< 仏法基調の平和と文化と教育 >

21世紀の展望を語る

第2部


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<1>
出席者:秋谷会長、青木副理事長、原田副理事長、佐藤総合青年部長、杉山男子部長

秋谷 我が創価学会は、池田先生のもと、今年も全てに勝利して、栄光の「5・3」を晴れやかに迎えた。
青木 まさに未曾有の大勝利だ。全国の津々浦々に、同志の歓喜の勝鬨が響き渡っている。
佐藤 我々が支援する公明党も、先月の統一地方選挙で見事に「全員当選」。「結党以来初」の金字塔を打ち立てた。
原田 学会本部を訪れた来客の方々も、口々に驚嘆していた。
秋谷 学会には、日蓮仏法という最高無比の大哲学がある。そして「広宣流布」という大目的に向かう、崇高なる「師弟」がある。だから今日まで、仏法の根本精神のまま、真っ直ぐに発展してこれたんだ。
青木 その通りです。池田先生という大指導者がいらっしゃるからこそ、ここまで仏意仏勅の学会は勝ち進んできた。
秋谷 戸田先生も常々第三代の会長を守れば広宣流布はできる≠ニ厳しくおっしゃっておられた。この御遺言を絶対に忘れてはならない。
 今日の大発展も、池田先生が厳然と指揮を執ってくださったからです。私どもは、どれほど感謝申し上げても、感謝しきれません。

杉山 私の学生時代の恩師も目を見張っていた。
 日本の宗教は、どこもかしこも形骸化している。「死せる宗教」になっている。発展するのは、せいぜい最初の10年、20年だけだ。
 しかし創価学会だけは違う。創立70年以上経ってなお、ますます旭日の勢いで発展し続けている。とりわけ青年が活躍している。生き生きと育っている。まさに日本宗教界の「奇跡」だ≠ニ感嘆していた。
原田 私の知人の学者も、讃嘆していた。
 学会ほど社会に開かれ、社会に貢献している宗教団体は断じてない。学会員の方は、誰とでも率直に対話し、社会との間に「垣根」を全く作らない。この寛容さが発展のカギだと思う≠ニ鋭く見ていた。
秋谷 「社会に開かれ、社会の貢献する宗教」――この偉大な価値創造の道を示してくださったのも、池田先生だ。
青木 その通りだ。先生は宗教を、宗教の世界だけにとどまらず、「平和」「文化」「教育」という人類普遍の価値へと広く、大きく展開してくださった。
原田 SGI(創価学会インタナショナル)も平和の連帯も、この10年間で115カ国・地域から185カ国・地域にまで広がった。
佐藤 創価大学も隆々たる発展だ。卒業生も、政治、経済、法曹、教育界をはじめ各分野で活躍する時代に入った。国内最大規模の通信教育部も先日、在籍者数が2万人を突破した。
青木 そして創価学園の素晴らしさ! 海外の一流の教育者が、こぞって刮目(かつもく)している。
原田 アメリカ創価大学も第3期生が誕生。力強く「黄金の草創期」を築きはじめた。

秋谷 質的な深まりといい、空間的な広がりといい、ありとあらゆる意味で、次元で、学会は池田先生がいらっしゃったからこそ、一切に勝てた。大聖人の仏法は、ここまで全世界に流布された。
 どれほど偉大な先見であられるか!
杉山 世界の心ある識者も皆、心から讃嘆している。
 たとえばアメリカのハミルトンカレッジ宗教学部長のリチャード・シーガー博士が、こう語っていた。
 宗教の中には、社会に運動を開きすぎて、根本の思想を見失い、衰退するものがある。その一方で、伝統の殻に閉じこもり、社会の変化に対応できずに形骸化する宗教もある。
 そうしたなかで、SGIは仏教の原点に深く根を据えながら、その英知を時代と社会に開いている≠ニ絶賛していた。
佐藤 ロシアの世界的な宇宙飛行士セレブロフ博士も今年1月、池田先生と会見された折、こう語っておられた。
 池田先生が開かれた創価の潮流は、世界に類をみない力強さがあります。今、危険な武器を持った人々が猛威を振るっていますが、彼らには武器はあっても、知識も知性もない。
 一方、池田先生と学会は、高い知識と見識、そして「善の心」「調和の哲学」を持っている。ゆえに彼らより数倍、強い。だから私は、創価学会に、希望をかけているのです≠ニ最大に期待していた。
秋谷 池田先生という不世出の指導者のもと、学会は世界の「善の連帯」「平和の連帯」の中心軸となってきた。我々の前進が、全世界に希望の太陽を燦然と輝かせていく――いよいよ、そういう時代に入った。

原田 その一方で、嫉妬に狂って学会を陥れようと策謀した極悪の輩は、みな「滅亡寸前」だな!
杉山 日顕宗の坊主どもも、先日の公明党の「完勝」に、すっかり意気消沈(笑)。「学会は凄いな。やっぱり、かなわないな」とヒソヒソ言い合っていたようだ(大笑)。
青木 当たり前だ! 社会的には何の力も影響力も信用もない坊主どもが、今ごろ何を寝ぼけたことを抜かしているんだ(大笑)。
佐藤 日顕と宗門は裁判でも連戦連敗(笑)。今年だけでも3つの裁判で断罪されている。
杉山 まず2月12日、シアトル事件に絡んだ悪辣なデマ事件で、東京高裁が日顕本人の責任を明確に認定。日顕個人と宗門に400万円の賠償命令を下した。
佐藤 2月26日にも、選挙狙いの違法ビラ事件で断罪。
 東京地裁から賠償金100万円の支払いとビラの回収、廃棄が命じられた。
杉山 さらに4月8日には「遺骨の大量不法投棄事件」で東京高裁から遺族4人へ計200万円の賠償を命令された。
佐藤 日顕のやつは、すっかり裁判に脅えきってワシの責任になるから、違法行為は起こすな≠ニ坊主を締め上げている始末だ(爆笑)。

