異常極まる実態だな!
杉山 とにかく最近の一部病院の「票集め」は常軌を逸している。
 今も全国各地、病院の関係者からギャーギャー選挙の電話が、かかっている。
原田 いったい、何の名簿を見てかけているのか。病院の患者のカルテや名簿を流用してやっているのか――もし、カルテの流用なら、完全な不法行為だ。
青木 ふざけるな! もし、そんな電話がきたら「どこの病院の誰なのか」「何の名簿を見てかけているのか」を厳しく問い詰めるべきだ。
佐藤 だいたい患者は「票集め」「カンパ集め」の道具じゃないぞ!
秋谷 その通りだ。政治が動くべきだ。「病院の本来の在り方を正す」のに、与党も野党もない。国民の生命と健康を守るのが政治家の使命じゃないか。
青木 どこの政党が、この問題に真剣か。弱腰か。有権者が厳しく審判を下すべきだ。

(2003.4.26. 聖教新聞)

 

<96>
出席者:秋谷会長、青木副理事長、原田副理事長、佐藤総合青年部長、杉山男子部長

青木 学会に公式に謝罪した、あの新潮社が、またデマ記事で敗訴したそうだな。
原田 またか! あそこは、つい先日も朝日新聞社から「名誉毀損」で訴えられたばっかりじゃないか。
秋谷 今年1月には読売新聞社からも訴えられている。
原田 それでまた裁判で負けたのか(笑)。
青木 あそこは稼ぎ頭の文庫本の売れ行きが、この10年でどんどん減っているそうじゃないか。
原田 そのうえ裁判で敗訴の連続。社会の評判は、ますますガタ落ちだ(笑)。

秋谷 今回の敗訴だって、マスコミの名誉毀損の賠償額としては史上最高レベルの額だそうじゃないか。
杉山 その通りです。
 これは熊本県の医療法人が写真週刊誌『フォーカス』を訴えた裁判だ。
 東京地裁は今月16日、新潮側に1320万円の賠償を命じる判決を下したんだ。
原田 1320万円か。「賠償額が低すぎる」と言われる日本では、確かに聞いたことがない金額だな。
秋谷 それだけ悪辣極まる名誉毀損事件だった、ということだ。
杉山 2000年5月、この医療法人の理事長の妻らが事故死した。
 ところが『フォーカス』は、この妻らに多額の保険金がかかっていたことから、あたかも「保険金狙いの事件だった」と言わんばかりに騒いだんだ。
佐藤 それも1回や2回じゃない。なんと12回もキャンペーンを張ったんだ。
原田 誰が見たって「異常」だな。ストーカーも顔負けじゃないか(笑)。
青木 ある特定の団体や個人に狙いを定めたら、とことん付け狙う。ヘビみたいにしつこい。これも新潮の「いつもの手口」だからな。
杉山 判決では、この12件のうち8件の記事について明確に「名誉毀損」と認定した。
佐藤 判決文では「多額の保険が直ちに不合理とはいえず、取材結果の大部分も伝聞や推測で裏付けを行っていない」と厳しく糾弾した。
原田 「記事はデマ」と裁判所がハッキリ認定したわけだな。
青木 「売らんがため」「金儲けのため」に、同じデマを12回も繰り返して、他人の名誉を傷つける。
 これこそ「言論の暴力」「言論の凶器」だ!
秋谷 今まで、どれほど多くの人たちが、こうした悪質マスコミに苦しめられてきたか。
 最も大事な人権を土足で踏みにじられてきたか。
 絶対に許されない。許してもならない!
佐藤 とくに今回の判決で重要なのは「取材結果の大部分も伝聞や推測で裏付けを行っていない」と明確に認定された点だ。
原田 「伝聞や推測で裏付けを行っていない」か。あそこは、いつだって、そうじゃないか(笑)。
青木 だいたい「裏付け」取材は記者の基本中の基本だ。それもやらない。「伝聞」「推測」だけで記事が書けるんだったら、これほど楽な商売もないよ(笑)。
佐藤 要するに新潮社の記者というのは、取材もろくに「しない」「できない」大ウソつきの木偶の坊ぞろいだ。そう裁判所がハッキリ認めたわけだ(爆笑)。