杉山 日顕宗だけじゃない。あの極悪ペテン師の山崎正友も裁判で惨めに断罪されている。
佐藤 あいつも今年に入って、かつての不倫相手の夫に訴えられた裁判で敗訴。最高裁で慰謝料300万円の支払いを命じる判決が確定した。
青木 66歳にもなって、不倫事件で断罪だ(爆笑)。
佐藤 あいつは恐喝事件で有名になったが、下劣な不倫事件でも有名だ(笑)。惨めきわまる「敗残の姿」じゃないか。
秋谷 いや、そのほかにも山崎は十数件もの裁判を抱え込んでいる。
 あの男が破滅の骸をさらしていくのは、まだまだ「これから」だ(笑)。
原田 日顕も山崎も、世間の誰からも相手にされなくなった。まったくの亡霊同然≠セ(大笑)。
杉山 裁判で断罪、といえば、あの『週刊新潮』だ(笑)。
 あの捏造雑誌も、あっちこっちで敗訴、敗訴の連続だ。
佐藤 昨年末には、イギリス人女性の失踪事件に絡んだデマ記事で150万円の賠償命令(12月10日、東京地裁)。
 熊本県の医療法人を中傷したデマでは、990万円の賠償と謝罪広告の掲載を命令された(12月27日、熊本地裁)。
杉山 この件では、新潮社の『フォーカス』も1320万円の賠償を命じられた(4月15日、東京地裁)。
佐藤 さらに、元テレビキャスターの女性を「政治家の愛人」などと書いた記事で、150万円の賠償を命令された(3月7日、東京地裁)。
青木 すさまじい勢いで負け続けているな(爆笑)。
佐藤 『週刊新潮』は、学会が訴えたすべての裁判でも「完全敗訴」が確定している。
秋谷 当たり前だ! バカバカしい!
杉山 昨年11月には北新宿で学会が地上げ♂]々のデマ記事が最高裁で断罪され、400万円の賠償と謝罪広告の掲載を命令された。
原田 その結果、あの『週刊新潮』も、とうとう学会への謝罪広告を公式に掲載したな。
杉山 この裁判では、記事にデマコメントを出した「ガセネタ屋」の乙骨も断罪。100万円の賠償を命令された。
佐藤 あいつは、北海道の墓苑をめぐる悪辣なデマ発言でも今年1月、東京高裁で断罪。賠償金50万円の支払いを命じられている。
杉山 あいつは最近、共産党に拾ってもらって、さんざんチョウチン記事を書いているようだが、毛筋ほどの役にも立たない(笑)。
佐藤 共産党もヤキが回ったな(笑)。あんな役立たずのクズなんか使うから、惨敗続きなんだ(爆笑)。
杉山 それに山崎の子分の原島も、糖尿病で入院したっきり。女房にも浮気されて、山崎に勝るとも劣らない惨めな姿を晒している(笑)。
青木 そういえば支持者の大恩を受けながら裏切った元議員の連中も、一人残らず滅亡、敗残だ(大笑)。
原田 その通りだ。あの竹入と大橋! 二人そろってウリ二つの「学歴詐称」「金銭疑惑」が発覚。
 いまじゃ、世間からゲラゲラ笑われて、コソコソ引っ込んだまんま(笑)。ウンもなければスンもない(爆笑)。
青木 あの竜のやつも「女性問題」「金銭問題」で、下劣な正体が、すっかり知れ渡った。
佐藤 おまけに最近じゃあ、何の病気なのやら、ずっと寝たまんまのようだ(笑)。
杉山 下劣といえば藤原も同じだ。先日、あいつと偶然、出会った婦人の話によると、ヨボヨボ、ヨタヨタ(笑)。すっかり老いぼれて、哀れな姿だったようだ(大笑)。
秋谷 卑劣、愚劣、嫉妬、謀略の悪党どもは、まさに「総崩れ」だ。
 大聖人が「妙法(みょうほう)独り(ひとり)繁昌(はんじょう)せん時」と仰せになった広宣流布の時代に入った。
原田 我らは、この栄光と凱歌の「5・3」から新たな勝利への出発だ。
 いよいよ「破邪顕正(はじゃけんせい)」の学会魂を烈々と燃え上がらせ、威風堂々の前進だ!
青木 この座談会でも、ますます舌鋒鋭く正義を叫び、邪悪を叩き斬っていこうじゃないか!

(2003.5.3. 聖教新聞)

 

<2>
出席者:秋谷会長、青木副理事長、原田副理事長、佐藤総合青年部長、杉山男子部長

原田 先月、投票があった統一地方選挙で公明党は立候補した2121人が「全員当選」。
 公明党結党以来初の金字塔を堂々と打ち立てた。
青木 本当に、すごいことだ。
 今回、当選した地方議員は、一人残らず、徹底して市民のため、地域のために尽くし抜いてもらいたい。
原田 当然、これからの選挙も、議員が先頭に立って戦うべきだ。
 それが支持者への最大の恩返しだ。

杉山 今回の選挙の大勝利で公明党の議員数は、国会議員、地方議員を合わせて合計3488人になったそうじゃないか。
原田 それに今回の選挙では女性候補が537人も当選。これで公明党の女性議員は過去最高の881人になった。
佐藤 実に公明党の全議員の4分の1を超える陣容だ。
秋谷 すごい陣容じゃないか。これだけ多くの議員がいるんだ。
 与党になって、もう4年になるんだし、ますます堂々たる実績を残してもらいたいものだ。
青木 それだけ社会も注目している。
 国会でも地方議会でも、新風を巻き起こしてもらいたい。

原田 選挙といえば今月も11日に北海道石狩市の市議選がある。
佐藤 18日には東京都足立区の区議選。25日には香川県観音寺市、長崎県島原市で市議選がある。
秋谷 「勝って兜の緒を締めよ」だ。いずれの地域も、議員が油断を排し、慢心を戒め、必ず勝ってもらいたい。
原田 ともかく公明党の議員が一致団結して、戦うべきだ。
 昔と違って皆が厳しく見ている。皆が目を光らせている。我々のところにも読者から様々な声が届いている。
 議員としての実績はもちろん、日ごろの言動がどうか。家族がどうか。知るまい、分かるまいなんてタカをくくっていたら、大間違いだ。
青木 公明党の議員は、一人一人が党の代表だ。一人でも腐敗、堕落の落伍者がいれば、党全体が厳しく見られる。
 「うるし千ばいに蟹の足一つ」だ。支持者の顔に泥を塗るような真似だけは、断じて許さない。
秋谷 だいたい支持者の恩を何とも思わない。自分が特別な人間のように思い上がり、支持者を見下す――そういう議員に限って必ず支持者を裏切り、悪事を働き、転落していく。
原田 そして結局、皆から軽蔑され、見捨てられ、汚名を残す。
秋谷 我々は、そういう惨めな連中を何人も見てきた。
 公明党の議員は、この一点を肝に銘じるべきだ。断じて「反逆者」の轍を踏んではならない。
 これだけは明確に言っておく。
佐藤 「忘恩は傲慢の産物にして、世に知られたる大罪の一つなり」とは、スペインの作家・セルバンテスの言葉だ。
 そんな議員に用はない。さっさと出ていってもらいたいものだ。

青木 特に、あの竹入! 絶対に、二度と、あんな畜生は出すな!
原田 あいつの金銭疑惑! 女性問題! 卑劣な正体が全部、バレて、今や、あいつには何もない。表にも出られない(笑)。
佐藤 あるのは「学歴詐称」で卑しく手に入れた、汚れた勲章だけだ(爆笑)。
青木 春や秋の叙勲のたびに、皆が「勲章ドロボウ」の竹入を思い出しては激怒している。
 この先、あいつは何十年、何百年とツバを吐きかけられ、恥をさらしていくんだ。惨めな人生じゃないか。
原田 だいたい、竹入のやつは、党の仕事も、まともにやらなかった。党の職員も子分のように見下していた。
 政教分離≠悪用して、支持団体には何も言わせず、完全に党を私物化して、やりたい放題。しかも面倒なことは全部、人に押しつけていた。当時の党幹部も、みな言っている。
杉山 あいつは、あろうことか、党の熱願である日中友好まで食い物にして、勝手放題やっていた。
 最近、そういう元党幹部の証言まで出てきた。
佐藤 『第三文明』5、6月号に出ていたな。竹入は訪中の具体的な内容を、党にも全然、報告しようとしなかった。
青木 とにかく不透明、不明瞭。何をやっているのか、腹の中が全然、分からない。
 いつもコソコソ自分一人だけで動いていたというな。
原田 よっぽど他人に知られたくないことがあったんだ。
 卑しい魂胆が見え見えだ(笑)。
佐藤 あいつは1971年(昭和46年)の参院選の真っ最中にも突然、党の猛反対を押し切って中国に行っている。
青木 私も、よく覚えている。
 あれは未曾有の苦戦を強いられた選挙だった。ところが党首の竹入は全部、ほっぽり投げて、勝手に中国へ出かけてしまった。
原田 あれには唖然としたな!
秋谷 当然、党幹部も選挙の士気にかかわる。選挙を戦い抜くべきだ≠ニ怒鳴りつけた。
 ところが、竹入は完全に無視して、強引に出かけていったんだ。
原田 その時だけじゃない。
 あいつは83年にも、何と参院選の1週間前に中国へ行っている。
秋谷 普段の時じゃない。投票日の1週間前だ。各党の党首が全国を必死に遊説している戦の最中だ。
 その非常時に竹入のやつは全部、支持者にやらせて、自分は「敵前逃亡」。まったく狂気の沙汰だった。
青木 一事が万事だ。そんなことが、まかり通るほど、狂っていた。「独裁」がまかり通っていたんだ。
原田 あの時も、支持者が、どれだけ苦労させられたか!
 すべて元凶は、独裁者の竹入だ。
青木 まったくだ。何しろ、あいつがいなくなってから、公明党は隆々たる発展じゃないか(笑)。
佐藤 腐った、無能、堕落の議員が一人いると、どれだけ支持者が苦しむか。
 竹入こそ、その「極悪の見本」だ!