杉山 しかも、このデマ事件で断罪されたのは『フォーカス』だけじゃない。あの『週刊新潮』も先日、断罪されたばかりだ。
佐藤 その通りだ。
 昨年12月、熊本地裁が新潮社に990万円の損害賠償と謝罪広告の掲載を命じたばかりだ。
青木 そして今回は1320万円。このデマ事件で新潮社は、あわせて2000万円以上もの賠償を命じられたわけだ。
秋谷 新潮社は学会が訴えた裁判でも、すべて敗訴している。学会側に対する賠償金だけでも、700万円以上にのぼっている。
原田 そのほかにも、あそこは十数件の訴訟を抱えているというじゃないか。
 この調子でいけば、いったい、いくら賠償金を払うことになるか。見当もつかないな!
青木 それも全部、自業自得だ。当然の報いだ(大笑)。

杉山 もう一つ。この『週刊新潮』のデマ記事がらみの裁判では、新潮記者の悪辣極まる編集の手口も、厳しく断罪された。
佐藤 その通りだ。
 記事には交通事故を起こした車の運転手が自殺をして医療法人に保険金が入るようにした≠ニ言わんばかりに書いていた。
杉山 ところが、記事を担当したデスク(=編集責任者)本人が法廷で何と言ったか。
 「取材の結果では、自殺だとは思いません」とハッキリ白状していた。
原田 ふざけるな! 取材の段階で「事実無根」だと分かっていたのに、まったく逆の記事を書いたのか。
秋谷 まさしく確信犯≠セ。「マスコミ人のモラル」云々の問題以前だ。
 「人間」として、尋常一様の神経では、到底、信じられない卑劣さだ。
杉山 それに新潮の名物といえば、得体の知れない「幽霊コメント」だ(笑)。
佐藤 この記事にも「幽霊」が出るわ出るわ(笑)。
 「地元事情通」やら「病院関係者」やら‥‥「ある職員」「別の職員」というのまで出てくる(爆笑)。
青木 お化け屋敷じゃあるまいし、たしかに幽霊だらけだな(笑)。
原田 「誰が言ったのか、証言したのか」。記事に、その「誰か」の名前もない。皆目、見当もつかない。「具体的なものが何一つない」。
 これこそインチキの証拠だ。「デマの見本」だ。

杉山 まったくだ。
 この事件の法廷でも当然、新潮の記者が「取材した」と言い張っていた「看護婦3人」の証言が焦点になった。
佐藤 ところが新潮側は「この3人が誰なのか」を最後の最後まで特定できなかったんだ(笑)。
杉山 判決でも明確だ。
 看護婦3人が誰だか特定できていない
 看護婦であるかどうかすら確認していない
とバッサリだ(笑)。
青木 特定も何も、はじめっから、そんな人間はいなかったんじゃないのか? グータラのできそこないの記者が勝手にデッチ上げただけじゃないのか?
原田 そうでなければ、きちんと裁判で特定できたはずじゃないか(大笑)。
佐藤 そのうえで判決は「そのまま信用することができない」と断罪したんだ。
青木 当たり前だ。一事が万事だ。『週刊新潮』という雑誌が、どれほど恐ろしい捏造雑誌か。今回のデマ事件で、そのドス黒い正体が一段とハッキリしたな!