(2003.5.7. 聖教新聞)

 

<3>
出席者:秋谷会長、青木副理事長、原田副理事長、佐藤総合青年部長、杉山男子部長

原田 「日中友好」を食い物にした竹入が、中国で何をやっていたか。何と、狂ったように「宝石漁り」をしていた。公務なんかそっちのけで、ヒスイの原石を袋一杯に買い込んでいた。
青木 日本に帰って、ちゃんと加工すれば、高く売れる≠ネんて言い放っていたそうじゃないか。
原田 公党の訪問団という立場を利用して、ブローカーまがいの宝石漁り。日本への持ち込みも外交特権≠ナフリーパス。しかも大事な国政選挙の真っ最中に、だ。正体を知れば知るほど、とんでもないやつだ!
佐藤 中国だけじゃない。ヨーロッパでも、東南アジアでも「宝石漁り」が目撃されている。それも今みたいにクレジットカードが普及していない時代だ。だから、あいつは胴巻きに札束をパンパンにねじ込んで買い漁っていたというんだ。
原田 本当に金に汚いやつだったな。1974年(昭和49年)には、京都府知事選に絡んだ「2000万円の菓子折り事件」! 92年にも、佐川急便から「6億円の献金疑惑」!
青木 みな、問題が起きるたびにウンザリだった。支持者が、どれだけ苦しめられたか!
杉山 それだけじゃない。あいつには、中国の養鶏場をめぐる不透明極まる疑惑まである。
青木 そういえば、あいつのバカげた回顧録≠ノは鶏小屋建設の応援を中国に提案した。元自民党幹事長の協力もあって、三井鉱山が12万羽の養鶏場を寄付した。金額で3億5000万円くらいだった≠ニあったな。
杉山 ところが、だ。元党幹部の証言等によると、この元自民党幹事長が竹入に協力した様子はないというんだな。
 むしろ、しょっちゅう中国に行きたがる竹入について、当時の公明党幹部に竹入の中国詣でも結構だが、鶏とか、古トラックとか、いかがわしい話がある≠ニ忠告していたというんだ。
青木 まったく不可解千万だな!

佐藤 もともと、この養鶏場の建設計画は一度、ダメになった経緯がある。
 竹入が養鶏場の建設資金を、何と党の会計から出そうとして、党の猛反対を受けたんだ。
秋谷 当然のことだ。
 日本の政党が海外支援をすることについて法的な疑義もあるし、「政府援助でやるべきだ」と党の皆が反対した。それなのに、いつの間にか養鶏場ができあがっていた。
原田 事実を知った党幹部が竹入に詰め寄ると、あいつは慌てふためいて説明する必要はない≠フ一点張り。絶対に真相を話そうとしなかったそうだ。
杉山 何でも、その養鶏場には、竹入の碑まで立っているそうじゃないか。
青木 まるで「ムネオハウス」もどきじゃないか(笑)。
佐藤 そのことについても党幹部が竹入を詰問した。すると誰にも言うな≠ニ必死に口止めしたというんだ。
青木 あんなに自己宣伝ばかりやっていたくせに、それまた不可解極まる話だ。よっぽどバレると都合の悪い「裏の事情」があったんだな!
佐藤 その後も、党の議員や職員が訪中するたびに、現地では竹入が養鶏場を作った、作った≠ニ、さんざん聞かされた。
杉山 ところが回顧録には三井鉱山が寄付≠ネんて書いている。この食い違いは、いったい何だ!
青木 何が真相なのか。改めて徹底して調査するべきだ。場合によっては、三井鉱山の関係者に事情を聞いたっていいじゃないか。
原田 その通りだ。後世のために、真相を徹底的に暴き切るべきだ。

秋谷 とにかく、竹入みたいなやつが出たのも、支持者が何も言えず、何の声も上げられないようにし、支持者の知らないところで勝手放題をやっていたからだ。
 あのままだったら、支持団体も支持者も、完全に議員に使われ、私物化されるだけだった。
 事実上、議員に乗っ取られていたはずだ。
原田 ふざけるな! 支持者は議員の奴隷じゃないぞ!
青木 だからこそ、支持者が徹底的に監視し、手厳しく声をあげていかなくてはならない。
 特に問題は国会議員だ。国会議員には、いくら厳しく言っても、厳しすぎるということはない。「権力の魔性」に食い破られる隙を与えてはならない。それが本当の「慈悲」だ。
佐藤 公明党も与党になって4年だ。これからは、ますます手厳しく、鋭く、詳細に、監視していくべきだ。学会と党の連絡協議会もある。これから我々は、これまで以上に、言うべきことを、ハッキリ言っていく。
青木 創価学会は仏意仏勅の「広宣流布」の団体として、民衆の幸福と世界の平和を目指すのが、根本の使命だ。当然、公明党のためにあるんじゃない。
秋谷 その通りだ。学会と党は違うんだ。学会の方針は「人物本位」だし、誰を支援する、支援しないを決めるのは学会の自由だ。
 これからは、さらに新時代にふさわしい在り方を作っていこうじゃないか。
原田 まったく、その通りだ。もう議員に騙されるのは真っ平だ。竹入みたいな下劣、堕落、不知恩の議員がいたら、我々は絶対に容赦しない。もちろん応援もしない。徹底して叩き出す!

(2003.5.8. 聖教新聞)

 

<4>
出席者:秋谷会長、青木副理事長、原田副理事長、佐藤総合青年部長、杉山男子部長

青木 ところで、あの極悪ペテン師の山崎正友のやつは「裁判漬け」で、のたうち回っているようだな(笑)。
杉山 何しろ十数件も裁判を抱えて、月に何回も裁判所に通っているという話だ。
佐藤 それも薄汚い、ヨレヨレの服装で、亡霊のようにウロチョロしている(笑)。
原田 あいつは以前にも、凶悪な恐喝事件を起こして「懲役3年」の実刑判決を受けている。そのうえ今、70近くにもなって、あっちこっちで裁判沙汰だ。
青木 まさに「訴訟地獄」。「瀕死のペテン師」といったところだな(大笑)。
秋谷 その裁判にしたって、山崎が自分で訴えたものが大半なんだろう? こういうのを「自縄自縛」というんだ(大笑)。

原田 話を聞くと、山崎の法廷での態度も相当、いい加減だというな。
佐藤 そのようです。何しろ、山崎が出す書面は間違いだらけ。日付やら、番号やら、裁判の基本的なことが穴だらけという話だ。
杉山 相手側の弁護士が間違いを指摘して、それを確認する。それだけで、裁判の事件のほとんどが費やされているようだ。
佐藤 最近では体調が悪いので裁判の日取りを延ばしてくれ≠ネんて泣き言を言っていたらしい(笑)。御書に「師子をほうれば腸(はらわた)くさる」と仰せの通りだ。
青木 裁判所も大迷惑だ(大笑)。
杉山 裁判を傍聴した人も言っていた。
 「山崎が提出した書類の間違いが指摘されるたびに、みな『またか』と嫌な顔をしている」と、呆れていた(笑)。
佐藤 相手側の弁護士からも書類の食い違いを確認するだけでウンザリだ∞書面を出すなら念を入れて確認するように≠ニ厳しく指摘されている。
原田 だいたい裁判で証拠をきちんと揃えるなんて、基本中の基本じゃないか。
佐藤 当然だ。弁護士も「証拠というのは、裁判で一番、重要なものだ。それを、ちゃんと準備するなんていうのは、裁判のイロハのイだ」と怒り、呆れていた。
青木 山崎というやつは、本当に弁護士だったのか?(爆笑)