(2003.4.28. 聖教新聞)

 

<97>
出席者:秋谷会長、青木副理事長、原田副理事長、佐藤総合青年部長、杉山男子部長

青木 それにしても今回、デマ記事で賠償命令を受けた『フォーカス』って、最近は全然、聞かないな。
佐藤 そりゃそうですよ。2001年の8月、とっくの昔に「休刊」になっている(笑)。
原田 事実上の「廃刊」だ(爆笑)。
杉山 休刊の発表の時も見物だったな。あの極悪ペテン師の山崎正友と「20年来の仲間」で有名な松田宏という男が「敗北宣言」をしていたじゃないか(大笑)。
原田 そうだったな。惨めだったな。あのみっともない姿は忘れられないよ(爆笑)。
青木 あくどいマネをしているから、雑誌が潰れるんだ。
 さんざん人権を踏みにじり、人の不幸を食い物にし、読者をバカにし、社会を撹乱した「報い」だよ(大笑)。
佐藤 そういえば『フォーカス』が休刊になった時、インターネットのホームページに編集長のコメントが出ていた。
 そこには「過激な写真、行過ぎた取材との批判に耐えがたくなった。全ての週刊誌は冬の時代に入る」と出ていたっけな(笑)。
青木 「全ての週刊誌」じゃないだろ? 自分のところの雑誌だけだろ?
 自分がインチキをやって潰れたからといって、他人までインチキ呼ばわりするんじゃないよ!
原田 まったくだ。何が「冬の時代に入る」だ。冬の時代にしたのは、誰でもない。貴様たちじゃないか。
 お前たちが勝手に「冬の時代にした」んじゃないか(爆笑)。
秋谷 とにかく自分たちで勝手放題にやっておきながら、何の反省もない。責任の自覚なんか毛筋もない。
原田 これで潰れないのが不思議だ(爆笑)。

青木 それにしたって『週刊新潮』といえば、最近は敗訴の連続で、恥のさらしっぱなしじゃないか。
杉山 この1年間だけを見ても、実に惨憺たるものだ。
 まず昨年6月、「北新宿で地上げ」云々と学会を中傷したデマ記事で、東京高裁から400万円の賠償と謝罪広告の掲載命令。
佐藤 10月には私立大学総長への名誉毀損事件で200万円の賠償命令。
 11月には「北新宿」云々のデマ記事が最高裁で断罪されて、あえなく確定。
杉山 12月にはイギリス人女性の失踪事件に絡んで無関係の人を犯人呼ばわりしたデマ記事で150万円の賠償命令。
 そして熊本県の医療法人を中傷したデマで、990万円の賠償と謝罪広告の掲載命令。
佐藤 今年に入ってからも、女性を「政治家の愛人」呼ばわりした記事で150万円の賠償命令。
杉山 これだけでも、ざっと2000万円の賠償命令が下ったことになる。
原田 今回の『フォーカス』のも入れると3300万円か(笑)。
佐藤 おまけに最近も、読売新聞社、朝日新聞社から名誉毀損で提訴。テレビ番組の制作会社からも提訴された。
 その他、あわせて十数件もの裁判を抱えているという話だ。
原田 あっちでも、こっちでも名誉毀損で裁判沙汰か(笑)。
青木 もう、いっそのこと新潮社は、裁判所に支社か出張所を置いたらどうだ(爆笑)。
佐藤 それに先日、かつて『週刊新潮』に連載していたベストセラー小説に盗作疑惑≠ェ発覚。慌てて絶版、回収処分にしたばかりだ。
杉山 『週刊新潮』には「おわび文」が掲載されていたな。
青木 みっともない。「捏造」は記事だけかと思っていたら、何だ。連載小説まで捏造疑惑≠ゥ(爆笑)。
原田 1年間も連載していた小説なんだろう?
 文芸が看板の出版社のくせに、そんなことにも気がつかなかったのか!
青木 どこに目をつけているんだ? 読者を何だと思っているんだ?(大笑)