杉山 だいたい山崎が抱えている訴訟というのは全部、弁護士を立てない「本人訴訟」だ。
 だから何もかも、自分で、やらなくちゃいけない。
佐藤 ある裁判の法廷では、書類がメチャクチャであると指摘された揚げ句にほかに10件以上も裁判を抱えているものなので≠ネんて言い訳していた。
杉山 すると相手側の弁護士がそれは、そっちで訴えた裁判だ。そんなの、理由にならない≠ニ一喝(笑)。
 山崎のやつ、一言も言い返せなかったようだ(大笑)。
青木 自分が訴えた裁判で「立ち往生」か(笑)。本当に、しょうがないやつだな!
杉山 鋭く指摘されると人に書類の準備を手伝ってもらっているんで≠ネどと醜い言い逃れをしていたこともあった。
青木 まあ誰がやっているにしても、日付なんか間違うようじゃ、よっぽど無能なやつなんだな(大笑)。

杉山 その一方で山崎は「体を壊した」だの「入院するかもしれない」だの泣き言を並べて、裁判長の同情を引こうと必死になっている。
 そういう話も入ってきた。
原田 これまた、あいつの「いつもの手口」「いつものサル芝居」だ(爆笑)。
佐藤 あの「不倫事件」の裁判でも、そうだった。
 「訴訟で私の心は大層傷つきました」だの「心底納得がいかない」だの(笑)。
 裁判の争点とは何の関係もない「泣き言」ばっかり並べて騒いでいた(大笑)。
青木 何が「大層傷つきました」だ!
 不倫事件で、一組の夫婦をズタズタに傷つけたのは、お前じゃないか!
杉山 当然ながら、そんなサル芝居が裁判で通用するわけがない。
 この不倫事件で山崎は、1審の大分地裁でも、2審の福岡高裁でも、厳しく断罪。
 結局、山崎への「300万円の損害賠償」の支払い命令が最高裁で確定している。
秋谷 あいつの下らない芝居なんか、裁判官には全然、通用しない証拠だ。
 なのに、また同じ芝居を踊る(笑)。
佐藤 売れない「ドサ回り」同然だ(大笑)。

(2003.5.9. 聖教新聞)

 

<5>
出席者:秋谷会長、青木副理事長、原田副理事長、佐藤総合青年部長、杉山男子部長

青木 それにしても、なんで山崎正友の裁判というのは「本人訴訟」ばっかりなんだ?
 書類はメチャクチャ。おかげで裁判が全然、進まない。裁判所に迷惑をかけてばっかりじゃないか。
佐藤 山崎が弁護士を立てないのは「辻褄が合わなくなってボロが出る」からだ(笑)。
 弁護士を依頼すると、その弁護士に、洗いざらい真実を話さないといけない。すると、その段階でウソの辻褄が合わなくなって、ボロが出る――だから弁護士を雇えない(笑)。
秋谷 「弁護士も頼めない大ウソつき」というわけだ(爆笑)。
原田 それでなくとも、あいつは刑事裁判で50回以上もウソつき≠ニ裁判長から断罪された「裁判所公認の大ウソつき」だからな(笑)。

佐藤 おまけに山崎は、裁判所や裁判官をバカにしきっている。
杉山 自分の本の中でも、自分の悪事を棚に上げて、裁判官を罵倒している。
 「裁判所というのは、とりわけ保守的なところ」「世の中の変事にも、ともすれば取り残され勝ち」「裁判官も、しょせん国家公務員であり、サラリーマン」「巨大な力には、とにかく弱い」なんて、そりゃあもう、さんざん罵倒し抜いている。
原田 恐喝事件を起こして、懲役3年の実刑判決を下されたのが、悔しくて悔しくて仕方ないんだな(笑)。
秋谷 裁判官どころじゃない。山崎は、そもそも法律や裁判そのものを舐めきっている。
原田 まったくだ。何しろ、あくどい「偽証」も何のその、という悪党だからな。
青木 御聖訓にも「此(こ)の大妄語(だいもうご)は提婆(だいば)の欺誑罪(ぎおうざい)にも過(す)ぎ」と断罪されている。まさに、あいつのことだよ。
佐藤 山崎の仲間だった正信会の浜中和道も、克明に証言している。
 かつて山崎が正信会をけしかけて裁判を起こさせた時のことだ。山崎は、こう言い放っていた。
 いざとなったらオレが、何でも証言してやるよ。それでもダメだったら、裁判官を買収しちゃえばいいんだ≠ニ真面目な顔で言っていた。
青木 「裁判官を買収すればいい」――どれだけ山崎が犯罪行為など何とも思っていないか。その一言だけでも、よく分かる。
原田 こんな男に、まともな順法精神や法律感覚なんか、あるわけがないな。
杉山 しかも最近の裁判では、何を狂ったか「恐喝事件は、なかった」なんて言い出したようだ。
青木 バカバカしい!
 恐喝で「懲役3年」の実刑判決を受けたのは、誰だ? 刑務所に行った男は、どこのどいつだ?
佐藤 そこまで抜け抜けと言い放っているんだ。
 自分が断罪された時の様子を、もう一度、思い出させてやろうじゃないか(笑)。

杉山 東京地裁で判決が下ったのは、昭和60年3月26日。
 その模様は、読売、朝日、毎日の3大紙をはじめ、新聞各紙が、その日の夕刊で大々的に報じている。
佐藤 朝日新聞には「山崎、険しい表情」との見出しで、こう書かれていた。
 「午前十時すぎ。開廷と同時に吉丸裁判長が主文を早口で言い渡した。『懲役三年に処する』。『わかりましたか』と問いかけられた山崎は、小さな声で『はい』とだけ答えた」
 「けわしい表情で被告人席に戻ると、正面の壁の上方をぶ然とした顔で見つめたまま、理由の朗読に聴き入った。ももの上に組んだ両手の親指を、時々いら立たしそうにこすり合わせた」
とある。
原田 判決の場面が目に浮かぶな!
杉山 その後、昭和63年の東京高裁、平成3年の最高裁と、すべて東京地裁判決を支持し、懲役3年の判決が確定したんだ。
青木 全部、明確だ。どこを、どうゴマかせば「恐喝事件は、なかった」なんていう戯言が出てくるんだ?(笑)
佐藤 だいたい山崎は、もう10年も前からあれは冤罪だから再審を請求する∞再審請求を鋭意、準備中だ≠ネんて、さんざん宣伝してきた。
 今まで何度、聞いたか分からない。
 ところが「再審請求」なんて、何年たっても影も形も出てこない(笑)。
青木 いい年をして「オオカミ少年」か(笑)。
原田 いや「オオカミじじい」だ(爆笑)。
秋谷 結局、あの男は裁判なんて「道具」としか思っちゃいないんだ。
 狙いは「裁判で騒ぎを起こすこと」。それで週刊誌を焚きつけて騒ぐ。儲ける。それだけだ。
青木 あいつは昔、週刊誌で荒稼ぎしたころの夢が、いまだに忘れられないんだよ。
 恐喝事件を起こして刑務所に入り、週刊誌からも忘れられ、全く相手にされなくなった今も、昔の夢にしがみついている。
原田 まあ、落ちぶれ果てて、地獄をはいずり回っているようなものだ(大笑)。
青木 まったくもって「ご苦労、ご苦労」だ(爆笑)。

(2003.5.10. 聖教新聞)

 