佐藤 今回の熊本県の医療法人を中傷した事件で『週刊新潮』は昨年12月、「謝罪広告」まで命じられている。
青木 昨年12月といえば、学会へのデマで「謝罪広告命令」が最高裁で確定した直後だな。
佐藤 そうです。学会をデマで中傷した「北新宿」云々の記事で『週刊新潮』は、とうとう学会に謝罪広告を掲載した(昨年12月26日号)。
秋谷 これについては新潮社の幹部も「学会の勝ちですね」とハッキリ認めていた。
原田 それに「極悪ペテン師の山崎正友に騙された」ことも明言している。
秋谷 一連のデマ記事についても山崎に唆された∞山崎が元だ≠ニ明言している。
 狂言訴訟事件についても捏造は、いけない≠ニ、ハッキリ『週刊新潮』の非を認めていた。
青木 当然とはいえ、重大な証言だ。
佐藤 とにかくデマ記事、捏造記事を連発して、平然と他人を中傷する。そんなヤクザまがいの連中が好き勝手に雑誌を作っている。
 こんなに社会にとって危険なことはない。まさに「言論のテロ」だ。
原田 裁判所から次々と断罪されるのも当然だ。
青木 新潮は今や完全に社会を敵に回した。朝日新聞や読売新聞をはじめ、マスコミ界も激怒している。
 法的に、社会的に、本格的に断罪されていくのは「これから」だ。「いよいよ」だ。

(2003.4.29. 聖教新聞)

 

<98>
出席者:秋谷会長、青木副理事長、原田副理事長、佐藤総合青年部長、杉山男子部長

原田 27日に投票が行われた統一地方選挙の後半戦でも、我々が支援する公明党は大勝利だったな!
佐藤 一般市議会、東京特別区議選、町村議会をあわせて、全国で1797人全員が当選した。
杉山 しかも、全国各地で「議席増」「初議席」「議席回復」「過去最高得票」など、続々と「歴史的快挙」を成し遂げた。
秋谷 本当に見事な勝利だった。
青木 これで公明党は、今回の統一地方選挙で前半戦、後半戦ともに「全員当選」。
 「公明党結党以来初」という、これ以上、望みようのない「完全勝利」だ。
佐藤 共同通信の記事にも、こうあった。
 無投票当選を含めた市議選当選者を党派別にみると、「55年体制」を担った自民と社民、共産各党の低落が顕著な一方で、公明党が着実に勢力を拡大
杉山 さらに4回連続で全員当選を果たした公明は、前回に引き続き政党トップの座を確保。共産党に200人の差をつけ、決着をつけたとあった。
佐藤 朝日新聞にも「政党の存在感が問われた統一選でひとり気を吐く」、産経新聞には「公明 完璧な戦い」と出ていたな。
秋谷 すべて支持者の懸命な応援のおかげだ。
 公明党は、この大恩を絶対に忘れてはならない。
 どう公約を実現し、どれだけ実績を残すか。これからが勝負だ。一人残らず全力で戦い、必ず期待に応えてもらいたい。
 また「次の選挙」も一糸乱れぬ「団結」で、断じて勝ち取ってもらいたい。