<6>
出席者:秋谷会長、青木副理事長、原田副理事長、佐藤総合青年部長、杉山男子部長

佐藤 極悪ペテン師の山崎正友が今、必死になって取り入っている坊主がいる。
原田 大石寺の理境坊にいる小川只道だな。私のところにも、そういう情報が宗内から入っている。
青木 ああ、とにかく人相が悪くて、坊主からも「野獣」と陰口を叩かれている坊主だな(笑)。
杉山 まったく、ひどい如是相(にょぜそう)だよ。止観(しかん)に「此(こ)れ即(すなわ)ち法滅(ほうめつ)の妖怪(ようかい)なり亦(また)是(こ)れ時代の妖怪なり」と破折(はしゃく)されている通りの連中だ。
原田 それに小川といえば日顕の「腰巾着」で有名だ。日顕の豪遊にも何度となく付き従っては威張り散らし、宗内の誰からも嫌われ抜いているやつだ。
秋谷 あいつは学会出身でありながら、大恩ある学会を卑しく裏切った。
 もともと日達法主の運転手をやっていた男だが、日顕に取り入って「飼い犬」同然になり、ズル賢く立ち回ってトントン拍子。「大石寺の執事」に成り上がった。
青木 出世のためなら何でもやる。どんな汚い仕事も平気の平左だ。クズ揃いの坊主連中のなかでも、とびぬけたズルだ、あいつは。
原田 実際、最近の日顕の重用ぶりは、尋常じゃない。最近の日顕は小川の言うことだけは聞く≠ニ評判じゃないか。
佐藤 小川のやつも、それをカサに着ている。オレが日顕の第一の側近≠ニばかりに、いよいよ増長しきっている。
杉山 なにしろ小川が汚れ仕事をやればやるほど、日顕は喜ぶ。小川のいる大石寺の理境坊も、汚れ仕事専門の「無法者一派の巣窟」だ(笑)。
青木 御書には「出家(しゅっけ)の処(ところ)に一切(いっさい)の悪人を摂(せつ)す」と仰せだ。まさに、その通りの狂態だ。

佐藤 他の寺の法華講からも「選挙になると騒ぎ出すわ、夜中にデマビラを撒くわ。こっちまで同類に思われる」と忌み嫌っている(笑)。
 先日も、この一派は違法ビラで断罪されたばっかりだ。
杉山 その通り。ことし2月26日、東京地裁は、デマビラを作った檀徒と、一派の親玉、それに日顕宗に対して、賠償金100万円を厳しく言い渡した。
原田 あのビラ事件は一昨年5月――東京都議選、参院選の直前だった。この一派が東京都内で、学会を中傷するデマビラを大量にバラまいたんだっけな。
杉山 小川は、このデマビラ一派の「指導教師」だ。何を指導≠オているんだか知らないが(大笑)、当然、小川の責任は重大だ。
佐藤 あの山崎正友も、このデマビラ一派とグルだ。
杉山 それにビラを作って断罪された檀徒は、山崎の「下人」も同然の「使いっ走り」だ。
青木 恐喝事件を起こし、不倫事件を起こし、裁判所から断罪されたペテン師まで一味なのか(笑)。
秋谷 その一事だけで、この一派の程度が知れる(大笑)。

杉山 山崎のやつは昨年も、この一派の集まりで小川は、私のような曲者(くせもの)でも信伏随従(しんぷくずいじゅう)申し上げることのできる御方≠ネんて、さんざん持ち上げていた(笑)。
佐藤 今年に入っても山崎は、この一派の印刷物に、こんなことを書いていた。
 日顕と小川の指導のもと、皆様が一糸乱れず戦い続けられていることを励みに、私も信心を奮い起こしていきたい≠ネんて歯の浮くようなセリフを並べていた(笑)。
原田 バカバカしい。あの一派が「一糸乱れず」やっているのは、デマビラだの、謀略だの、チンピラ以下の無法行為ばっかりじゃないか(笑)。
青木 だいたい何が「信心を奮い起こす」だ?
 山崎が奮い起こすのは「我欲」「金欲」「情欲」「ペテン欲」「詐欺欲」だろ(爆笑)。
原田 ゴマスリに躍起だな。
 山崎の狙いは決まっている。そうやって下手に出て小川に取り入り、小川を通じて、日顕を手玉に取ろうという魂胆だ。
青木 その通りだな。あの第1次宗門事件の時も山崎は、日達法主に近かった浜中和道に取り入って、さんざん利用していたじゃないか。
杉山 当時も山崎は、周りに浜中は日達の「お耳役」だから≠ニ吹き込んでいたようだ。
原田 つまり「浜中を利用して日達法主を情報操作しよう、操ろう」という魂胆だったわけだ。
佐藤 事実、山崎は浜中を使って、自分に都合のいい伝聞やら、怪文書やらを日達法主に届けさせた。
 そうやって法主を操っては「オレは『玉』を手にした」と大喜びだった。
青木 山崎の狙いは、今度も同じだ。日顕の側にいる小川を使って、日顕を手玉に取ろうという寸法だ。見え透いている(大笑)。
秋谷 それこそ、あの提婆達多(だいばだった)が未生怨(みしょうおん)の阿闍世王(あじゃせおう)に取り入って、悪逆を増長させた手口じゃないか。
原田 それにしても日顕もナメなれたものだな。だいたい山崎が、どれだけ日顕をバカにし抜いてきたか。
 宗内の誰一人として、知らない者はない。
青木 まったくだ。日顕が法主になった直後からあいつはニセ法主だ≠ニ一番、嘲笑っていたのは山崎じゃないか(笑)。
杉山 山崎は週刊誌でも日顕のことを「宗内で一、二を争う遊とう児」「独裁者」「まことに信仰心のうすい、功利主義の権化」「およそ法主にふさわしくない野心家」「乱れた生活」「ゼニゲバ」等々、さんざん、こき下ろしていた(大笑)。
原田 そんな男が「ヤナギの下にドジョウが2匹」とばかり、またぞろ小川を使って日顕を操ろうと企んでいるわけだ。

佐藤 もっとも関係者の話では、小川のやつも山崎には、いい加減ウンザリしているようだ。
杉山 そのようだ。山崎が小川に自分の本を売りつけた時も、小川は、こうボヤいていた。
 誰も読まない本を何千部も売りつけられた≠ニ文句タラタラだったという話だ(笑)。
青木 山崎は、陰で小川が、そんなことを言っているのを知っているのかね?
秋谷 まあ、これまたキツネとタヌキの化かし合いだ(大笑)。

(2003.5.12. 聖教新聞)

 

<7>
出席者:秋谷会長、青木副理事長、原田副理事長、佐藤総合青年部長、杉山男子部長

原田 日顕宗の無法者集団の親玉である小川只道(大石寺・理境坊)が、陰でペテン師の山崎正友をバカにしているという話が出た。
佐藤 その一方で「山崎と小川はグルだ。利用しあっている。二人三脚で日顕を手玉に取ろうと企んでいる」という見方もある。

杉山 確かに、山崎と小川の結託は根が深い。
 山崎は凶悪な3億円恐喝事件を起こして「懲役3年」の実刑判決を受けた。
 その後、刑務所から出てきたあとに、真っ先に飛びついたのも小川のところだ。
佐藤 平成7年2月には、小川が監修者になっている日顕宗の機関紙に「私が御相承≠拝信するに至るまで」なんていう記事まで、抜け抜けと載せていた(大笑)。
杉山 それに小川は、山崎の再婚の仲人役まで務めている。
青木 へぇー、そうだったのか!
佐藤 山崎みたいな「女狂い」の仲人をやってやろうなんていう物好きな坊主は、そうそう、いるものじゃない。
 何しろ、山崎というのは不倫相手の夫から訴えられて、最高裁で「300万円の賠償命令」が確定したほどのやつだ。
杉山 しかも驚くことに山崎のやつは、この女性と関係していた時期に、自分の仲間だった正信会の坊主の女房とも、平然と関係を持っていた。
佐藤 それが今の女房だよ(爆笑)。
原田 同じ時期に二人と不倫関係か。おぞましいやつだ!
杉山 いや、その裁判では、山崎は他にも「20代のモデルの女性」とか「短大生」とも付き合っていたなんて白状していたほどだ(爆笑)。

佐藤 そのほかにも山崎のやつは、小川や小川の手下と組んで、さんざん悪事を働いてきた。
杉山 山崎は平成6年11月、脱会者やら檀徒やらをかき集めて被害者の会≠ニやらを作った。
 その設立準備の会合があったのも、小川のいる理境坊だ。
佐藤 この被害者の会≠ニいうのは、関係者が、恐喝やら監禁やら詐欺やら、悪党だらけで有名になった団体だ。
青木 ああ、みながあれは加害者の会だ≠チて嘲笑っていたな(笑)。
佐藤 それに、その同じ月、身延派の坊主が大石寺に行った。
 身延派の坊主によれば、この訪問は「内事部の理事から応諾の電話」があって実現したというんだ。この「理事」というのも小川だ。
秋谷 謗法与同の大謗法の「元凶」も小川だったわけだ。
青木 まったく、とんだ「理事」がいたもんだよ(笑)。
佐藤 これも実は、裏に山崎がいたんだ。
杉山 その証拠に、身延の坊主は、こうも白状していた。
 大石寺の小川から、山崎を「日顕直の人だ」と紹介された≠ニハッキリ言っている。
青木 重大な証言だ。日顕と山崎は、完全につながっている。その動かぬ証拠だ。

杉山 それに前回、デマビラ事件の話が出たが、この小川の一派の選挙がらみの事件は、ビラだけじゃない。一昨年の参院選では、この一派が何と泡沫候補を2人も立てた。
原田 これも選挙を悪用して学会を攻撃するためにやったことだ。
佐藤 実際、この候補は、悪質なデマビラ配布で刑事告発された。
 選挙管理委員会から交付される「証紙」を、もう一人の候補から横流し。それを自分のビラに貼って、平然とバラまいていた疑いだ。
杉山 誰が見たって、完全な選挙違反だ。
 証紙を渡したほうの候補は「証紙譲渡禁止違反罪」。もらったほうの候補は「公記号不正使用罪」。
 それに他人の証紙を貼ったビラは公職選挙法の「文書頒布違反罪」にあたる。
佐藤 しかも、その候補は小川に許可をもらい、出馬することを決意した≠ネんて、全国の末寺に支持依頼の挨拶文を送っていたんだ。
原田 坊主の許可を得て出馬。これこそ、連中のいう「政教一致」じゃないか(大笑)。
杉山 しかも、この泡沫候補を応援しろ≠ニ日顕本人が宗内に檄を飛ばしたことも分かっている。
佐藤 そのほかに実は、こういう証言がある。
 候補者に決まった人物を「面接」したのは、実は山崎だった
 山崎は、事細かな指示を与え、出馬の記者会見の原稿も、山崎が手直しして送ってきた≠ニいうんだな。
青木 何だ、日顕と山崎の「丸抱え」じゃないか。舞台裏が「丸見え」じゃないか(笑)。
佐藤 ところが、この謀略も大失敗(笑)。
 この一派の得票数は、2人あわせて、たったの1万6000票。
 泡沫も泡沫、まさに「箸にも棒にも引っかからない」大惨敗だった(大笑)。
杉山 日顕まで応援しろ≠ニハッパをかけたのに、大石寺の地元ですら、わずか432票(笑)。
佐藤 山崎と小川に乗せられた日顕のメンツも丸つぶれだ(大笑)。
秋谷 結局、山崎が小川と組んでやったことは全部が全部、大失敗。日顕に恥をかかせただけだ(爆笑)。

青木 ともかく山崎は小川を使って日顕を手玉に取る。小川は山崎を飼うことで日顕に、いい格好を見せる。
 結局、二人三脚で日顕を手玉に取ろうというわけだな。
原田 それでも山崎のやつは小川なんか、腹の中ではバカにしきっているんだろうよ。
杉山 何しろ小川といえば、学会の男子部時代、教学試験に2回、落ちた。それで「身代わり受験」してもらっていた、と噂されるほどのバカだからな(笑)。
青木 そんな無能なやつが「大石寺執事」とかいって、威張り腐って日顕の近くにいる。
秋谷 山崎からすれば、こんな使い勝手のいい「道具」はない(笑)。
原田 どっちにしても今や日顕のやつは、山崎にも操られ、小川にも操られている。「いい笑いもの」だ(大笑)。
杉山 御聖訓には「魔心(ましん)・愚心(ぐしん)出来(しゅったい)す」と仰せだ。今の日顕そのものだよ。
佐藤 「悩乱(のうらん)する者は頭七分(しちぶん)に破れ」と説かれている通りだ。惨めな天魔の末路じゃないか。
秋谷 これこそ仏罰だ。

(2003.5.13. 聖教新聞)

 

<8>
出席者:秋谷会長、青木副理事長、原田副理事長、佐藤総合青年部長、杉山男子部長

青木 それにしても、あの捏造雑誌の『週刊新潮』! 相変わらず社会的問題ばっかり起こしているな。
佐藤 とにかく、あっちでもケンカ、こっちでもケンカ(笑)。
 新潮社相手の訴訟も、平成9年から今年までの7年間――それも東京地裁の数だけでも、何と69件にものぼる。
 しかも、今年に入ってからの数は、分かっているだけで8件だ。
原田 そんなに訴えられているのか!
青木 分かっているだけでも8件だ。全部、合わせたら、仰天するほど訴えられているんじゃないのか?
杉山 先月も「朝日新聞」が、5000万円の損害賠償と謝罪広告を求めて新潮社を訴えた。
 1月には「読売新聞」が、謝罪広告の掲載と1億円の損害賠償を求めて訴えている。
佐藤 読売も朝日も『週刊新潮』の記事は事実無根だ≠ニ怒り心頭のようだ。
青木 そのうえ、訴えられた裁判でも新潮社は負け続きだ(笑)。
杉山 熊本県の医療法人をめぐるデマ記事では、昨年12月に『週刊新潮』に990万円の賠償命令。先日も『フォーカス』に1320万円の賠償命令。
 どっちも「日本の裁判史上、最高レベルの損害賠償額」で断罪されて有名になった。
佐藤 訴訟沙汰だけじゃない。
 『週刊新潮』に連載していたベストセラー小説に盗作≠ェあった事件も発覚。「絶版」「回収」処分になった。
青木 「文芸」が柱のはずの出版社が、みっともない限りだな(爆笑)。
秋谷 1年以上も連載されていたのに、編集部の誰も気づかなかった。編集部全体の良識が問われる事件だ。

杉山 とにかく『週刊新潮』の記事といえば、ウソに捏造、デッチ上げ。惨敗続きの訴訟沙汰。無能、低劣、下劣の編集部。
 今や同業者≠フはずのマスコミまで敵に回して、雑誌どころか文庫本の売り上げまで低迷しているという話だ。
佐藤 最近、共同通信社の記事も『週刊新潮』について、こう分析していた。
 タイトルだけ見ても何やらドロドロと嫌らしい
 芸能人や政治家などの過去の古傷をえぐるような意地悪な企画に「拒絶反応」をしめす女性読者が多い
等と酷評していた。
秋谷 それも当然だろう。さんざん人権を踏みにじり、庶民を嘲笑い、弱者を小バカにし、それを売り物にしているような異常な雑誌が、大衆の心をつかめるわけがない。
 大衆は「愚にして賢」だ。必ず社会からも、読者からも見捨てられていく。
青木 それが新潮には、全然、分からない(笑)。業績が悪化するのも道理だな。