原田 それにしても、あの共産党の大惨敗ぶり!
青木 いや、ひどかったな(笑)。
杉山 前半戦は69議席も減らして大惨敗。
 後半戦も2080人の全候補者中(無投票当選は除く)314人も落選。前半戦に引き続いての大敗北だった。
佐藤 毎日新聞には「議席大幅減深刻」と見出しに出ていたな。
杉山 読売新聞も「公明、共産で明暗」と見出しを立てていた。
原田 共産党はゴマカシに必死になっているようだが、これが各紙の論調だよ(爆笑)。
青木 どうして、こんなに負けちゃったのかな?
原田 結局は志位委員長をはじめ、党の首脳が無能、無策だからだ。
 そういう声が、学者、識者、ジャーナリスト、一般市民からも沸き起こっている。
佐藤 それも当然だ。何しろ今の志位委員長になってからというもの、共産党は連戦連敗。
 これで衆院選、参院選、地方選と、選挙という選挙は「一通り」「すべて」大敗北だ(大笑)。
秋谷 前半戦の「戦争利用」の策謀だって、誰が見たって現実感覚、国民感情から完全に懸け離れている。
青木 「あんなの、通用するわけがない」と、はじめっから分かり切っていた。
原田 ところが、それが今の共産党の首脳には分からない(爆笑)。
佐藤 新聞各紙も酷評していた。
 東京新聞には「反戦 票にならず」「『戦争反対』を前面に打ち出した共産党は伸び悩み」と出ていた。
杉山 産経新聞には「響かなかった観念的『反戦』」とあった。
青木 そのもの「ズバリ」だな(笑)。
佐藤 結局「戦争利用」で大失敗。だから後半戦じゃあ、気でも狂ったみたいに「宗教弾圧」に血眼になっていた。
杉山 しかも、拉致問題やら何やら、学会とは何一つ関係のない話まで持ち出して、なりふり構わず喚き散らしていた。
青木 バカバカしい!
 政党は政党同士で争うものだ。それを、支持団体を口汚く攻撃する。負け続けるのは当たり前だ(大笑)。
原田 私の友人も皆、ビックリしていた。
 共産党は何やってんだ? あれじゃ、ますます市民から嫌われるに決まっている。首脳部は、そんなことも分からないのか≠ニ呆れ果てていた(笑)。

杉山 大新聞の記者も、こう分析していた。
 要するに共産党の首脳部は「現場」を知らないんだ。現場が何を求めているか。エリートや「坊ちゃん幹部」には全然、分からない。あれじゃあ、党員や支持者が気の毒だと酷評していたな!
青木 この間、共産党が大敗北した東京都知事選にしたって、わざわざ党の公認候補を立てることに、ずいぶん異論があったというじゃないか。
佐藤 案の定、ご覧の通りの大惨敗(笑)。たったの36万票しか出なかった。
 要するに執行部に何の判断力もない。「勝負勘」が全くない。
青木 結局、今の共産党というのは「ダラ幹揃い」になっちゃったんだな(大笑)。
秋谷 「ダラ幹」はダメだ。いかなる団体であれ、組織であれ、幹部が「ダラ幹」になったら、勝負は絶対に勝てない。それは万般に通じる「方程式」だ。
青木 あの日顕宗を見れば一目瞭然じゃないか(爆笑)。
秋谷 御書にも「船頭(せんどう)のはかり事わるければ一同(いちどう)に船中(せんちゅう)の諸人(しょにん)損(そん)じ」等とある。トップの無能、無策は「致命傷」だ。
原田 ともかく今の共産党の課題は、党員や支持者を煽ったり、締めつけることじゃない。まずトップを変えることが先決じゃないのか?
青木 まったくだ。それが「最大の選挙対策」だ(笑)。
原田 今のままじゃあ、党員や支持者が、どんなに頑張ったってムダだよ。勝てっこないよ(大笑)。

佐藤 それに私の後輩の記者が、こうも言っていた。
 「共産党は今、85億円もかけて党本部を新築している。ところが立派なのは『容れ物(いれもの)』だけで、肝心の票は全然、集まらない」とゲラゲラ笑っていたっけな(大笑)。
青木 85億円か! 共産党が、そんな贅沢をしちゃあ、いけないな。革命精神のカケラもないじゃないか。
佐藤 それじゃあ貴族党≠セ(大笑)。
 共産党は共産党らしくやればいいじゃないか。
原田 だいたい、この不景気に、いったい何様のつもりだ? なんだ、偉そうに!
杉山 ほかの党で、そんな贅沢な建物を建ててるところなんか、どこにもないじゃないか。
青木 そんなことで上層部が浮かれっ放しだったから、選挙に負けたんじゃないのか(大笑)。
原田 まったくだ。「油断」「傲慢」の表れだ。
秋谷 共産党は結局、根本の「人間の心」「人間の精神」が分からない。特に首脳部に人間性というものが全くない。だから衰退する一方なんだ。
青木 それにしても建物ばかりつくって、肝心の「人が」来ない。集まらない――日顕の大石寺と同じじゃないか(爆笑)。
佐藤 いくら負けても、恥をかいても、居座り続ける――これまた日顕と「ウリ二つ」だ(大笑)。

(2003.4.30. 聖教新聞)

 

<99>
出席者:秋谷会長、青木副理事長、原田副理事長、佐藤総合青年部長、杉山男子部長

原田 宗内からの情報によると、最近、「ニセ法主」の日顕は、裁判が怖くて怖くて震え上がっているようだな(笑)。
青木 何しろ日顕は裁判で「負け続き」だ。無理もないよ(大笑)。

杉山 日顕宗は、末寺の坊主を集めて対策に大わらわだ。
佐藤 先月11日、大石寺で坊主の集まりがあった。そこで渉外部長の秋元広学が、こう喚き散らした。
 日顕が任命した坊主や、認証した法華講の幹部に「不法行為」があると、日顕まで責任を問われる∞宗門が攻撃される材料を与えるな≠ネんて悲鳴をあげていた(大笑)。
青木 バカバカしい!
 何が宗門が攻撃される材料を与えるな≠セ。お前たちが勝手放題に悪事を働いて、勝手に自滅しているだけじゃないか(笑)。
秋谷 どうせ、これも臆病者の日顕が、秋元を使って言わせているんだろう(爆笑)。
杉山 この坊主の集まりでは本尊、位牌等の処分は、物品を明記して念書をとれ≠セの墓地や納骨の管理や管理料の値上げは事前に宗務院に報告しろ≠セのと、事細かく徹底していた。
青木 よっぽど脅え切っているんだな、日顕は(大笑)。
原田 全部、仏罰じゃないか。大恩ある学会を切って、さんざん遊び呆けて、悪事を働いてきた報いだ。仏法の「因果の理法」は厳しいよ。
佐藤 揚げ句の果てに秋元は何か問題が発生したり、起こりそうな時も宗務院に報告しろ%凵Xと、大わらわで絶叫していたそうだ(笑)。
原田 ただでさえ末寺の坊主は日顕の独裁で青息吐息だ。そのうえ「報告、報告」で一段とがんじがらめだな。

青木 とにかく今の日顕宗は敗訴に次ぐ敗訴だ。2月にも日顕宗はアメリカ政府のコンピューターに学会が情報を埋め込んだ≠ニデマを騒いだ事件で断罪。日顕は宗門と連帯して400万円の賠償金を命じられた。
佐藤 日顕のやつは宗門が裁判で負けてもワシの責任までは問われまい≠ニタカをくくっていたんだろう。それがフタを開けたら自分まで断罪(笑)。すっかりアテが外れて、大慌てだ(大笑)。
秋谷 日顕のやつは、それでこのまま行くと、自分の身が危ない≠ニビクビク震え上がっているんだ(大笑)。
原田 先月8日にも大石寺は、大量の遺骨をゴミ同然に捨てていた事件で200万円の賠償を命令されている。
秋谷 大石寺の代表役員は日顕だ。この事件でも日顕の監督責任が厳しく問われたことになる。
青木 あっちの裁判でも、こっちの裁判でも、日顕に厳罰≠セ(笑)。
佐藤 大石寺の訴訟は、地元の静岡県のテレビや、読売、朝日、毎日、産経、中日新聞等々、日本中の新聞で大々的に報じられた。それが相当こたえているという話だ(笑)。
青木 バカめ! だいたい「これだけ宗門は不法行為を起こし、社会に迷惑をかけている。みなで反省しよう」というのなら、まだ分かる。
 ところが、やつらはそうじゃない。日顕が責任をとらされるから、うまくごまかせ≠ニ喚いているだけだ。