原田 そういえば「苦しまぎれ」か「悔しまぎれ」か知らないが、『週刊新潮』が最近、またぞろ学会のことを書いていたようじゃないか。
佐藤 ああ、5月15日号に「『日蓮』というDNAを捨てた『創価学会』の悲劇」とかいう、トンチンカンな寄稿を載せていた(笑)。
杉山 ところが例によって例のごとく、派手なのは「見出し」だけ。とにかく意味不明で、何が言いたいのやらサッパリ分からない(大笑)。
青木 みな、そう言っているな。
原田 だいたい、何だ「DNA」って? DNAというのは「遺伝子」のことだろう。
青木 私も東京大学の工学部時代に化学を学んだが、だいたいDNAは「捨てられるもの」なんかじゃないぞ(大笑)。
佐藤 結局、宗教の何たるかも全然、分かっていない。うわっ面だけ、格好だけの言葉を使って、何か意味ありげに見せる――「薄っぺら」の証拠だよ(大笑)。
杉山 「デマ」というDNAに染まった『週刊新潮』の愚劣≠ニでも出したほうが、よっぽど売れるんじゃないのか(爆笑)。
原田 まったくバカバカしい(笑)。
 見当はずれの「八つ当たり」で、こんなチンチクリンな見出しをデカデカと載せて喜んでいるんだから『週刊新潮』も、いよいよ断末魔だな(大笑)。

佐藤 だいたい、今回、寄稿した宗教学者というのは、あの「地下鉄サリン事件」を起こしたオウム真理教の「御用学者」とまで言われていた男だ。
杉山 それで結局、大学教授の地位まで失っている。
佐藤 当時、大学側は「オウム寄りととられる発言を繰り返して、大学の名誉を傷つけた。発言を慎むよう何度も注意したが、聞き入れられなかった」と明言。
 あえて処分を断行したほどだ。
杉山 だから当時は、各週刊誌もギャーギャー騒いで、格好の槍玉にあげていた。
佐藤 いちばん彼を袋だたきにしていたのは『週刊新潮』だよ(爆笑)。
杉山 その通りだ。オウムと疑われた「元教授」離婚寸前=i99年5月6・13日号)という記事まで出して、嘲笑っていた。
佐藤 その記事では、こう書き殴っている。
 オウム真理教との関係がスポーツ紙やテレビで大報道され、助教授から教授に昇格したばかりなのに、大学から自宅謹慎を命ぜられ、辞職したのは周知の通り
 家庭を崩壊させたレッテルは剥がれそうもない≠ネんて、さんざん攻撃していた。
青木 よりによって『週刊新潮』は、さんざん自分が叩いた学者を、鳴り物入りで引っ張り出してきたのか(笑)。
原田 もう『週刊新潮』には、原稿を依頼できる、まともな学者も、書いてくれる学者もいないということだ(大笑)。
佐藤 そのうち、恐喝事件を起こした「極悪ペテン師」の山崎正友や「ハレンチ坊主」の日顕あたりまで登場させるんじゃないのか(大笑)。

青木 それにしても『週刊新潮』は、こんな恥の上塗りをする前に、やることがあるだろう(笑)。
佐藤 その通りです。
 『週刊新潮』は北新宿で学会が地上げ♂]々のデマ記事で学会に謝罪したが、この連中が垂れ流したデマ記事は、そんなものじゃない。
杉山 あの「狂言訴訟」しかり「白山さん事件」しかり「東村山デマ事件」しかり。
 全部、裁判でデマだと断罪されている。当然、これらのデマ記事についても『週刊新潮』は学会に謝罪するべきだ。
原田 学会にだけじゃない。何よりも、卑劣なデマで苦しめられた被害者に謝罪しろ!
 デッチ上げのデマ記事で騙しに騙した、読者に謝罪しろ!
青木 まあ、そんな良識が一片でもあれば、そもそも、こんなに負けっぱなしの裁判沙汰なんか起こすわけもないな(大笑)。
原田 まったく反省のかけらもないクズどもだ。またぞろ「妬み」と「逆恨み」で、下らない記事を書き殴るだけだよ、あの連中は。
青木 しょうがないよ、それしか能がないんだから(大笑)。
佐藤 まったく「バカに付ける薬はない」というところだな(爆笑)。

(2003.5.14. 聖教新聞)

 

<9>
出席者:秋谷会長、青木副理事長、原田副理事長、佐藤総合青年部長、杉山男子部長

原田 ところで今まで悪逆非道の議員を糾弾してきたが、東京の大田区や品川区の人たちから「竜の悪事の追及が手ぬるい!」という声が殺到している。
青木 あいつには、皆が本当に嫌な思いをしたからな! 誰もが大迷惑を受けた。
 特に地元だった品川、大田の人たちは、今も怒り心頭だ。
杉山 竜については最近、あの男の悪事を知る公明党の議員OBや草創の先輩も、続々と怒りの声を上げている。
原田 「公明新聞」にも、『第三文明』にも、竜を糾弾する座談会が出ていたな。
青木 あの男は「権力の権化」「党の私物化」「金狂い」「女狂い」「嫉妬」「不知恩」――どれをとっても極悪議員の見本中の見本だ。
秋谷 そもそも戸田先生は、竜なんか、全然、信用されていなかった。
 竜と藤原は、いつか必ず敵対する∞竜には気をつけろ。絶対に撹乱(かくらん)するぞ≠ニ、幾度となく、厳しく、おっしゃっておられた。
青木 側近にあんなやつは絶対に偉くしちゃいけない≠ニ言われていたとも、伺っている。
秋谷 竜と藤原は、絶対に信用するな。必ず退転して、狂った人生をたどる≠ニ、最後まで厳しく見ておられた。
 これは、何人もの、当時の青年部首脳が知っていることだ。
青木 それでも、なお池田先生が最大に守ってくださったんだ。そういうやつだからこそ、何とか正道を歩ませてあげたいとの慈悲で、守ってくださったんじゃないか。

佐藤 どの草創の先輩に話を聞いても「とにかく竜という男は野心家で、私利私欲の塊で、学会を利用して偉くなろうという下劣な考えだけだった」と吐き捨てている。
杉山 実際、昔の「聖教新聞」の記事を調べても、竜といえばオレが、あーした、こーした≠ニいう下らない自慢話ばっかりだ(笑)。
原田 あいつの気違いじみた傲慢不遜ぶりは、都議にさせてもらった後も、増長する一方だった。
 後輩候補の応援演説に来たって、応援はそっちのけ。下らない自分の自慢話をウダウダ話すだけ。
 だから行く先々で顰蹙(ひんしゅく)を買い、支持者の激怒を買っていた。
青木 あんまり、ひどいもんだから「お前なんか選挙の邪魔だ!」と、選挙カーから引きずり降ろされたこともあった(大笑)。

佐藤 品川の人たちも「遊説の手伝いをしたが、まるで自分の家来同然の扱いだった。あの傲慢さ。あの下劣さ。こんなにひどい人間がいるのか、と腹が立って仕方がなかった」と怒っていた。
杉山 こういう証言もある。
 「都議を辞める時、後任者の演説会にノコノコやってきた竜が何と言ったか。『オレは次の選挙に出るやつは、どこの馬の骨かも知らない』と悪態をつき、喚き散らしたんだ。人間として恩を少しでも知るならば、絶対にできないことだ」と激怒していた。
佐藤 当然だ。だいたい「どこの馬の骨かも知らない」とは何だ。正体不明のお前のことじゃないか!
秋谷 そういう男だから、あの男が行くと「票が逃げる」。選挙に負ける(爆笑)。
青木 とにかく、あいつが入った選挙で、勝ったためしがない。党からも、支持者からも「疫病神」と忌み嫌われていたな(爆笑)。
佐藤 そのうえ異常極まる「権力の権化」だ。都議を引退する前には、何と品川区の区長になろうと企んでいた。
原田 当然、誰からも、どこからも、全然、相手にされなかった。立候補すらできなかった(大笑)。
青木 当たり前だ。あんな無学の権力の亡者が区長になんて、なれるものか!
 思い上がってギャーギャー騒ぎ回っていたのは、あいつ一人だけだった(爆笑)。