佐藤 結局、自分たちの不法、無法ぶりに対して反省のカケラもない。一事が万事だ。今の日顕宗が、どれだけ気違いじみた「不法集団」か!
原田 これも全部、元凶は日顕だ。
 あいつは以前、どう言って坊主をけしかけていたか。
 オレたちは警察から手錠を掛けられたことはない=A要するに手錠を掛けられなきゃ、何をやったっていい≠ニ言い放っていたじゃないか。
青木 これが日顕のやつの本性だ。この狂態! この卑劣!
 日顕宗の不祥事が後を絶たないのは、末寺の坊主や法華講のせいなんかじゃない。日顕のやつの腐れ切った性根こそ一切の元凶だ。
原田 御聖訓にも「源(みなもと)濁(にご)りぬれば流(ながれ)浄(きよ)からず身(み)曲(まが)りぬれば影(かげ)直(なお)からず」と仰せの通りだ。
秋谷 今の大石寺の狂った姿そのものじゃないか。

佐藤 だいたい、犯罪や不祥事を起こした坊主は、全部、日顕が任命した坊主ばっかりだ(大笑)。
杉山 その通りだ。女性信徒を凌辱し抜いていた青山聴瑩、石井信量。信徒に暴行を働いて全治1カ月の大怪我を負わせた菅原信了。一人残らず日顕の子飼いの坊主じゃないか。
佐藤 今回の坊主の集まりで喚いていた秋元広学だって、日顕の子飼い中の子飼いだ(笑)。
 こいつも、心臓に障害を持つ青年を突き飛ばして、顔を蹴り上げるという残虐な暴力事件を起こしている。
青木 被害を受けた青年の両親が激怒して警察沙汰になった事件だ。
 結局、秋元のやつは、弁護士を通じて謝罪し、200万円の慰謝料を払っている。
原田 さんざん日顕にシッポを振って取り入ってきた水島公正も、学会を人殺し′トばわりして断罪されたな。
杉山 あいつは法華講からも「宗門の乙骨」と陰口を叩かれているウソつきクソ坊主だ(笑)。
 自分の寺で230人もの信徒を前に、あの「シアトル事件」に絡んで学会を人殺し′トばわりした。
佐藤 それで学会に訴えられて惨めに敗訴。学会に賠償金を支払った。
原田 日顕に近い坊主ほど、悪逆非道、裁判でも大敗北だな(大笑)。
青木 仏罰は恐ろしいな!
秋谷 悪知識に近づけば必ず滅亡する。仏法の厳然たる方程式だ。

(2003.5.1. 聖教新聞)

 

<100>
出席者:秋谷会長、青木副理事長、原田副理事長、佐藤総合青年部長、杉山男子部長

佐藤 それにしても、日顕が裁判の敗訴に脅えきっているのも当然だな。日顕宗は今年に入ってからも、断罪また断罪の連続じゃないか(大笑)。
杉山 2月にも、東京高裁で、あの「シアトル事件」に絡む日顕宗のデマが断罪された(12日)。
 宗門が学会がアメリカ政府のコンピューターに情報を埋め込んだ≠ネんて事実無根のウソ八百で騒ぎ立てた事件だ。
原田 あの時も日顕宗は、大騒ぎだったな。デマを満載した機関紙の「号外」を135万部も刷って、全国にバラまいていた(笑)。
青木 バカげたビラを官公庁や教育機関、政治家たちにまで一方的に送りつけていた(笑)。
杉山 あっちでも、こっちでも「何だ、この気違いじみたビラは」とゲラゲラ笑われて、大恥を晒け出していた(爆笑)。
青木 だいたいアメリカ政府のコンピューターに情報を埋め込んだ≠セって?(笑) 冗談も休み休み言え!(大笑)
秋谷 判決も「常識的にみても、そのような行為が容易にできるとは考えられない」と、裁判長も呆れ果てていた。
杉山 1審では、日顕宗の責任を断罪。さらに2審の東京高裁ではデマは日顕が指揮して行わせたものと、日顕の責任を明確に認定した。
原田 結局、日顕のやつは宗門と連帯して、400万円の損害賠償を支払えと命令されたんだ(笑)。

杉山 この判決の2週間後の2月26日にも、日顕宗は東京地裁から断罪されている。
佐藤 これは一昨年の5月ごろ、当時の東京都議選、参院選の時期を狙って、日顕一派と檀徒が違法なデマビラを大量に撒いた事件だ。
 しかも、このデマビラでは「聖教グラフ」の写真を改竄(かいざん)し、無断で使用していた。
杉山 当然、判決は、日顕側の言い分を一蹴した。そしてビラ配布は、日顕宗の活動に密接に関連する行為∞日顕宗の事業の執行につき行われたと指摘。
 結局、日顕一派と檀徒に100万円の損害賠償を命じた。
青木 日顕一派は、裁判所から違法、不法、異常なビラまき教団≠ニ断定されたわけだ(笑)。
杉山 さらに先月8日にも日顕一派は敗訴している。
佐藤 大石寺が遺骨を大量に不法投棄していた事件をめぐって、遺族4人が訴えていた裁判だ。
 東京高裁は、日顕一派に総額200万円の賠償を厳しく命じた。
秋谷 日顕一派は、遺族が全く知らない間に、境内の空き地に穴を掘り、遺骨を大量に捨てていた。
 それだけでも異常なのに、日顕側は、この空き地を何と「聖地ともいうべき霊域」などと言い放った。
佐藤 それに対して判決は「境内の東のはずれの林の一画で誰でも立ち入れる場所」にすぎないと指摘。
 さらに大石寺は他宗派等と違って、国民の宗教的感情、社会通念に適合していないとバッサリ斬り捨てたんだ(大笑)。
杉山 この裁判は当然、社会的にも大きな注目を集めた。
 勝訴した遺族4人の記者会見にも、多数のマスコミが駆けつけた。地元のテレビも即日、報道している。
佐藤 朝日、読売、産経をはじめ全国各地の新聞が「200万円の賠償命令」等と報道した。
原田 これで日顕宗の異常性、狂乱性が、社会的に一段と明らかになったな!

青木 これも日顕本人が異常、異様だからだ。だいたい、あいつ本人が、あの「シアトル事件」の裁判で厳しく断罪されているじゃないか。
原田 そういえば、年頭にも日顕がシアトル事件は学会の捏造≠ネんて言っていたな(笑)。
佐藤 日顕が大ウソを喚き散らしているから、真実を言うが、日顕のやつは平成12年3月、あの「シアトル事件」の第1審判決で、下劣な行為が厳然と認定された。
杉山 この1審判決は永久に残る。
 日顕のやつは未来永劫に裁判所公認の「ハレンチ坊主」「デマ坊主」の烙印を押されたんだ。
佐藤 だいたい判決が不服なら、法廷で争えばいいんだ。
 それを日顕は訴えを取り下げた。誰が見たって日顕の「全面敗北」だ(大笑)。
青木 「最近、宗門の坊主が裁判で負けている」といったって、日顕の大敗北に比べれば、かわいいものだ(大笑)。こんな下劣な事件で断罪されたのは宗門の中で日顕一人だけじゃないか(爆笑)。
原田 まったく、その通りだ。宗門の中で、一番、裁判で厳しく断罪され、赤っ恥を天下に晒け出しているのは誰だ! 日顕、貴様じゃないか!
青木 下劣、卑劣な貴様なんかがのさばっているから、宗門がゲラゲラ大笑いされるんだ。不法行為に気をつけろ≠セなんて、偉そうに末寺の坊主に命令する前に、日顕、まず貴様が辞めろ!
秋谷 それこそが宗門が不法行為で追及されないための「一番の近道」「最大の対策」だ(爆笑)。

(2003.5.2. 聖教新聞)