佐藤 それだけじゃない。あいつは議員を辞めた時も、未練がましくオレが選挙に出なくても、投票用紙に竜と書く人間が、たくさん出る≠ネんて捨てゼリフを吐いていた(笑)。
原田 ところが「竜」なんて書かれた投票用紙なんか、ただの一枚も出なかった(爆笑)。
青木 まったくバカバカしい限りだ(大笑)。
 異常極まる「権力の亡者」「自己顕示欲の権化」――それが、竜というやつの正体だ。
佐藤 『第三文明』にも出ていたが、だいたい、あいつは素性が全然、分からない。九州出身で、小学校卒という以外、過去のことは、何も分からない。
杉山 誰が聞いても、必死に隠し通していた。何一つ、口にしようとしなかった。皆が不思議がっていた。
佐藤 戦後間もなく、竜を雇ってやっていた酒井義男さんも、こう証言している。
 とにかく得体の知れない男だった
 従業員だったときも、仕事は、いい加減。全然、働かないから、解雇せざるを得なかったほどだ≠ニ呆れ果てていた。
秋谷 そんな、仕事も、住む場所もないような男が、学会に救っていただいた。しかも都議にまでさせてもらったんだ。どれほど学会に大恩があるか。

原田 それが結局、国会議員になれなかった恨みで、退転、反逆していった。
 これは辻さん(最高指導会議員)をはじめ、竜をよく知る人の皆が皆、証言していることだ。
青木 あいつは都議になってから、ずっと国会議員のイスを狙っていた。
 北条会長の時には、あの藤原と一緒にオレたちを衆議院に出せ≠ニ学会本部に文句を言いに来たこともあった。
原田 ふざけるな! だいたい、そんなことは党が決めることじゃないか。
青木 当然、学会の首脳も、全員が反対した。「竜なんかを国会議員にしたら、何をしでかすか分からない」。そう猛反対した。
原田 今にして思えば、竜といい、藤原といい、あんな連中が国会議員にならなくて本当に良かった。
 万が一にもなっていたら、どれだけ立場を悪用し、威張り散らし、学会が食い物にされたか分からない。どれだけ学会員が利用され、いじめられたか分からない。
青木 ある政治評論家も「よくぞ先手を打って押さえた」と感嘆していたな。
秋谷 御書に「たまたま人間に来(きた)る時は名聞名利(みょうもんみょうり)の風はげしく」と仰せ通りの姿だった。「権力の魔性」に食い破られると、ここまで狂ってしまう――その何よりの見本だ。
 我々が公明党の国会議員に厳しく言うのも、竜みたいな「魔性の見本」に苦しんできたからこそだ。

(2003.5.19. 聖教新聞)

 

<10>
出席者:秋谷会長、青木副理事長、原田副理事長、佐藤総合青年部長、杉山男子部長

原田 極悪の元議員の竜といえば、あの「金狂い」「女狂い」は何だ!
 まったく異常そのものだった。
青木 その通りだ。支持者に土下座して謝罪しろ!
佐藤 自分でつくった財団の私物化にしたって、そうだ。あの財団は、東京都と委託契約を結んで、家畜の臓物を運搬するのが仕事だった。
杉山 ところが竜のやつは、日顕から1000万円もの金を恵んでもらって、その財団の小冊子に、まったく関係のない学会攻撃をやっていた。
原田 完全な違法行為じゃないか。東京都を欺き、都民を欺く悪辣な背信行為じゃないか。
青木 金のためなら、どんな汚れた悪事でも平気。そういう薄汚い畜生なんだよ、あいつは。

杉山 竜の金にまつわる話は、まだまだある。
 品川区の五反田駅近くのビルの建設に絡んで、商業組合と建設業者の間に入って、両方から1000万円ずつ謝礼を受け取ったという話もある。
原田 それだけ、あくどく金を儲けていながら、あんなケチもいなかったというな(笑)。
青木 上にどの字がつくケチだった(爆笑)。
 とにかく自腹は絶対に切らない。支持者や後輩、学会員に食事や酒をタカる。地元でも、いまだに有名だ。
佐藤 さんざん選挙で応援してもらった揚げ句に「タダメシ」「タダ酒」。卑しいやつだ!
原田 公明党の議員OBたちの話によると、あいつは事務所で昼飯を頼んでも、全部、経費で落としていた。盛りソバ一枚、絶対に自腹は切らなかったそうだ(笑)。
青木 公明党以外の議員や、都の職員の間でもあんな卑しい男はいない≠ニ皆が呆れ果てていたという話だな。

原田 「金の亡者」で「ドはずれたケチ」。そのうえ、あいつには、いつも、いかがわしい不倫の噂があった。
佐藤 都議時代も、結婚をちらつかせて、さんざん女性を弄んでいたのは有名だ。その女性が結婚してからも、未練タラタラで関係をもっていたというな。
原田 しかも、その女性が死んだときは、平然と葬儀委員長をやっていた。空恐ろしいほどの卑劣漢、下劣漢だ。
佐藤 しかし、悪事は必ずバレる。後から女性の日記が出てきて、竜のハレンチ極まる行状が全部、暴露された。宗教専門紙でも大々的に報道されて、薄汚い正体が完全にバレた。
杉山 あれで竜は下劣な「爆発男」として天下に赤っ恥をさらしたんだ(爆笑)。
佐藤 あいつの女狂いは「底なし」だ。その後にも、また別の愛人をつくった(笑)。結局、前の女房と別れた後、その女と一緒になったという話だ。
秋谷 退転、反逆する連中は、みな同じだ。
 とにかく金と女に卑しい。問題を起こす。皆に迷惑をかける。
 それで真面目な学会の世界にいられなくなる。
青木 まったくだ。不倫事件で断罪された山崎といい、とっかえひっかえ愛人をつくってきた竜といい、反逆した悪党どもは「欲ボケじじい」ばっかりだ(爆笑)。

原田 竜のやつは最近、どうしたんだ? 全然、姿が見えない。全くの消息不明じゃないか。
佐藤 『第三文明』には「脳いっ血か何かで倒れて、病院に担ぎこまれた」という話が出ていたな。
杉山 「もう2カ月近く入院している」「半身不随じゃないか」という声もあるそうだ。
佐藤 極悪の輩といえば、原島も糖尿病か何かで入院の繰り返し。
 ペテン師の山崎正友は体調が悪い≠ニやらで裁判を延期。
 竜の子分の桑原も死んだ。
杉山 そして竜も入院か(笑)。
青木 やつらはドス黒い嫉妬で学会を陥れようと、さんざん謀略を巡らしてきた。だが学会は、池田先生のもと、ますます興隆。正義の学会を陥れようとした連中のほうが、全滅してしまった。
 まさしく「正邪は厳然」だ。
原田 とにかく竜なんか、もう誰からも相手にされない。見向きもされない。学会からは「永久除名」。党からも「永久追放」。まったく惨めな、敗残、敗北の人生だ。
秋谷 「後世の戒め」のためにも、竜のような男は、絶対に許してはならない。徹底して糾弾し抜いていく。それが議員のためだ。公明党のためだ。
杉山 御聖訓にも「前車のくつがへすは後車のいましめぞかし」と仰せの通りだ。
佐藤 支持者の我々だけでなく、公明党こそが、こういう腐敗、堕落の議員を断固、責め抜いてもらいたい。
秋谷 それが党としての責任じゃないか。
青木 その通りだ。当然、我々も今まで以上に、一段と厳しく議員を監視していく。
 「自分は偉い」なんて思い上がって、威張り腐る議員は、もう懲り懲りだ。金輪際、真っ平御免だ!

(2003.5.20. 聖教新聞)